ネギま 英雄の魂(スーパーヒーロースピリッツ)物語   作:ナハト・リコリス

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今回は衛宮士郎に対してのアンチ解消フラグみたいなものです。

まぁ作者は士郎君は微妙に好きでないだけですが、救済フラグみたいな感じです。
とは言っても、無茶を少し無くすだけみたいな感じになるだけです


第25.5話 【正義の味方】とは?仮面戦士との夢の出会い

目を開けてみると、何も無い真っ白の世界に俺はいた。

 

「こ、ここは・・・一体・・・」

 

流石の事態に俺も驚いたが、深呼吸をして一度落ち着き、よくよくこんな風になる前を思い返していった。

 

「確か、アリアに俺の夢を馬鹿にされて、その後にあの二つの《眼魂》?って言うのを渡されて、嫌な気持ちだったけど何時もしてる魔術の鍛錬をしたんだよな?って事は、まさかこれって夢なのか?」

 

『ま、そうであって、そうでないとも言えるけどね~』

 

俺は声をしたほうを振り向くと、そこには俺よりか少し年上と感じるの男性がそこに立っていた。

 

「あ、あなたは一体、誰なんですか?」

 

「俺か?俺の名前は『桐生戦兎』。天才物理学者さ」

 

そう名乗った戦兎さん(本人から戦兎でいいと言われたので)が言うには、ここはあの二つの眼魂の中らしい。

ちなみに、ここにいる俺は意識だけらしく、身体に関しては土蔵の中で眠ったままらしい。

そして俺は戦兎さんから俺の夢は素晴らしいと言われた。だが・・・

 

「だけど、俺は君に《覚悟》があるとは思えないんだ。多分だけど、アリアが言ったのはその点が一つの原因かな?まぁ他にも色々とあるけどね」

 

「なっ!?俺は『10人いて10人全てを救う、だろ?』そ、そうですけど・・・」

 

「まぁ口で言うよりも、見せた方が早いかな?ここは『そういう場所』でもあるからね」

 

そう言うと、白い風景が無数の地球のような惑星が存在する風景に変わり、その内の一つの地球には、日本列島から変な光が出ていた。

その光は日本を3つに分断するような感じになっていた。

不思議に思った俺に、戦兎さんはこの地球が自分の住んでいた地球だと教えてくれた。

 

そしてそこで彼がした戦いを映像付で教えられた。

 

戦兎さんの、いや、仮面ライダービルドとしての戦いを・・・そして、戦兎さんの仲間達の戦いも一緒に教えられた。

 

全ての映像が終わり、周りの風景がまた白い状態になったが、戦兎さんは俺の顔を見たままだった。

俺は、自分が思う『正義の味方』と思う戦兎さんが持っている闇や、そして仲間との素晴らしい絆と思いを知った。

 

「これが俺の仮面ライダービルドとしての戦いの全てだ。確かに、君の言うように『10人いて10人全てを救う』、それは絶対に出来やしない。もししようとすれば、俺や万丈、一海や幻さんのように、それ相応の代償を払わないといけない。だけど、それ以上に君は《自分の命》を軽視してる」

 

「えっ?それって一体、どういう事ですか?」

 

「バーサーカーとの戦いの時、君はセイバーって子の前に出ただろ?俺みたいに仮面ライダーに変身できるわけでも無いし、アリアのように俺達とかの力を使えるわけでもない。なのに君は死なないようにする為の準備も何もせずに彼女の前に出た。俺からすれば君は《自分の命を軽視》してるって言える」

 

「なっ!?俺はそんなつもりは『じゃあ何であの時彼女の前に出たんだ?』そ、それは・・・」

 

「確かに、彼女はあの時血を流していた。だけど、あの時にもしも君が死ねば、彼女は一生君を殺してしまったという重い傷を心に負う事になる。例えサーヴァントって言う存在であっても、彼女のような存在からすれば、例えどんな理由でも覚えている可能性がある。つまり、君がした事は、君からすれば一人の女性に、君を死なせてしまったという一生消えない十字架を背負わせる最低な行為だ。それに、君と一緒にいた遠坂って子も同じだ。君と一緒に行動しなかった事で、君を見殺しにしてしまったと言う心に大きな傷を作ったかもしれない。アリアも同じだ。君がしたのは、悪いけど『ただの自殺行動』としか言いようが無い。例えどんな理由でもだ」

 

俺は流石に何も言い返せなかった。確かに何の準備もせず、セイバーの前に出たのは事実だ。だけど、血を流している女の子の前に出るのを、間違いだとは思いたくも無い。

俺が戦兎さんに反論しようとしたら、戦兎さんの隣に白衣を来た男性が現れ、その他にもスーツを着た人や、色々な衣装を着た人達が現れた。

しかも見た感じの年齢に関しては、俺と近い感じの人も言えれば、中年と言えるほどの存在もいた。

 

 

そしてこの場にいる人全てが《仮面ライダー》という存在であると教えられた。

 

 

《人類の自由と平和を護る戦士》、俺が目指し、切嗣(じいさん)がなろうとした正義の味方のような存在達であると・・・

 

 

だが、実際は違った。俺の思いは、俺が託された切嗣(じいさん)の願いそのものが、目の前にいる正義の味方達から否定された。

 

「何でだよ!!俺の思いが、切嗣(じいさん)の願いがあんた達に否定されなきゃいけないんだよ!!あんた達も、戦兎さんの記憶だけを見せてもらったけど、思いは同じなんだろ!!何で俺だけ否定されなきゃいけないんだよ!!!」

 

俺が声を荒げて言った言葉に、目の前にいる男達の大半が呆れるような感じを見せていて、その中で始まりの男と言われた『本郷猛』さんが

前に出て、口を開いてくれた。

 

「では聞くが、衛宮士郎君。君の言う『10人いて10人全て救う』とは、どう言う事だい?」

 

「えっ・・・だからそれは誰も犠牲にしないで、みん『誰も犠牲にしないと言ったが、では、君にとっての《犠牲》とは、なんだい?』えっ・・・」

 

俺は返された答えの意味に、何も言えなくなった。確かに俺は『誰も犠牲にしない』と心に誓ったが、本郷さんから言われた《犠牲》が何か言い返せなかった。

 

「君は戦兎の闘いの記憶を見て分かると思うが、それ以上に今のこの世界で、君の言う《犠牲》とはなんだい?殺人を犯した人間が殺した人達なのかい?それとも何かの事故が原因で死んでしまった人達なのかい?それとも、君や遠坂凛と同じ魔術師と呼ばれる人達が、この聖杯戦争のように自分達の欲望の為に失われるかもしれない人や動物、大自然なのかい?それとも我々人間が生きる為に殺している動物や植物なのかい?」

 

まるで諭すように、穏やかな口調で言われたその言葉に、俺は何も言い返せなかった。

俺自身が《誰も犠牲にしない》と心を決めていたが、俺自身が言った《犠牲》という言葉の存在そのものが《判らなくなってしまった》。

 

そして俺は本郷さんの戦いの記憶を見せられた。それは、本郷猛という、全ての仮面ライダーの始まりの男【仮面ライダー1号】の戦いの歴史。

 

その中で俺は、本郷さんのかつての友人が、本郷さんに『勝つ』という理由で同じ存在になり、そしてその命を奪った事を教えられた。

同時に俺は、その記憶を見ながら本郷さん達【昭和ライダー】と呼ばれる人達の、【改造人間】という存在の悲しみを教えられた。

 

 

心は【人間】だが、その身体の中身が【人工の機械】か【異形になる為に変化させられた身体】

 

その手は軽く握っただけで子供の骨すら軽く壊してしまうほどで、高圧電流等を喰らっても死ぬ事の無い肉体

 

知られれば人々から拒絶され、敵は【脳改造】を施された自分と同じ存在達。

 

 

 

人の心を持ちながら【異形の存在】として存在し続け、人の心を無くした【己】と似た存在を殺し続ける。

 

それは、どう考えても【最低最悪な生き地獄】ではないだろうか?

 

 

そんな生きるのもつらいと言える地獄の世界で、この人は【人類の味方】として戦い続けた。

それは、俺に出来る事なのだろうかと、考えさせられてしまった。

そんな俺の肩に手を置き、俺の顔をしっかりと見てその人は話をしてくれた。

 

「俺も、この地獄には一人でいいと思っていた。だがしかし、俺は【仲間】を求めたのかも知れない。そのせいで、俺はここにいる彼等全員を俺と同じ【地獄】に落としたのかも知れない。だがだ、俺達は『一人』ではない。俺を信じてくれた『おやっさん』や、色々と支えてくれた大切な仲間や子供達。それらがあったからこそ、俺は人間という存在に対して『絶望』しなかったんだ」

 

『相変わらずだな、本郷』

 

そう言うと、黒いボディースーツに、骸骨の絵が描かれたスカーフのような物を顔に巻いているだけの存在だった。

『滝』と、本郷さんがその人の名前なのだろう。そう呟いた。

 

『お前もさ、こいつ等みたいになりたいのか?』

 

その言葉に、俺は何も言えなかった。本郷さんの記憶と、そして戦兎さんの記憶。その記憶を見て、そして本郷さんから言われた言葉もあり、

俺は、自分がなりたい『正義の味方』としての方面すら言えなくなった。

 

『俺は《ただの人間》だ。だけどな、《ここ》だけは、《魂》だけはこいつ等と同じ思いだ。お前さんも、そう思えばいいさ。難しいかもしれないけどよ、俺はそうしてこいつ等と肩を並べて戦ってるからな、化物連中と』

 

胸に右手の親指を指すようし、自分が思っている言葉を俺に教えてくれた。俺はその言葉を聞いた後、この場所から離れていくのを感じた。

 

 

 

そして目が覚めた時、目の前にアリアがいて、俺から眼魂を回収した。

 

「どうでしたか?あの人達との会話は?」

 

そう言われて、俺が夢で話した人達との出会いは、アリアの差し金だと気付いた。そして・・・

 

「・・・まだ、分からない。だけど、俺は《正義の味方》になりたい。切嗣(じいさん)が目指した理想にはなれないかも知れないけど、

俺自身が探してみるよ。お前のおかげでとんでもない《正義の味方》に会ったからな」

 

そう言うと、アリアは嬉しそうな笑みを浮かべた。

 

「えぇ、そうして下さい。正義の味方なんて面倒ですが、正義の味方なんて、その気になれば誰だってできるんですから。《ここ》に、その思いがあるなら・・・」

 

 

 

 




まぁ終わりがおかしいかもしれませんが、こんな感じで〆ようと思います。

本郷猛と桐生戦兎にしたのは、作者が個人的にこの二人のほうが結構ヘビーだと思ったからです。

本郷さんはSPIRITSの部分の引用付で、戦兎は仮面ライダービルドと言うか、ライダーシステム自体がエボルト自身の復活やパンドラボックスの力を完全に利用する為だけに利用された部分もあるからです。

まぁこのクロスに関しては色々と飛ばしながら書いていこうかなと思っています。何故かって、作者の文才じゃこれが限度なんです


後ですが、活動報告とアンケートを出しました。どちらでも構いませんので、ご参加お願いします。

まほら武闘会てのクウネル戦での行うクウネルへの処刑技になります

  • ①コスモミラクル光線(ギャラファイ版)
  • ②TDGスペシャル(ガイアはSSV版)
  • ③ウルトラマンオーブの最終回で使用した技
  • ④スペースZ
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