火竜に憑依転生した!? 作:△△さん
今、俺はハルジオンの町に向かっている。
「うぷっ、気持ちワリィ・・・。」
俺がそう言うと、横にいるハッピーがこう言って来る。
「あい、ナツってホントに乗り物弱いよね。」
「うるへぇ、おっぷ‼」
ハッピーの言葉に文句を言うが、すぐに気持ち悪くなってしまう。
『ハルジオン~、ハルジオンでございます!』
列車の車内放送が流れ、ハルジオンに着いた事を知らせてくれる。
「ほら、ナツ立ちあがって‼ハルジオンに着いたよ。」
俺にそう言ってくるのは、ハッピーと共に俺に同行しているリサーナ。
「・・・あい。」
俺は酔いのせいでうまく歩けるはずもなく、リサーナに肩を貸してもらって列車を降りる。
駅を出ると、そこには人だかりができていた。
人だかりは女だけでイケメンでもいるのかと思った。
俺とリサーナとハッピーはその横を通ろうとした時、俺はきつい香水の匂いを嗅いでしまい、大きなくしゃみをした。
「はっくしょん‼」
俺がくしゃみをしたら、ハッピーとリサーナはこう言ってきた。
「あれ、ナツってば風邪?」
「バカは風邪ひかないって言うのに・・・、何で?」
リサーナはまだ良いとして、ハッピーお前覚えてろ。
そう思っていると、誰かが話しかけてくる。
「ありがとう、おかげで助かったわ。」
それはルーシィだった。
ルーシィが助けてくれたお礼に飯を奢ってくれるというのでついていった。
モグモグ、ガツガツ、ズルズル、ブチリ、バリバリ
俺とハッピー飯に夢中で、リサーナとルーシィもガールズトークに夢中である。
「ふぅ、御馳走さま。で、ルーシィは何で俺達に飯を奢ってくれたんだ?」
俺は飯を食い終わると、本題に入った。
ルーシィはそれを聞かれて、リサーナとのガールズトークを中断して話を始める。
「それがね、あの炎竜王って奴は禁止された魔法・魅了を使って女の子たちを自分に夢中にさせてたの。」
ルーシィの話をまとめるとこうだ。
その人だかりの中心にいた男が魅了を使って女の子を夢中にさせていた所にルーシィ自身も虜になりかけている所にきつい香水を嗅いだ俺がくしゃみをしたお蔭で正気に戻れたという事だ。
それを聞いたハッピーはこう言った。
「何でそんなことしたんだろうね、ナツ?」
それに対して、俺はこう言った。
「さぁな、そこまでして女に囲まれたいとも思えねぇな。」
俺が腕を組みながらそう言うと、リサーナは不機嫌そうにしていた。
「どうした、リサーナ?」
「・・・・別に。」
「???」
まぁ、リサーナの機嫌は後で直すとして、その男には気になる事が出来たので俺は席を立つ。
「ここの支払いは俺がもつ。」
俺がそう言うと、ルーシィがこう言って来る。
「えっ、でも、ここは私が奢るって言ったのに・・・。」
その言葉に、俺はこう言った。
「これだけの額、ルーシィ払えるか?」
俺がルーシィに伝票を渡し、リサーナと一緒に見る。
27000J
その額を見たルーシィはこう言った。
「払えません。」
それを聞いた俺は伝票を持ってレジに向かう前に財布から10万Jを取り出してリサーナに渡す。
「これでも使って時間でも潰しといてくれ、俺は野暮用で少しの間別行動だ。」
そう言ってレジで支払いを済ませて店を出た俺は路地裏に行き、いたずら目的で覚えた変身魔法で犬になって行動をする。
俺の、イグニールの名を語った事後悔させてやるよ。
ルーシィ、登場‼
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