東方夕凪録   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
今回は次話のフラグ建てみたいな感じなので少ないです()

ではお楽しみくださいb


力の使い方

朝起きると左にアザトース、右にルーミア。

 

「...これはいったい何なんだ!!」

 

「何怒ってるのよ?女二人が貴方にべったりなのよ?男なら本望じゃない」

 

「知るか!!俺は別に女に興味はねぇよ!!」

 

「あら、だったら男が良いの?」

 

「そうでもねぇよ!!」

 

「じゃあなんなのよ、言ってみなさい?」

 

「俺はもう思春期終わってんだよ!八億生きてこの方一回も恋愛感情抱いたことねぇよ!」

 

「あらあら、なら色々溜まってるんじゃないのかしら?...もしかして一人でするのがお好み?」

 

「一人でもしねぇよ...」

 

「もう...DTの優柔不断はモテないわよ?」

 

「知るか!!とりあえず飯作ってくる!!」

バタンと扉を閉めリビングへ向かうとソファで紫がごろごろしていた。

 

「紫か、お前今日何食いたい?」

 

「そうですわねぇ...お肉で」

 

「朝っぱらから肉かよ」

 

「お肉程素晴らしいものはないですわ」

 

「とりあえず野菜を食え、やっぱ今日の飯は俺が決める」

そう言って野菜を基準とした朝食を作る。

食べ終わった後シャドーはレイラの元へ行く。

 

「先生、色々勉強したい。教えてくれ」

 

「ほう...いいだろう。とりあえず私の膝に座れ」

そう言って椅子の上で胡坐をかく。

 

「なんで俺が先生の膝に座らなければならない」

 

「椅子を出すのがめんどくさいしまずシャドーは小さいからな、私の膝で充分だ」

 

「ちっ...わかった」

シャドーはレイラの膝に座る。

 

「さて、じゃあ何を聞きたい?」

 

「力の種類が知りたい。数学とかは前世の記憶が戻ったおかげでわかる」

 

「力か。力は種類があってな。まずは普通に握力、腕力、筋力等々。そして特殊な力として霊力、妖力、神力、魔力とかだな。ちなみにシャドーが使ってるのは妖力と魔力だが、魔力はまだ扱いに慣れてないようだな」

 

「そうなのか。じゃあ魔力の使い方教えてくれ」

 

「じゃあまずはこの本をすべて暗記してこい」

 

「わかった。じゃあまた来る」

シャドーは自分の部屋でレイラに渡された分厚い魔導書を読みこむ。

数時間すると背中に柔らかい感触を感じる。

 

「随分と難しい本を読んでるのね?」

 

「ルーミアか、これは魔導書だ。魔力を使いこなすために先生から貸してもらった」

 

「これを読めば魔力を扱えるの?」

 

「いや、これを全部暗記した後に先生が教えてくれるそうだ」

 

「ふぅん、脳筋君かと思ったら勉強もできちゃうなんて随分とできる子なのね」

 

「昔から...前世の記憶が戻るまでは脳筋だったさ。ほんと前の記憶が完璧に戻ってよかった」

 

「でも...DTなんでしょ?」

 

「言うな。それを言っちゃいけない」

 

「あらあら、とても近い距離に簡単にできちゃう女の子がたっくさんいるのにね~?」

 

「俺は獣じゃないんだよ。いや、もし獣だとしても少なくとも性に飢えてる獣じゃねぇ」

 

「ふぅん...つまらないわね~」

 

「うるせぇ」

 

「じゃ、読書も早めに切り上げなさい。お菓子作っておいたから」

 

「お前が?」

 

「あら不満かしら?」

 

「変な物入れてないだろうな」

 

「あら失礼ね。媚薬なんか入れてないわよ?」

 

「なにも媚薬だなんて言ってねぇよ。じゃあ食いに行く」

 

「あら、妖王様でもお菓子には弱いの?やっぱまだ子供なのねぇ。ふふっ」

 

「ガキ扱いしやがって...これでも頭ん中はお前より年上だよクソが!」

シャドーは中指をピンと立てる。

 

「まぁいいからリビングに来なさい。クッキー美味しいわよ?」

 

「おう、すぐ行く」

リビングに行くとアザトースがクッキーを食べていた。

 

「ん、シャドーくんも食べに来たの?」

 

「そう言うことだ」

 

「じゃあ、はいあ~ん」

 

「あ、あ~ん」

 

「ね?美味しくない?」

 

「確かにうまいな。でも...ルーミア?」

 

「なにかしら~?」

 

「一回本当に懲らしめる必要があるようだ。表出ろ」

 

「あら、気づいちゃった?」

 

「おう、アザトースはバカだからわからないかも知れないが俺はわかるからな」

 

「ん、シャドーくん酷いよ~」

 

「でも本当の事だし仕方ないだろ?」

 

「う~わ!シャドーくんほんとに酷いよ!」

 

「後で慰めてやるからとりあえず黙ってなさい」

 

「う~...」

 

「そ、そんなことより勉強はどうなのかしら?」

 

「ん、もう全て暗記した。先生に言ってくるか」

レイラの元へ行く。

 

 

「先生、全部覚えた~」

 

「ちょっと早すぎやしないか?」

 

「知らん、昔の俺は記憶が得意だったんだ」

 

「ほう...じゃあ魔法陣の展開してみろ」

 

「わかった」

指を鳴らすとレイラの部屋一面に魔法陣が張られる。

 

「これでいいか?」

 

「上出来だ。それじゃあ明日にでも実際の修行に移ろう」

 

「明日か」

 

「明日だ。それまで体を休めておくといい」

 

「分かった。じゃあな先生」

 

「あぁ、じゃあな」

先生と別れリビングでごろごろする。

 

 

「シャドーく~ん...」

 

「ん~?ってなんで脱いでんだよアザトース」

 

「なんかね、体が熱いの~」

顔も赤く体をくねらせている。

...恐らくだがルーミアの作ったクッキーの中に入ってた媚薬が原因だろう。

 

「シャドーく~ん、あ~つ~い~」

 

「知るか、自分で処理してろ」

 

「まぁ、発情して迫ってる女の子をそんな風に扱うなんてひどいわね~」

 

「うるせぇ、俺は疲れてんだ。ルーミアが相手してやれよ」

 

「いやよ、私そっちの趣味無いもの」

 

「そうかよ。じゃあ俺は寝る」

 

「そう、おやすみ」

部屋に入るとルーミアもついてくる。

 

「お前も寝るのか?」

 

「えぇ、今日だけは貴方を独り占めね」

 

「気持ち悪い事言うな。寝るなら寝るぞ」

 

「は~い」

ルーミアと一緒にベッドに入り眠りにつく。

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