艦これ✕FFT~イヴァリースを巡る~   作:聖騎士ボコ

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イベントと大会と仕事がようやくひと段落しました・・・
何だったんだ・・・あの異様なまでの物事の集中は・・・

というわけで、10日ぶりの投稿です。


chapter35 ~強さ~

「魔導士へはこっちから牽制する!」

 

ラムザが言うや否や、自然の力を利用した攻撃が、敵魔導士を狙う。

魔導士はその攻撃に当たらぬようにその場を離れ、攻撃は外れる。

 

ただ、それで十分だった。

 

前衛が突撃する隙を作れば十分で、攻撃が当たるかどうかは二の次と考えていたから。

 

そして、その目論見通り、2人が最前線に到達する。

 

「食らいな!闇の剣!」

 

「鬼神の居りて乱るる心、されば人かくも小さな者なり!乱命割殺打!」

 

ダークナイトとホーリーナイト

 

課された責務は違うにしろ、強さは随一である。

 

この戦いの始まる前にダークナイトである江風が恐れられた理由も単純に強いからという理由が上がる。

傭兵業をしていて、その名前を知らない者は新人かモグリだと言われるくらいの実力者である。

 

対する長門は、王家直属の親衛隊がいることは広く知られている。

しかし、構成する騎士がどういった人物なのかは知られていない。

唯一、アグリアスという騎士がその筆頭だということは知られていた。

今回の王女護衛任務では、間違いなくアグリアスが出てくるだろうと予測していた。

周辺警護を担う予定だった北天騎士団としても、そうだと考えていた。

実際、王女の護衛に来たのは、別の人物だった。

長門、そう紹介されても誰も納得はしなかった。

アグリアスからの親書を見せ、ようやく理解はしてもらえた程度であった。

もちろん、納得はしていなかった大多数は、その長門の一挙手一投足に注目した。

そして、納得した。

 

 

言われていたアグリアスよりも、騎士として上かもしれない、と。

 

「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

長門が力いっぱい剣を振り下ろすたび、敵の数が減っていく。

圧倒的だった。

魔導士の攻撃を牽制すれば、などという世界ではなかった。

たとえ魔導士からの総攻撃を受けたとしても、長門なら止まらなかったであろうと、ラムザは思ってしまった。

 

「なにやってンだラムザ!さぼるンじゃねえ!」

 

江風も次々に敵を沈めていく。

ラムザは、そんな2人に遅れないよう、全力で前線に戻っていった。

 

 

 

「ざっとこんなもンか。」

 

倒した敵をざっと見渡した江風が、剣を納めながらつぶやく。

同じく剣を納めた長門がいらだたしそうにつぶやく。

 

「こんなことをしている場合ではないのに・・・早くオヴェリア様を追いかけなければ・・・」

 

「ってもよー、どこに行ったかわかンのかー?」

 

「それに関しては青葉が調べておきましたー!」

 

突然、2人の前にシーフの姿をした女の子―青葉が着地した。

 

「青葉、何かわかったのか?というかこの襲撃は一体・・・?」

 

「それば道中でお話します。今は一刻も早く追いかけましょう!」

 

「どこに・・・?」

 

「長門さん、彼らが本当に南天騎士団なら、逃げ込むところは一つしかないですよ!」

 

「そうか・・・あそこ・・・ベズラ要塞か!」

 

「青葉が仕入れた情報も、移動しながらお伝えします!なので、急ぎましょう!」

 

青葉があわただしくみんなをせかし、長門がそれに呼応するように急ごうとする。

 

物語が、大きく動き始めようとしていた・・・

 




遅くなっておいて分量が少ないとか最悪です・・・

これからはタグの通り不定期になりそうです。
っても、今までが定期的過ぎたってのもありますが・・・
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