IS~雪月花の世界~   作:在原昴

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今回、英国少女登場ですね
それにしても、ここ最近寒いです…


クラス代表

授業が終わり、中休み、一夏と真也、雪花は楽しく雑談していた

 

雪花「マヤ、お友達がいっぱいになるといいのだけれど…」

真也「義姉ちゃん、それ凄く難しいからね!?」

一夏「大丈夫だ、お前も人気者だからな」

真也「本当?」

「ちょっとよろしくて?」

 

その時、いきなり金髪ロール髪のいかにもお嬢様風の雰囲気の少女が一夏達のもとに来た

 

シロ『何の用だぁ?嬢ちゃん』

?「まあ!!なんですの、その返事は!?私に話しかけられるだけでも光栄なことですのに!!」

シロ『悪いな、俺様も真也もお前みたいな野郎には興味がねぇんだ、セシリア・オルコット』

 

セシリアと呼ばれた少女に真也は蔑んだ眼で睨んでいた

セシリアのほうはまるで理解できていない、自分がどういう立場なのかを…

 

セシリア「私は入学式で唯一教官を倒したエリート、イギリス国家代表候補生ですわよ!?」

シロ『おいおい、そいつは女子の中ではだろ?つーか、俺等も教官を倒したぜ?二十五秒で』

セシリア「なんですって!?」

雪花「マヤ、遊んでいたでしょ?」

真也「まあ、そうだったけど…それを言ったら義姉ちゃん達もそうだったでしょ?」

セシリア「貴方達…!!」

 

そんな時、チャイムが鳴り響いた

 

セシリア「クッ!!後で来ますわ!!」

 

セシリアはそう言って席に戻った

そして、千冬が入ってきて教壇に立った

 

千冬「さて、授業を始める前に再来週のクラス代表戦に出るクラス代表を決めなければならないな…まあ、簡単に説明すれば…」

雪花「日本でいうところの学級委員長、クラスのクラス総会の出席等の仕事を行うクラスの代表…ですよね?」

千冬「正解だ、入学して間もないのによく理解できたな」

雪花「これでも、家の頭脳に教えてもらいましたので」

 

雪花はあっさり言うと、静かに席に座った

 

千冬「と言うわけだ、推薦でも自薦でも構わん」

 

それを切欠に生徒たちが手を挙げた

 

生徒1「それなら一夏君を推薦します!!」

生徒2「私は真也たんを推薦します!!」

一夏「俺等はやるって言ってないだろ!?」

千冬「推薦されたものに拒否権はない」

 

千冬はあっさり言捨てると真也が抗議のために立ち上がった

だが、ある意味で的外れだった

 

真也「誰!?今僕の事をたん付けで呼んだ人!!」

 

その言葉に千冬を含め、全員がずっこけた

だが、この中で手を挙げる者はいなかった

 

真也「推薦するのはいいけど、『たん』はやめてね?」

千冬「貴様は……っで、他にはいないのか? いなければクラス代表を決めるために来週の月曜日、第二アリーナでこの二人の模擬戦闘を行ってもらう」

セシリア「お待ちください!!納得がいきませんわ!!」

 

セシリアが立ち上がり、講義を始めた

 

セシリア「だいたい男がクラス代表なんて恥さらしですわ!ここは実力的にもこのイギリスの代表候補生、セシリア・オルコットが適任だと思いますわ!こんな極東の地でそんな屈辱を一年間味わえと言うんですの!?」

 

熱弁するセシリア

こいつは状況がまるで見えていない、そのことに一夏と真也は溜息をつき、雪花に至っては呆れていた

 

セシリア「第一、品格も実力の無い極東の猿如きに、このクラス代表は似合いませんわ、それに私の実力はこのクラスでは最強ですわ!!それに、そこにいる白髪なんて不気味そのもの…」

真也「…今なんつった?」

 

真也は熱弁しているセシリアの胸ぐらを掴み、怒気を孕んだ目でセシリアを睨んだ

 

真也「君はさあ、そうやって誰かを蔑んで、見下していないといけない餓鬼なの? 君が国家代表候補生? 僕にはふさわしいとは思えない」

セシリア「男の分際で何を偉そうに…」

千冬「真也、そこまでにしておけ」

 

真也は手を離し、セシリアは咳き込む

 

千冬「オルコット、お前は国の顔だ、候補生とは言えど、その発言は日本への宣戦布告ともいえるが?」

セシリア「そ、そんなつもりでは…」

千冬「だが、こちらからすればそうとれる、それに、ISは日本の科学者が開発した、そしてブリュンヒルデも日本人だ…貴様は今この場にいる全員を敵に回した…もう一つ、お前の言った事は完全に人権侵害だ」

 

それを聞いたセシリアは周りを見回した

周りからは白い視線が向けられていた

 

セシリア「あ、貴方…よくも私に恥をかかせてくれましたわね…!!」

一夏「おいおい…今のは自業自得だろ?」

 

セシリアの我慢の限界か一夏と真也を指さした

 

セシリア「決闘ですわ!!クラス代表もそうですが、二度とその口を開けない様にして差し上げますわ!!」

雪花「はぁ…その程度なの?」

セシリア「何ですって…!?」

 

セシリアは雪花の方を見た

 

雪花「私も立候補します、そして、オルコットさん、私は私の専用機と退学をかけて貴方と戦ってあげます」

セシリア「な!?貴方、正気ですか!?」

雪花「正気よ?私の婚約者と可愛い義弟を侮辱されたんですもの、それぐらい当たり前よ」

セシリア「い、良いですわ!!私は私の専用機と代表候補生の座を賭けますわ!!」

 

セシリアはみんなの前で堂々と言った

 

千冬「…それでは、第一試合は尾神一夏対セシリア・オルコット、第二試合は尾神雪花対尾神一夏、第三試合はセシリア・オルコット対尾神真也、あとは総合で決める、では授業に入る」

 

その後、授業に戻り、授業は何の滞りもなく進んだ

 

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