東方夕凪録   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
今回もまた戦闘回です、いやぁ自分でも多すぎると思うんですがなんだか戦闘が入っちゃうんですよねぇ

まぁ夕凪録お楽しみください


聖者と悪魔の戦い

朝起きるといつものごとく下着姿で僕に抱きついていた。

 

「ほんと風邪ひいても知らないよ~?」

 

「んん...シャドーくん寒い~...」

 

「下着姿で寝てるからでしょ...」

セーター生地のTシャツとデニム生地のズボンを創る。

 

「これでも着て温まりな、僕はご飯作ってくるよ」

 

「ありがと~」

シャドーは台所に向かうと少し大きい女性がご飯を作っていた。

 

「ん、起きたね。おはよ~」

その人はしゃがんでシャドーを撫でてきた。

 

「えっと、お姉さん誰?」

 

「私は汐音、未来の君のお嫁さんだよっ♪」

 

「おい汐音、あまり情報を教えるな。未来が変わるかもしれないだろ?」

髪が赤黒く長身の女性?が椅子に座っていた。

 

「大丈夫でしょ」

 

「まぁ、状況を整理しよう」

 

「は、はい」

 

「俺はシャドーエッジ・スカーレットだ、つまりお前」

 

「えっと...えっ?」

 

「タイムスリップだ、俺も結構昔で記憶が曖昧だが...まぁいい。とりあえず先生は居るか?」

 

「先生...レイラさんの事?」

 

「あぁそうだ」

 

「二階にいるけど」

 

「そうか、ならいいか。とりあえず飯が終わったら修行だ、俺が相手してやる」

 

「わ、わかった」

シャドー達は食事を終え外に出る。

 

 

「さて、どこからでもかかってこい、タイミングはお前に任せる」

 

「わかった」

思いっきり顔を狙って殴る。

 

「まだまだ遅いな」

拳を掴み、ねじり肘に膝蹴りを食らわせる。

 

「あがっ...」

腕に力が入らなくなり無様に垂れ下がる。

恐らく骨が折れたのであろう。

 

「さて、まずは俺の攻撃を避けれるようにしないとな」

指を鳴らし構える。

僕は腕の再生が終わらないまま構える。

 

「再生の遅さも課題か...」

動いたかと思うと姿が見えなくなる。

それとほぼ同時に腹部に強烈な痛みを覚える。

 

「かはっ...」

 

「さてとどめだ」

 

紅符【Crimson・Lame(紅き刃)

紅い球状の物が作られそれが剣を形作っていく。

シャドーはそれを掴み僕へ切りかかってくる。

僕は咄嗟に翼で身を覆い、瞬間金属音が響いた。

 

「ほう...翼を瞬間的に硬化したか。咄嗟とは言え良い判断だ。さぁどんどん攻めて来い」

僕は鉄の剣を創りそれに闇の炎を纏わせた。

 

「おぉ懐かしいな」

僕は腹に切りかかる、その瞬間に炎を大きくする。

しかしそれをいとも簡単に避けられてしまう。

鋭利な物の破片が入った球を懐から4個ほど取り出し投げる。

 

「おっと危ない」

刀を鞘から抜くと同時に球を切る。

その瞬間球が爆発し中に入っていた鋭利な物の破片が勢いよく飛び散りシャドーに突き刺さる。

 

「ふむ、考えたな。よし、ここまでにしよう。これで幾分かはマシになってるだろう」

シャドーはそう言って家に戻る。

一息つく間もなくアザトースの悲鳴が聞こえる。

急いで家に戻る。

 

「どうしたのアザトース!?」

 

「しゃ、シャドーくんがおっきく...ってシャドーくんが二人っ!?」

 

「...ま、まぁ落ち着け。俺は未来のシャドーだ」

 

「え...?未来の...シャドーくん?」

 

「あ、あぁそうだ、未来のシャドーだ」

 

「ふぅん...未来のかぁ...ここにはどのくらいいるの?」

 

「明日帰るから今日はここに泊まる」

 

「そっかそっか...」

アザトースが微かにニヤける。

 

「何か考えてやがんな、まぁいい。では俺は今の世界を見に行ってくる。じゃあな」

そう言って未来の僕は外に出て行ってしまった。

 

「さて...今日は何しようか、特にすることがないから困ってるんだけど...」

 

「それなら特訓がてらグレイたちの修行相手にでもなってやると良い、この前神父にあっさり負けたせいであれから死に物狂いで戦い続けているんだ」

とレイラが言う

 

「それいいね、やってこよう。未来の僕との特訓の成果も見れるかも知れないし。グレイたちはどこに?」

 

「家の裏でずっとやってるぞ」

 

「そっか、ありがと」

そう言って家の裏へ向かう。

すると傷だらけの二人が戦っている。

 

「はいはいやめやめ、そんな無理な事してたら体がもたないよ?」

 

「シャドーは黙ってろ...」

 

「そうだよ、僕たちの特訓の邪魔しないでくれるかな...」

そう言って二人はまた特訓を始めようとする。

その瞬間二人の腹を蹴り頭を地面に叩きつける。

 

「いいから帰るよ、後で僕の修行に付き合ってもらうからね」

 

「...ウィッス」

 

「わかったよ...」

苦痛で立ち上がれない二人を担ぎ、家に戻る。

 

「ただいま~、アザトース二人に手当をお願い」

 

「随分と無理したねぇ」

そう言って傷薬を塗り包帯を巻く。

そしてシャドーはソファに寝そべる。

数時間するとドアが吹っ飛ぶ。

シャドーが飛び起きナイフを創って投げる。

 

「おやおや、いきなり投げてくるとは危ないですねぇ...ともあれ、反応は良くなったようですね」

 

「てめぇはあんときの神父か」

 

「そうですよ~、昨日ぶりですかね」

 

「昨日ボコボコにされたのによくもまぁのこのこと来れたな」

 

「貴方のおかげで昨日は一日中修行だったんですよ?もう本当辛くて...」

 

「その分強くなってるようだしいいじゃねぇか、とりあえず外でやるからどけ。それと後でドア直してから帰れよ」

 

「え~ヤですよ、めんどくさいですし」

 

「じゃあ壊してんじゃねぇよくそ野郎が」

ドアの真ん中を指でなぞるとドアが元通りになった。

それを取り付けた後神父を蹴り飛ばすが杖で受け止められる

 

「お前も反応よくなってるじゃねぇかクソが」

 

「まぁまぁ、とりあえず外出て私が来た経緯でも話させてくださいよ」

 

「仕方ねぇ、話は聞いてやる」

そう言って外に出る。

 

 

「まぁ来た経緯ですが、上の命令と私の恨みでぶっ殺しに来ました」

 

「あぁ、大体予想はついてた。とりあえずぶっ潰してやるからかかってこい」

シャドーから力が溢れ出す。

 

「君はきっとバカなんだね、力の使い方がまるでなってない」

そう言うと魔法陣が展開されそれから炎が龍のようにうねり、襲いかかってくる。

 

「使えればいいのさ」

シャドーはそれを身軽くかわし神父の鳩尾に肘打ちを決め顔に回し蹴りを食らわす。

 

「馬鹿みたいに炎の中を突っ込んでくるかと思ってたんですけどねぇ...」

鳩尾を抑えながら悔しそうにする神父

その時暗い森の中から黒いスータンや修道服を着た集団がやってくる

 

「もう一回チャンスを与えたがやはりダメだった様だな、エルザ」

 

「グリッド様...」

怯えた声で名前を呼ぶ。

神父は震えていた。

 

「これより神に仇なす者の殲滅を始める。戦闘準備につけ」

そう言うと服の中から銀の銃や銀の剣を構える。

 

「今世紀最大の敵って感じだな...おい神父、ひでぇこと言うが同僚を殺せ。あいつらにとってはもうお前も殲滅対象だ」

 

「...」

 

「迷ってる時間はない、死ぬか生きるか自分で決めろ」

そう言ってシャドーは大声でアザトースたちを呼んだ。

アザトースたちは直ぐに揃った。

 

「目の前の黒い奴ら全員敵だ」

シャドーはサーベルを創り出し闇の炎を纏わせる。

 

「グレイとヴラディミールは速く動いて浅くてもいいから傷を与えてくれ」

 

「アザトースは自由に潰してくれ、紫は色んなとこから弾を出してくれ」

 

「シエルは回復系の魔術などは扱えるか?」

 

「使えますよ、あとエルシアも」

 

「そうか、なら回復援護に回ってくれ」

 

「わかりました」

 

「よし、準備はできたな」

 

「「殲滅開始!!」」

その掛け声と共にグリッドとシャドーが剣を交える。

 

「なんだよ、神に仕える者ってのは仲間を簡単に裏切んのか?」

 

「神に背くものは仲間でも敵になる。当たり前だ」

 

「そうか、やっぱてめぇらは気に食わねぇ」

 

「気に食わなかったら殺す...か、やはり貴様らは野蛮で愚かだ」

 

「知るか、俺は仲間を守れればそれでいい。これ以上話しても無駄だ、やるならしっかりやれ」

言い終えた途端しゃがんで足をかけ転ばせてサーベルをグリッド目掛けて突き刺すが、紙一重でかわされ胸を蹴られる。

 

「貴様こそ真面目にやれ、それで本気を出しているわけがないだろう。エルザはその程度の奴には負けないはずだ」

その時グリッドの顔が大きく歪んだ。

アザトースが思いっきりグリッドの顔を殴ったのだ。。

 

「すまない、助かった」

体制を整えグリッドにサーベルを振り下ろすが銀の剣で弾かれる。

 

「厄介な奴だ」

顔に回し蹴りを繰り出すが腕で制される。

刀に力を纏わせて切りつけても銀の剣で弾かれる。

 

「攻撃が全く通らねぇ...」

その時頭に閃光が走る、今日戦ったシャドーの真似をすればいいのだと

シャドーは大きくジャンプして翼を使い空中で回転しながら蹴る

顔を目掛け回し蹴りをし、それが決まる。足を突いた瞬間に逆の足でも同じことをする

攻撃は全て当たりグリッドは若干よろける

 

「てめぇにいてぇのをくれてやるよ」

 

紅符【Crimson・Lame(紅き刃)

 

紅い球状の物が作られそれが剣を形作っていく。

シャドーはそれを掴みグリッドに切りかかる。

銀の剣で防御するが紅き刃はそれを物ともせずグリッドに斬撃を与える。

グリッドは苦しみながらも立ち上がり、金色の魔法陣が展開して金色の大きい光線が放った。

その時シャドーの足に赤い何かが纏わりついていた、よくわからないが光線を蹴るとその光線がグリッドの方へ向かって進んでいく。

その光線はグリッドに直撃すると同時に大きな爆発を伴い、煙が晴れるとボロボロのグリッドがそこに立っていた。

 

「なんだよ最初は威勢のいい事言っときながら実はクソザコだったってか?」

 

「なんだあいつ...さっきとは強さが全く違うじゃないか...こうなったら」

グリッドは辺り一面に魔法陣を展開すると中から無数の光の弾丸が放出されエルザのへ向かって飛んでいく。

 

「なっ!?」

エルザの周りには誰もいなかった、そしてエルザはさっきからずっと虚ろな目をしている。

 

「このくそ野郎!」

シャドーが高速で移動しエルザに当たるギリギリでエルザを押し倒し体を覆いこむ。

光の弾丸はシャドーの翼と体に当たっては小さな爆発を伴いシャドーの体力を大幅に削っていった。

魔法陣が消えると共にグリッドは倒れる。

 

「おいてめぇ...くそ神父...」

 

「な、なんで私を守ったんですか...」

 

「あんなくそ野郎に殺させてたまるか...お前は俺が殺す...」

 

「はは、今のあなたでは私は殺せませんよ。翼は穴が開いて体だってボロボロじゃないですか」

 

「俺は強いからな、こんな状態でもできるのさ...」

そう言ってふらつきながら立ち上がる。

 

「とりあえずお前はせめて自分の身でも守ってろ、俺は他の奴を根絶やしにする...」

シャドーは銃や剣による攻撃を避けずに全て当たりながらシスターや神父を次々に殺していく。

そして全てのシスターや神父を倒し終わる。

 

「よし...終わったか」

 

「無茶し過ぎだよシャドーくん」

 

「知るか、お前らを守るために必死だったんだよ。それとあの神父を保護だ」

 

「えっ...なんで急に」

 

「あいつはもうどこの教会にも属していない。力はあっても加護を受けられないのならただの人間と変わらん」

 

「ん...わかった、シャドーくんがそう言うなら」

アザトースはエルザのもとに行き少し話した後二人ともこっちに向かってきた。

 

「よし、みんな。今日はゆっくりしてくれ...俺は寝る」

そう言ってシャドーは自室のベッドで寝る。




次話はユウタ君とのコラボ作品ですがこの作品の続きなので夕凪録として投稿させていただきます!
ではコメント等々待ってます!
あ、そうそう最近僕mixiと言うのものを始めまして、見かけたら話しかけていただけると嬉しいです!
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