やぁ! 皆のアイドル、くーちゃんだよ☆ミ
うん、ごめん気持ち悪かったな。ほんとスマン。
ま…まぁそれは置いといて、俺はクシャルダオラになったんだが。ここでクシャルダオラについて詳しく説明しよう。 要らないって? 文字稼ぎだよ言わせんな。
鋼龍クシャルダオラ またの名を風翔龍
古龍種 古龍目 鋼龍亜目 クシャナ科
熱帯、乾燥帯、寒帯など広い地域で目撃されている大型古龍。全身が鋼鉄の強度と性質を持つ鱗や甲殻に覆われていることから<鋼龍>と呼ばれている。
肉と骨の区別が無く、すなわち全身の甲殻は骨と完全に一体化しており、これによって鋼の甲殻を持ちながら自在に動き回ることを可能としている。
更には風や天候を自在に操作する能力を持っており、クシャルダオラの出現地域には大木が折れんばかりの突風や数メートル先の視界をも奪う暴風雨や猛吹雪が観測される事が多々ある。
と、こんな所か。これwiki参照な。
長々と書いたわけだが、俺が言いたい事は
「グルオォォォーーー(絶対ゴッドイーターに狙われるだろこれ)!!」
ちくしょう…世界ちゃんと合わせろよ。何か体がオラクル細胞で出来ているみたいだし……。
もう攻撃してきた奴だけ撃退する方向でいくか。一応攻撃性はない事をアピールして置こう。
感覚で分かるんだがこの体凄く強い。クシャルダオラだしオラクル細胞も有るっぽい。
クシャルダオラにオラクル細胞とか何これチート?
と言っても使いこなす事が出来なきゃ意味ないんだけどな。使いこなせるように頑張るか。
そんじゃまずは肉体性能の確認だな。
ーー地面を走る。
凄いスピードがでた。百メートル三秒くらい。
ーー尻尾で地面を叩く。
かなりえぐれた。小学生くらいの子供が入れるくらい。
ーー羽ばたいた。
衝撃波がでた。小さなクレーターが出来るくらい。
ーーブレスを吐いた。
目の前にあったビルが吹っ飛んだ。粉々になって。
ファッ?!
あれ?!クシャルダオラってこんなに強かったっけ?!ゲームじゃはじめの方の古龍だぞ?!搦手使うと簡単に倒せちゃう奴だよ?!攻撃した跡が凄い事になってるんだけど!一体クシャルダオラに何があった!
あまりの強さに暫く慌てていたクシャルダオラだった
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ーーふぅ落ち着いた。
よく考えたらオラクル細胞があったか。うん、オラクル細胞なら何をしてもおかしくない。まぁこれだけ強ければ早々死ぬ事は無いだろうな。よかったと思って置こう。
慌てていて気付かなかったけど腹減ったなー。何か食い物探すか。あれ?クシャルダオラってなに食べるんだろう。やっぱ鋼龍だから鉱石類か?いや、アラガミだから何でも食えるか。それじゃ探すか。
そう言い、俺は更地になっている場所から移動した。
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探し始めてから約十分、骸骨の顔と戦車のキャタピラで出来た足のクアドリガに出会った。
「ヴォオオォォ」
こちらを見つけてミサイルを撃ってくるクアドリガ。
「グルオォォ(ふん、甘いぜ)!」
横に跳んで避ける。そして一気に接近して首に噛み付く。
「ヴォオ?!」
驚いて振り離そうとするクアドリガ。だが離さない。
そしてそのまま噛み千切る。
「ヴォオオォォ……」
それだけでクアドリガは絶命した。何か呆気無いな。
よし、食うか。
「グオォォ(いただきます)」
む?!これは!
「グルオォォォーーー(うんめぇーーーー)!!」
何これめっちゃ美味い。てっきりオイル臭いのかと思ったけどソースみたいになってる。とにかく美味い。歯ごたえもあってなんかもう…生きてて良かった……。
よくあるアラガミになる主人公はクアドリガ不味いって言うけどそんな事なかった。多分あれだ、
鉱石類を食べるアラガミにとっては美味い。
そういう事だろう。
クアドリガって美味かったんだ?!という回ですw