優子の一人称をアタシではなく私に
なっていてご不満に思われた方々に
お詫び申し上げます
明久side
僕は学校に行きながら昨日の事を思い出していた
明久(優子さんのお弁当か、楽しみだなぁ)
すると
後ろから声をかけられた
雄二「おう、明久」
明久「おはよー雄二」
雄二「ん?何だかご機嫌だな、なにかいいことでもあったのか?」
明久(僕、今そんな風に見えるのかな?とにかくばれたら面倒だしここは…)
明久「そうなんだ、難しいゲームがやっとクリアできてね」
明久(ちょっと声が上ずったか?まぁ雄二なら誤魔化せるだろ)
雄二「お前は本当に嘘をつくのが下手だな」
明久(ばれただと!?)
雄二「とにかくだ俺とお前の仲だ、隠すなよ」
明久(きっと雄二のことだ絶対なにか邪魔をしてくるに違いない)
明久「嫌だよ、雄二は僕の幸せが嫌いなんでしょ」
雄二「まさか女絡みか?」
明久「そうだとしても雄二には関係ないよ」
雄二「そう冷たくするなよ、で島田か姫路かどっちなんだ?」
明久(どうしてここで二人の名前が出るんだろ?まぁとにかく)
明久「どっちでもないよ」
雄二「なんだと!?お前、本気で言ってるのか?」
明久「どうして?」
雄二「そうか……、わからないならいいんだ」
そう言って雄二は遠くの方を見ていた
明久「すごい気になるよ、なんか悪いことを二人したっけ?」
雄二「明久、なんだかんだで今まで楽しかったぞ…」
明久(ますます分からないぞ、もういっそのこと…)
明久「実はね雄二…」
そう言って僕は
昨日、観察処分者の仕事で優子さんを手伝い
そのお礼としてお弁当をご馳走になることを話した
明久「…と言う訳なんだ」
雄二「それはかなり不味いな」
明久「どして?」
雄二「いいか明久、特別今回はお前の見方になってやる」
明久(どうしたんだろ雄二?)
雄二「ムッツリーニ!」
どこからともなく急にムッツリーニが現れた
康太「……どうした?」
雄二「状況は今の話の通りだ、サポートを頼む」
康太「……報酬は?」
雄二「俺の秘蔵コレクション」
康太「任せておけ!」
そう言うとまるで忍者の如く姿を消した
雄二「頼んだそムッツリーニ……、いいか明久、とにかく島田と姫路にはその事は絶対に話すな!」
僕は状況に追い付けていなかったが
明久「わかったよ雄二」
きっと大変な事態なんだろうと思った
教室に着いていつもどうりに過ごして
昼休みになると
雄二「さぁ、飯を食べに行こうぜ」
美波「良いわよ」
瑞希「はい、いいですよ」
秀吉「そうじゃの」
ムッツリーニの姿がなかったが
雄二「あっ!それと、俺は明久と少し用事かあるから先に行っててくれ」
美波「わかったわ」
瑞希「わかりました」
秀吉「了解なのじゃ」
皆がいなくなると雄二が
雄二「いいか明久、悪いがお前の安全のために体育館の裏で食べてくれないか?」
明久「よく分からないけど、雄二がそう言うならそうするよ」
雄二「すまないな、これもお前の為なんだ」
そんな話をしていると
優子「お待たせ明久君、お弁当持ってきたわよ」
すると雄二がスルッと姿を消して別れ際に
雄二「あとはお前次第だしっかりやれよ」
明久(なにを言ってるのだろう?)
優子side
今日は朝からそわそわしていた
優子(明久君にお弁当渡すの楽しみだなぁ、あれだけ頑張ったんだもんきっと喜んでくれるよね)
翔子「優子、おはよう」
優子「おはよー、代表」
翔子「なにかあった?」
優子「急にどうしたの?」
優子(アタシ何が変な事でもしたっけ?)
翔子「最近、優子少し様子がおかしい、好きな人でもできた?」
優子「そそそんなことないわよ!」
優子(なんてピンポイントな質問してくるの?)
翔子「優子、顔が赤くなってる」
優子(やっぱり代表に隠し事は無理ね、ここは正直に)
優子「そうね、好きかどうかはまだはっきりわからないけど気になる人はいるわ」
翔子「誰?」
優子「それはちょっと言えないかな」
翔子「そう、でも私は優子を応援するわ」
優子「そんなんじゃないってば、………でもありがとう」
優子(気になる人が明久君って言ったら代表どうするかな?はぁどうしも昼休みが待ち遠しいな………)
しばらくして昼休みになると
翔子「優子、お昼食べましょう」
優子「ごめん代表、ちょっと今日は用事があるの、また明日ね」
すると代表は何かを察したかのように
翔子「そう、頑張ってね」
優子「あ、ありがとう」
優子(代表って、考えてることがわかるのかしら?とにかくFクラスに行かなきゃ)
Fクラスに着いて
優子「お待たせ明久君、お弁当持ってきたわよ」
明久「ありがとう優子さん」
優子「どこで食べる?」
明久「そうだね、体育館の裏なんてどうかな?」
優子「アタシはかまわないわ、行きましょうか?」
明久「そうだね」
体育館の裏に移動して
優子「はい、明久君」
明久「ありがとう優子さん、ありがたくいただくよ」
優子「そこまでかしこまらなくてもいいわよ」
明久君がお弁当を空けて
明久「うわぁ、すごい美味しそうだね、それじゃいただきます」
アタシも自分のお弁当を開いた
とは言っても失敗したおかずなんだけど
明久「うん、すごい美味しいよ優子さん!」
優子「そっ、そう?ありがとう」
優子(頑張ったかいあったわ)
明久「この唐揚げも、この卵焼きも…」
なんて言いながらパクパク食べていた
ぼどなくして食べ終わり
明久「ご馳走様でした!」
優子「はい、お粗末様でした」
明久「本当に美味しかったよ、これなら毎日食べたいくらいだよ!」
優子「はいはい、お世辞もほどほどにね」
なんて言ってるが内心ものすごく嬉しかった
きっと顔も赤くなってると思う
だからこそアタシは
どうしも明久君に聞きたい事があった
アタシの心はどうやら決まってたみたいだから
優子「あのね、明久君」
明久「どしたの優子さん?」
優子「いや、ちょっとね、昨日明久君の言ってた気になる人って誰なのかなって?」
明久「どどどうしてそんなこと聞くの!?」
優子「やっぱりそんなことどうでもいいわ、よく聞いて明久君」
優子(今まで生きた中で多分一番緊張してるわ、でも、だからこそ今言うの!)
優子「アタシはあなたの事が好きです」