ネギま 英雄の魂(スーパーヒーロースピリッツ)物語   作:ナハト・リコリス

48 / 49
久々の投稿になりますが、アリアの活躍を期待してくださいね


第30話 麻帆良学園祭 開幕初日

第78回麻帆良学園祭が開催され、私は幻想郷の外の世界ではこんな凄いお祭りがあるんだと思ってしまうほどに学園は賑わっていた。

 

空を飛ぶ飛行機による空中演武に、多種多様のコスプレや着ぐるみ姿をしたパレード等、幻想郷では多分一生できないだろうなぁと思うほどの熱気がそこにあった。

 

何とか3-Aも学園祭前にお化け屋敷を完成させ、担任でもあるネギも私も精神が大人のように思っていても、身体が子供なので色々と制作する為に色々と大変で、今は不眠と疲れもあって滅茶苦茶に眠たいので、どうしようかなと思っていたのだが、私とネギは一緒に保健室のベッドで眠る事にした。

 

流石に長時間眠ってしまっては私やネギも今回の学園祭で色々としなければいけない事があるので、刹那さんが同席して、時間が来たら起こしてくれる事になっていた。

 

 

だが起きてみたら何と夜の8時頃で、刹那さんも何故かぐっすりと眠ってしまった事に反省してくれたのだが、私としては昨日の学園長との話し合いで決まった学園祭用の警備員関係の人々を出していないので、どうしようかと三人揃ってあたふたしていたら、何故か夜の暗闇が消え、逆に朝のような状態になっていた。

 

そして外に出ると、何と麻帆良学園祭が始まったと言うアナウンスが流れたのだった。

 

そしてネギが超さんから貰っていた懐中時計が【タイムマシーン】であると推察し、同時に私達はこの時間を楽しく満喫させてもらった。私としてはネギと家族として一緒に遊んだ事も無かったので、この時間で私との時間のはチャラにする事にした。

 

周りから見たら犬耳尻尾のコスプレ娘と、兎の着ぐるみを着た同い年の男とのデートに見られるだろうが、これでもいいだろうと思った。

 

 

その後超さん本人と出会い、この懐中時計型タイムマシーン【カシオペア】に関する取扱い説明書をネギは貰い、そしてネギと別行動をするのであった。

ただし、ネギに対してあまり使用はしないようにと厳しく言っておいた。

 

「どうしてそんなに言うのさ?」

 

「下手に使ってたら一般の人達経由で後々で危険だからよ。いくら今回の麻帆良学園祭の期間限定とはいえ、使うのは最大で4回ぐらいにしなさい。後、場所も考え無しで使ったら、時間が違う自分と鉢合わせになったりもする可能性があると思うからその点を気をつけてね。もしそうなったら、ネギが何人もいるって事で、一般と魔法両面で周りを危険にさらすわよ。特に魔法関係に至っては、バレたら速攻でオコジョよりもヤバい刑を執行される可能性が高いわよ?」

 

流石のネギとカモもタイムマシーンで起きるだろう事態に驚いていたが、私としては時間移動系の存在も知っている為、下手にこの手の運用を間違えると危険なのは重々承知しているので、間違えないように釘を刺しておいた。

 

同時にネギに理由を言って一度だけカシオペアを借り、私は過去に戻ることにした。

 

何しろ今の私の状態は学園側からの依頼を遂行していないので、先に終わらせたいと思ったのもあるからだ。

 

一応3ーAの生徒としての手伝いをして、またこの場所と時間に来ればいいからだ。ネギ自身も私の言い分に納得し、カシオペアを貸してくれた。

 

「それじゃあ私は学園長の所に行ってくるわ。学園長との約束を守らなきゃいけないし、それが終わったらみんなの手伝いに行くわ」

 

「わかったよ。アリアも気を付けてね」

 

そして私は一度学園祭の開始前の時間に飛び、学園長のいる所に向かい、学園長の前で考えていた面々を召喚するのであった。

 

 

因みに呼んだのは矢的猛先生、カクレンジャーの皆とネコマル、ハリケンジャー・ゴウライジャーの皆にシュリケンジャー、デンジマンの青梅 大五郎さんに、バトルフィーバーの曙 四郎さん、伝説の宇宙刑事ギャバンである一条寺烈さん、その後継の十文字撃さん、メガレンジャーの伊達健太さん、風見士郎さんに新命明さん、番場壮吉さんに早川健さん、ジライヤの山地闘破さん、おまけ扱いでカブタックとロボタック達を呼び出したのだった。

 

呼んだ人達に関しては今回の事情を知っているため、快く協力してくれたのだが、流石に出された面々に学園長の顎が外れたような感じになっていた。

 

「な、何と言うかじゃが、ある意味とんでもない能力じゃのう~これは 」

 

「まぁそうなんですけどね 今回は危険が無いかの監視等が目的な事案だと聞いてますし、協力してくれる人達のおかげです。おまけに一部の人は商売での監視になりますが、それでも構いませんよね?あと彼らの飲食代もお願いしますね」

 

「まぁそれくらいならよかろう。じゃがその前に、あんパンとクレープ、一つずつ貰えるかの?流石にわしが一番で食べたいからの」

 

そして学園長は青梅さんのあんパンと、カクレンジャーの皆さんのクレープを一つずつ購入し、その後解散となりました。

 

そして私は3-Aの皆のお手伝いに行ったのですが、そこにいたのは何故か狐耳と尻尾をつけ、巫女服を着せられて女装しているネギの姿がありました。

 

と言うかだけど、微妙に可愛いなぁと思ってしまったのはダメだよなとも思ってしまった。

 

「・・・お兄ちゃん、そんな趣味があったの?」

 

「あ、アリア!!違うからね!手伝いをしようかと思ったらこんな姿に!!!」

 

「まぁそうだと思ってたからいいわ。それはそうと、今ここにいる皆様に全員に特別なお知らせです。実は今回の麻帆良学園祭限定で、特別なあんパン売りとクレープ屋さんが来訪されています。そのあんパン売りとクレープ屋さんに出会えたら、皆さんに素晴らしい幸運が舞い降りるやもしれません。どうぞ、皆様、今回の麻帆良学園祭での楽しみに一つとしてお楽しみください」

 

私が言ったお知らせに周りにいたお客さんどころか、生徒・先生達もあんパンとクレープ屋と言う変な組み合わせに驚いてもいたが、同時に素晴らしい幸運が舞い降りると言われ、今回の麻帆良学園祭での楽しみの一つにしたので、これもこれで少しは売り上げに貢献できるだろうと思っておくことにした。

 

まぁおまけに同じ顔の人達がいる以上、そう言った点での楽しみもあるだろうから、その点でも面白そうだと思うのであった。

 

「アリア、何であんパンとクレープ屋さんなの?他にも色々と食べ物系ってあると思うけど?」

 

「それはあなたが自分で調べなさい。まぁ出会っていればだけどね?」

 

「・・・もしかして猫みたいな形をしたバスで売ってたクレープ屋さんと、屋台で売ってたデンジあんパンなら食べたけど?」

 

「・・・まさか何回目かのネギとは思ってなかったわ。けど、それで合ってるわ。まぁそれ以上に変な問題は起こさないでね?」

 

そう言って私はクラスメイトのお化け屋敷の手伝いをし、超包子の方面の手伝いをし、その日の夕方、麻帆良学園で行われる格闘大会に出場する事にした。

 

実はこれも私が武器を頼んだ超さんからの依頼みたいなもので、できたら参加して欲しいと言われていたのだ。

 

 

私としても当初は参加しなくてもいいかなと思っていたのだが、超さんから賞金一千万円を出すと言われたので速攻で参加する事を決意した。

幻想郷での貧困とも言える事態と、それだけのお金があればお姉ちゃん達に対して大量のお酒購入に使えるので、参加を決意したのだった。

 

まぁそのせいで態度を一変させた私を見た挙句、おまけで私が優勝したら色々と美味しいお酒の購入を頼んだので、超さんも思い切り顔を引きつらせていた。

私からすればネギや周りの魔法先生達よりも、自分の家族に送るお土産にもなる【お酒】が大事なので、別にどうでも良かったりするのだ。

 

序にであるが、超さんから事前に自分が考えている計画事案に一切私は手を出さないでほしいと言われていたのだが、私は超さんに対し、魔法サイドが対策を考えないなら手を出すが、対策をした場合に関しては、何があっても手を出さない代わりに、その対策案を利用した案件にすると言って約束したのだ。

 

何しろ麻帆良学園祭と言う時期なので、一種のイベントみたいな対策案で対応してきた場合、私はそれを盛り上げるための第三者的な状況でいると言ったのだ。

 

超さんも対策案としてはその可能性が高いものとしており、それくらいならグレーゾーンになる事案で終わりだと納得されたからだ。

因みに使う案件等に関しては対策案の内容次第という事になり、私としてはどういう対策をしてくるのかなと思いつつ、楽しみにしていたりする。

 

 

だがこの時の麻帆良学園祭での案件が、後に麻帆良学園どころ、この世界全体に及ぼす超危険な事態になるとは、誰も思いもしなかったのだった。

 

 

因みに予選ではフードを被って出場したのだが、これはネギが大会に出場するのを事前に聞いていたので身バレ防止用でもある。

 

本選に関しては正体を明かすつもりで戦うつもりだけど、それにしても一人変な感じの人がいたのだけど、一体何なんだろう、あの人は?

 

 

予選に関してはネギや小太郎、エヴァや明日菜さん等の知り合いとは違う別のブロックだったので良かったが、知り合いのブロックだったら色々と面倒だったなぁと思うしかなかった。

 




大会に出場する扱いにしましたが、面白い展開にはする予定にしておりますので

まほら武闘会てのクウネル戦での行うクウネルへの処刑技になります

  • ①コスモミラクル光線(ギャラファイ版)
  • ②TDGスペシャル(ガイアはSSV版)
  • ③ウルトラマンオーブの最終回で使用した技
  • ④スペースZ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。