古典ラノベ派ハーレム競泳   作:永遠の二番煎じ

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今回は若干競泳の専門用語が表示されています。
あと誰がどの種目に出るのかこの話で決まります。


市中大(準備期間)

 

五月上旬に入り放課後の部活で・・・

川村は黒川に告白されたが、なんだかんだで風紀を乱さず練習をしている。

川村は告白されて以来、黒川とはあまり話さなくなった。

 

「結。最近、川村先輩に避けられてるような・・・」

「大丈夫だよ、緑。川村先輩はしっかりした人だからきっと答えてくれるよ!」

黒川と白川は遠くから川村の練習を見ながら話していた。

 

そこに遅れて川端がやってきた。

「ごめんなさいね、バスケも大会が近くて。」

「いえ、川端先輩もバスケの方も頑張ってくださいね!」

「ありがとう、緑ちゃん。」

川端は急ぐように女子更衣室に入った。

 

川村はずっと泳いでいた。

(市中大が終わったら黒川の事は考えよう。)

 

すると海中が川村を止めた。

「海中、なんだ?」

「先輩、ちょっと休んだ方がいいっすよ。もう5km泳ぎっぱなしっすよ。」

「そうだったか、そうだな。」

 

川村はプールサイドに上がって海中と二人で三角座りで大会について話した。

「お前はどの種目に出るんだ?」

「俺っすか。俺はクロールと平あたりっすかね。」

「そうか・・・俺は自由形一本で行くよ。」

「あれ?先輩って個人メドレー出ないんすか?」

「確かに全部泳げるが、俺は中学は自由形だけを極めようと思っているから出ないな。」

「先輩ほとんどクロールしか泳いでないっすもんね。」

 

川村はまたプールに入った。

「出る種目についてはまた後で五人で話し合おう。」

そう言ってまた練習を始めた。

 

「そうっすね・・・」

と独り言を言って海中も隣のコースで練習を始めた。

 

黒川が練習をしているときであった。

白川はプール中で川端と話していた。

「緑ちゃんって時太郎が好きなんでしょ?」

「え?いやあどうですかね。」

白川は苦笑いでしらをきるように答えた。

「結ちゃん、顔に出てるよ。」

川端は微笑みながら言った。

 

白川は薄情した。

「でも先輩、このことは今緑にとってデリケートな問題なんで内密にお願いしますね。」

「分かってる、分かってるって!私も応援してるから。」

白川(良かった~。これでハッピーな部活生活が送れる。)

白川は川端の返しにほっとした。

 

その日の練習後プールサイドで五人は集まって市中大について話し合った・・・

「白川は200メドレー(200m個人メドレー)と100バタ(100mバタフライ)だな。」

川村は言い切った。

 

「え?なんで、てか俺たちが出る種目決まってるんですか?」

海中は急にパニックになった。

「違う、違う。実は言うまでもなかったことだと思ったんだが、白川に日曜日も教えてほしいって言われて練習付き合ったらさ、競泳の才能が開花したんだよ。」

 

他の三人は驚いたが確かに二週間での白川の競泳能力は格段に上がっていた。

「時太郎先輩~。なんで俺を日曜日に誘ってくれなかったんすか~」

「お前がいると、練習効率が下がるだろ。」

海中は川村の言うことにぐうの音も出なかった。

 

「川端先輩、緑、黙っててごめんね。」

「結ちゃん全然いいよ~!だって成果出始めてるんだし。」

「そうだよ!結。もしかしたら私より速いんじゃない?」

とか言って女子は気に留めてなかった。

 

「え~俺には謝ってくれないの~。」

川村は海中の発言には無視して、

「黒川はどれに出るんだ?」

「私は自由形全部出ますよ。」

「え?50・100・200・400・800(m)全部か!!!」

「はい!私は自由形に賭けてますから!!」

「一年からそのやる気は感心だな!頑張れよ!!」

川村は思わず感激した。

 

「でも、緑ちゃん。大変なんじゃない?」

「はい、だから今は持久力をつけて頑張ろうと思っています。」

 

「そう言う花恋は?」

「私?私は背泳ぎの100mと200mかな。」

「なるほど、確かにお前ほとんど背泳ぎで練習してたもんな。」

川村はみんなの出る種目を出場届に書いていた。

 

「俺は自由100・200(m)と平100・200(m)っすね。」

「海中らしいな。」

最後に自分の出る種目を書いた。

「時太郎先輩は?」

と聞きつつ海中は出場届を見てみると、

「自由形50・100・200・400・1500(m)っすか!じゃあ黒川とほとんど一緒っすね。」

「ああ、だが男女別だからな。とはいえ黒川一緒に自由形頑張ろうな。」

「はい!」

 

それぞれのキャラの大会出場競泳種目↓

川村『自由形50m・100m・200m・400m・1500m』

川端『背泳ぎ100m・200m』

海中『自由形100m・200m・平泳ぎ100m・200m』

白川『個人メドレー200m・バタフライ100m』

黒川『自由形50m・100m・200m・400m・800m』

 

次の日・・・

朝たまたま川村は川端と共に登校した。

「ねえ、あんたは好きな人とかいるの?」

「いきなりなんだ?別にいないけど・・・」

「けど何?けどって何?その意味ありげな終わり口調。」

 

川村は問い詰められ、キレた。

「お前こそいるのかよ?」

「え!別にいないわよ!なんで時太郎なんかに教えないといけないの!!」

川端は逆キレした。

 

「聞いてきたの、そっちなのに逆キレ?」

「アホ!!!」

と言っていきなり川村の頭を叩いて先に行った。

 

その後自転車で海中が来た。

「先輩ってモテるんっすね。いいな~。」

「一体お前もどうしたんだ?」

海中は何も答えず自転車をこいで行った。

 

その後黒川が来た。

「あ。」

川村は思わず声に出した。

「川村先輩、二人で話すの久しぶりですね。」

「そうだな、ごめんな。優柔不断で・・・」

 

黒川は明るく、

「いいんですよ、それだけ真剣に考えてくれてるってことですよね。」

「ああ、お前が俺と付き合うリスクとメリットが果たして理にかなってるのかどうかまだ分からなくてな・・・」「先輩・・・、恋は頭で考えたらダメですよ!」

黒川は微笑んで先に行った。

 

朝のホームルーム前・・・

川村は教室に入ると青山流トレーニングノート背泳ぎ編を読んでいる川端を見た。

「なあ、花恋。朝は悪かったよ。今は大会に向けて集中したいんだ。運動部を掛け持ちしてるお前なら分かるだろ?」

(ここで、機嫌を取りもどさないとずっと根に持つからな。)

 

「分かったわよ、別に怒ってないし。」

「よかった、そのノートまた返してくれよな。」

(どうやら、機嫌なおしてくれそうだな。)

と言って川端の後ろの席に座った。

 

放課後部活で・・・

「先輩、一緒に練習してもいいですか?」

「ああ、だがきついぞ。50mを10本で一本50秒以内に帰って来ないといけないからな。」

「分かりました。」

「あ、後あまり無理すんなよ。これは俺の練習方法だから。」

 

500m泳いだ後

川村は先にプールサイドに上がっていた。

数分後に黒川がプールサイドに上がって来た。

「大丈夫か?」

「はい・・・」

黒川は少し疲れているのが返事で分かった。

 

「少し休んどけよ。」

と川村は黒川の頭をポンポンと叩いた後再びプール中に入り練習しだした。

その場面を川端は逆のプールサイドから見ていた。

 

海中は白川の泳ぎを見ていた。

白川がプール中で立ったとき海中は話しかけた。

「白川さん、すげーな。」

「え?何が。」

「だってもう川村先輩が一年だったころの自由形のタイムよりは速いと思うぞ。」

「あ、ありがとう。」

白川は素直に感謝した。

 

すると川端がプールサイドに集合をかけた。

「明日市中大(市中学水泳大会)だから今日はもう練習はやめよう。」

「そうだな、花恋のいう通りだ。今日は解散だな。明日三中(市立第三中学校)現地集合な。」

 

帰り道・・・

川村は川端と帰った。

「ねえ、時太郎って好きな人いないんだよね?」

川端は威圧しながら言った。

「なんだよ。いないって言ってんだろ。」

 

「でも告白されたんでしょ?」

「え!おま・・いや告白なんて俺は一度もされてないぞ。」

(危ねー。一瞬取り乱しちまった。)

 

「花恋、そんなことより明日に集中しようぜ!」

「・・・そうだね。」

(そうやっていつもごまかす・・・)

 

そして市中大へ続く。

 

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