東方夕凪録   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
今回も相変わらずの駄文ではありますがお付き合いお願いします()
では、お楽しみください


久しき平凡と舞い戻る面倒

昨日は軽く酔ってたらしくすぐ寝れたようだ

ただ起きてから困ったことが一つ...先程から隣で俺に抱きつき静かに寝息を立てている少女、つまりは汐音だ

つまり起きたら汐音が同じベッドに入っていたって訳だ

 

「とりあえず起きるまで寝たふりでも...」

と寝ようとしたときに汐音が目を覚ます

 

「シャドー...さん?あ、おはようございます...」

汐音はあくびをしてから眠そうに目を擦る

 

「あぁ、おはよう」

 

「何で私シャドーさんの部屋に?」

 

「それは俺の疑問だな。だが恐らく寝ぼけたりでもしたのだろう」

 

「そうかもしれないです...ごめんなさい」

 

「別にいいさ、それより朝食を摂らせてくれ」

 

「あ、今作ってきますねっ」

汐音は急いで立ち上がろうとするがシャドーが止める

 

「いや、俺は吸血鬼だから血さえもらえればいいんだが」

 

「えっと、どう...すればいいんですか?」

 

「首元が見えるように襟をずらしてくれ」

 

「分かりました」

汐音が襟をずらすと血を吸う

 

「ありがとう、じゃあ飯の用意頼んだぞ。立てるか?」

 

「大丈夫です」

汐音は軽く微笑むと立ち上がって厨房へ向かう

そしてシャドーはリビングへ移動する

 

「シャドーくんおはよ~」

メルタとアザトースがグレイやヴラディミールなどシャドーの弟妹と色々話し込んでいたがアザトースがシャドーに気づき声をかけてくる

 

「あぁおはよう」

シャドーは話の内容には興味を示さずにソファに腰かけると、肘掛けに灰皿を置きタバコを吸い始める

 

「今ね、この子たちにも貴方に話したように母親だって言ってるんだけど信じてくれなくて...」

メルタが少し落ち込んだ様子でそう言う

シャドーはそれに同情を少し覚え手助けをすることにした

 

「お前ら、この人は本当に正真正銘の母親だ。俺の生まれ方も教えてくれたし理屈もしっかりなっている。信じてやれ」

シャドーは呆れたと言う感じでタバコの煙交じりの溜め息を吐く

 

「兄さんがそう言うなら...分かった、メルタさんを母親と信じよう。これからよろしく母さん」

グレイとヴラディミールは早めに理解し母親と認めるがシエルは内心複雑そうだった

そしてエリシアは心配することなくもうメルタに懐いていた

それから少し時間を置くと汐音が来た

 

「みなさんご飯出来ましたよ~食堂に来てください」

 

「お、出来たね。兄さん、言っとくけど汐音ちゃんのご飯はすごいよ?正直海波さんの比にならないくらい」

 

「ほう、それは楽しみだ」

シャドーは肺に残った煙を全て吐き出すと灰皿をテーブルに置いてメルタやアザトースたちと一緒に食堂へ向かう

 

 

「久しく食堂に入ったがそこまで変わってはいないな」

 

「元の装飾が良かったのでそれを生かせるような感じで色々増やしました」

厨房の扉からアリアが出てきた

 

「ふむ、随分とメイドの統率が上手いな」

シャドーはカウンター席に座って少しニヤッと笑う

 

「あ、ありがとうございます」

アリアはとても嬉しそうにしてからその表情をすぐ隠すように無表情へと変わる

 

「嬉しいのを我慢する必要はない、好きなときに笑ったりすればいいじゃないか。お前はもう奴隷なんかじゃないんだからさ」

 

「そ、そうですね」

アリアは本当に嬉しそうに笑う

それからすぐにアリアと汐音で料理をテーブルに並べ始める

 

「...普通の食事は久しぶりだな。タルタロスでは巨人どもの血で生きながらえていたし、幻想郷に戻るまではコーヒーとアリアの血以外は口にしなかったからな」

昔の事を思いながら食事を始める

食事を終え席を立つと汐音が近寄ってくる

 

「あのっ、一緒に居てもいいですか?」

汐音が笑顔でそう聞いてくる

 

「いいけど...これから仕事しかやらないがいいのか?」

シャドーはタバコを咥えてそう聞く

 

「大丈夫です」

汐音はそれでもと言った風だった

 

「汐音ちゃんね、兄さんが帰ってきたらいっぱい話すんだって言ってたんだよ~」

グレイがそう言ってきて汐音の顔が真っ赤になった

嘘という訳ではないらしい

 

「まぁいい、行くなら行くぞ。40億年の仕事が溜まってる」

シャドーは汐音をつれ執務室へ入り書斎机の前にある椅子に腰かけ、部屋中に山積みになった書類にペンを走らせていく

汐音はその書類の多さに腰を抜かしそうになるが、何とかソファに腰を掛けられた

 

「あの、シャドーさんってどうやってお金稼いでるんですか?ここで生きていくにもお金って必要じゃないですか?」

 

「大抵の物は作れるから金なんてどうでもよかったんだが、昔それで紫に怒られてな。妖王の仕事をこなすことで閻魔から給料として金がよこされる。最も、俺は基本的に金を使わないから金庫に投げるか、ここの奴らの小遣いになっている」

シャドーは煙草の灰を灰皿に落として咥えると、器用にペンを持ち替えまた書類に走らせる

 

「そ、その...紫さんとはどういう関係なんですか?」

汐音が何故か不安げな声で聞く

 

「元師弟関係だ。あいつは幻想郷を創るからと言う事で破門にしたんだ。独立させる後押しでな」

シャドーは話しながらも万年筆で達筆な字を物凄い速さで書いていき書類の山をどんどん書き終わった方の籠へ移していく

 

「いつもこんな事してるですか?」

 

「仕事の事か?それなら違うな、40億年も帰れなかったから今急いで処理しているだけだ」

シャドーは次々に籠に書類を入れるがすぐに中身が消えている

恐らく今あっちで映姫が相当頑張って読んでいるのだろう、今度茶菓子でも持って溜めた分のお叱りでも受けてやろうかとも思う

それから一時間したころにやっとすべて片付け終わる

 

 

「ふぅ...やっと終わった」

シャドーは息を深く吐いて椅子に深く寄り掛かる

 

「汐音、お前疲れただろ。今から散歩でも行くか?」

 

「書類は渡さなくて大丈夫なんですか?」

汐音が少し心配そうに聞く

 

「あぁ、この籠に入れとくと勝手に閻魔の所に送られるから大丈夫だ。今数が減ってないのは閻魔が読み疲れて休むか気絶、もしくは今読んでるんだろ」

シャドーは長い髪を一つにまとめ右肩から前に垂らすと、立ち上がる

 

「じゃあ、行きましょうか」

汐音は嬉しそうに笑いシャドーの手を掴む

 

「お前もこんなことする歳じゃないだろうに...まぁ、いいか。俺も久しい」

シャドーは目を瞑りクスっと笑うと汐音の歩幅に合わせ外に出る

 

「で、どこ行くんですか?」

 

「そうだな、とりあえず博麗神社にでも行こう」

シャドーは行く途中に手土産として、茶葉を買ってから長ったらしい階段を律儀に上がる

 

「あらシャドーね、何しに来たの?」

霊夢は境内の掃き掃除をしていた

 

「なに、暇だから散歩がてらな。土産だ、受け取れ」

シャドーは霊夢に茶葉の入った筒を投げ、霊夢はそれを上手い事キャッチする

 

「お茶?妖怪のくせに気が気が利くじゃない」

霊夢は嬉しそうにその茶葉で茶を淹れる

湯呑みが三つある故、シャドー達にも淹れているのだろう

 

「悪いな催促したようで」

 

「別にいいのよ、最近お茶葉(おちゃっぱ)が少なくて同じのを何回も使う破目になって大変だったのよ」

 

「うわぁ、生活キツキツじゃないか」

シャドーは顔を引きつらせて霊夢から渡された茶を啜る

それから少しの間まったりしていたら昨日の黄色い魔女、魔理沙が黒髪に黒い翼、白いブラウスと黒のスカートを着た女性と一緒にやってきた

 

「あら、天狗じゃない。久しぶりね」

 

「お久しぶりです霊夢さん...ってなんで妖王がこんなところに!?と言うか死んだはずでは?こ、これはスクープです、取材をお願いしてもいいですか!?」

天狗の少女はずいとシャドーに詰め寄る

 

「これじゃあ現世のマスコミだな...まぁいいだろう。何でも聞け」

 

「じゃあ...まず失踪していたとのことですが何処にいたんですか?」

 

「俺の家にギリシア神話で名高いアレスとアテナがゼウスの遣いとして来てな。その頃の仲間を守るために俺一人でアレスとアテナを倒しそいつらにゼウスの居場所を教えさせ、ゼウスの所まで着いた所まではいいんだ。ただ...力量を測り損ねたのが昔の俺の馬鹿な所だ。ゼウスにただ蹂躙され続けた」

 

「それで長い時間失踪を?」

 

「いや、これは一日で終わった。ただ問題はこの後だ。タルタロスと呼ばれる神の中にぶち込まれてな、その中にはティタン族が腐るほどいてな。そいつらを皆殺しにするのに40億年ほど、な」

 

「40億年もよく戦う気力ありましたね...邪魔だったし修行にちょうどよかったんでな」

シャドーは一息つくと茶で喉を潤す

 

「えっと、じゃあ...何時頃戻ってこられたんですか?」

 

「昨日だ。帰ったらいきなり騒ぎが起きてて驚いたんだ」

 

「昨日の異変を解決したのはほぼこいつよ。でてくる敵を基本一発で倒しちゃうんだもの

霊夢が呆れたように言う

 

「いやぁあれは圧巻だったぜ」

魔理沙は神社の中から勝手に湯呑みを取り茶を淹れて霊夢が文句を言っていた

こういうことは多々あるようだ

 

「妖怪を束ねると言うと、やはり強いんですか?」

 

「あぁ、まぁな。多分お前程度なら体を使わずして勝てるさ」

シャドーは余裕そうな笑みを見せるが天狗は苦笑する

 

「ありがとうございます、結構いい記事がかけそうですっ」

天狗は笑顔で立ち去る

 

「さて、俺達もお暇するとしよう」

シャドーは汐音をつれ、タバコを吸いながら階段を降り始める

 

「さて、日も傾いてき始めたし帰るか」

 

「はいっ」

それからは紅魔楼まで二人で色々話しながら歩いていた

到着するなりアザトースとメルタが出迎えてくる

 

「おかえり~」

 

「あぁ、ただいま」

 

「ただいまです」

シャドーは執務室に入り籠を見ると、書類の山は綺麗に無くなっていた

お疲れと書いた紙を籠の中に投げ込み自室へ入りベッドになだれ込む

 

「ふぅ...」

シャドーがベッドの上でくつろいでいるとメイドがノックしてから入ってくる

 

「アリアか、どうした?」

 

「八雲紫と言う方がお呼びです、応接間に通していますので」

 

「ん、わかった」

シャドーはタバコを吸い応接間へ入る

 

 

「来たわね」

 

「何か用か?」

 

「あのね、今現世で大変なことになってるのよ」

 

「ふむ、と言うのは?」

 

「外の世界でSCPと呼ばれるなんかやばいこっちの世界で言う貴方みたいなのが居るのよ、そいつが暴れ回ってるらしいのよ。見た目はなんかトカゲに似ているらしいわ」

 

「SCPなんて久しぶりにそんな名前聞いたな、懐かしい。トカゲで凶暴か...恐らくSCP-682だ。厄介にも程がある。要は現世行って助けて来いってことだろう?」

 

「えぇ」

 

「一応行くが、一つ言わせてもらう。一回SCP-682と渡り合うところを見せるとほぼ100%の確率でエージェントにさせられる。たとえ俺がギャングのボスの夫であり側近でもな。だから、少しの間帰れないかもしれないから何人か現世に連れて行かせてもらう」

 

「分かったわ」

 

「じゃあ、お前はこっちの管理を頼んだ」

シャドーはすぐに自室へ戻り服を脱ぎ人間になる

そしてクローゼットからYシャツ、スラックスを着てベルトを締め、脱いだコートを着てからリビングに行く

 

 

「アリア、皆を集めてくれ」

 

「...?分かりました」

アリアは人間の姿を見て何か大体察したらしい、自分と他のメイドを使い皆を集めてくれる

 

 

「お前ら、俺たちはこれから現世に移り住む。何年かかるかは分からないがいつかは戻ってくる」

 

「はいはい、あのさ兄さん。現世に行くのはいいんだけどさ、俺らどうするの?吸血鬼だよ?」

 

「種族を変えられるのは何も俺個人だけじゃない。お前達にも使うことが出来る」

シャドーが指を鳴らすと、グレイ達やアザトースの翼は消え、犬歯は血を吸うためのソレとは全く別物になっていた

 

「おぉすげぇ、マジの人間だよレーラさん!」

グレイは興奮して自分の手を握りしめレイラに話を振る

 

「色々ヤバいが...もう何も言うまい、昔からだ」

レイラは溜め息を吐く

 

「とりあえず現世に行ったら俺の両親に会った後、俺の嫁に会う。それと、母さんは俺の親に紹介絶対するからな」

 

「分かったわよぅ」

メルタはめんどくさそうに答える

 

「じゃあ善は急げだ。さっさと行くぞ」

シャドーはタバコを吸い人里までを出るとき創った車で行き、博麗神社まで走り抜ける

 

 

「あら、外来人かしら?外に出たいの?」

 

「俺はシャドーだ。これから暫く現世で生活する、俺がいない間頼んだぞ」

そう言うと結界のある場所を指でなぞり人一人通れる隙間が空き、その中を通って外に出ると深い森の中に出た

 

 

「まぁ、今は平成だし。こういう人気のない神社は当然こうなるな、寧ろ良く壊れなかったものだ」

シャドーは煙を吐いてから鉈を持って草を斬り倒しながら外に出る

 

「外はまだ午前なんだな。一日で行っても夜中にしかつかないからどこかで泊まるぞ」

 

「は~い。シャドーくんのお家ってどこなの?」

アザトースが興味津々に聞いてくる

 

「家は浅草にあるが実家は北海道の札幌だ。温泉宿をやってる」

 

「ん...?」

メルタが頭に?を浮かべている

 

「ともかく雪国だ」

シャドーは昔ネットで見た車も搭載できる巨大すぎるキャンピングカーを思い出し目の前に創る

 

「これなら小さいがまだ我慢できるな」

シャドーは頷き中に入り色々調べる

 

「うむ、見た奴となんら変わりないな。じゃあ早速向かうからお前らは寛いでろ。それと、こっちでは間淵か京助と呼ぶように」

皆はそれに頷き車を動かす

免許は生前の物をメルタが持っていたので返してもらった、律儀に期間まで延ばされている

横の扉を開け大きい灰皿をダン!と置き、タバコを6カートンをその灰皿の下に置く

 

「博麗神社は確か外の世界では城嶺神社とされていて付近には白馬村があったはず...じゃあここは長野か」

シャドーは慣れた手つきでハンドルを捌き高速道路へ乗る

 

「ねねグレイ君はさ、好きな人とかいるの?」

メルタがグレイに声をかける

 

「あ、俺はもう結婚してますよ」

グレイは机に書物を広げそれを見ながら答える

 

「え?ホント?彼女出来たの何時?」

 

「俺は~...700くらい?そこにいる赤髪の人が俺の嫁さんです」

 

「れ、レイラ・ガーネットだ、よろしく頼む」

レイラは頭を下げる

 

「えぇ、よろしくね」

メルタはにっこり笑いそれからは何も言わなかった

それから6時間30分程して仙台に着く

そこからもう少し走らせてサービスエリアに駐車する

大きさの合うところが無かったのでお願いしてバスの方へ止めさせてもらった

 

「さて、お前らお疲れ。とりあえずここで休憩しよう」

シャドーが車から降りてタバコを咥えると同時に発砲音が聞こえる

 

「強盗か...?」

シャドーは特に気にしていなかったが少ししてから男性の悲鳴と悍ましい唸り声が聞こえる

 

「お前ら、こい!」

シャドー達は出来る限りの速さで走り悲鳴のした場所に向かうと毛の沢山生えた犬みたいな胴長の生き物が人間を食っていた。その瞬間別の男にそこを退くように言われたが、それとほぼ同時にその男に喰いかかろうとする

 

「俺をただの民間人だと思わないでくれ」

シャドーは胸元のポケットからメスを取り出し、男の前に回り込みそれでSCP-682の攻撃を防ぐ

 

「お前は多分エージェントだよな?今回のみ凶器の使用を許可してくれ。そうしてくれたら絶対勝てる」

 

「分かった。とりあえず名前を、だな」

男はシャドーの余裕を感じ取ったのだろう、こんな状況にかかわらず名前を聞いてきた

 

「とあるギャングのボスの夫であり側近。恐らくお前でも名前を聞けば分かるさ、間淵京助だ」

シャドーは何処からともなく妖刀を取り出しその長い刀身を解放する

 

『妖へと零落し、百鬼夜行を誘うその刃。我が身に突き刺せ』

妖刀【幻夢・汐波月】

シャドーは妖刀でSCP-682の爪による攻撃を防ぎ腹に一閃

SCP-682は真っ二つになり再生を始めるが妖刀で切られ、切り口には妖力が停滞しているからか再生もすぐには終わらない

 

「とりあえずこれでコンテナに収容しておけ。次は気をつけろよ」

 

「間淵京助、と言ったな。お前をSCP財団に連行させてもらう」

 

「別にいいが、俺は今から久しぶりに両親と嫁に会わなければらない。今度にしてくれ」

 

「なら監視としてついていく」

 

「はぁ...分かった。どうせお前の乗っていた武装車両はおしゃかなんだろ?俺の車で行こう」

 

「じゃあ俺らはすぐ欲しいの買ってくるから待っててよ」

グレイがそう言いだすとシャドーとその男と一緒に車に戻る

 

 

「で、でかくないか?大型バスよりも大きいぞ」

 

「少々いい車を見つけてな。これくらいは無いと俺は落ち着かん。で、そんなことはどうでもいい。まずはお前の名前を言え」

 

「あぁ、済まない。私はウィリアムズ・サイモンだ」

 

「階級は?」

 

「は?」

サイモンがとぼけ顔をする

 

「財団での階級だよ。所持クリアランスも言え」

 

「なぜそこまで知っている?」

 

「だってお前らWikiに載ってるじゃないか」

何を言ってるんだとばかりに馬鹿にした口調で言う

 

「あぁ、そう言えばそうだった」

サイモンもそれに気が付く

 

「所持クリアランスは3、階級はフィールドエージェントだ」

 

「ふむ、まぁまぁの功績と言ったところか」

シャドーはタバコを吸い運転席に座ると喧騒が聞こえてくる

 

「ただいま~これで3日は耐えられる」

買って来た物の量を見てサイモンが目を見開く

 

「お前たちは大富豪か何かか?」

 

「言ったろギャングのボスの夫だよ。じゃあ後は行けるまで行くからな」

シャドーはエンジンをかけ、高速道路に入り全速力で走らせる

 

「でもさ、これなら私たちが飛んで行った方が早いんじゃない?」

アザトースがそんなことを言い出す

 

「確かにそうだが、そんなのやったら世界中で大ニュースだ」

 

「何だ、お前ら...飛べるのか?」

サイモンが疑わしそうに聞いてくる

 

「まぁ、お前は財団だし変なのには慣れてるか。俺らは人間じゃない、今は人間だが種族を変えてるだけだ」

 

「ふむ?」

サイモンが興味を持ち始めた

 

「まぁ、アザトースはクトゥルフの神で。その他は大体吸血鬼だ。俺なんかは最初の吸血鬼だ」

 

「どうやったら信用できるだろうか?」

サイモンは証拠などが無いと信用できない人間のようだ

シャドーは一時的に種族を吸血鬼に戻す

 

「どうだ?これでいいか?」

シャドーはすぐに人間に変わる

 

「女?」

 

「殺すぞお前。確かに女っぽいとは思うが...」

それから色々話して北海道の函館のスーパーオートバックスと言う所に着いた

外はすっかり暗くなっている

 

「ここから実家までは後3時間くらいかかるから、ここで寝るぞ」

シャドーは一本のタバコを吸い終ると一番奥にある洗面所で口を濯いで皆を2つベッドに放りこむ

 

「サイモンはこのベッドで寝てくれ。それとシャワーはこの一番奥だ」

シャドーはそう言うと乾いた喉をビールで潤す

 

「ビールあるのか、俺も貰っていいか?」

 

「いいが、明日に響かないようにしろよ」

シャドーは冷蔵庫から缶ビールを2本とビーフジャーキーを取り出す

 

「と言うか、俺を財団に連れて行って何をするつもりだ」

 

「SCP-682と対等以上にやり合える人材など今の財団に居る訳ないだろ?そんな優秀な人材を集めなくてどうする」

 

「つまりは俺は財団の人間になるのか?」

 

「まぁ、そう言うことになる。拒否した場合はお前もSCP同様収容されるはずだ」

 

「保護目的なのに強制的に捕らえてどうする...そもそも俺を捕まえたとなればうちの嫁が黙っちゃいないぞ」

 

「その時は武力を行使するまでだ」

 

「はぁ、で。SCPは強いのか?」

 

「強かったり惑わしてきたりと様々だ」

 

「面倒だな、だがまた糞トカゲとやり合えるなら考えてもいい。と、そろそろ寝るぞ」

シャドーは椅子に座り片膝を抱え寝息を立てる

サイモンはシャドーに言われたようにベッドで寝る

そして次の日の早朝、シャドーは早くに起き車にエンジンをかけシャワーを浴びていた

 

「ふぅ...あいつらが起きるまでにさっさと動かすか」

シャドーはさっさと着替え、車を動かす

登別に来たあたりでやっとヴラディミールとエリシア、シエルが目を覚ます

 

「あれ、もう出てたんだ」

ヴラディミールが目を擦って出てきた

 

「あぁ、時間が惜しい」

スピードをあげ次々車を追い抜いていく

それから渋滞にも合わず、一時間程度で札幌へ着き、それから30分程で支笏湖の近くにある実家に着く

 

「じゃあお前ら、入るぞ」

シャドーが珍しく固唾を飲む

家は物凄く大きく、江戸の貴族が持っているような屋敷だった

そして今はその屋敷の門に居て、いまその門を開ける

 

「...ただいま」

中には大勢のヤクザと思われる人間が蟻の大群の様にいてその全てがシャドーを見て目尻に涙を浮かべていた

そしてその中の一人、片方の目に切り傷があり、白い和服を着ているシャドーが幼少期より世話になっていた人物だった

 

「きょ、京助坊ちゃん...生きてらっしゃったんですか?」

 

「死んではいたんだが、あの世で厄介な奴に捕まってな、おかげでこっちに戻ってこれた。心配かけたな樋代(ひしろ)

シャドーは樋代と呼ばれる男性を抱きしめる

 

「こうしちゃいられません、組長に言ってきますね!」

樋代は返事を待たずに走って行ってしまう

 

「...怒られないと良いんだが、俺が」

シャドーは若干の恐怖を抱きながら長い廊下を渡り、組長...もとい父親の部屋に入る

 

「ただいま、親父」

 

「京助、お前死んだんだろう?」

そこには綺麗に生えた白髪の長髪に浴衣一枚着た険しい顔をした老人が座り隣には母親が座っていた

 

「あぁ、死んだ。ただあの世で面倒な奴に引っかかって別世界に転生させられ、なんやかんやしてたら俺が死んだ世界と同じ世界に来ていて、なんとかまたこうやって戻ってこれた。どの面さげて帰ってきたと叱られる覚悟もある、叱るなら叱ってくれ」

シャドーは正座をして背筋を伸ばし、そう言った

 

「お前はバカか。最愛の息子が生き返って嬉しくねぇ親は居ない。よく戻ってきたな」

 

「あぁ、心配かけた。沙希は今どこに?」

シャドーは心配そうに聞く

 

「話は聞いたよ京助。おかえり」

後ろから声がして振り向くと沙希がいた

正直急展開過ぎて頭が付いて行かないが、奥でニヤニヤしてる奴らにはしっかりと苛立ちを覚える余裕はあるらしい

 

「ただいま、ここに泊まってたのか?」

 

「ちょっとね」

沙希がそう答えるとき足から子供がチラチラとこちらを見てくる

 

「...無事産めたのか。おめでとう」

 

「何他人事みたいに言ってるんだ?」

 

「俺は出産に立ち会えなかったから...」

 

「別に負い目を感じるところじゃないと思うぞ。それより...雪音、この人がお前のお父さんだ」

 

「お父さん...?死んだんじゃないの?お母さん少し前まで泣いてたし」

雪音と呼ばれる少女は不思議そうに沙希に問いかける

 

「確かに死んだが色々あって生きてたのさ。俺は間淵京助、お前の父親だ」

雪音は静かにこちらに近づいてきてシャドーに抱きついた

シャドーはそれを抱き上げ胡坐をかきその上に座らせ口を開く

 

「さて、親父これから非現実的な事を言う」

 

「死んだのが生き返ったんだ、何でも頷いてやる」

 

「じゃあまず俺は人間じゃなくなった。今は種族をいじって人間になっているが吸血鬼となりとある世界の妖王をやっている。この連れはその世界での母親、兄妹、友人だ」

するとメルタが出てきて頭を下げる

 

「あっちでの母親のメルタ・レイヴンスです」

 

「この人が俺の生まれた世界へ最初の吸血鬼として転生させた張本人」

その他の皆も自己紹介をする

 

「で、あっちでの俺の名前がシャドーエッジ・スカーレットって名前だ」

 

「なんか長い名前だな、外人みたいだ」

親父がそんなことを言う

 

「まぁ、その点は触れないでくれ。まぁ大まかな説明はこれでお終いだ。これから俺はこいつと一緒にSCP財団へ行かなければならない。沙希達ももう出る準備をしてくれ」

 

「ゆっくりしていけばいいじゃないか」

おやじがそう言ってくる

 

「そうしたいのは山々だがこいつが急かすもんでな」

それからそして沙希達を連れ浅草郊外にある家にあの巨大な車を置き、そこからは普通の車に乗ってサイモンの指示通りに車を走らせ、サイモンが指定した駐車場に車を止め

 

「ここだ、ついてきてくれ。間淵以外は別室で待っていてもらう」

シャドーはサイモンに地下へ連れられ、その他の皆は別の男に連れていかれる

そこからエレべーターで最下層まで行き厳かな雰囲気の扉をサイモンが開ける

 

「団長、例の人物を連れてきました」

 

「あぁ、ありがとう。間淵京助君だね?」

 

「如何にも」

シャドーは仏頂面でそう答える

 

「はは、そう警戒しないでくれ。私は今回君を歓迎するつもりでいる」

 

「それはどうせ財団への加入なんだろう?そんなめんどくさい事をやるなんて正直ごめんなんだが...糞トカゲとやり合えるなら、いいだろう」

 

「ふむ、君は縛られるのは嫌いかい?」

 

「当たり前だろう、正直一人で好きにやってた方が楽だ」

 

「じゃあ君にはレベル5のクリアランスとAランク職員として登録しよう。機動部隊、隊長として動いてくれるかな?」

 

「隊長、ね。俺の戦いで死人が出ても俺は一切の責任を問わないが、いいのか?」

 

「困るが、君ならある程度は戦えるんだろう?聞くところによると君は人間じゃなく吸血鬼だとか」

 

「そうだが、今は種族を人間にしている」

 

「人間の肉体でそこまで動けるのは、やはり長年の経験かい?」

 

「それもあるが、効率のいい筋肉の動かし方と体重移動で大体は格闘家のチャンプくらいの動きはできるぞ」

 

「へぇ、そうなのかい」

団長は先程まで品定めをするような目つきだったが、それから友人に向けるような目になった

 

「やっと認めたと言う所か。いつから動けばいい?」

 

「今日からだ。君にはこのカナル型イヤホンを着けてもらう。これは世界が所有する最大サーバーを使って送受信を行っているから線は要らないよ。内臓CPUが必要な情報だけを伝えてくれる。それに加え自分からそのイヤホンに欲しい情報を聞いてもいい。君の場合クリアランスは5だから何でも教えてくれるはずだよ。あぁ、それとそれは通話機能もついてるんだ」

イヤホンとクリアランスが示されたカードキーを渡される

 

「相当多機能だな」

イヤホンを耳に着け、カードキーを内ポケットに放り込む

 

「まぁ、地球人全ての命を僕らが守ってるような物だからね。国もそれほど動いてくれるのさ。機動部隊員は追って連絡する、集まったらヘリでそちらに向かわせて仕事を頼むからね」

 

「分かった、じゃあ帰ってもいいか?」

 

「うん、いいよ。ありがとう」

シャドーは後ろを向き手を振りサイモンと一緒に別室へ行く

 

 

「いやぁいきなりお前が上司になるなんてな...複雑な気分だ」

 

「そらそうだろうな、後輩がいきなり上司になったら戸惑う奴と同じだ」

シャドーはタバコを吸いグレイたちと一緒にさっさと引き上げる

 

「ここも久しぶりだなぁ、俺の執務室残ってる?」

 

「あぁ、まだ何も変わってないぞ」

 

「ならよかった」

シャドーはタバコを吸いながら執務室の扉を蹴り開け椅子へ腰かける

 

「なぁ京助。お前...結構変わったな」

 

「...済まない、酷い事があり過ぎたんだ」

 

「そうか、ならお疲れさま。少しの間でもゆっくりしていってくれ」

沙希がシャドーの膝に座り寄り掛かってくる

 

「あぁ、そうさせてもらう」

シャドーは沙希の腰に手を回し、手を組んでから深く息を吐く

 

「こうするのも久しぶりだな...お前が死んだのは6年前だから6年ぶりだな」

沙希は懐かしむように喋る

 

「そんなに前か...俺が死んだとき29で沙希が26だから...お前は今32か、まだまだ若いな

 

「京助は何歳なんだよ、どうせ長生きなんだろう?」

沙希は口をとがらせて聞いてくる

 

「48億程生きたな」

 

「は?48億ってお前、地球誕生より2億くらい前じゃないか」

 

「最初は何もない海と森だったなぁ、あれは暇すぎた。それからの8億年間は中々話し相手も居ないから家で魔導書を読むだけの日常だったな。今としては大家族だが...」

シャドーが一息つくとイヤホンから通信がかかる

 

『間淵君、とりあえず決まった。今君の家にヘリが向かってるよ』

 

「了解だ。沙希、これから仕事があるから行ってくる」

シャドーはタバコを吸い、屋上へ向かう

それから数分で輸送ヘリが着きき、中から4人の人間が出てくる

 

「ヘレン・アシュベリー中尉です。よろしくお願いします」

金髪に綺麗な青の瞳、そしてルビーのピアスを右耳につけ、軍服に身を包んだ女性がまず出てきた

 

「僕は垣根(かきね)時雨(しぐれ)、准将です~。まぁよろしくですねぇ」

今度は日本人だった。黒い髪にこげ茶の瞳、それにやはり軍服を着ている

こいつは男のようだ

 

「クラウディア・レングナー、階級は大佐だ。以後よろしく」

今度はドイツ人だろうか、腰まである長い金髪に灰色の瞳、そしてナチスの頃の軍服を着ている

こいつは女だ、胸がすごくでかいのだ。軍服がそこだけ縫い直されている

 

「あたいはビアンカ・アロンソ。階級は...なんだっけ?ヘレン、覚えてるかい?」

 

「貴女は大尉よ、しっかり覚えてなさいよ全く...」

ヘレンとビアンカは馴染みらしく結構気を許した関係のようだ

 

「さて、では俺だな。俺は間淵京助。階級は...」

その時通信が入る

 

『君の階級は元帥だ、それ程の実力がある』

「元帥だ。俺はお前らを殺すつもりで任務に当たる。俺に殺されて恨むのはいいが、それまではお前らは俺の駒だ。しっかり働いてもらう」

シャドーは通信の後間髪入れずに喋る

 

「さて、では早速任務に当たる」

 

『今回の任務はSCP-017の収容だ。一昨日SCP-173と共に脱走したことが確認されている。情報提供はSCP-073だ』

 

「ほう、カインはここに居るのか。今度会わせてくれ。顔見知りなんだ」

 

『わかった、では任務を遂行してくれ』

 

「了解だ。さて、お前達も聞いていただろう?SCP-017を見つけ出せ」

シャドーはヘリに乗り込み、掛けてあった暗視ゴーグルを付ける

 

「これで影人間が写った場合は異常に黒いのか。影人間との接触は俺がする。お前たちは上空で見てればいい。優秀な奴らだと聞いたから失うのは惜しい」

そう言うとタバコを吸い、外を眺める

それから半日探し回ったが何も見つけられない。同時に脱走した彫刻-オリジナルも同じく見当たる気配すらない

 

「一度でも会ってれば対処の仕方はあるんだがな...」

と、その時ヘリを操作していたパイロットが悲鳴と共に首を折られて死んでいた。が、しかしその折った犯人は見当たらない

 

「あいつらも頭が良くなったものだな。影人間が場所を眩ませ、彫刻-オリジナルが出てきて絞首する。...このヘリで決着をつける。ヘリの操作が得意な奴は操作に当たれ、俺は確保する」

シャドーは腰に掛けていた大きめのナイフを抜く

そしてヘレンがヘリを操作する

 

「ヘレン以外は影を一箇所以外作らないようにライトで照らせ」

そして行き場のなくした影人間は誘導されるように一点に集まる

シャドーは影人間の中に手を突っ込み硬い感触の物に触れるとそれを引っ張り出し、鉄鋼で造られた小型コンテナの中に彫刻-オリジナルを放り込み出口を魔術による炎で溶接する

そして影人間をアクリル製の長方形の箱の中にいれて、その中にLEDライトを2本ほど入れ、クラウディアにずっと照らさせる

 

「おい、終わったぞ。とりあえず今からそっちに戻る」

 

『早いな、もう少し時間がかかると思ってたんだがね...』

 

「幸いあっちのほうから来てくれてな、元のパイロットは死んだから今ヘレンが操作してくれている」

 

『そうか、では帰還を待っているよ』

そう言うと通信は切れる

それからヘレンの初心者丸出しの操縦で日本支部へと戻る

 

 

「初任務お疲れ、間淵君」

団長が入り口で待っていた

 

「団長か。何の用だ」

 

「何、大したことじゃないよ。今日初めての任務でEuclidとKeterクラスと対面した訳だけど...どうだった?」

 

「対処法が分かってるから特に苦労の無い仕事だったさ」

 

「ははは、そうかそうか。実に頼もしいね」

団長は愉快そうに笑うと自室戻る

シャドーはスマホで沙希に帰りの車を要請しそれまでタバコを吸おうとベンチに腰かける

そして迎えの車に乗り込むと沙希も居た

 

「沙希も居たのか」

 

「あぁ、お疲れさま。初の仕事はどうだった?」

 

「そうだな、あっちに居る時の方が楽しかったな。対処法が分かり切ってる相手なんざ退屈で仕方がない」

 

「まぁ、それでもいい給料が入ってくるんだろう?」

 

「確かにな、でもうちに金なんて必要なのか?もう有り余るほどだろう?」

 

「確かにそうだが。子育てには平均で1千万はかかるそうだ。それ以上あるに越したことはないだろう?」

 

「まぁ、そうだが...金が足りなくなるなんてことは...」

 

「もういい、この話はお終いだ!それよりも一つ言っておくことがある。京助、お前明日から学校の教師だから」

 

「...拒否権ないだろうからとりあえず学校名だけ聞いておこうか」

 

「大東学園高等学校だ」

 

「確か虐めが多いとかであまり評判は良くなかったよな?」

 

「あぁ、私もあそこ出身だ」

 

「なるほど、治安も悪い訳だ」

 

「うん?何か言ったか?」

沙希が威圧を含んだ質問をしてくる

 

「いや、なにも。で、明日からとか...免許は一応取ってはあるが...」

 

「それを見越してこの仕事につかせたからな」

 

「会社に入る前の夢で教師免許取るなんてなぁ。教師にはなれず糞みたいな会社に入ったわけだが」

 

「あの頃のなよなよしてる京助より今の京助の方がかっこいいぞ」

 

「そりゃどうも」

家に着き、沙希と一緒にリビングへ向かうと皆集まっていた

 

 

「なんだよお前ら。何を集まってる」

 

「いやぁ、暇だからみんなでテレビっていうのを見てたのよ~」

メルタが振り向いてそう言ってくる

 

「へぇ、俺は基本テレビは見ないからな...本で充分だ」

シャドーはタバコを吸い自室へ入り本棚から一つの本を取り出して目を走らせる

気づくともう十時だったからベッドへ入るとアリアが中に入っていた

 

「あ、あの...知らない人ばかりで不安なので...」

 

「分かった、今日は一緒に寝たいんだな?なら寝るぞ。俺は明日は早いんだ」

シャドーはアリアの頭に手を乗せてから寝息を立てる

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