最近更新速度と共に文字数も少なくなっていますが許してください、使い慣れてないキャラクターを戦闘のみで使うとこうなってしまうんです()
まぁ、今回駄作ですがお楽しみください。
あれから二時間休み血も止まった所で先に進む。
長い事歩いていくとシャドーは何か違和感を感じる。何か意図的に強い妖力に中てられている気がする。
「俺たち、さっきからつけられてるな」
「そうね、それも結構な相手じゃないかしら」
霊夢がさもめんどくさそうにため息をつく。
「お前が溜め息を吐いてどうする。俺だぞ相手にするのは」
「見てるだけなのも疲れんのよ」
「なら今度は兄さんじゃなく俺が」
グレイが遊びを思いついたかのように声を出す。
「まぁ...実力に申し分は無いが、大丈夫なのか?」
「何が?」
「お前、接近戦弱めじゃないか」
「あー、それは~...ど、どうしよう」
「は~...バカめ。多少ならお前も剣を扱えるだろ、それで何とかしろ」
そう言って魔法陣の中から一本の剣を取り出してグレイに放る。
剣を魔力で宙に浮かせて遊びだすグレイに一本の鉄の棒が突き刺さる。
「痛っ!?いきなり鉄の棒投げてくるとかあいつ正気かよ」
投げてきた相手はもう分かっているとばかりに鉄の棒を引き抜き敵に向かって投げる。
「今の一撃でこちらの居場所を割り出すとは、そこの妖王に続きよほどの手練れとみる」
「そりゃどーも、僕はグレイシア・スカーレット。これから君を倒させてもらうよ」
「ならばこちらも。
「へぇ、天狗ねぇ。それにしては結構な妖力...うん?妖力と...何かもう一個あるぞ。気をつけろよグレイ」
「はいよ~」
与えられた大剣を魔力により浮遊させ、魔導書の一説を詠唱するとそれはたちまち氷に包まれた氷の魔剣へと姿を変える。
「珍しい武器を使う」
裂勾は冷静にグレイを見据えて出方を伺っている。
「まぁ、ね。俺たち西洋妖怪はこっちの妖怪みたいに殺傷性の低い物は使わないのさ」
そう言うと魔法陣を開き魔力により構成された砲撃を放つがそれは不意に現れた鋼の波により妨害される。
裂勾はその波から一本の鉄の棍を構成して円を活用した槍の構えで流れるような突きを数回繰り出す。
「わお、結構手慣れた戦い方だね」
一本の短剣を取り出しそれらを防御した後魔剣を振り下ろすがまたしても鋼に守られる。
「鋼...相性としては互いに最悪じゃないか」
グレイは即座に足元の氷を裂勾の持っている鉄棍に伸ばし温度を急激に下げる。
裂勾は急激な温度の低下により思わず手を離して棍を落とす。
「棍はいくらでも作れる。そんなことは意味がない」
また鋼の中から棍を造りだして天狗特有の速さを生かして突進してくる。
「鉄は絶対零度の冷気を帯びると脆くなるのを知らないのかい?手持ちの鋼、よく見てみると良いよ」
裂勾が初めに出した鋼の塊はもう冷気を帯びていた。
「いいさ、地中にある砂鉄を増大させ鋼に変えればいい」
「ふぅむ、厄介な人だなぁ。俺も昔みたいに体を動かせればいいんだけど...」
グレイは浮遊する魔剣をホバーボードのように扱い長剣で数回斬りつけるがそれは素早く反応した裂勾の棍により刀身が圧し折られるがグレイはそれを待っていたかのように詠唱を唱える。
『
折れた刀身の中から鈍色の蠢く筋繊維のような物がどんどん大きくなっていき赤い瞳が鈍色の線から覗き不気味さを増している。
「こいつは狂暴すぎるから、気をつけてね」
変化する蛇と名付けられたその不気味な生物は口のような物を開き裂勾の頭目掛けて跳んでくるがそれを鋼で受け止める。しかし触れた瞬間その鋼の中に入り込む。
「変化する蛇は触れた粒子の隙間に潜り込む習性があるんだ。そして持ち主を喰らいに来る」
鋼の中から勢いよく裂勾に跳びかかった変化する蛇は腕に絡みつき喰い千切ろうとしてくるが裂勾が謎の力を強く放つと変化する蛇はいきなり白骨化する。
「うわぁお、こわやこわや...」
「ここから畳みかけるぞ」
乱舞「鋼棍・連斬」
裂勾は天狗特有のスピードを生かしての連続切りを繰り出してくる。
それに加え鋼の破片も飛んでくる。
「これくらいなら、うん。捌けるね」
そう言って魔剣を振るが破片は裂勾の方へ飛んでいく。
殺技「鉄刃鋼断」
裂勾がそう呟くと棍に破片を纏わせて、巨大な刃となり伸ばした棍で乱舞する。
それはグレイの左腕を切り落とし、粗く
「うわぁ、これ結構痛いね」
グレイは切り口を氷で覆い義手を作り、片手でナイフを指に挟んで魔剣の上に乗る。
「さぁて、咲夜さんのスタイル借りようかな」
グレイがバク転で魔剣を裂勾に蹴り飛ばして斜めに落ちて地面に足が着くと共に地面すれすれのところでナイフを飛ばして指に残った二本のナイフを地面に叩きつけ跳ね返ってきたそれらのナイフの柄を掴み刃をバツ印を描くように勢いよくナイフを刃を重ねて叩きつける。
何も起こらないが数秒してから裂勾はバツ印の氷により切り傷を負っていた。
「氷でも屈折率を減らせば光の屈折も無くなり見えなくなる。君はちょっと視覚的な物に頼り過ぎかな?」
裂勾はなるほどと言った様子で少し動きを止めた後、素早くこちらに駆けてくる。
しかし裂勾は紙一重と言ったところで姿が消え背中に重い打撃を喰らう。
「いったた...」
グレイは氷の破片を飛ばしその場から消える。
裂勾は一瞬顔を歪めるがすぐに思考を巡らし何も無い所に鉄の棍を投げる。
しかし途中で何も無い所にヒビが入り崩れ落ちていき、中が見える。
「それでいいんだ。賢いね」
グレイが鉄の棍を持って氷から出てくる。
「風は低気圧に集まるのが常だ。ならば風に妖力を流し集まる場所を叩けばいい」
「氷を操れたとしても自然までは操れないからね、それが弱点だ」
魔剣に魔力を送りながらじりじりと詰め寄る。
先に動いたのは裂勾だった。
棍で地面を押して自信を空中に放り投げて空中から鋼の弾を無数に飛ばしてくる。
しかしそれを雷属性の魔術で鋼の弾を電気の線で結び魔法陣を作る。
元素【エレメンタル・ライトニング】
青紫色の稲妻が飛ばされた鋼の弾を介して8つから一つに収束しレールガンとなり放出される。
「これだといまいち決め手に欠ける...近接攻撃を仕掛けなければこちらが不利になるか」
持っている長剣の刃を氷で包み、裂勾目掛けて投げつけるが首を曲げるだけでかわされてしまう。
「なら...」
裂勾に急接近してから全方位に氷で作られた短剣が無数に舞う。
手元に近い短剣を掴み対角線上に斬るところにはまた短剣があるのでそれを少し角度を変え斬る、それを繰り返すと自然に高速の連続攻撃となる。
「僕だってこの異変早く終わらせたいんだ、さっさと引いてくれないかな」
「断る」
「なら仕方ないね、ここで寝てもらう」
魔剣で裂勾の胸を貫くとそこを中心に氷が炸裂し裂勾はがくりと体の力が抜け気を失う。
「いやぁ、ごめんね。手こずっちゃった」
魔剣を魔力で引き抜き手元で遊ばせる。
「残りの気的に敵は残るところ二人だ、気を引き締めて行くぞ」