真也の家の別荘地、そこにメルトリリエと氷菓を連れてきた
そこには真也義父、千里がいた
千里「真也、お前、随分と立派になったじゃねぇか」
真也「そうかな?あ、義父さん、彼女たちが僕が言っていたメルと氷菓さんね」
氷菓はウキウキしながら周りを見回し、メルトリリエは溜息をついていた
千里「それで、お前等には一応、家の財閥所属になってもらう、あとは自由だ」
氷菓「ありがとうございま~す!!」
メル「あんた、師匠の事を知らないのか?元アイドルだぞ?」
千里「アイドル…? すまねぇ、俺はサブカルチャーには疎いんだ」
氷菓「そっか…良かった…」
氷菓は寂しげな表情を浮かべた
千里「お前さん、何があったんだ?」
氷菓「…私はね、昔は白雪 六華って名前でアイドルをやっていたんだ…でも大好きなフルートは吹けないし…あ、歌も好きだよ、もちろん…そんな時にあったのがメル君、メル君はお父さんと二人暮らしだったんだ、お母さんは女尊男卑の風潮でどこかに行っちゃったんだ…でも、メル君にフルートを教えてほしいって言ったから教えていたんだ、もちろん休日中にだけど、そんなある日、一旦スキャンダルにされかけたんだけど、メル君が来ちゃってね、『俺はこの人のフルートの弟子だ』って、それでなんとかなったんだ…あ、この時は感謝の気持ちだったよ?」
氷菓は自分の事を少しおちゃらけながら話していた
氷菓「でも、そんなある日マネージャーから仕事があるって言われてね、『お得意様だから失礼のないように』って…信じられる?あの事務所、枕営業もやっているんだよ? あ、私はもちろんしなかったよ?そしたらあいつらさ、私が麻薬をやっているなんてデマをマスコミに流したんだ…それで人気ガタ落ち、外に出ればハイエナのようなマスコミやパパラッチに追われる日々…それが嫌で外に出なくなったんだ…笑っちゃうよね?」
氷菓は自嘲しながら自分の過去を話した
それを聞いていた千里と真也はと言うと…
真也「義父さん…僕、久々にキレちゃったよ…」
千里「真也…お前もか…よし、明日が楽しみになったな…」
二人は完全にブチ切れていた
真也「あ、二人とも、今日は泊まっていきなよ、もう遅いし…あ、後で織斑先生に言っておかないと…あと部長さんにも…」
真也は頭を掻きながら部屋を出て行った
千里「面白いだろ?俺の自慢の息子だ」
氷菓「え?息子?娘じゃなくて?」
千里「アハハハハ!!こいつは傑作だ!!あいつはなぜか女よりに育っちまってるからなぁ、ま、気にしないでやってくれ」
この時、氷菓の驚愕の声が響いたのは言うまでもない
その翌日の事だった
氷菓が昔、所属していた事務所が潰れた
理由は簡単だ、スポンサーがいなくなったからだ
あるものは投資を辞め、あるものは警察沙汰になっていた
もちろん、事務所のオーナーも捕まった
それを見ていた氷菓とメルトリリエは開いた口がふさがらなくなっていた
メル「なんてことだ…」
千里「ガッハッハ!!こりゃあやりすぎたか?」
真也「義父さん、そうだよ、内情をばらすだけでよかったのに…」
氷菓「え?もしかして…」
真也「イグザクトリーでございます!!」
それを聞いたメルトリリエは突然真也の胸ぐらを掴み、睨みつけた
メル「何でこんなことをする…!? 俺等に恩を売ったつもりか!?」
真也「…気に入らなかった…それだけだよ…」
真也は腹話術を始めた
シロ『だってよぉ、俺様だってあんな話を聞いちまったらあそこにいるアイドル共がかわいそうじゃね?夢を侮辱されたんだしよぉ? その結果、こんなことになっただけだ』
それを聞いたメルトリリエは真也を離し、舌打ちをしてから自分の席に戻った
千里「あんたもいろいろと大変だったんだろうが、まあ、固くなりなさんな、今日、家で開発していたものが届くし、そいつをお前さんたちに渡す予定だ」
メル「感謝する…」
メルトリリエはそう言って卵焼きを頬張った
それから数時間が経ち、二つのコンテナが別荘に届いた
その中には一つは宝石のサファイヤのような輝きを放つ青い機体、もう一つは灰色の機体だった
千里「こいつがお前さん等の専用機、
二人はその機体に見とれていた
そして、氷菓は
その瞬間、二つの機体が二人に装着された
氷菓「すごい…体に馴染んでる…」
メル「…ありがたく使わせてもらう…」
二人はNSを解除し、量子還元された装甲が一か所に集まり、
千里「それじゃあ、来週からだな、頑張れよ、小童ども!!」
千里は高らかに笑うと朝食を食べ終え、出かけて行った
真也「さて、僕はもうIS学園に戻らないといけないから…」
メル「…まて…これだけは言わせろ…その…ありがとう…」
メルトリリエは頬を赤く染めて感謝を伝えた
では、またみてください…
そのうちアンケートでもやりましょうかね…