ネギま 英雄の魂(スーパーヒーロースピリッツ)物語 作:ナハト・リコリス
私はエヴァから言われた言葉に何も言えなくなってしまった。
ドーパント。
平成ライダー11番目の存在である『仮面ライダーW(ダブル)』が戦う敵である存在。
風都(ふうと)と呼ばれる町において、ミュージアムと言う組織がばら撒いている恐るべき品物『ガイアメモリ』によって人間が変化した化物の総称である。
ドーパントになった人間は、使用したガイアメモリの種類によってその能力が決まり、そしてガイアメモリも多数存在する。
仮面舞踏会の記憶を有する『マスカレイド』のメモリはドーパントの中でも性能は一番低く、このメモリなら魔法先生や生徒でもそれなりに苦戦はするだろうが倒せるだろう。
だがしかし、それ以外のガイアメモリは能力が強いのもあるので勝つのは無理だろう。
それにガイアメモリが有しているのは『地球の記憶』なのだ。
そのためなのか魔法先生や生徒が使用する『気』や『魔力』の攻撃では、実はダメージは与えられないのだ。
逆にそれ以外のものでならダメージは与えられるのだが、ドーパントの皮膚は硬く、並大抵の攻撃では倒す事はできないのだ。
これは幻想郷でもあり、魔理沙さん達魔法使いは当初は苦戦を強いられたらしい。
私はエヴァから言われて事に苦悩するしかなかった。
幻想郷とは違い、特撮などが存在している外の世界でまさか『存在』しないとは思わなかったのだ。
だが私が思っているのはそれだけではない。
ドーパントになった人間は急いで救わなければいけないからだ。
だがしかし、それをするための『手段』を『今の私』は持っていないため、どうしようかと思っていた。
そう色々思っていると、プラントドーパントはエヴァを認めている私も攻撃対象に含めたのか、私にも攻撃が襲って来たのだが、その身体が急に吹き飛んだので吹く飛んだ方向と逆方向を見るとタカミチさんがポケットに手を入れて立っていた。
「頑丈だね。なら、もう一発『ダメ!ドーパントになった人間が死んでしまう』な、なに?」
私が言った事に驚いて攻撃を中断したタカミチさんに私は急いで事情を説明する事にした。
「ドーパントになった人間は末期の薬物中毒者みたいな物なの。だから身体の内部に入れたガイアメモリを急いで身体の外に出さないと、使った人間の欲望をふくらませて危険なの。それにドーパントには気や魔力での攻撃は効かないけど、それ以外でも攻撃しつつければ倒せるかもしれないけれど、最終的には使用者を殺してしまう!?」
私がそう言うとタカミチさんはどうしようかという風な顔になってしまった。
そう、確かに魔法関係者でもドーパントのような存在を倒す事は可能かもしれない。
だがしかし、それは『なってしまった人間を殺す』と言う事が条件なのだ。
流石にそれを聞いた他の魔法先生と生徒は唖然としているが、だが同時に私はどうしようと考えていた。
そしてそれを聞いてプラントドーパントは気をよくしたのか、私やエヴァ以外の魔法先生や生徒を傷付けていった。
このままでは危ないと私も思っていると、この場所に誰かが歩いてくる足音が聞こえてきた。
歩いている足音のほうを見ると、白い帽子を被った存在がこの場に歩いて来ていたからだ。
流石にこの場にいた全員が唖然としていたのだが、私はその歩いている存在を知っているからだ。
だがしかし、同時にその存在を知っているため『何故』とも思ってしまった。
何故ならその存在が『表』に出てくる事は私は不思議に思っていたからだ。
そして歩いて来た存在が顔を上げた時、私以外のこの場にいた全員が唖然とした。
何しろその歩いている存在の顔は『骸骨』の顔をしていたからだ。
流石に歩いてくる存在が骸骨男とは思っていなかった私以外の皆は唖然としていた。
そしてプラントドーパントもその骸骨男に唖然としていたが、骸骨男はドーパントから数メートル離れた所で立った。
「やれやれ。依頼先で、ドーパントがいるとはな。面倒だな」
「な、何なんだよお前は!?」
プラントドーパントも骸骨男に驚いたが、骸骨男はドーパントを見てやれやれといった風にしていた。
だがしかし、その立ち振る舞いはドーパントを見ても毅然と見ていた。
「俺は・・・探偵だ。町を泣かせる存在から皆を護るな」
「た、探偵だぁ?骸骨男の探偵とは面白いもんだぜ」
プラントドーパントは笑っていたが、骸骨男はその場に立っているだけだった。
そして骸骨男は私のほうに顔を向け、私に霊夢さんに預けていたブレスレットを投げた。
「アリア、お前も意味が分かっているだろう」
「・・・ええ、そうね。これも私の罪だもの」
私が持っているブレスレットが変化し、L字の形をした不思議な機械に変化した。
流石にその光景にみんな唖然としていたが、私はその機械を腰に装着するとベルトが巻かれた。
私は骸骨男の隣まで歩いて行き、プラントドーパントに対して左手をまるでダンスを誘うかのように前に出した。
流石に私がしている行為にみんな唖然としていてが、同時に逃げろと言っていたが、私はそれを無視した。
「私の罪は『4つ』。私という存在がどういう存在か理解していなかった事。私の持っている能力の恐ろしさを理解していなかった事。私のこの能力(ちから)で大切な人と場所を傷つけ壊そうとし、その命を失わせようとした事。そして、あなたと言う被害者を出してしまった事」
静かに独白するかのように私が言った言葉に周りの皆も不思議にしていた。
私はプラントドーパントに少し笑みを浮かべた。
「ねぇ、私は自分の罪を数えたわ。さぁ、あなたも罪を数えなさい」
「罪だぁ?俺達正義の魔法使いが悪の魔法使いであるエヴァンジェリンを殺す事と、それを援護しているお前と、認めないこの場所の全員を殺すのが罪な訳無いだろ。これこそが『正義』だからな」
「そう・・・なら遠慮は要らないわ。壮吉さん、この場にいる皆をお願いします」
「・・・わかった」
そう言うと壮吉、いや、『仮面ライダースカル』は私から離れ、私は右手にある物を用意した。
だが、この場にいた全員が私が持っている物に唖然とした。
何しろ私が持っているのはプラントドーパントが持っていた『ガイアメモリ』だったからだ。
だがプラントドーパントが持っていたのは外見が禍々しかったが、私が持っているのはメモリースティックのような感じの物であったが。
中央には『E』のマークが描かれていて、周りは白を基調としていた。
「お、お前もガイアメモリを持っていたのか!?だったらてめえのも手に入れてやるぜ!」
「無理よ。あなたにこの能力は渡さないわ。それにこれは同時にあなたを救う為のものだもの」
『エターナル』
「変身」
私はガイアメモリのスタートスイッチを押し、そして腰に装備していた『ロストドライバー』にあるスロット部に『エターナルメモリ』を挿入し、スロット部を右に傾けた。
『エターナル』
もう一度エターナルのガイアメモリの音が出ると、私の周りに風が巻き起こり、炎を発した。
そして私の姿は変わった。
その場に立っていたのは基本カラーは白で、複眼の色は黄色。
アルファベットの『E』を横倒しにした(つまり「山」型の)触角を持ち、複眼は左右の目頭がつながり『∞(無限)』の様になっており、腕・アンクレットには青の炎が刻印されている他、胸・右腕・左腿・背中には合計25の何かのスロットが設けられたベルト・コンバットベルトが装着されているのが特徴で、さらに黒いマントである『エターナルローブ』を纏っており、同時に私の身長が大人になっていた。
だがしかし、その姿を見て誰もが唖然とした。
骸骨男とは違い、その姿に似ている存在を知っているからだ。
「か、仮面ライダー・・・」
「仮面ライダーエターナル、これが今の私の名前。あなたはもう終わりよ」
「ふ、ふざけんじゃねぇ!!そんな得体の知れないのが仮面ライダーなわけあるか!!」
「ええ、そうよ。だってこれは元々はダークライダーだから。けど同時に皆を護る守護の盾でもあるわ」
私はそう言うとプラントドーパントに近づいて行った。プラントドーパントは私に種子の弾丸を放ってきたが、私はその攻撃をその場で動かず、エターナルローブを左手に持って後ろにいる皆に当たらないように防御したり、エターナルの専用武器である『エターナルエッジ』を右手に取り出し、自分に当たる攻撃は切り裂いたりして対処した。
その結果後ろには一発も通さずに、同時に一歩も動かないで全ての攻撃を打ち落とした。
何しろ幻想郷での上位者と弾幕ごっこをした事がある私にとって、これくらいはある意味簡単でもあったが。
ついでに両利きになるために色々と練習もした事があるので、これくらい楽勝でもあった。
「な、な、な、なぁ!?」
プラントドーパントは私のした事に恐怖して後ろに下がったが、私はそれを気にせず、
エターナルローブを投げ捨て、エターナルメモリを取り出し、右腰の部分にある『マキシマムスロット』にエターナルメモリを入れ、そしてそのスタートスイッチを押した。
『エターナル マキシマムドライブ』
その音声が流れると、プラントドーパントは苦しみだした。これには周りの全員(スカルを除く)が驚愕に染まっていた。
「エターナルは全てのガイアメモリを統べる存在なの。だから、エターナル以下の存在は無力化できるわ。まぁおまけに私の場合はそれなりに指定もできるから。それと、もう終わりよ」
『エターナル マキシマムドライブ』
私はプラントドーパントに向けて走りながら、もう一度マキシマムスロットを押し、右足にマキシマムドライブのエネルギーを集中させ、回し蹴りを叩き込んだ。
プラントドーパントは私の攻撃を受けて吹き飛び、そして爆発した。
これには私とスカル以外の全員ドーパントになった人間の安否が気になっていたが、その爆発が消えた時、その場にドーパントになっていた人間と、プラントメモリが出ていてがメモリは破損した。
「メモリブレイク。あなたは人の法を受けなさい。そしてその結果があなたに与えられる絶対の物よ」
そう言って私は変身を解いたが、私は顔を下に向け、内心は泣きたかった。
私がこのブレスレットを『最初から』持っていければここまでの事態にはならなかった。
傷付く人は誰一人いなかったかもしれないからだ。
そして私の闇の部分の存在を得ているであろう可能性のある人物が分かったと同時に、この能力の恐ろしさがさらに身体と心に沁みていった。
そんな風に思っていると、私の頭を誰かが撫でてくれた。
顔を上げると顔の部分だけを解除した壮吉さんが私の頭を撫でてくれていた。
そして被っている帽子を私に深く被せた。
「・・・帽子は男の場合は目元の憂いを隠すが、女の場合はその目にあるものを隠してくれる。男物だが、それでいいだろう」
そして頭を撫でてくれた。
私は壮吉さんに抱きつき、声を出さないようにしながら涙を流した。
壮吉さんは私の姿が後ろの誰にも見えないように盾になってくれ、同時に会った事も無いが、優しい父親のように私の頭を撫でて
ドーパントの設定に関しては、他のサイトでWとのクロス作品に有った設定です。
ただ、何処のサイトだったのか作者も忘れましたし、ガイアメモリの場合は『地球の記憶』なので、いけると思いましたので
まほら武闘会てのクウネル戦での行うクウネルへの処刑技になります
-
①コスモミラクル光線(ギャラファイ版)
-
②TDGスペシャル(ガイアはSSV版)
-
③ウルトラマンオーブの最終回で使用した技
-
④スペースZ