ハイスクールD×D 青の悪魔に転生しました 作:ソニィの蠱惑魔
MISSION.0 旅立ち
「あぁ〜、つまらねえな。」
いきなりつまらねえ発言をしている俺こと九十九亮はちょっとばかし変わった力を持ってはいるが何処にでもいる普通の高校生だ。その変わった力っていうは••••••まぁ今はまだ言わなくても良いだろう。
「なんかこう異世界に飛ばされる何て面白い事でもおきねぇかな?」
そんなあり得ない事を呟きながら俺は軽くため息を吐きつつぼんやりと空を眺めていた。
「おい九十九、何処を見ている。空を見て黄昏てる位ならこの問題を答えなさい。」
ん?あぁそういえば授業中だったっけ。あまりにも簡単すぎてやる気無かったんだよな。
「••••••4√7。」
「!?せ、正解だ。」
面倒くさいから途中式を飛ばして答えだけを言う。先生も答えが合っていて何も言えないようだ。まぁ自慢になっちまうが俺はスポーツや勉強をやろうと思えばすぐに出来てしまう。はぁ、こんな才能が無ければ真面目に取り組むことができるのにな。
「相変わらず感じ悪いな。」
「勉強もスポーツも出来るからっていい気になりやがって。」
「てゆうか、なんで学校来てんだ?」
あちこちからクラスメイト達の野次が聴こえてくる。普通は聴こえないように言うものだろうが奴等は敢えて聴こえる様に言ってくる。相変わらず嫌な空気になってるねぇ。ま、慣れたけどね。
なんだかんだでやっと放課後だ。はぁ〜、やっと帰れるぜ。 そして何事もなく帰宅した俺はとりあえずベットに横になりながら適当に取った漫画を読み始めた。
「ネ◯ま!は何度読んでも面白れえな。それに瞬動術や虚空瞬動は実用性は無かったが参考になったしな。」
そう、俺の変わった能力はゲームや漫画の技をある程度再現出来る能力だ。まぁ流石に手から火の球を放ったり剣から衝撃波を飛ばしたりは無理だったけどな。••••••俺は誰にこんな説明をしてんだろうな?多分疲れてんだろう、そうに違いない。なら軽く昼寝でもしてすっきりしよう。
「••••••ここは何処だ?」
気がついたら何やら真っ黒な空間で横たわっていた。まぁ夢なんだろうけどな。
「あ、目が覚めましたか。」
後ろから声をかけられ振り向くと黒いワンピースを着た銀髪の少女が立っていた。
「あなた誰?」
「おっと、自己紹介がまだでしたね。初めまして、いつもニコニコあなたの隣に這いr「待て、それ以上は言ってはいけない‼︎」」
それ以上言ったら万◯先生に怒られるかもしれないしな。
「むう、なんですか?いきなり大声を出して。」
「そのキャッチフレーズは大人の事情でまずいから名前だけ言ってくれないか?」
「しょうがないですね〜。私の名前は••••••神です。」
「邪が抜けている気がするが、それ以前に神って名前じゃなくね⁉︎」
「仕方ないじゃないですか人間には発音出来ない名前なんですから。」
発音出来ない名前ってなんだよ。気になるな。
「一応言ってみてくれよ。」
「∂$%∀∧”≒☆です。」
「••••••すまんもう一度頼む。」
「∂$%∀∧”≒☆です。」
確かにこりゃ無理だ。マジで何言ってるのかさっぱりわからん。
「で、その神が俺に何のようだ?」
「あら、もうその事を聞いちゃうんですか。せっかちですね〜。」
うぜぇ、夢とはいえマジでこいつうぜぇ。とりあえずアイアンクローでもしておくか。
「痛い痛い痛い痛い痛い⁉︎」
「良いからとっとと要件を言え。」
「うぅ、分かりました。実はあなたの願いを叶えに来たんですよ。」
俺の願い?はて、いつそんな事を神に頼んだんだ俺は?
「あなた、異世界に行きたいんですよね?その願いを叶えに来ました。」
あぁ、今日ぼんやりと呟いたアレの事か。別に頼んだ訳じゃないがどうせ夢なんだ、話に乗ってみるか。
「へぇ、面白れえな。で、何処に飛ばしてくれるんだ?」
「おや?意外とあっさり信じるんですね。あと何処に飛ばされるかは後でのお楽しみって事で。」
ニヤニヤと笑って行き先を教えない神もどき。もう一度アイアンクローでもするか?いや、話が進まなくなりそうだから我慢するか。
「まあ良い。それで、その異世界に行くのはいいが素の状態じゃさすがにすぐ死ぬと思うんだが。」
「ああ、そうですよね。それじゃあ一つ好きな能力を授けましょう。さあ何が良いですか?」
「••••••じゃあ、DMCのバージルの能力をくれよ。」
「はいはーい。••••••これで良しっと。」
神は懐からなんかの端末を取り出し軽く操作したら良しとか言っていたが、適当だな。まあくどいようだが夢だからつっこまな••••••ってあれ?なんか急に眠くなってきたぞ。
「ふふふ、次に目覚めたらもう異世界ですので頑張ってくださいね。」
その神の言葉を最後に俺の意識は途切れた。