古典ラノベ派ハーレム競泳   作:永遠の二番煎じ

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前半はサブヒロイン二人による競泳実況?みたいなものになっております。
なので時系列が前回と若干かぶっています。


サブヒロイン!!!

『僕は青山先輩の背中を半年、いや四か月しか見ていません。でも青山先輩が渡してくれたバトンに恥じないように僕はこの水泳部を引っ張っていきたいと思います。あと泳げない人も歓迎します。』

 

黒川と白川は体育館の青い折り畳みイスに座って部活紹介を聞いていた。

「結、あの人結構体付き良くない?」

「緑がマッチョ好きなの知ってるけどさ~あの人厳しそうだよ。」

「ええ~でも緑が泳げるようになるいいチャンスじゃん!」

 

黒川と白川はプール外のフェンスから隠れて水泳部の様子を見ていた。

「川村先輩、腕立てしてる!!見て!あの上腕二頭筋!!」

緑は川村を見て興奮していた。

「緑!誰か来た。新入部員かな?」

 

そこにモヒカンヘアーの学ランのボタンを上から二つはずしたヤンキー風の男子学生が入って来た。

 

「川村先輩、俺と勝負してくれませんか?」

白川「すごい喧嘩腰だ。喧嘩になんのかな・・・」

白川は緊迫した状況に驚いたが、横を見ると。

 

黒川「結!面白くなってきたね!!」

「え!まだ4月初旬だし、それに君誰?」

白川は見た目とは裏腹な川村先輩の大人の対応に少し惹かれた。

 

「俺は海中智って名前だ。あんたの去年の泳ぎっぷり見てたぜ。あんなんでこの水泳部を統率できるのか?」

白川(どうやって言い返すんだろ・・・)

白川も男の闘志に見入ってた。

 

「分かった。じゃあ50m自由形でどうだ?」

 

黒川「ヤンキーの新入生が脱ぎだした!知らない同級生も結構いい体じゃん!!」

黒川はさらにテンションが上がった。

 

白川は察して、

「やばいよ!緑!!ここで裸になる気だよ。」

白川は目を伏せた。

 

「大丈夫、大丈夫。下に水着履いてたみたい。」

今度は黒川が冷静になっていた。

 

海中はショートボクサー型の競泳姿になった。

 

「結、今度は先輩が更衣室に入って行った!」

すると白川も更衣室に入って行く先輩に注目した。

 

五分後・・・

「結!出てきた!!わあ!!!すごい鍛え上げられた肉体!!!」

「バカ。声。声。」

白川は黒川の口をふさいだ。

 

「それは!青山選手の水着とゴーグル!!先輩に着る資格があるんですか?」

海中は驚いた後に無表情で川村を煽った。

 

白川「いよいよ競泳対決!」

黒川「なんかドキドキするね!」

二人はもう競泳観戦にハマっていた。

 

川村と海中はコース台に立っていた。

 

海中は挑発した口ぶりで

「川村先輩、先どうぞ。」

 

「じゃあ、先に行くよ。」

川村は遠慮なく飛び込んだ。

 

白川「あ!先輩が先に飛び込んだ!!」

黒川「こっからじゃあ、どっちがどうなってるか分かんないね。」

 

しばらくするとガンッと鈍い音がした。

 

白川・黒川「わあ!!!」

 

そして十秒くらい経ってから二人は川村先輩がプールのそこそこ真ん中の方で立ってるのを見た。

 

黒川「なんで立ってるの?」

そう、誰もが疑問に思うだろう。

 

白川「あ、新入部員が先にゴールしたよ。」

黒川と白川は唖然としていた。

 

「あれ、川村先輩?」

川村はゴール手前10mで立っていた。

 

「お前の勝ちだ、海中・・・」

「え?」

 

川村は近くにある黒い何かを持ってゆっくりとプールサイドに上がろうとしていた。

 

黒川は悟った。

「結、行くよ。」

「え?」

 

白川は黒川に引っ張られて校内に戻って行った。

 

次の日・・・

俺は登校していた時、後ろから海中が自転車であいさつに来た。

「俺、先輩のこと見くびってました。すいません。」

「いや、俺得意なの水泳だけだぞ?」

そもそも川村は小学校の時ずっといじめられていたためにその名残もあって友達は少なかった。

 

「俺、とりあえず入部したんで今後もよろしくおなしゃーす。」

そう言って先に自転車をこいで行った。

 

ホームルーム前・・・

俺が登校してすぐ椅子に座った時であった。

中学二年で同じクラスになった花恋が話しかけてきた。

あいうえおの出席番号順であったために花恋は俺の前の席であった。

「時太郎、私入部したことにしたから。」

「え?どこに。」

「決まってんジャン。水泳部でしょ。」

「あれ?お前バスケ部じゃなかったっけ?」

「え!約束忘れたの!!」

 

中学一年の時・・・

これは川村と川端の会話である。

しかし一年の時はクラスが違うかったために廊下で、

「俺鉄鎚だから水泳部入って泳ぎ習得しようかな。」

「青山先輩がストイックにやってる水泳部に?みんな練習についていけなくなって青山先輩しか残ってないんじゃなかったっけ。」

「だから、一日で泳げるようになるかなーと思って。」

この時の俺はまだ楽天的な考えであった。

「分かった。じゃあ時太郎が二年になっても続けてたら私入るからね?約束ね。」

 

再びホームルーム前に・・・

「そういえばそんな約束したな、てかなんでお前は水泳部に転部したいんだ?」

「いろんな経験しときたくてさ。てかバスケもやるし!!」

「そ、そうか、まあ無理せず両立して頑張れよ。」

「あんたはもっと頑張りなさいよ!」

そう言い放った後花恋は自分の席に戻った。

 

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