天を渡るは海の音   作:ちゃちゃ2580

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解説、メタ話、台本書きです。
本編無関係。

頭文字にて割愛。



ミニコーナー【あとがき&反省会】

・一年目。

 

レ「あのさ……ルー」

 

ル「ふんっ」

 

レ「ちょ! いきなりマジカルリーフは止めてぇぇ!」

 

 

・二年目。

 

ル「ちょっと、レオちゃん」

 

レ「…………」

 

ル(うわー。超睨まれるんですけどぉー……)

 

 

・三年目。

 

レ「なあ、何でボク等こんないがみ合ってるの?」

 

ル「さあ? でも、流石に馬鹿らしくなってきたわね」

 

レ「そっか……」

 

ル「ええ」

 

レ「…………」

 

ル「…………」

 

レ「甘いメロドラマとか。さ」

 

ル「え?」

 

レ「そんなの、やりたいって思うの?」

 

ル「……うーん」

 

レ「ウィルとか、皆してそうさせようってしてるみたいで……この三年もずっとそんな感じだったけどさ」

 

ル「うん」

 

レ「ボクとルーは家族で……それ以上、何か必要?」

 

ル「うん。要る」

 

レ「あ、はい」

 

ル「だってレオちゃんは格好良いもの」

 

レ「え」

 

ル「皆に頼りにされて、いっつも輪の中心に居るんだもの。そりゃあ不安にもなるでしょう?」

 

レ「待って。ちょい待って」

 

ル「……?」

 

レ「そ、それってルーのことじゃん?」

 

ル「はい?」

 

レ「いや、だって、格好良くて、輪の中心って……ほら、見返してみなよ。いつも皆を楽しませてきたのって、ルーじゃん」

 

ル「……そう? 私としてはレオちゃんがそういうポジションだと思っていたのだけれど」

 

レ「ええー……」

 

ル「…………」

 

レ「…………」

 

レ「ふっ」

ル「ぷっ」

 

レ「あははははは!」

ル「あははははは!」

 

ル「こんなとこまですれ違いばっか!」

 

レ「ほんとそれ。何なんだよ。全くさあ!」

 

ル「それはこっちの台詞よ。何がリーダーよ。てんで頼りないじゃない!」

 

レ「ちょ、それは言わない約束だろう!?」

 

ル「あら、ごめんなさい。……ぷぷ」

 

レ「笑うなー!」

 

 

・てな事がありまして。

 

ル「サーちゃん。私達結婚するわ」

 

サ「は、はいい!?」

 

レ「いや、卵グループ違うし、ボクはそんなつもり毛頭無いんだけど」

 

ル「事実婚です」

 

レ「違います」

 

ル「異論は認めません」

 

レ「認めろ」

 

サ「……と、とりあえず、仲直りしたの?」

 

レ「それは、まあ……」

 

ル「流石に馬鹿らしくなったのよ」

 

サ「ああ、うん。だろうね」

 

ル「私はレオちゃんが大好きで、レオちゃんは私が家族としてとても大事って言ってる。なのにいつまでもいがみ合うなんて、ナンセンスだわ」

 

サ「三年は十分に長いと思うけど……」

 

レ「それはそれ。これはこれ」

 

ル「まあ、だから……事実婚よ!」

 

レ「断じて違う。ボクとルーは兄妹だ」

 

ル「いい加減認めなさいよ。っていうか、姉弟でしょ?」

 

サ「生まれたのは一時間くらいルーちゃんのが早いよ」

 

レ「ちくしょう! こんなのってあんまりだ!!」

 

裏「……喧しい。目が覚めてしまったではないか」

 

レ「あ、裏じゃん」

 

サ「おはよー」

 

裏「何を騒ぎ立てて……と、生娘と小僧の組み合わせは、とんと久しいものだな?」

 

ル「ええ。結婚したの」

 

レ「してねえから!」

 

サ「……まあ、仲直りしたみたい」

 

裏「ほう?」

 

ル「ここからは私とレオちゃんのイチャラブルートよ!」

 

レ「ないです」

 

サ(……ルーちゃん色々吹っ切れたというか、何と言うか……)

 

裏(まあ、生娘は色々と苦労していたからな。多少なり小僧は尽くす義務もあろう)

 

 

・と、したその時!

 

表「わははははは! ルー様とレオに福音が鳴ったと聞きつけ、全ての理を超越し、私、参上!!」

 

レ「え」

 

ル「は?」

 

サ「ちょ」

 

裏「……身体が透けている。思念体ぞ」

 

表「ふははは。こんな事もあろうかと、滅する前に仕込んでおいたのだ! 安心しろ。ちゃんと自我もあるぞ!」

 

サ「え、ええー……こ、これってもしかして泣くとこ?」

 

レ「違うと思う」

 

ル「ミニコーナーだし」

 

表「全てはネタが為! 私は地獄の底より、崩壊した世界より、蘇ったのだ」

 

レ「帰れ」

ル「帰れ」

 

表「酷い! あんまりだ!」

 

裏「……私を擁護するのは遺憾この上無いが、もう少し寛容的であっても良いのではないか?」

 

ル「挨拶もなく逝った奴に慈悲はありません」

 

レ「上に同じく」

 

表「だ、だって仕方無いだろう!? まさか私だって死ぬとは思ってなかったもん。パッケージだぞ? 私。なのにあんなあっさり死ぬものか!?」

 

サ「うん。死亡フラグ回収乙。だったね」

 

表「否、これは陰謀だ!」

 

裏「少しばかり哀れではある」

 

レ「全部作者が悪い」

 

ル「ああ、ほんとそれ」

 

表「ということで、最後のミニコーナースタートだ」

 

サ・レ・ル・裏

「え、今から!?」

 

 

・あとがきコーナー

 

表「今回のミニコーナーは、題してあとが――」

 

レ「あとがきだってさ」

 

ル「タイトルに書いてあるものね」

 

裏「つまるところ、我等で面白可笑しくしろという事らしいな」

 

サ「……う、うん」

 

表「主ぃー。皆が、皆が私の台詞をぉぉ!!」

 

サ「……ド、ドンマイ」

 

裏「相変わらず愚かなり。私よ」

 

表「ふっ。変わらずの浅慮なり。我よ。この機に戻って来られた私の叡智は、貴様には無いものぞ」

 

レ「はいはい格好つけてないで展開進めるぞー」

 

表「ちょ」

 

ル「はい。サーちゃん。主人公なんだから読んで頂戴」

 

サ「え? 私? ていうかこの紙何処から?」

 

ル「表が持ってたわ」

 

表「あ、ちょ、いつの間に!!」

 

サ「え、えーっと。読んじゃって良いの?」

 

裏「貴様が主人公だろう? 是非も無し」

 

レ「同上」

ル「同上」

 

表「あああ、私の出番がぁぁぁ……あ、主。どうぞ」

 

サ「あ、はい。じゃあ……ごほん」

 

 

長い間お付き合いありがとうございます。

ここまで付き合って頂きながら、冗長にも程があるとは思うのですが……こんな長い物語を(二次とはいえ)書ききったことは初めてなので、お目汚しを承知で、作者の戯言にお付き合い頂けますと幸いです。

 

さて、言いたい事は反則染みたミニコーナーで言いまくってますので、悪あがきは特にせず……強いて言うなら、この作品を書き始めた頃と比べ、わたしのレベルも幾つか上がったんじゃないかと思います。ぶっちゃけ、二度、三度に渡る全編修正をやりきったこと(一元視点への修正は間に合いませんでしたが)だけでも、わたしん中じゃ偉業です。むしろ五〇万字以上もの修正を何度もやるとか、我ながらちょっと正気を疑いますねー。

 

再三に渡ってミニコーナーで書きましたが、この物語は初期プロットが無い作品でした。終わって振り返ってみても、走り書きしたメモ帳が二、三枚ある程度です。こればっかは猛省しなくては。あとから修正して良い筈が無いのです。完成したものをお見せ出来ていなかったのは、甘えです。しかしながら、一番のコンセプト『サクラが大人になるまで』は、きちんと書けたんじゃないかなと思います。まあ、それを見失って迷走した時期(アサギ序盤)もありましたが、ポケモンの皮を被ったヒューマンドラマという点をちゃんと果たせていれば、幸いです。

 

これを書いていたおよそ二年間。色んなことを悩みました。こんな風に二次創作を書いていて……今は良いかもしれませんが、仮に三〇、四〇を越えたぐらいになって、同じ事をしていたらと思うと、『本当にそれで良いの?』『小説家になりたいんじゃないの?』って自問自答していたりもしました。特にわたしの場合、小説とは自己顕示欲の表れで。つまるところ、誰かに認められて、褒められたいっていう、実に三下風情の感性をしておりまして……。そんな情けない葛藤を抱き続けて、筆が迷っていたりもしました。

 

今、振り返ってみて思います。

『別に、書けば良いじゃん?』

って。

 

好きなものを書ける時は、好きなものを書けば良い。

 

最近懇意にさせて貰っている書き手仲間の方にも、そんな事を言われました。

 

だから、まあ……これからも懲りずに書きたいものを書いていけたら、幸せだなぁと。

日の目を見られる時が来るかは分かりませんが……出来れば、きっと。

 

月並みな言葉で。

わたしとしての筆折りとさせて頂きます(ミニコーナーは続きます)。

 

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

この物語があなたの心の端っこを満たせたのなら、幸いです。

 

 

ちゃちゃ

 

 

サ「……はい。以上です」

 

レ「長ぇ」

ル「長い」

裏「冗長だ」

表「蛇足だ」

 

サ「ま、まあ……最後くらい、良いんじゃない? 短く纏めようとも思ったらしいけど、自分でも言っている通り、『自己顕示欲の表れ』なんだし」

 

表「ミニコーナーのネタにしているあたり、闇が深い」

 

レ「それな」

 

ル「まあでも、このコーナー自体、元々そういう役目だったしね。登場キャラやらの紹介をくどくせずに、描写しきれない点の解説をぶちこんじゃうっていうコンセプトだった訳で」

 

裏「あとがきと言いつつ、実際はただの話の肴である」

 

ル「そうそう」

 

サ「まあ、折角だし本編の振り返りなんかもやっていくとして……」

 

表「採点もしようぞ」

 

レ「採点っつうか自己評価な?」

 

ル「誰も突っ込まないけど、中の人は全員作者だしね」

 

サ「それを言っちゃおしまいだよ!」

 

裏「中の人などいない。断じていない」

 

 

・自己評価コーナー

 

サ「あまり長くなるのもアレだし、部分けで良いかな?」

 

レ「だね」

 

ル「各部の要所要所を纏めて、それぞれに対して突っ込みいれていくのはどう?」

 

サ「あ、良いね。それ採用」

 

裏「流石生娘。小僧とは違うな」

 

レ「ちょ」

 

表「流石です。ルー様」

 

ル「もっと褒め称えても良いのよ?」

 

サ「はいはーい。展開進めるよー」

 

 

第一部 そのいち

 

サ「大体ワカバ崩壊までかなぁ?」

 

裏「うむ。これにおいては分かり易い『起承転結』の起だ」

 

レ「んで、評価は?」

 

サ「うーん。残念だけど、宜しくない。ウツギ博士を殺しちゃったことが、何よりもダメだと思う」

 

ル「あー……確かにね。あれがあったからポケモンらしくなくなった気はするわ」

 

表「点数評価は?」

 

サ「それは無しの方向で。良し、無難、残念の三段階で」

 

裏「つまるところ残念ということである」

 

サ「誰も死ななければ、色々と救いはあったから……うん」

 

 

第一部 そのに

 

サ「ちょっと迷うけど、コガネぐらいまでかな?」

 

表「ウバメの森ではないのか?」

 

レ「キリが良いって所を言えば、リンが仲間になったぐらいのところじゃね?」

 

ル「そうね。サーちゃんの手持ちを紹介するって意味で言えば、多分リンが仲間になるあたりが丁度良さそう」

 

裏「して、自己評価は如何に?」

 

サ「無難……かなぁ。ぶっちゃけ私の手持ち強すぎる気がする」

 

ル「丁度この頃、私達を使ってレートに潜ったりもしていたのよね。勝率は割りと良かったわ」

 

表「クレセドランで詰むがな」

 

レ「ゴキブロス許すまじ」

 

 

第一部 そのさん

 

サ「次は勿論セレビィとの邂逅シーンのところまで」

 

レ「謎が謎を呼ぶ展開! この後どうなる!? って感じだね」

 

裏「推敲で済まず、改稿にまで至る脆弱さよ」

 

ル「書いてた時は割りとノリノリだったもの」

 

表「一日三ページ更新することもあったのだとか」

 

レ「そりゃあ文章構成崩れるっての……いや、作者の力量的にね?」

 

サ「でも自己評価は良いと思ってる。改稿したからだけど」

 

表「と言うと?」

 

サ「ワカバのことがトラウマになっていて、無駄じゃないフラグになったのがここだからね。ついでにコガネでぶちのめされたから、『何とかしなくちゃいけない。だけどどうしようもなく無力』っていう、物語を作る上で重要な要素が出来たんだよ。出来た筈なんだよ」

 

ル「ああ、越えられないけど、越えなきゃいけないってやつね」

 

レ「何回やっても避けれない竜巻とか、タイムボタン連打しても倒せないやつね」

 

サ「まあ、面白く出来たかどうかは……読者様次第で」

 

レ「スルーかよ!」

 

 

第一部 そのよん

 

サ「という事で第一部最後のシーン。主な場面はヒワダジムと、アキラとの喧嘩だね」

 

ル「今更だけどこの作品って割りと苛虐なことをやるわよね? 女の子同士で殴り合いとか」

 

裏「我はあの小娘が気に入っている。故に逆の場面を所望したいところだ」

 

レ「お前もぶれない変態かよ」

 

裏「否、やられたらやり返せと思うのが、第三者視点だろう」

 

サ「いや、えっと……コガネで再会した時に技かけられるわ、特訓と称してぶっ飛ばされるわ……私結構散々な目に合ってたんだけど?」

 

表「主、主っ!」

 

サ「うん?」

 

表「ドエム(こちら)の世界はいつでも主を待ってい――」

 

サ「自己評価は無難! 流れは微妙に悪くて、でも書きたいことが書けた点を考慮して、無難!!」

 

表「主を待っているぞ!」

 

サ「態々遮ったのに、言い直さなくていいよ!!」

 

 

第二部 そのいち

 

サ「先ずは私とサキが恋人になるまで……かな?」

 

ル「こう見ると割りとスピード告白よね?」

 

レ「まあ、ビッチだし。しゃあな――」

 

サ「ルギア。エアロブラスト」

 

裏「は?」

 

レ「ひぃぃぃ!! ちょ、止めてぇ!」

 

裏「否、我はまだこの娘を認めておらぬ。故に指示等聞くつもりは毛頭ない」

 

レ「……た、助かった」

 

表「我も何だかんだ、強情であるな。こうしてミニコーナーにまで参じている癖に」

 

裏「雰囲気を汲んだまでだ」

 

サ「まあ、私も分かってて言ってるんだけどね?」

 

レ「ちょ」

 

ル「サーちゃん、レオちゃんは後で絞めておくから、評価行きましょ?」

 

レ(あ、これ、死んだかも)

 

表(いつものパターンだな)

 

レ(三年前のいつも……な)

 

サ「うーん……。ここは割りと迷うんだけど、もうちょっと深堀してからでも良かったかなぁとは思う。残念寄りの無難かなぁ」

 

裏「生娘や小僧みたくなるよりは余程良かろう」

 

表「これについては我と同意見だ」

 

ル「まあ、そうよねえ……。程度って難しいわ」

 

 

・第二部 そのに

 

サ「まあ、分かってるとは思うけど、エンジュシティ半壊までだね」

 

レ「こうして字に直すと、あっさり原作崩壊させすぎだよね」

 

表「こうして見ると、レオは学習能力無さ過ぎであるな」

 

ル「毎回作者を敵に回すからね。この子」

 

レ「あっ……」

 

裏「ふむ。ならば人柱ならぬ、ポケ柱を立てると良い」

 

レ「何それ?」

 

表「神の怒りに対して、生贄を捧げる儀式の事だ」

 

レ「つまり死ねと!?」

 

ル「……と、こんな感じの本編だったわね?」

 

表「お、これは懐かしいやり取り」

 

サ「『こんな感じの本編』って、確かにミニコーナーで一回やってたね。まあ、確かにその通りかも。とはいえ色々あって私無意識だったし、結果的に救われたけど」

 

裏「して、評価は?」

 

サ「ここばっかりは良かったと言わせて欲しいかな。改稿もしちゃったけど、謎が一つ解明される山場だったしね。っていうか事実上山場だったよ……」

 

裏「我の認めた少女が活躍する数少ない場面だな」

 

ル「しーっ! 事実だけど言わないであげて!」

 

 

・第二部 そのさん

 

サ「で。ミニコーナーで揶揄してたけど、『コトネ再会編』だね」

 

ル「長いけど、全部通して見るの?」

 

サ「まあ、いくら長いって言っても、やったのは会議と特訓とジム戦、あとは親子水入らずプロジェクトだし」

 

表「全ては親子水入らずプロジェクトの為のものだろう?」

 

サ「そそ。だから要するに、そこだけ見てればいい感じ」

 

レ「長いページ使った会議も、結局予想で終わって、その後ネタばらしあったもんね」

 

裏「特訓とやらも、終ぞ成果は見られず仕舞いぞ」

 

サ「それは言わないお約束ーっ」

 

ル「フジシロ戦では私が大活躍よ!」

 

レ「そういやあの時、ミニコーナーでウィルに『フジシロのジム戦で役立たず』って言われたけど、ぶっちゃけ活躍した回数で言えばボクが圧勝って言うね?」

 

ル「あら? でもそれまでは、私がアキナ戦とフジシロ戦で活躍していたから、レオちゃんの負けよ?」

 

レ「うっ……」

 

サ「何の勝負してるの……全く。っていうか、相性の関係上、ルーちゃんは苦手な相手の方が多いんだから、レオンは少し弁えてあげて欲しいんだけど?」

 

表「全くだ」

 

裏「是においては生娘に同情の余地あり」

 

ル「何なら草タイプやるか? ああん?」

 

レ「……なんか、すみません」

 

サ「さて。そんな茶番を挟みつつ、自己評価だけど……私、お母さんと別れるシーンが個人的にお気に入りなの。だから今作中最大の評価を与えたいと思う」

 

表「半分の所で使ってしまうのか!?」

 

サ「うん!」

 

ル「ま、まあ……作中の名シーン挙げろって言われたら、間違いなく『森と海と川と、少女の慟哭と』だし、良いんじゃないかしら?」

 

 

・第二部 そのよん

 

サ「あとは交互に私とお母さんのターンだけど……これはぶっちゃけミスったなあ」

 

レ「何を?」

 

ル「順番よ。順番」

 

表「コトネ編をやった後で、主編を二話ぶっ続けでやった方が、すっきりしていたろうな」

 

裏「其れは確かだ」

 

レ「あー、確かに今見返すとごちゃごちゃしているように見えるね」

 

サ「このあたり、プロットがない弊害だね。流石に入れ替えるのはダメかなーって思って、そのままにしてあるよ」

 

裏「して、つまるところ評価は残念か?」

 

サ「だねえ……ここでモチベーション切れちゃって、途中三ヶ月くらい空けちゃったし、そういう点でも反省点は多いかなぁ」

 

 

・第三部 そのいち

 

サ「さて、そろそろ佳境だね。先ずは『しあわせな日々』から」

 

レ「突っ込みはいる? 当時のミニコーナーでやってるけど」

 

表「必要無いだろう。ただ、ここで言わねばならぬことはある」

 

レ「言わねばならぬ事?」

 

ル「伏線よ。伏線。未だ回収していない伏線。ほら、この前出したでしょ?」

 

レ「あ……ああ、『ナゾノクサ』?」

 

裏「みなまで言わずとも、もう分かるだろう。異世界の娘の手持ちは……」

 

サ「だね。これに関しては、番外編で更なるフラグを立てたつもりだよ!」

 

レ「ここまで言われりゃボクでも分かる」

 

ル「そりゃあ中の人は作者だからね」

 

レ「メタい! メタ過ぎる!!」

 

サ「さて……自己評価だけど、これはもう少しゆっくり書きたかった。残念」

 

表「残念……なのか?」

 

サ「今の力量だったら、もっとよく書けてると思っちゃうからね。だから、敢えての残念」

 

 

・第三部 そのに

 

サ「ちょっと飛んじゃうけど、先に『アキラ』編」

 

レ「作者曰く一番お気に入りのキャラだよね」

 

サ「うっ」

 

裏「幼女体型は兎も角、あのすっきりとした感性が実に清々しい」

 

ル「それでいて実は苦悩が絶えないってところも、人間味が出せたと思っているそうよ」

 

表「……主。私は主が好きだぞ」

 

サ「うん……。ありがとう」

 

レ「ただまあ、アキラの手持ちって、総じてヤバイよな」

 

ル「ええ。因みに本来の予定通り、ちゃんとジョウト一周させるのであれば、アーちゃんは四匹目を捕獲していたらしいわ?」

 

裏「ほう? して、どのようなポケモンだ?」

 

ル「カイリキー」

 

レ「え?」

裏「は?」

表「ちょ」

サ「ぶは」

 

レ「何で!? 何でカイリキー!?」

 

裏「理由を、理由を求む」

 

ル「ほら……その……いるじゃない? 筋肉フェチが」

 

レ「あっ……」

表「あっ……」

 

サ「つまり?」

 

ル「逞しさコンテストに出ようとして、トレーナーがいなくて困っていたカイリキーに、プクリンが発狂してボールを投げて、捕獲しちゃうって感じ」

 

レ「うわぁ……」

表「うわぁ……」

裏「うわぁ……」

サ「うわぁ……」

 

ル「さて、それはそうと評価は?」

 

サ「憎きメガガルーラを倒したから、良いで」

 

表(だんだん適当な評価になってきている気が……)

 

レ(フジシロ死んだことに突っ込みなしかよ……)

 

ル(良いのよ。化けて出てるんだから)

 

 

・第三部 そのさん

 

サ「これはもう飛び飛びになるけど、『ククリ対コトネ』編」

 

レ「うーん。総じて色々と突っ込みたいところはあるけど、大抵ミニコーナーで消化したからなぁ」

 

ル「後味が悪いのはご愛嬌と言うか、何と言うか……それこそ、ミニコーナーで指摘されてたけど、ワカバタウン崩壊が無ければ、ククリにも救いがあったのかもね」

 

サ「だねぇ。総じて二年前の作者の安易なフラグ建築が招いたバッドエンドだよ」

 

裏「愚かなり……と言うことは簡単だが、感情は記憶に残らないもの故、当時の自分が何を考えて、そうしたのかは終ぞ思い起こせないものだ」

 

表「であるな。浅はかだったと思い、猛省し、次へ活かすことぐらいしか、償いはあるまい」

 

サ「それと、完結だね」

 

レ「だね」

ル「ええ」

 

サ「まあ、という訳だけど……フラグの話に目を瞑れば、よく書けたんじゃないかなとは思っている。特にシルバーさんがククリを説得するシーンなんかは、ぶっちゃけ作者が現代日本の社会に求めている感性だったりする。話し合いという壇上で戦うのなら、武力や裏からの手引きなんて捨てて、ちゃんとお互いが納得いくまで論争をする……そんな姿勢は、作者自身が常日頃から持論として持っているものです」

 

裏「ほう?」

 

レ「まあ、メタが過ぎるけど、現実じゃそうはいかない場面が多いもんね」

 

サ「うん。周囲のものを利用して、姑息な手段で他者を蹴落とすようなことは、やっぱ良くないと思うの。正々堂々、真っ向からぶつかって、力比べをすれば良いじゃん? 勝てたらそれで良し。負けたなら、相手をしかと認めて、自分は敗因を反省する……それが本来、最も望ましい筈だよ。だって人間は対話が出来るんだから」

 

ル「そうね。シルバーの言ってる事も、『対話』をしたいなら、『対話』だけで解決しろって事だし」

 

サ「そそ。道具に頼ることを覚えた人間は、今や周囲の環境まで利用して、出来る限り手を汚さないでいようとする。だけどそれはきっと、良くないこと。そう思うから、ああして小難しいことを書きました。少しでも伝われば、作者冥利に尽きます」

 

表「成る程な。つまり、評価は?」

 

サ「問答無用の良いで」

 

 

・第三部 そのよん

 

サ「次は私とお父さんの話だね」

 

レ「ボク大活躍!」

 

ル「そうだねーえらいねーよしよしよしー」

 

レ「ちょ! 撫でるな! 毛並み乱れるっ」

 

ル「えらいねーえらいねー」

 

レ「ぐ、ぐぬぬぬぬ」

 

表「して、道中に私の伏線も色々と回収された訳だが……やはり最後の最後まで分かりづらいものばかりだったな」

 

裏「元々人智を超えたもの故、仕方あるまい」

 

サ「だねぇ」

 

レ「因みに、ヒビキ戦ってコンセプトとかあったの?」

 

サ「ん……まあ、それはちゃんとあったよ? それこそアキラ編やその前のアサギでのやり取りから、全部繋がってるんだけど、『覚悟』ってものを私が覚える為の話だね」

 

ル「そうねぇ。サーちゃんってば、サキを頼ってばかりで、結局何一つ自分で決めようとしてこなかったもの」

 

サ「そう言われると耳が痛い」

 

レ「そっか……アキラが覚悟を見せて、ボクが見せて、ヒビキに言われて気がつく。そんな感じなのか」

 

サ「だね。因みに評価は好きなシーンだからってのもあるけど、良いで。第三者として見ていたら、もう少し良い展開が浮かんだかもしれないけどね」

 

 

・第三部 そのご

 

サ「ラスト。ククリのお話だね」

 

ル「過去語りは……もう少し頑張りましょうってところかしら?」

 

表「もう少し上手く書く方法もあったろうな」

 

サ「うん。こればっかりはもうちょっと推敲したかった……だけど、二進も三進もいかなかったっていうのが、正直なところ。スランプだったのかもしれないけれど、あの時、あのタイミングでは、あれが限界だったよ」

 

裏「して、次は娘の話」

 

サ「ククリの正体だね。あのシーン、アキラをどうにか上手く使いたくって、背中を押す役目にしたんだけど、思いの他感慨深いシーンになったかな」

 

レ「作者の中で、アキラって名脇役のポジションに収めたいんだっけ?」

 

サ「そそ。最高の友達って感じに仕上げたかったの」

 

ル「まあ、サキが気がついていないってのは少し意外だったかもしれないけど……」

 

レ「サキをチートスペックにしすぎた感はあるよね」

 

サ「うん……それは結構苦労した点」

 

表「で、異世界シャノンとサキ少年の邂逅か」

 

サ「あれは……うん。私の中で最良の結果だった。物凄くお気に入りなシーン」

 

レ「次のボクのシーンは?」

 

サ「そこも思い入れ強いかな。どうにか凄いバトルにしようとして、『猫の手』を思い出した時は、すっごく興奮した。ただ、『ニンフィア』と『レパルダス』って技がかなり被ってて、已む無くご都合主義を承知で『フェアリースキン』を適用したりしたかな」

 

レ「桃色の閃光ね」

 

ル「でもって結局負けるって言う」

 

裏「脆弱である」

 

サ「言わないでよ……割りと気にしてるんだから」

 

ル「あら? 多分探してみても、ここまで負ける主人公って珍しいわよ? ぶっちゃけ第三部って、描写されていないアサギジム戦以外全敗じゃない?」

 

サ「あああ! それ言っちゃダメぇぇ!!」

 

ル「ミヤベと出くわした時だって、制裁はしたけど、結局連行されてるし」

 

サ「うぅっ……」

 

レ「本当に一回も勝ってなくてワロタ」

 

裏「無能である」

 

表「主……気を落とすな」

 

サ「……いや、うん。だから特訓したんだけどね?」

 

表「して、最後は私か」

 

サ「うん」

 

表「……まあ、言わずもがなだが、これを以って私は還るぞ」

 

サ「うん」

 

レ「え?」

ル「ちょ」

裏「…………」

 

レ「良いの? ロロとか。挨拶しなくて……」

 

ル「そうよ。それはちょっと、あんまりじゃない」

 

表「構わぬ。元より滅した身。今の皆にとって、ルギアとは我の事。それで良い。偶に思い出してくれたら、私は幸せだ」

 

裏「ふん」

 

 

ロ「待てぇーいっ!」

リ「待てぇーいっ!」

 

バ「ちょ、ちょっと待って。おっさん疲れた」

 

 

表「なっ!?」

 

裏「せめてもの褒美ぞ」

 

サ「さっき我のルギアがこっそり呼んでたみたい」

 

表「何と!」

 

裏「家族であろう? 神は眷属を尊ぶものぞ」

 

ロ「そうだよぉ! どへんたいだけど、家族だよぉ!」

 

リ「便乗します」

 

バ「おっさん……疲れた……ワカバから……猛ダッシュ……」

 

表「お前達……」

 

ロ「変態! 変態! ド変態!!」

 

表「オウ! イエス!!」

 

ロ「本当に変態。馬鹿! 勝手に死んじゃう悪い子!!」

 

表「っ」

 

リ「悪い子にはおしおきです!」

 

バ「え? 何? 燃やせって? ちょ、ちょっと休ませて……おっさん体力ねえの」

 

ル「じゃあ私がやろうかしら? エナボエナボ」

 

レ「え? ボクも? ロクブラロクブラ」

 

ロ「冷凍ビーム!」

 

リ「サイキネ!」

 

裏「是は乗るしかあるまい。エアロブラスト!」

 

バ「か……かえんほーしゃー……」

 

――ちゅどーん。

 

サ「うわーお……これは酷い」

 

 

表「あひ……あひ……」

 

サ「ていうか思念体でもダメージ入るんだ」

 

裏「具現化しておいた」

 

レ・ル・ロ・リ

「ナイスでーす!」

 

バ「おっさん、ダメ。もう死にそう。最近サボってたから、体力落ちてる……」

 

サ「う、うん。とりあえずバクフーンは休んでて?」

 

バ「い、いや……最後だし、もう少し、頑張ろう……」

 

レ「さて! 最後の評価はボク達が下すよ!」

 

ル「良い? サーちゃん」

 

サ「え? あ、うん。別に良いけど」

 

 

レ「じゃあ」

 

ル「これが」

 

ロ「わたしの」

 

リ「ボクの」

 

バ「評価だ」

 

 

表「!?」

 

 

レ「またな。いつか会えるって、信じてる」

 

ル「その時はまた踏んであげる」

 

ロ「やーい。へんたーい。変態は嫌いだけど、家族は大好きだよー」

 

リ「次会う時は、度し難いレベルからは少し懲りて下さいね」

 

バ「サクラについての談義ならいつでも歓迎だ」

 

 

 

「ありがとう。ルギア」

 

「ああ……家族達よ。また、逢える日に」

 

 

 

裏「さて……締めるか」

 

サ「うん」

 

裏「こんな茶番劇に礼を混ぜてしまい、申し訳なく思うが……一番最初に頂いた感想は、ミニコーナーを気に入って頂いたというものだった。故に、これで締めを終える事は、ずっと決めていた事だ」

 

サ「とはいえ、エピローグがあります。あと少しだけ、お付き合い下さい」

 




エピローグ1は九月二九日。
エピローグ2は九月三〇日。

既に投稿予約は済ませました。
丁度二年満了で終了出来そうです。

本当に二年もの間。
ありがとうございました。

追伸
おまけという訳ではありませんが、完結後に数少ないプロットであるポケモンのデータ等を活動報告にて報告させて頂く予定です。よろしければそちらもご覧下さい。
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