火竜に憑依転生した!?   作:△△さん

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明けましておめでとうございます、本年も何卒よろしくお願い申し上げます‼

今年の初投稿は番外編の続きにございます。


パラレルPart3

今、傷有りナツとグレイが魔法を発動させて互いにぶつかり合う。

 

"火竜の鉄拳″

 

傷有りナツが炎を纏った拳をグレイに向かって放とうとするが、グレイは手のひらに拳を置く形の構えをとって魔法を放つ。

 

"アイスメイク「盾」"

 

傷有りナツが攻撃に重きを置き、一方でグレイは防御にへと重きを置いた。

 

それは傷有りナツが勝るか、グレイが勝るかの真正面からの激突である。

 

「オラァ!!」

 

傷有りナツがそう吼えながらいとも簡単にグレイの氷の盾を破壊してしまう。

 

「何っ!?」

 

破壊はされようとも、少しは手こずると思っていたグレイは呆気無く砕かれた氷の盾を見て、驚愕する。

 

「オイオイ、まだまだこんなもんじゃねぇだろ、グレイ!!」

 

傷有りナツの見え見えの挑発に対して、グレイは口角を少し上げながらこう言った。

 

「当たり前だろ、ナツ!!」

 

傷有りナツはその言葉を聞いたと同時に息を思い切り吸い込む。

 

"火竜の咆哮"

 

傷有りナツの口から放たれた竜炎は一直線にグレイにへと向かって行った。

 

「あぶねぇっ!!」

 

そう言いながらもしっかりと躱すグレイだが…。

 

「あめぇぞ‼」

 

「何!?」

 

炎の中に傷有りナツがいる事に気付く事が遅れてしまったため顔に拳をまともに喰らってしまう。

 

「ぐはっ!?」

 

傷有りナツの拳をまともに受けたグレイは数メートルほど飛ばされた時点でなんとか地面に足をつけて堪えたものの、ダメージが大きいようだ。

 

すると、ここでマカロフがこう言った。

 

「グレイ続行不可能にて、勝者は異世界のナツ‼」

 

マカロフの言葉を聞き、ギルドのメンバーは歓声を上げる。

 

すると、傷ありナツの前にエルザとガジルとラクサスが立つ。

 

「「「ナツ(火竜)、次は俺(私)と勝負だ‼」」」

 

それを見た傷ありナツはこう言った。

 

「何で幽鬼のガジルとジュビアがウチにいるんだ?」

 

それを聞いたルーシィが傷ありナツにこう問いかける。

 

「えっ、あんたの所には二人はいないの?」

 

ルーシィの言葉に対して、傷ありナツはこう言った。

 

「おう、オレが知っている限りでは所属してねぇぞ?」

 

それを聞いたジュビアが傷ありナツに詰め寄っていく。

 

「ナツさん、それはどういう事なんですか!?なんでジュビアは妖精の尻尾に入っていないんですか!!?」

 

ジュビアは鬼気迫る表情を顔に出しながら傷ありナツの肩を掴んで激しく揺さぶる。

 

「お、落ち着いて、ジュビア!!」

 

そう言いながらルーシィがジュビアを止めに入る。

 

「止めないで、ルーシィ!!これはジュビアにとって大切なことなの!!」

 

ルーシィに止められながらも傷ありナツを離さないジュビア。

 

「まだ入ってないだけだと思うぞ、私は。」

 

「「えっ?」」

 

その声を聴いてジュビアはナツを掴んでいた手を放す。

 

「エルザ、それってまさか…。」

 

さっきの言葉の主はエルザで、その言葉の意味を察したルーシィ。

 

「あぁ、向こうのナツはまだアレを受けていないようだ。」

 

「そっか、だからジュビアやガジルがウチに居ないんだ!」

 

そう二人が話している内容を理解したジュビアは安心した顔でこう言った。

 

「よかったです、ジュビア安心!!」

 

そう言っているジュビアの肩に傷ありナツが手を置く。

 

「ジュビア、お前は俺に謝罪の一言もないのか!」

 

そう言いながら傷ありナツはジュビアの頬を揉みくちゃにする。

 

「ほ、ほめんらさい~‼」

 

頬を揉みくちゃにされながらも傷ありナツに謝るジュビア。

 

それを見ていて、ルーシィが傷ありナツを止めに入る。

 

「落ち着きなさいよ、ナツ。ジュビアだって悪気があった訳じゃないんだから。」

 

傷ありナツはそう言って来るルーシィの言葉を聞いてジュビアから手を放す。

 

「解ってるよ。」

 

傷ありナツはそう言いながら準備運動を始める。

 

それはある男との戦いを予感したからである。

 

「ナツ、俺と勝負しようぜ。」

 

そう言って来る声が聞こえてきて傷ありナツが振り返ると、雷を迸らせているラクサスがいた。

 

「いいぜ、俺もお前と戦いたかったところだ。」

 

傷ありナツはラクサスの姿と言葉を聞いて拳に炎を滾らせる。

 

そうして、第二ラウンドが始まるのだった。




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