学年別タッグトーナメント当日
一夏達は自分たちの対戦カードを見ていた
真也「…僕の相手は…ラウラと箒のタッグか…一夏と姉さんの相手は?」
一夏「春馬と簪のペアだ…」
真也「アハハ…これは苦戦かな?」
雪花「そうみたいね…マヤ…絶対にやりすぎちゃだめよ?」
真也は訳も分からず首を傾げた
雪花「あなたは相手を叩き潰そうとして人の心に大きな傷を負わせるから…」
真也「あはは…よほどのことがない限りは大丈夫だと思いたいけど…」
真也は苦笑いしながら自分の控室に戻っていった
控室、もうすぐ真也とシャルロットの試合が開始するところだった
真也「お待たせ!それじゃあ、作戦なんだけど…」
シャル「真也、何か思いついているの?」
真也「もちろん!ラウラの機体は一対一で本領を発揮する、つまりペアがいなければ倒すのは簡単だし、ラウラは一人で勝とうとするからペアである箒を先に潰せば勝機はある、むしろ勝機しかない!」
シャル「すごい自信だね、根拠は?」
真也「う~ん…彼女を見ているとさ…彼女、人を殺す覚悟も死ぬ覚悟もないんだよ…軍人にしてはね…」
真也は少しだけ影があるような言い回しで言った
シャル「真也?」
真也「そんなことよりも、行こうか!」
二人はカタパルトに向かった
アリーナ、そこでは対戦相手のラウラと箒がいた
箒「初戦はあの阿婆擦れの弟か…余裕だな…」
真也「ふぅん…義姉ちゃんをそこまで侮辱するんだったら…良いよね?」
シャル「落ち着いて、真也」
ラウラ「貴様らなど、私が蹴散らしてくれる!!」
真也「『達』…じゃないんだね?」
四人は得物を構えた
そして、試合開始とともに箒めがけて真也は
箒「な!?」
真也「さあ、舞い踊ろうか!!」
真也は神威・神楽を構え、箒を切り始めた
箒が離脱しようとすると、シャルロットがアサルトライフルを構えて、箒を狙い撃ちしていた
とどめと言わんばかりに真也は神威・神楽を一つに合わせてツクヨミを展開し、箒を切り裂いた
それにより、箒の打鉄のSEが切れ、墜落した
シャル「一丁上がりだね!」
真也「さぁて…臆病な兎狩りかな?」
真也はラウラを睨んだ
ラウラ「私は憶病ではない!!」
真也「そうかな?」
真也は突然踊り始めた
ラウラは油断していたが、それは仇となった
真也はいきなり、ラウラを蹴り上げた
ラウラ「小癪な!!」
ラウラはAICを発動させ、真也の動きを拘束したが、シャルロットが後ろにいて、銃弾の雨を当てた
真也「そのよくわかんない機能は一人にしか対応できないようだね、それと動きはある程度イメージができていないとできない」
ラウラ「それがなんだ!!」
真也「要するに…」
ラウラはキャノンを真也に向けようとしたが、真也の姿が消え、気が付いたときにはキャノンとワイヤーブレードが破壊されていた
真也「君は弱いってこと」
シャル「真也、準備はいいよ!」
真也はラウラを蹴り上げると、神威・神楽を構え直し、投げつけた
それと同時に十六夜を展開し、ラウラに向かって飛び立った
ラウラはAICで捕まえようとしたが、シャルロットが接近しているのに気が付いた
だが時はすでに遅かった
シャルロットは
ラウラは回避できずに全ての攻撃を喰らった
ラウラは地面に落ちた
ラウラ「私は…負けるわけにはいかない…教官に泥を塗ったあの男をこの手で…」
真也「くだらない…」
ラウラ「何…?」
真也「だってそうでしょ?千冬さんの為だと言ってさぁ…千冬さんから大切なものを奪おうとしていることを知っているの?」
ラウラ「ち、違う!!私は完璧な教官に汚点を作ったあの男を…」
真也「何を言ってるの?完璧な人間なんて存在しないよ…君は千冬さんに家族も友人も恋人も幸せもなくただ永遠と戦い続けろって言いたいの?」
真也はブチ切れる一歩手前だった
ラウラは何とか反論しようとしたが言葉が出てこなかった
真也「あ、そっか、君は千冬さんの一面を出すのが自分ではなく一夏なのが気に入らないだけなんでしょ?」
ラウラ「…まれ…」
真也「そんな子供じみた嫉妬して…それに正当な理由を付けて…」
ラウラ「黙れ…」
真也「君は結局、自分から逃げている臆病な兎じゃないか」
ラウラ「ダマレェェェェェェェ!!!!」
ラウラはプラズマブレードを展開して真也に突っ込んだ
罠だとは知らずに
真也「全く…すぐに血が上がるなんて…人を殺す軍に所属しているとは思えないな…シャル!!」
シャル「OK!」
シャルロットはラウラの後ろにいて、ラウラが振り向く際に
そのままラウラは壁に激突し、追い打ちを掛けにシャルロットは何度も
ラウラ「(このまま…一矢報いることもなく負けるのか…?)」
『力が欲しいか?』
ラウラの頭の中に声が響いた
ラウラ「(力…寄越せ…最強の力を!!)」
その瞬間、ラウラの機体から紫電が走り、泥のように変わり、やがて姿を変えた
真也「うわぁ…面倒事が起こったね…君がそれを望むのは勝手だけど…結局そこに君はいないね…」
真也は静かに怒り、贋作と向き合った
こんなのでいいんでしょうかね?
でも私は反省も後悔もしません