ネギま 英雄の魂(スーパーヒーロースピリッツ)物語   作:ナハト・リコリス

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今回はアリアがイリヤを衛宮家に招待すると言う感じで、衛宮家に呼びますが、戦闘回ではありません。

次の話でセイバー・アーチャー・アサシン(エミヤ)・キャスター(イリヤ)・キャスター(アイリ)・ルーラーのFate眼魂作りのための呼んだだけです。
バーサーカーとランサーに関しては後日と言う風にしています


第26話 イリヤをご招待!!そして知られる【衛宮切嗣】と言う存在

士郎さんと凛さんが共闘を持ち込んだ次の日の夕方。

衛宮家には《本来いるはずの無い人物》が衛宮家の夕食に参戦していた。

 

一応であるが、この人物を呼んだのは私で、士郎さんには念の為として私が携帯を渡しておいた。

ただし、渡した携帯は【ファイズフォン】で、念の為として攻撃(シングルとバースト)のやり方は説明しておいた。

 

凛さんに渡していないのは簡単で、凛さんはこの手の機械操作が苦手で、初日にもしもの時の連絡手段として【アクセルラー】を渡していたのだが、凛さんが少しトイレに行っている間に、アーチャーさんには断りを入れて少し移動し、凛さんからは少し見えない位置で使用したのだが、使用方法を間違える等で危うくアクセルラーを壊されかけた前科があるので、渡さない事にしたのだ。

 

 

 

ちなみに、私がファイズフォンを士郎さんに渡す時にこの事を言うと、流石の士郎さんも驚いていたが、仕方ないと諦めてくれた。

朝食の際に大河さんがいる前で渡したので、大河さん自身も許可はくれたので、士郎さんが持って行っても問題ないようにしておいた。

 

そして、私は放課後と思われる時間に士郎さんに連絡をし、夕食の人数のを一人分だけ増やしてもらうように頼んだのだ。

士郎さんも増やす事に驚いてはいたものの、ちゃんと増やしてくれてありがたいと思ったのも事実である。

 

 

そして夕食の時間前に私はとある人物と一緒に帰って来たので、玄関で出迎えてくれたセイバーさんと凛さんの驚きようは凄かった。

 

まぁそれは仕方ないだろうと思った。

 

 

何しろ私が連れて来たのは、今回の聖杯戦争において最強と言って過言でもない、バーサーカーのマスターであるイリヤだったのだから

 

 

 

大河さんと桜さんに関してだが、今回は家に帰ってもらった。

と言うのも簡単で、故人である衛宮切嗣の知り合いの娘で、外国にいる切嗣さんの娘と知り合いという風にしたのだ。

本人は不満そうにしていたが、真実を言うのはまだ早いと思ったので、嘘を混ぜた言葉で二人を納得させたのだ。

 

そして二人が帰った後、士郎さんと凛さん、セイバーさんとルーラー、アーチャーさんも霊体化を解除して姿を現した後、イリヤから問い詰められた。

 

ちなみに、イリヤがここにいるのは簡単で、士郎さん達が学校に行っている間にイリヤのいるアインツベルン城に私とルーラーだけで赴き、イリヤに士郎さんのいる家に来て欲しいと頼んだのだ。だがしかし、イリヤ自身は来る気が無いのは分かっていたので、バーサーカーを《3回》殺したら一緒に士郎さんの家に強制的に連れて行くと言ったのだ。

 

イリヤも内容に驚いていたが、どうせ無理だろうと高をくくり、納得してたのだが、私は《神殺し》とも言える【仮面ライダーアギト】に変身し、バーサーカーを宣言道理に《3回》殺したのだ。

 

流石のイリヤも最強といえるバーサーカーが3回も殺されるとは思っておらず、《神殺し》の能力を持っていると気づいた時のは戦いが終わった後だったりするのだ。

 

おまけにであるが、アギトに関しても最強フォームよりのバーニングに、最強フォームのシャイニング、中間フォームのトリニティにもならなかったが、グランド・フレイム・ストームの三つを上手く使い、グランドフォームのライダーキックでイリヤが宣言した回数殺したのだ。

 

ちなみに、私がバーサーカーを3回殺したから来てもらったと言ったら、イリヤと戦いを見ていたルーラー以外からお説教された。

 

「で、何で貴方は私と切嗣の関係を知っているのかしら?」

 

「へっ?イリヤは爺さんの知り合いの娘なんじゃ?」

 

「まったく違いますよ。イリヤさんは、故人である衛宮切嗣氏の実の娘で、士郎さんにとっては義理の姉に当たります」

 

流石の事実に士郎さんや凛さんも驚いていたが、それ以上にイリヤ自身が驚いていた。何しろ士郎さんは義理の父親である切嗣から聞いていると思ったら全然違う反応だったのもあるのだろうが、私の持っている能力等が分からないという感じでもあるのだろうと思った。

なので、簡単に私の持っている能力の説明をしておいた。

 

「まぁ簡単に言うとだけど、私の持っている能力の一角に、地球から情報を仕入れるのがあるの。それを使って、聖杯戦争の情報や、イリヤや士郎さん達の個人情報とかも仕入れたって感じです。とは言っても、聖杯戦争に関係した全ての情報の閲覧が出来るわけじゃないんですけどね」

 

「それだけでも滅茶苦茶じゃないのよ!!」

 

アーチャーさんに至っては顔を引きつらせており、凛さんに関しては言っていない内容だったのもあってブチキレていた。

まぁたしかに内容に関しては凛さんのような魔術師からすれば滅茶苦茶欲しいと言えるかも知れないので、文句を言われても仕方ないのだろう。

 

「はぁ。貴方のそれ(能力)って一体何なのよ?それで、何で私をこの家に呼ぶ必要があったの?私を殺す為かしら?」

 

「何でそんな面倒な事をしなきゃいけないんですか?私は唯、士郎さんとイリヤさんの二人が持っている『衛宮切嗣』という人間をお互いに知ってもらう為に、来てもらったんですよ。後ついでにですが、私の個人的な願望もあるですよね」

 

私の言った言葉に全員が《?》という感じになっており、私は士郎さんに断りを入れて衛宮切嗣氏の遺品で、鍵がかかって空かない旅行用のトランクをさっきまで食事をしていた場所に持って来た。

ちなみに、結構重いので、アーチャーさんと一緒に来てもらい、アーチャーさんが持って来てくれた。

 

「それって爺さんの遺品で、鍵がかかってて空かない奴じゃないか?そんなのをどうして・・・」

 

「その前に士郎さん、貴方はこの遺品の中身を見るという事は、貴方の知っている衛宮切嗣という人間を《完全に》否定する事になります。それでも、貴方はこの中身を確認しますか?」

 

私は士郎さんにそう言った後、士郎さんは驚いている感じになったが、私はそれを無視して、今度はイリヤのほうに顔を向けた。

 

「イリヤさんも同じです。貴女が《教えられた》衛宮切嗣という人間を士郎さん同様に完全に否定する事になります。それでも、貴方はこの中身を確認しますか?」

 

イリヤのほうも驚いていたが、二人とも中身を確認したと言った。一応私自身も二人が知っている《衛宮切嗣》という人物を《完全否定》すると言ったので、これ以上は自己責任と思う事にした。

 

そして私はジェット戦闘機のような形をしたダイヤルファイター《レッドダイヤルファイター》と、二つのプロペラを持つヘリコプター《サイクロンダイヤルファイター》をトランクに置いた。

 

 

【0・4・0】 【1・3・0】

 

 

二つの上にあるダイヤルが勝手に回り、二つの3桁番号が読み上げられるとトランクの鍵が開いた音がしたので、全員が唖然としていた。

まぁこれに関しては仕方ないと諦めつつ、衛宮切嗣氏の遺品の中で、開けられないトランクの中身が今開封された瞬間でもあった。

 

トランクの中にはトンプソン・コンテンダーと、専用の弾丸であろう【30-06スプリングフィールド弾】が10数発分と、黒を基調としたスーツ一式と、女性物の衣服、そしてイリヤが写っている家族の写真と見られる物が存在していた。

流石の中身に全員が唖然としていたが、私は念のためにトンプソンを空けて弾薬の確認をしたが、中に入っていなかったので良かったと思った。

 

「何だよ、これ?銃に服って、意味がわかんねぇぞ」

 

「あぁ、凛さん。悪いですけど弾丸に触らない方がいいですよ。それ、【魔術師殺し】の弾丸ですから」

 

私が言った言葉に弾丸を触ろうとした凛さんは素早く手を引っ込めた。

そしてトランクにあった衣服と写真以外を元に戻し、私は知りえた情報だけを知らせる事にしたのだ。

 

「それじゃあ物の確認もしたので、言いますね。イリヤさんの父親で、士郎さんの育ての親とも言える衛宮切嗣氏は、魔術師の間では有名な【魔術師殺し】と言われるほどの実力者だったんです。同時にですが、目的の為ならどんな手段でも使う卑劣な存在だったんです」

 

「そんな訳無い!!爺さんがそんな卑劣な存在って、ありえる訳無い!!」

 

「事実なんですよ、士郎さん。切嗣氏に関しては、一部は殺すべき対象の魔術師の暴走というのありますが、飛行機を撃墜したり、自分はギアスで攻撃しないとした後に、助手を使って殺す何て事もしたほどです。おまけに、凛さん達魔術師が忌避する近代兵器を使用し、多くを救うためなら、愛する存在すら切り捨てるという存在だったんです。だから、死ぬ間際にとんでもない爆弾を造ったんですからね」

 

「ば、爆弾!!ちょっ、何なのよ、その爆弾って!!」

 

士郎さんも自分が知っている『衛宮切嗣』との差異に驚いて否定したが、私は地球から仕入れた情報を掲示し、おまけにとんでもない爆弾の事も話した。流石に爆弾と言われて凛さんも驚いていたが、これに関しては凛さんがやらなければいけないので、ある意味悲惨だと思うしかない。と言うか、この事案の解除方法は数十年単位の時間がかかるので仕方ないと諦めた。

 

「私も知って驚きましたが、最低最悪ですよ。この聖杯戦争を自分の死後、二度と起こさなくする為に、霊脈の流れを止める血栓のような物を造るようにしたんです。そして20年か30年後くらいにこの血栓が原因で霊脈内に堪ったマナが爆発し、この冬木の町を中心とした周囲に多大な被害を起こそうとしたんですよ。まぁ凛さんには悪いですが、聖杯戦争後に色々と手を尽くして頑張ってくださいとした言いようがありません」

 

「当たり前でしょうが!!!そんな事されたら、この冬木の町に阪神・淡路以上の大地震が発生するのが目に見えてるじゃない!!!幾ら聖杯戦争を二度と起こさない為だからって、そんな手段をとるなんてね。あんたと言う存在も入れてだけど、今回の聖杯戦争はイレギュラーが大過ぎるわ。まぁその代わり、衛宮君には手伝ってもらうわよ。一応貴方の育ての親が原因なんだから・・・」

 

「まさかキリツグがそんな事をするなんて・・・でも、どうして?」

 

イリヤは不思議そうにその言葉を言ったのが原因で、他のみんなも不思議そうにしていたので、一応の真実を話した。

 

「私も完全に聖杯戦争の情報を閲覧した訳で無いので分かりませんが、聖杯戦争そのものを潰さなければいけない【理由】が出来たんだと思います。それこそ、前回の聖杯戦争で【セイバーさんに聖杯破壊を命令した】ように」

 

私がそう言うと、セイバーさんもその事には同意してくれた。セイバーさんが前回の聖杯戦争で衛宮切嗣氏のサーヴァントとして召喚された存在な上に、前回の聖杯戦争の記憶を持っているというイレギュラー的な存在なのだ。

 

 

だがしかし、何故【聖杯戦争】という存在そのものを破壊しようとしているのかが分からない。

何しろ聖杯戦争は【魔術師】と呼ばれる魔術を扱う存在達にとって、本来の目的でもある【根源への到達】にいたる為にしている行為なのだ。

 

 

なのに、その行為そのものを踏み躙ろうとしているこの行為の意味を、今の私には分かりかねなかった。

 




今回ダイヤルファイターで解除した時の番号ですが

【0・4・0】 【1・3・0】

の部分ですが、これには意味があります。分かる人がいるかな?


それとアギトのライダーキックでバーサーカーを3回殺したと言う設定ですが、アギトは【神殺し】の能力を持っていますし、グランドフォームのライダーキックの威力は30tなので、3回くらいなら大丈夫かなと思ったんですが、皆さん的にはどうですかね?

そして凛さんの機械音痴のネタとして携帯電話としてアクセルラーを採用したのは個人的な趣味です。
ファイズフォン系のシリーズとかだったら、間違ってフォトンブラッドの弾丸が出そうなので・・・

後切嗣氏を相当批判していますが、ZEROで切嗣氏がした事を言っただけですが、他人からすれば卑劣的と思ったのでこういう風に書きました。ファンの方はすみません。



そしてアンケートと活動報告での集計で、麻帆良学園祭に参加させる予定の存在に関しては、現状は平成仮面ライダーだけが一番になっています。

アンケートに関してはもう少し置いておく予定ですので、どしどしお願いします。

まほら武闘会てのクウネル戦での行うクウネルへの処刑技になります

  • ①コスモミラクル光線(ギャラファイ版)
  • ②TDGスペシャル(ガイアはSSV版)
  • ③ウルトラマンオーブの最終回で使用した技
  • ④スペースZ

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