ラブライブ!〜魔法使いと9人の女神〜 作:やましょー
案の定期末テストもボロボロで数学は冬休みに補習が決まり、色々と大変な事になっています。2ヶ月開けといてこの出来かよ!と殆どの方が思うかもしれませんがどうか温かい目で見てもらえれば幸いです。それと今回と次の話はウィザードは登場しません。代わりに登場するライダーは昨日ふと思いついたのでちょこっとしか登場しませんがよろしくお願いします。
「ただいま〜っと…」
夕飯の買い物を終え家に帰ってきた翔希は早速夕飯の支度に取り掛かった。
(あれから約1週間、何も無いのが不幸中の幸いってやつかな…)
翔希の魔力はまだウィザードに変身できるまでは回復してはいなかった。
約1週間前魔力を失い翔希は仕方なく走って神田明神まで向かった。
丁度翔希が着いた時に希は海未に絵里がロシアでバレエの大会に出場した時のビデオをノートパソコンを使い見せていた所だった。
海未は余程ショックを受けていたらしく、見終わった後はあまり喋らずに帰って行った。
夕飯を食べ終えた翔希はコネクトの魔法を使い1つのアタッシュケースを取り出した。
「出来れば使いたく無なかったんだよなぁ…『コレ』」
そこには赤く輝くドライバーと変身に使うであろうアイテムが4つ入っていた。
次の日の昼休み
「そこは、〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「成る程、って事はここは…こうだな!」
「そう!やれば出来るじゃない!って…なんで私が翔希に英語を教えなきゃいけないのよ!」
次の日の昼休み、翔希はアイドル研究部の部室で真姫に英語を教えて貰っていた。
「あなた1年生の私に英語を教えてもらうなんてプライドとか無いの?」
「赤点とらない為だからしょうがないかなぁ〜って、それより3人はどこ行ったんだ?さっきまでいたのに」
「穂乃果達なら屋上に気分転換に行くって言ってたわよ」
「気分転換って…そんなことしている余裕あるのかよ…」
「まぁ翔希よりかは余裕はない事は確かね。」
そんな話をしていると部室に希が入ってきて、
「翔希っち。進んでる?」
「あぁ。真姫の教え方が良いから結構進んでるよ」
「ゔぇぇ!な、何言ってるのよ!い、イミワカンナイ!」
(ゔぇぇってなんか面白いな…)
褒めたことに対して動揺する真姫を翔希が見ていると
「あ、そうそう翔希っち。これ見てよ」
そう言って見せられたのはスマホに映しだされたニュースの記事だった。
「これは…この前の怪物の記事なの?」
「そうみたいだな」
「この辺でよく変な事件とか起きてるやん?ほら最近だったら家がまるで爆発したかのように崩れたりしてるやつとか」
実はこの前のヒュドラ戦以降人間がしたとは思えない事件が多発していた。
(魔力もまだ変身できるまで回復してないから俺自身が探知する事も出来ないし…)
(ガルーダ達も探してくれてはいるんだけどなぁ)
「何が起きているのかしらね…」
部室が暗い雰囲気に包まれそうになったのでなんとか場の空気を和まそうと翔希が何かしようとすると、
『ガチャ』
「お、やっと帰ってきたか……ってどうしたんだ?」
「し、翔希。き、来てたのね」
「べ、勉強しないとに、にゃ〜」
「穂乃果、ふぁ、ファイトだよ。あはは〜」
3人の様子がどうもおかしい。気になった翔希は、
「おい希。どうしたんだ3人とも」
「別に〜ウチは何にも知らんよ〜」
((あ、これ希のせいだな))
真姫と翔希が同時に思った時、昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。
「やっと全部返ってきたなぁ〜」
「その顔だと大丈夫だったみたいですね」
「当たり前だ。あれだけやって出来ないほど俺は馬鹿じゃないからな」
「どや顔で言うほどの事じゃないですよ」
星流とそんな話をしながら翔希は部室へと向かっていた。
今日で全学年の期末テストの返却が終わりとうとうラブライブにエントリーできるかが決まる日だ。
部室には穂乃果以外のメンバーが揃っており、どうやらにこと凛も平均以上だったようだ。
「で、翔希先輩はどうだったのよ?」
「まぁまぁ焦るな真姫、見て驚くなよ〜」
バン!と勢いよく叩きつけられたテストに書かれていた点数は
「え?」
「75?」
「え?なんでみんな固まってんの?75だよ?75!頑張ったでしょ?なんでこんな雰囲気なの?頑張ったじゃん!」
翔希が納得いかないと言っているとことりが言いにくそうに
「確かに凄いんですよ。凄いんですけど〜」
「なんとも反応しづらい点数ですね」
海未にバッサリと言われ翔希がへこんでいると、そこにやっと穂乃果が入ってきた。
「穂乃果!あんた大丈夫だったんでしょうね!」
「穂乃果ちゃん!!」
にことことりが心配そうに聞くが、
「もうちょっといい点数だったらよかったんだけど…じゃーん!」
穂乃果が見せたテストには53点と赤いペンで書いてあった。
「平均点は49だったから…」
「「「「「「や、やったぁ!!」」」」」」
「こ、これでラブライブに」
「エントリー出来るんだよ!私たち!」
穂乃果と花陽が抱き合って喜ぶ。
「そうとなれば早速理事長の所に行くか!」
星流の一言により理事長室へと向かう事になった。
「音ノ木坂学院は来年度の生徒募集をやめ廃校と致します」
「「「「「「「え?」」」」」」」
突然の事に翔希を除く7人は唖然とした。理事長室には絵里が先に来ており先程の理事長の言葉は絵里へと発せられたものだった。
「今の話本当ですか!?本当に廃校になっちゃうんですか!?」
居ても立っても居られなくなったのか穂乃果、海未、ことりの3人が入っていった。
「本当よ」
「お母さん!そんな事全然聞いてないよ!?」
「お願いです!もうちょっとだけ待ってください!あと1週間!いや、2日でなんとかするので!」
「落ち着け穂乃果」
後から入ってきた翔希が穂乃果の頭にゲシッと軽くチョップをする。
「落ち着いてなんかいられないですよ!だって学校がなくなるんですよ!」
「だから落ち着けって。廃校が決まるのはオープンキャンパスの結果が悪かったらって事…ですよね。理事長さん」
「えぇ。彼の言う通り廃校にするというのはオープンキャンパスの結果が悪かったらという話よ」
「見学に来てもらうって事?」
「見学にきた中学生にアンケートを取って結果が芳しくなかったら廃校にするとそう綾瀬さんに言っていたの」
「なぁんだぁ〜」
穂乃果がホッとしたのもつかの間
「安心している場合じゃないぞ」
「確かオープンキャンパスは2週間後の日曜日。そこで結果が悪ければお終いだぞ」
翔希と翔希の後に入ってきた星流の言葉に不安を隠せない3人だったが、
「理事長。オープンキャンパスの時のイベント内容は生徒会で提案させてもらいます」
「…止めても聞きそうに無いわね」
「失礼します」
そう言い理事長室を出ようとした絵里だったが
「絵里」
「…何?翔希」
「もっと気楽に行こうぜ〜。ほら、笑顔笑顔」
そう言い翔希は人差し指で自分の口角を上げる。
「あなたには関係無いわ」
そう言い残し絵里は理事長室を出て行った。
「なんとか、なんとかしなくちゃ!」
「で、さっきの威勢はどこに行ったんだ〜穂乃果〜」
「翔希さんも言葉に勢いもクソも無いですね」
「え?今後輩から毒吐かれた気がするけど気のせいだよね…気のせいだよね?穂乃果」
「きっと気のせいですよ〜翔希先輩〜」
翔希と穂乃果がぐて〜っとしていると
「あんた達なんでここに集まっているか分かってるの?」
にこが立ち上がり大きな声で2人を怒鳴りつけるが、
「ちょ、にこ先輩周りのお客さんに迷惑ですって」
今翔希と星流、穂乃果ににこはオープンキャンパスに向けての作戦会議として練習後にハンバーガーショップに寄ったのだが、翔希と穂乃果はテストの疲れからかダラけにダラけていた。
「そもそも穂乃果が作戦会議とか言って私たちを集めたじゃない。その本人がそんなのでどうするの」
「にこ先輩。穂乃果に関しては諦めてください。こいつは普段やらない事やるとこうなるんですよ」
「翔希もしっかりしなさいよ!あんた英語以外勉強してなかったじゃない」
「「え?そうなんですか?」」
「あぁ英語以外は提出物と前日にちょっとしかしてないぞ」
「他の教科は大丈夫だったんですか?」
穂乃果の質問に対してにこが
「他の教科は全部90点以上だったわ。賢いのか馬鹿なのかホントによくわからないわ」
「って話ずれてきたので戻しましょうよ。オープンキャンパスまで時間無いんですから考えましょうよ」
「といっても実際どうしたらいいんだろう?」
うーんと穂乃果が考えていると翔希が、
「あのさ、考えがあr」
翔希が言いかけたその時、
ドゴォォォォン!!!
「な、なに?」
にこが慌てて席を立つと、
「あ!あそこ!」
窓から見えたのは直ぐ近くのビルが崩れ去っていく所だった。
直ぐさまハンバーガーショップを出た4人だったが道路では車が事故を起こしたりとパニック状態だった。
「星流。2人の事頼んだぞ」
「ちょっ翔希さん!」
翔希は星流に2人を任せ崩れたビルへと向かった。
ビルが建っていたであろう瓦礫の山の近くには恐らくビルで働いていた人であろう人達が怪我をしながらも懸命に瓦礫の下敷きになった人を助けようとしていた。
翔希もその人達の手伝いをしながら、3人ほどを助けた時に瓦礫の中から突如火柱が上がった。
「くっ!」
火柱が上がった時の風圧に飛ばされないように耐え、火柱がおさまり上がった所を見ると身体中に溶岩と燃え上がる炎を纏ったかのような怪人が現れた。
「やっぱりファントm...」
(いや、違う!此奴は何処かで...)
「おい!」
「ん?ほうお前は逃げないのか?」
翔希の呼びかけに答える怪人。更に翔希は、
「お前…ファントムじゃないな?」
「ほう。何故分かった?」
「思い出した。お前はマグマドーパントか!」
「おかしいな。この世界では俺が初めてドーパントになったはず…そうか。お前があの方が言っていたウィザードか」
「俺がもしウィザードだったら?」
翔希の質問に対し、マグマドーパントは
「貴様を倒しあの方からさらなる力を!」
そう言いマグマドーパントは火炎弾を放ってきた。
「うぉっ!と」
火炎弾を横に回転して回避し、距離を詰め蹴りを放つが、
「って熱ッ!」
あまりの熱さに思わず言わずにはいられなかった翔希だったが、
「ふん!」
「っとアブね!」
マグマドーパントのパンチを連続でバク転することにより回避し尚且つ距離をとった。
「どうした?変身しないのか?」
「うるせぇ。こっちにも都合があるんだよ」
そう言いながら後退し自分のスクールバッグの所まで来た翔希はどうやってバッグの中の『アレ』を取り出そうかと考えていると
「た、助けて…」
偶然にも聞こえた声の方を向くと1人の女の子が瓦礫に足を挟まれ動けずに泣いていた。
翔希が女の子を見ていることに気づいたマグマドーパントは、
「ほう。その子を助けようと思っているのか?だが無意味だ。何故ならここで俺が殺すのだからなぁ!」
そう言いマグマドーパントは火炎弾を女の子に向け放った。
(くそっ!間に合え!)
バッグから翔希は赤いベルトを取り出し腰につけ走った。
(もう、この手が届かずに終わるのは嫌なんだ!)
落ちていた瓦礫を火炎弾に向け投げ防ぐが女の子の前に立った時に複数の火炎弾が飛んできた。
「変身!」
翔希が叫んで直ぐに翔希がいた辺りは爆発に包まれた。
「以外と弱いもんだな」
マグマドーパントは後ろを向きその場を立ち去ろうとしたその時、
『ソーダァ!』
『メロンエナジーアームズ!』
「なに!」
炎の中から白いアンダースーツに緑とオレンジの鎧を身に着け、左手には赤がベースの弓『ソニックアロー』を持っている仮面ライダー。
『仮面ライダー斬月•真』が現れた。
「悪いな。余りこの姿ではいられない。だから」
そう言いながら弓を構え
「直ぐに終わらせてやる」
そう言うとソニックアローからマグマドーパントに向け矢が放たれた。
花陽押しの方、大変申し訳ありません。花陽をいつ喋らそうかと考えている間に終わってしまいました。
あと、今年中にあと1話あげようと思っています。それとこの作品は主人公が今回のようにウィザード以外にもたまになるかもしれないのでよろしくお願いします。あと、ここをこうして欲しいなどもしもあれば感想の方によろしくお願いいたします。