東方夕凪録   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
今回は仲間が増え、シャドーくんが切れて、最後にちょいエロです。
まぁ色々詰め込んだせいで文字数も4000を超えてしまいましたが見ていただけると幸いです

ではお楽しみください!


新たな出会いとシャドーの怒り

町に来たシャドーたちは吸血鬼を探して回ったが中々見つからない。

30分ほど探し回り一際目立つ屋敷を見つけた。

 

「...ん、あれとかそれっぽくない?」

アザトースが堅めのパンをかじりながら指をさす。

 

「そうだね、入ってみようか」

ノックして反応を待つ。

少しすると中から赤い髪の女性が出てきた。

 

「おや、なんだい君たち」

 

「僕は吸血鬼を探してるんだ、貴女が吸血鬼だと聞いて来たんだけど」

その女性は中に入るように促す。

場所は変わり屋敷の客間にいる。

 

「えっと授業?みたいなのはやんなくていいの?」

来る途中で子供たちが赤髪の女性を先生と呼んでいた。

恐らく学び舎か何かだろう。

 

「あぁ問題ない。あの子たちは自分だけで勝手に勉強してしまうからな。あ~...で何だったか、私が吸血鬼なのか...だったか?その通り、私は吸血鬼だ」

ホントに吸血鬼だったようだ。

 

「それで、なんで私が吸血鬼だと分かったのだ?」

 

「さぁ?アザトースがなんか噂を聞いたらしいけど」

 

「うん、ここの近くに猫のたまり場があってね~、その猫たちに聞いたらそんな噂を教えてくれたの~」

 

「えっ、アザトースって猫と会話できるの!?」

 

「できるよ~」

これは驚いた、アザトースは猫と会話できるらしい。

 

「ま、まぁ話を戻そう。それで、なぜわざわざ吸血鬼である私に会いに来たのだ?」

 

「まぁ幾つかあるんだけど一つは手合わせかな、後は同じ種族ってことで純粋に気になったから会いに来た」

 

「ふむ...私が知らない吸血鬼もいたんだな」

 

「僕が知ってる中では僕と貴女以外見たことないんだけど、他にも吸血鬼っているの?」

 

「あぁいるぞ、会ってみるか?」

 

「うん、会ってみる」

するとその女性は立ち上がり廊下に出て奥の部屋に案内する。

 

「ここに何人か吸血鬼が居る」

 

「へぇ...」

顔には出ていないが内心とても楽しみだった。

 

「お前達、仲間がまだいたぞ!」

と、扉を開けるとボロボロになった翼の生えた少年や切り傷がたくさんある少女、他にもいろんな暴行を加えられた痕跡のある子供が何人か居る。

そしてそこに神父と思わしき人物が少女の首襟をつかみ何回も殴っている光景があった。

 

「神父...様...!?」

その女性は驚いているようだった。

その瞬間シャドーから赤黒く禍々しい力が溢れ出す。

 

「ねぇおじさん...その手を放してあげてよ」

つぶやくように言う。

 

「はぁ?喋るならもっと大きな声で喋れガキ。今俺は神の教えに反するガキを粛清しているのだよ」

その時シャドーの中で何かがプツンと切れた。

 

「いいから放しやがれくそ野郎...」

 

「ちっ、いいぜ貴様から粛清してやろう」

そう言うと神父は少女を壁に投げる。

シャドーがその少女を受け止めて床に寝かせると神父の頭を掴み町の方へ投げる。

建物の柱や壁を壊しながら吹っ飛ぶ神父を見て町民は慌てふためく。

 

「アザトース、その子たちとお姉さんを俺の家で保護する、送ってやってくれ。俺はあのくそ神父を殺してから行く」

 

「わ、わかった。あ、あんま無理しちゃだめだよ!?」

アザトースはシャドーの雰囲気が変わったのを感じ取りそれに従う。

 

「あぁ、アザトースも気をつけろ、他の神父も安全という訳ではないからな」

 

「分かった、じゃあね」

アザトースと女性と紫は子供達を抱いてスキマでシャドーの家に戻る。

 

「さて、後は俺の仕事だ」

翼を広げ神父が吹っ飛んだ所に飛ぶ。

 

 

「おいくそ神父、手も足も出ねぇか?」

神父の髪を掴み左右に振る。

 

「こんな奴に同族をいたぶられてたのか...胸糞わりぃ」

頭を掴んでいた手を地面に叩きつける。

 

「そろそろ死んでくれ」

手に力を集め槍状にして神父に放つ。

 

神槍【スピア・ザ・グングニル】

シャドーの内を駆け巡る力を集めたそれは神父の心臓に突き刺さる。

神父を殺した後気絶して、しばらくして意識が戻る。

 

「っと、ここは...?」

少し考え込むと意識が完全に覚醒してなにがあったのか理解する。

 

「...そうか、僕は人を殺したのか」

シャドーは罪悪感を覚えるが一旦家に戻ろうと空を飛ぶ。

 

「ただいま~」

 

「おかえりっ!」

扉を開けた瞬間アザトースが抱き着いてきた

 

「大丈夫だった?怪我とかしてない?」

 

「大丈夫だよ、それよりお姉さんと他の子たちは?」

 

「みんな二階にあった大きな部屋で寝かせてるよ、勝手に使って大丈夫だったかな?」

 

「うん、あの部屋は使うことなかったしあの子たちの部屋していいよ」

アザトースを撫でながらそう答える

 

「お姉さんと話したいんだけどお姉さんも二階?」

 

「ううん、お姉さんはリビングにいるよ」

 

「わかった、紫と一緒に二階にいてもらえるかな」

 

「は~い」

アザトースは紫と一緒に二階に上がり、シャドーはリビングに向かう。

 

「おぉ、帰ったのか」

暗い顔をした女性がシャドーを見て微笑んだ。

 

「うん、ただいま」

 

「あぁ、おかえり」

途中で気まずくなり沈黙が続く。

 

 

「そ、そういえば自己紹介がまだだったな」

沈黙をかき消すように声を出す。

 

「私はレイラ・ガーネットだ、レイラと呼んでくれ」

 

「僕はシャドーエッジ・スカーレット、多分聞いたことくらいはあるんじゃないかな」

名前を言った瞬間驚いた顔をした。

 

「君があのシャドーなのか...噂とは大違いだな」

 

「噂?僕の噂なんか流れてたの?」

 

「あぁ、美しい成人の女性だと言う噂をよく聞いた、それと武器を全く使わず素手のみで多くの者を打ち負かしてきたと」

 

「前者は間違いとして、後者は噂の通りだね。僕は基本武器を使わないから」

 

「そうなのか...そうだシャドーよ、一度私と手合わせしてくれ」

 

「いきなりだね、勝算でもあるの?」

 

「無いわけではないが、勝つのが目的ではないからいいのだ。早速やろう」

レイラは立ち上がると走って外に出た。

シャドーも追いかける様に走った。

 

「ではやろう!」

レイラがそう大きな声で言うと辺り一面に魔法陣が展開される。

そこから大きな炎が無数に出てシャドーに襲いかかる。

それを翼で受け流しレイラに殴りかかる。

 

「本当に武器を使わないのだな、それほど余裕なのか?」

 

「それもあるけど武器を持ったことがないんだ」

 

「それはもったいないな」

 

「そうかな、出そうと思えば一個は出せるからいいのさ」

そう言った瞬間体が痺れた。

 

「ふっ、自分の強さを過信し過ぎではないか?守りがお留守だぞ」

足を見ると紫色の茨が絡みついていた。

 

「油断しただけさ」

力を両腕に集中させレイラを殴り飛ばし鳩尾に肘打ちを食らわせる。

 

「くっ、痛いじゃないか」

 

「戦闘は痛いのが当たり前だよ」

 

「私は痛いのは嫌いだ。だが...」

魔法陣から一本のレイピアを取り出し刀身に炎を纏わせ剣先をシャドーに向ける。

 

「痛くさせるのは大好きだ!」

とても楽しそうな笑顔をしている。

 

「うわ、性格悪い」

露骨に嫌な顔をする。

 

「まぁいいじゃないか、それが私だ」

そう言うとレイラが急接近しレイピアをシャドーに突き刺す。

 

「これくらいじゃ僕は...」

そう言いかけた途端にシャドーは火だるまになった。

 

「待って待って熱い熱い!」

 

「シャドーの火だるま一丁上がり、だな!」

レイラはなぜかドヤ顔をしている。

 

「汚い、さすが大人汚い!」

シャドーは火を消すと涙目でそう叫ぶ。

 

「まぁそう言うな、もう終わりにしよう、私も疲れたし」

 

「やっと終わりか...」

二人は地面に降りて家に戻る。

 

「「ただいまー」」

 

「あれ、二人ともどこにいたの?」

 

「外でレイラさんと戦ってた」

 

「へぇ、どっちが勝った?」

 

「僕が押され気味で引き分け」

 

「いやぁシャドーは強かったぞ」

 

「皮肉にしか聞こえないよ。上の子たちは?」

 

「みんな起きてるよ、お姉さんは行った方がいいんじゃない?」

 

「うむ、そうだな。行ってくる」

レイラは小走りで二階へ行く

 

「ねぇねぇあのお姉さん強かった?」

アザトースが興味津々な様子で聞いてくる。

 

「うん、結構強い。多分あのまま戦ってたら負けてた」

 

「へぇ...そんなに強いんだぁ...」

 

「うん」

そんな話をしているとレイラが4人の子供を連れて降りてきた

 

「おかえり、その子たちはもう大丈夫なの?」

 

「あぁ、すっかり元気になっていたよ。さぁお前達、自己紹介だ」

 

「俺はグレイシア・レヴァリエ、よろしくな!」

水色の髪の毛の少年は頭で手を組み元気に笑う。

 

「シエル・ワルプルギスです、よろしくお願いします」

金色の輝く髪の毛の少女はぺこりと頭を下げる。

 

「エルシア・ルーネント...よろしく」

シエルをみて碧色に白のメッシュが入った髪の少女も頭を下げる。

 

「僕はヴラディミール・ツェペシュ、以後よろしくね」

銀髪の少年はにっこりと笑う。

 

「さて、今日はもう遅い。ご飯作るから食べたら寝るといいよ」

シャドーはキッチンへ向かい10分ほどでサラダとカレーを作りテーブルに並べる

 

「じゃアザトース、首出して」

 

「ん、今日はこっちのごはんでいいの?」

 

「うん、ちょっと疲れたから早めに寝たいんだ」

 

「そっか、じゃあちょっと待っててすぐに食べちゃうから」

そう言うとすぐにサラダとカレーを平らげる。

 

「ごちそうさま~、じゃ行こうかシャドーくん」

 

「う、うん。別に肩貸してくれればいいだけでいいんだよ?」

 

「ボクはシャドーくんと一緒に寝るの~!何かあったら心配じゃない!」

 

「アザトースは僕のお母さんじゃないでしょ...過保護すぎだよ?それに僕は強いから何かあっても大丈夫さ」

 

「それがいけないの~、ほら早く部屋に行くよ~」

シャドーを抱き上げて部屋に行く。

 

「僕は人形とかじゃないんだけどなぁ...」

部屋につくとアザトースはシャドーをベッドに寝かせた

 

「それじゃ血だね」

そう言うとワンピースを脱ぎ胸の下着を取る

 

「えっと...アザトース?僕は首でいいんだけど、なぁ?」

シャドーは戸惑っているせいか少々声が裏返っていた。

 

「首なんかよりボクの胸の血を吸った方が栄養あると思うなぁ?」

 

「僕は栄養とかじゃなくて血が飲めればそれでいいから早く下着つけて!」

 

「胸じゃないとボクは血を吸わせる気はないよ?」

そう言うとシャドーにのしかかり胸を押し付ける。

 

「僕は赤ちゃんじゃないから胸から吸うなんてできないってば!」

 

「そうかなぁ?ボクが見たことある本だと大人だって女の人の胸を吸ってたよ~?」

 

「きっとそう言う性癖があるんだよ!僕はないから!」

 

「え~、いーいーでーしょー?ボク胸から吸われないとやだ~」

そう言うと子供の用に駄々をこね始めた。

 

「わかったよもう...胸から吸えばいいんでしょ?」

シャドーはもう泣きそうな顔をしているが血が足りなくてまた倒れるなんてことはもうしたくない。

仕方なく胸から吸うことに決めた。

 

「あ、あんま強く吸っちゃだめだからね...?」

 

「びびるくらいならやらないでよ...」

シャドーはアザトースの大きい胸に小さく噛みつき血を吸う。

アザトースは顔を朱に染めてシャドーを撫でる。

 

「ん、ごちそうさま」

 

「あ、ちょっと血がついてるよ?」

 

「ん、どこどこ?」

 

「ここ」

アザトースはハンカチでシャドーの口元を優しく拭く

 

「ありがと、じゃおやすみ」

 

「うん、おやすみ~」

アザトースは下着をつけなおしシャドーに抱きついて寝る。




どうでしたでしょうか?
少々やり過ぎたかもと言う気はしますが反省はしていますが後悔はしていません()

さて、次の話ですが次はキャラ紹介でもしようかと思います
原作キャラ(と言っても現在は幼少期の紫だけですが)が少々(もしかしたら大幅に)違うかもですが温かい目で見守って下さい()

では、コメント等々待ってま~す
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