夕方、宿に戻り、夕食を取っていた
夕食は豪華で刺身の盛り合わせだの海の幸が豊富だった
真也「いつも思うんだけど、この学校…お金使うところがおかしいと思うんだ…」
一夏「そうだな…でも、本ワサに出会えるなんて思いもしなかったな」
メル「本ワサ…?」
春馬「一般のワサビは西洋山葵などを混ぜている、本ワサはそれらの無い、日本山葵のみの山葵で風味も味も違うらしい…」
春馬が解説し終えると、真也は少しだけ本ワサを取って食べた
当然山葵なので、真也は涙目になっていた
真也「風味があるけど、結構来るね…」
一夏「おいおい、それは刺身と一緒に食べるものだぜ?」
真也「そうだった…」
氷菓「メル君、あ~ん」
メル「はぁ…仕方がないですね…」
メルトリリエは仕方がなく、氷菓が食べさせようとした刺身を食べた
それを見た生徒達は黄色い歓声を上げた
それを見ていたシャルロット、簪、雪花はムッとした顔になった後、思い人の袖を引っ張った
簪「春馬」
シャル「真也」
雪花「一夏」
男子三人は少したじろいだが、諦めて彼女から食べさせてもらったという…
ラウラは睨むことはなかったが、箒が睨んでいたのは言うまでもない
それから、男子四人は千冬と共に少しだけ雑談していた
千冬「一夏、お前も男になったが、なぜ早く言わなかった」
一夏「…ノーコメントで」
メル「お前は何をしているのだ…」
真也「一夏はロールキャベツ系男子だからねぇ」
春馬「それはそうだが、お前がそれを言うのか?」
真也「何さ、春馬はモテモテのくせに!!」
春馬「黙れ男の娘」
真也「春馬、今度勝負しようか…」
そんな会話をしていると、千冬が立ち上がり、戸を開けた
そこから流れるように雪花、シャルロット、鈴音、箒、ラウラ、セシリア、簪、氷菓が入って来た
メル「師匠…何やっているんですか」
氷菓「え?夜這い?」
メル「…織斑先生、本当に同じ部屋にしてくださったことを全力で感謝します!!」
真也「メルは本当に現金だねぇ…でも、その通りだと今思うよ…ラウラに何故か狙われるし…」
ラウラ「日本では男の娘は希少価値と需要があるとクラリッサが言っていたからな、堪能させてもらうことにした」
真也「何でさ!?何でどいつもこいつも人の傷口を抉るのさ!?」
千冬「…すまないが、男子諸君、飲み物を頼みたいのだが…」
真也「わかりました、それじゃ、ガールズトークとでも洒落込んでいてくださいね~」
真也達、男組は部屋から出た
千冬「さて、諸君…男子がいない今、少し話でもしよう」
千冬は真面目な顔で話を始めた
千冬「何、ちょっとした戯言だ、デュノア、お前…真也に惚れているだろう?」
シャル「!?///」
雪花「まあ、知ってたのだけど…」
セシリア「とてもわかりやすかったですわね」
鈴音「シャルロットって真也と一緒にいるとき完全に恋する乙女の顔をしてたからね」
シャルロットは顔をトマトのように赤くして黙り込んだ
千冬「成程な…雪花、一夏と婚約者のようだが…」
箒「(千冬さん、やっぱり反対なんだ、そうだ、それで別れろと言うんだ…)」
千冬は雪花を見ていた
箒は勝手なことを思っていたが…
千冬「…雪花…これからも一夏の事を頼んだ」
雪花「任されました、義姉さん」
雪花は曇りない笑顔で答え、箒は驚いていた
箒「千冬さん!!何で私ではないのですか!?」
千冬「…箒、私はあいつにお前とくっつけとは言っていない、それと誰も一夏に雪花にくっつけと入っていない、後押しはしただろうが、選んだのは一夏自身だ、私は一夏が選んだ人ならば応援していくつもりだ」
氷菓「ちふりんは良いお姉さんだねぇ」
雪花「氷菓、変な呼び方をするものではありません」
その後、女の子たちの話は盛り上がったらしい