ハイスクールD×D 青の悪魔に転生しました 作:ソニィの蠱惑魔
HRが終わり俺は質問攻めにあった。転校生が来たらこうなるわな。まぁ無難な事を言って質問を締め切ったけど。
隣のイッセーはなにやら眼鏡の男子と坊主の男子に自慢気に何か言って勝ち誇っていたがまあどうでもいいか。
で、特に何事もなく放課後を迎えた訳だがさすがに重要人物に会ったからってすぐには何も起きないようだ。仕方ない。どっかで新しく手に入れたこの能力を試してみるか。よし、思い立ったらすぐ行動てな。
てなわけで木々の生い茂る公園の奥に人目に付きにくそうな場所を見つけたのでそこで能力を発動してみた。すると手には日本刀が握られていた。
「へぇ、この
俺は元の世界で使い込んだバージルの技をイメージしながら練習を始めだした。
〜亮サイドアウト〜
〜一誠サイド〜
「イッセー君、死んでくれないかな?」
突然の彼女に死ねと言われた俺こと兵藤一誠は困惑していた。
「え?死んでって、夕麻ちゃん冗談だよね?」
冗談じゃないわよ。私本当にイッセー君に死んでもらいたいの。」
なんで?さっきまで普通にデートしてただけだったのにどうして急に俺が死ななきゃいけないんだよ?
混乱して状況が理解出来てない俺を他所に突然彼女(天野夕麻)の身体が一瞬光ったと思ったら露出の多いボンテージ衣装になっており、さらに背中から黒い翼が生えてた。そしていつの間にか右手には光で出来た槍が形成されていた。
「や、やばい。あんな物くらったらマジ死ぬって。」
俺は逃げようと思ったが恐怖で身体が全く動かなかった。
「バイバイイッセー君。在り来たりなデートだったけどちょっとは楽しかったわよ。」
彼女はそう告げると手に持っていた光槍を投げつけた。そしてそれは腹部に突き刺さった。
「ぐっ••••••あぁぁぁぁぁ。」
痛え、超痛え。こんな痛み今まで感じた事無えよ。俺はあまりの痛さにのたうちまわる事すら出来なかった。
数秒後光槍は消え代わりに腹部には大きな穴が開いていた。そしてその穴から大量の血が吹き出していった。
身体がだんだん寒くなってきた。意識もだいぶ朦朧としてきた。俺まじで死ぬのか?人生初のデートに殺されるなんて思いもよらなかった。まだエッチしてないのに死ぬなんて••••••嫌だ。死にたくねえよ。
そして薄れゆく意識の中紅い髪をした女性がうっすらと見えたと思ったらそこで俺の意識が途切れた。
〜イッセーサイドアウト〜
〜亮サイド〜
「ふぅ。まあこんなものってところか。」
一通り技を練習してみて我ながら良い感じだと満足していると遠くの方から悲鳴が聞こえてきた。しかもこの声ってイッセーのじゃねえか⁉︎
俺は気がつくとイッセーのもとへ駆け出していた。
たどり着くとそこには血の海の上で力無く横たわっているイッセーとうちの制服を着た紅い髪の女性を発見した。くそ、間に合わなかったか。殺ったのはあの女か?返答次第ではあいつを殺すしかねえな。
「おい、イッセーを殺したのはお前か?」
「失礼ね違うわよ。私はこの子に呼ばれたからここに来たのよ。」
「死に間際の人間に呼ばれたって、もしかしてお前死神か悪魔の類なのか?」
「ええ、そうよ。私はリアス・グレモリー。こう見えても悪魔よ。で、あなたは?」
「俺か?俺は九十九亮。そこで死んじまったイッセーの友人ってところだな。そんで、悪魔のあんたが呼び出されたって事はイッセーに何かしに来たんだろ?」
「この子が行きたいって強く願っていたからね。その願いを叶えに来たのよ。」
へえ、行き返させられるのか。便利なもんなんだな悪魔の力って。
「あら。面白いわねこの子。気に入ったわ。あなたを私の下僕にしてあげる。」
「下僕?随分な言い方だな。」
「言い方が悪かったわね。眷属にしてあげるって言った方が良かったわね。」
リアスはポケットから紅い色のチェスの駒を取り出してそれをイッセーの上に乗せた。
「それは?」
「これは
「へえ。だがイッセーの駒の数なんか多くねえか?」
「転生させるに当たってその人物の強さによって使用する駒の数が変わるのよ。この子は内に秘めた力が強大なようだけど、肉体的には一般的な高校生だったから
なるほどな。興味深いな。それにあれがチェスの駒と同じならあと1個余ることになるな。まあすでに使用してる可能性もあるけどな。
リアスがなにやら呪文みたいな事を言うと駒は紅く発光しイッセーの中に入っていった。
「成功したのか?」
「ええ成功よ。後はこの傷を塞げば明日には意識も戻るでしょう。」
「ところでさ、あんたまだ駒余ってたりしないの?」
「リアスで良いわよ。まだ余っているけど貴方も私の眷属になりたいのかしら?」
「まあそんなことだな。あ•••••リアスに関わってたらなんか面白い事になりそうだしな。あと俺の事も亮で良いぜ。」
「ふふ、面白い子ね。良いわ亮も私の眷属にしてあげる。」
リアスは再び悪魔の駒を取り出したが駒を見て驚いた表情をしていた。
「どうした?なんか問題でもあったのか?」
「兵士の駒が
「変異の駒?そうなるとなんかまずいのか?」
「いえ、別にまずくはないわ。むしろ良い方よ。でもさっきまでは普通の駒だったのに急にどうして?」
突然の事にリアスは動揺しているようだ。寧ろ良いことなら有難く頂戴すればいいのにな。
「まあ良いわ。取り敢えずこの事は置いといて、亮。ちょっと貴方の体調べさせてもらうわね。」
リアスは言うなり俺の体を触り始めた。こんな事して何が分かるのかね。
程なくしてリアスは俺を触るのを止めた。どうやら向こうには何か分かったようだ。
「亮あなた何者なの?身体能力は人並み以上で魔力の量も多いし、それに神器まで持っているなんて。規格外ね。」
「へえ、そうなのか。て事はリアス。今のあんたじゃ無理って事か?」
「いえ、普通の駒では無理そうだけどさっきの変異の駒を使えば可能よ。•••••この突然の変異も何かの運命なのかもしれないわね。」
微笑したリアスは変異の駒と化した兵士の駒を取り出して俺の胸辺りに軽く押し付けた。すると駒は紅く発光しそのまま俺の中に入っていった。駒が完全に入ると身体に異変を感じた。
「さっきより調子が良くなったぞ。力が溢れてくる感じがする。」
「もう馴染んだの⁉︎よほどその駒との相性が良かったようね。じゃあ亮、これからよろしくね。私はそろそろこの子の傷を治すからもう行くわ。明日使いの者を行かせるからまたその時に会いましょう。それと学園では一応敬語で話しかけてね。いろいろと面倒なことになりそうだから。」
「あぁ分かった。じゃあなリアス。ありがとな。それとよろしく頼むぜ。」
そう言うとリアスは軽く微笑んでから魔方陣を展開し、イッセーを抱えて何処かへ飛んで行った。
ははは、面白くなってきたぜ。明日が楽しみなのは初めてだぜ。
俺は一人笑いながら自宅へと帰宅して行った。