ハイスクールD×D 青の悪魔に転生しました 作:ソニィの蠱惑魔
ふと目がさめるといつもと変わらぬ俺の部屋だった。
「ふぁぁぁ。だいぶふざけた夢だったな。」
いつもは夢の事など覚えてはいないのだが昨日のだけははっきりと覚えていた。結構印象強かったからな。まぁすぐ忘れるだろうけど。さて、今日も退屈な一日を過ごしますかね••••••っとその前に。
「そういえば昨日はすぐ寝ちまったんだったな。とりあえずシャワーでも浴びるか。」
下着を持って脱衣所に行き制服を脱いである事に気がついた。
「あれ?なんか制服いつものと違くね?」
いつもは学ランだったのだが今着ているのはブレザーだ。こんなのは持って無かったがはずだしそもそもいつ着替えたんだ?
♪♪♪
「あん?誰だこんな朝っぱらから電話なんかかけてくるやつは。」
知らない番号だな。そもそも誰にも番号を教えてない筈だが。••••••まあ出てみるか。どうせ間違い電話だろうけどな。
「誰だ?」
「私ですよ。おはようございます九十九さん。」
この無駄にハイテンションな声は間違いなく夢に出て来たあいつだな。つかマジだったのか。
「この制服はなんだ?そして何故俺の名前を知っている?それにどうやって俺の番号を知った?」
「落ち着いてください。今説明しますから。その制服はこの世界の学校の物です。あ、あと既に編入手続き済みなので今日はそのまま学校に行ってください。名前と番号は••••••まあ神なので知ってて当然的なやつですか?」
後半適当だな、おい。しかもサラッと重要な事も言ってやがったし。
「学校つったって俺は場所知らねえぞ。」
「ご安心下さい。記憶の方も少々弄らせてもらいましたからこの世界への知識はある程度はバッチリですよ。」
「なんて危ない事をしてんだよ。•••••ああ本当だ。なんか知らない筈の事が当たり前の様に分かる。」
「あと最後に、九十九さんが言っていた能力は
神器?なんか聞いた事あるな。••••••ああ、ハイスクールD×Dか。て事は、ここはハイスクールD×Dの世界か。
「使い方は簡単。出して使う終わったらしまうって感じですね。」
説明雑過ぎるだろ、おい。まあ良いや、放課後どこかで軽く練習しとくか。
「以上で説明を終わります。ではでは良い人生を。」
言うだけ言って切りやがった。はぁ、なんかもう疲れたな。••••••仕方ないさっさと身支度整えて行くとするか。
てなわけで学園に到着した俺だがなんもなかったな。まあ周りの奴らから好奇の視線を浴びわしたが。とりあえず職員室に行き軽い手続きを済ませそのまま教室に案内された。全く異世界に飛ばされたとは思わないくらい平凡な感じに俺は軽く失念していた。
〜一誠サイド〜
突然だが俺、兵藤一誠は舞い上がっていた。だってしょうがないだろ、登校中いきなり他校の生徒に告白されたんだぜ。しかも向こうの一目惚れだとさ。俺は嬉しすぎて即了承しちゃったよ。その上今日デートの約束までしちゃったんだぜ。これが舞い上がっていられない訳がないだろ。
「朝から気持ち悪い顔してんなイッセー。何か良いことでもあったのか?」
いきなり人の顔を気持ち悪い発言したのは俺の友人その1の元浜だ。眼鏡で知的派に見えるがその眼鏡を使って女子のスリーサイズを図れるっていう変態だ。別名スリーサイズカウンターと言う。しかしいきなり気持ち悪い発言とは失礼な奴だな。まあ今日の俺は寛大だから許してやろう。
「ふっ、何か良いことだと?それは•••。」
「おい、今日このクラスに転校生が来るらしいぞ。」
俺のの言葉を遮って来たのは俺の友人その2の松田だ。一見丸坊主で爽やかなスポーツ少年に見えるが口を開けばセクハラ発言しか出てこない変態だ。趣味?が撮影って事で別名セクハラパパラッチ、エロ坊主と呼ばれている。そして元浜は松田の話題の方に興味を持ったようだ。
「ほう、この時期とは珍しい。してその転校生はもちろん女子なのだろう?」
「いや、男子と言う可能性が高いみたいだ。」
松田が悔しそうにいうと元浜は見るからにガックシと肩を落とした。••••••しかし元浜よ、何を根拠にもちろん女子なんて言ったのだろうか。あぁ、願望か。まぁ俺も女子の方が良いけどね。
「それよりイッセー。お前さっき何か言いかけてなかったか?」
「ああ、そう言えばそうだったな。それは•••。」
「ほらお前ら席に着け。HRを始めるぞ。」
担任が来たことによってまた話が遮られてしまった。松田と元浜は渋々と自分の席に戻って行った。まぁいつでも言える事だから別に良いだろう。
「えー、突然だが今日このクラスに転校生が来ることになった。」
「先生その転校生は美少女ですか?」
「残念だが転校生は男だぞ。」
あっ、早速元浜が質問して撃沈してるよ。しかし男か見ると周りの男子もがっかりしてるよ。俺もだけど。
「ほら男子共そうがっかりするな。まあ良い、九十九君入って来なさい。」
九十九っていうのか。イケメンじゃなきゃいいなぁ。
〜一誠サイドアウト〜
〜九十九サイド〜
「ほら男子共そうがっかりするな。まあ良い、九十九君入って来なさい。」
おっ、呼ばれたか。さてと行くとしますかね。
ガラ
教室の扉を開いて中に入り軽く中を見渡す。やっぱ前の世界とあんま変わんねえな。なんて考えていると突然歓喜の声と失念の眼差しに晒された。なんていうか分かりやすい奴らだな。とりあえず当たり障りのない自己紹介でもしときますかね。
「この度このクラスに転校してきた九十九亮だ。まぁよろしく頼むよ。」
「じゃあ九十九君はあの空いているところだね。」
「分かりました。」
俺は担任に言われた席に行き腰を下ろした。すると隣にいた奴が話しかけてきた。
「よう、俺は兵藤一誠。友人達からはイッセーって呼ばれてるんだ。よろしくな九十九。」
「おう、よろしくなイッセー。それと俺の事も亮で良いぜ。」
へぇ、こいつが兵藤一誠か。案外人当たりのいい奴だな。こいつがこれから幾多の戦いに巻き込まれていく話だったよなこの世界は。いいね、これからが楽しみになってきたぜ。
「な、なに突然笑ってんだ?」
「あぁ悪い。ちょっと思い出し笑いしたみたいだ。」
俺は適当な事を言ってイッセーをはぐらかした。あぁ、これから起こる出来事を考えると退屈しなそうでいいな。
さぁ、俺を楽しませてくれよイッセー。