【ONLY MY WOLD】自分だけの世界【仮】 作:HIGURASHI
キーンコーンカーンコーン
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おわったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「今回のテストどうだった?『
ここは教室、高校2年生の俺、『
「貴方は余裕そうですね進藤君!前日に土下座までさせたのに!勉強を教えずひどい言葉で見捨てた!親友の顔でも見に来たんですか!?」
「いやいやいや!お前が家まで来て土下座して勉強教えろって言ってきたんだろうが!!夜9時に!!!」
「でもなんとか全教科赤点回避できたかも・・・・・・多分(ボソッ」
「多分じゃダメだろう!!」
そう、俺こと『幸村時雨』は勉強が苦手だ・・・てか嫌いだ・・・。身長は175センチの痩せ型、髪は真っ黒で少しボサボサしている、至って普通の(勉強をのぞいて)
男子高校生といえるだろう・・・だが目の前のこいつはどうだ!!
『進藤一馬』・・・・成績は学年一桁の成績優秀、少し茶色がかった髪でしっかり整えられている、身長も185センチと結構でかい。
しかも体は筋肉質で制服の上からでもはっきりと分かるくらいに鍛え上げられている!!
・・・・・なんだこの差は!!しかもコレで生まれた日が一緒で0歳からの付き合いとか笑わせな!!
・・・・まぁあいつはとてもフレンドリーで俺の親友だけど・・・。
言ってしまえばこいつと俺は腐れ縁である。クラスも別になったことはない。そして・・
「おい時雨?今日お前の家だったよな?」
「一馬もあの新作やって鍛えてんだろ?」
そう・・・それは・・・・
『帰ってゲームしようぜ!!』
・・・そう2人とも根っからのゲーマーである。
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今日は一馬と俺の家で新作のFPSゲームの対戦の日である。この日のために練習したんだ・・・負けるものか!!
帰り道で「お互いタイマンのハンドガンな!」などとしゃべっていたら俺の家についた
『ただいま~』
と2人で入る、一馬の家は隣なのだが親が仲良すぎてこれが普通である。
俺の家族は両親、俺、妹2人の五人家族である。父親がゲームの開発をしているせいか母親以外ゲーマーである。
一馬は両親、姉の四人家族だ。今日は家に妹が二人いるはずだが出てこない・・・・まぁ片方の妹はいてもうるさいだけか・・
まぁさっさとゲームを始めよう!
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「ねぇ一馬くん?タイマンのハンドガンじゃなかったのかな?」
「俺返事してねぇしwwちゃんとハンドガンで来るお前が悪いwww」
そう・・・これである・・・一馬は心が結構ゲスいのである・・・タイマンで待っていたら地雷を仕掛けられ避けたら狙撃され・・・
ハンドガン以外持ってきてないし新しく装備もできない
結果
『10戦0勝10敗』
「・・・・・・・」
「時雨は人を信用し過ぎることがあるな・・・そこが問題だ・・・」
こいつは何を言ってるんだろうか・・・殴る?やってもいいよね?
・・・・・やめよう・・・勝てない・・他のゲームにしようか・・そういえば!!
「・・・・そういやぁ一馬よ!VRギアが販売されるのって明日だよな!!」
VRギア・・・それはフルフェイスヘルメットのような形をしておりそれをかぶると脳波を読み取り電脳仮想世界・・・すなわち異世界得いけるというゲームの本体のことであった
今までは軍の訓練などに使われていたが民間に『ゲーム』として降りてきた・・・それは念願のことでありゲーマーたちが揃って
最初のソフト『
無論俺もしたが外れてしまいダメだった、購入しようとしても、ネットは三秒たたたずに完売、一週間前から入荷予定の店の前で張り込む人がたくさんいた
俺達もしようとしたが・・・・・『テスト』・・・この悪魔の門により不可能となっていた。
「どうせ俺には関係ねぇだろ!そんなことより明後日の俺らの誕生パーティーで何を作るかだ!!」
なぜか一馬は早口でそう答えた、まぁ明後日は俺達二人の誕生日だ。しかも俺は料理が好きであり、家の厨房も任されている、
一馬は自分の誕生日なのに親に感謝を込めてなにか作ってやりたいと言い始め、俺が手伝うことになったのだ。
「無難にケーキでも作るか・・・」
こうして今日の対戦は俺の負けで終わった
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そして誕生日の日
俺と俺の家族は一馬の家で俺たちの誕生パーティーをしていた・・・
「ねぇねぇ・・お兄ちゃん達・・・お誕生日おめでと!!!」
「・・・誕生日・・・・おめでとう・・・・・」
「うるせえぇぇぇぇぇえ!!耳元で騒ぐな!!
そう言って俺は妹の片方の頭をなでてやる、弥生は目を細めて嬉しそうにしている
「ええぇぇぇ~!お兄ちゃんひどい!!」
「・・・うん・・・・ありがと・・・」
俺は妹達からお祝いの言葉を受けていた
さっきから耳元でうるさいのは『
普段は無口でいま頭を撫でているのは『
そしてこの双子に共通していることは・・・身長が小さい・・決して本人たちの前では言ってはいけないが、中学3年生なのに150センチととても小さい
胸もないし、小学生ですと言われたら信じてしまうくらいだ。
「おめでとう、かずちゃん、しーちゃん」
前を見るとまったりとした茶髪の人が立っていた
「ありがとう、一葉ねぇ!」
この人は『
「・・しーちゃんいまなんか変なこと考えてなかった?」
「いやいやそんなことないですよ!?」
そして怒こると怖い・・本気の一馬が触ることもできずに殴り飛ばされたりと・・・怒らせてはいけない人だ・・・
てか大人たち!!なに奥のほうでお酒飲んでんの!?しかも出来上がってんじゃん!!
「おい・・時雨よ・・」
「はぁ・・・・なんだよ一馬・・・」
さっきから無口で俺の妹たちと目線でなにか送っていた一馬が口を開く
「いまからお前にプレゼントがあるんだが俺へのプレゼントとして一つ言うことを聞いてほしい」
「妹はやらんぞ・・・」
そう言うと弥生と卯月がなにか大きな箱を持ってくる
「時雨・・明日は休日だからお前の家でこれを開ける・・・その後に一緒にやってほしいことがある・・」
「僕は普通に女の子がいいです」
まって!?こいつってあっち系だったっけ!?やだよ!?
「いやいやいや・・そうじゃないから~」
「・・・簡単な事・・・むしろ喜ぶ・・・」
「妹達がそう言うならいいか・・・まぁ明日な!!今日は食おうぜ!!」
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「なぁ?この箱って結局何なんだ?」
「それは今からのお楽しみだろうが」
「てかなんで俺よ部屋なんだ?・・なぁ一馬よ?」
一馬は俺の家に昨日のプレゼントを2つ持ってきていた・・妹まで俺の部屋にいて同じ箱を持っている
「なんで卯月と弥生までいるんだよ・・・てかもう開けようぜ?」
「待て時雨・・一葉も来る・・それからだ」
そう言っていると
「持って来たよ~」
と気の抜けた声が聞こえて同じ箱を持った一葉さんが入ってくる
「よし!全員揃ったな!!では時雨!!箱を開けてくれ!!」
一馬はそう言うと箱を俺に差し出してきた・・開けてみると・・・
「えええええええええええええええええええええええぇぇぇぇ!?!?!?!?」
そこにはネットやTVでさんざん見ていたVRギアと『ONLY MY WOLD』がはいっていた
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「一馬!?どういうことだよ!?」
中に入っていたのは次の販売まで待つしかないと諦めていたVRギアがはいっていた
顔を上げてみると部屋にいるメンバー全員がVRギアを持っていた
全員はいたずらが成功したような顔をしており
【ドッキリ・・・大成功!!】
と大きな声でいっていた・・・弥生が顔を赤くしてる・・・カワイイ
そう思っていると一馬が
「実は俺たち全員βテストに選ばれてたんだよ!!」
・・・・は?運がいいってレベルじゃないですよ!?妹が最近部屋にこもっていると思ったらこういうことですか!?
いつもは一馬から勉強誘ってくるのに誘わなかったのはこういうことだったんですか!?!?
「時雨!ここでお願いだ!!おまえには俺達と一緒に『ONLY MY WOLD』をやってほしい!!」
「お兄ちゃんはやるよね~!!」
「おにぃ・・やらなきゃ・・・ダメ」
「しーちゃんカワイイ・・・ウフッ」
コレは願ってもないことだ・・・やりたくてやりたくて説明書を何度読んだことか・・・答えは決まっている・・・
「もちろんだ!!!!いろいろ教えてくれ!!!!!(一葉さんはスルーで・・・目がガチだもん・・・)」
「よっしゃ!あと一時間でゲームが開始される!!みんなケーブル繋げ!!」
なるほど・・・俺の部屋に来た理由はケーブルが無駄に多いからか・・コレならみんなでできる・・・
そう言いつつ俺はどんなキャラにしようか悩んでいた・・・
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そして一時間後の昼十二時・・・コンビニで買ってきたおにぎりなどで昼食を済ませゲームの世界で一日たったら、
最初の町の中央噴水で待ち合わせの約束をした
(VRギアは向こうでの二十四時間と現実の二十四時間は違う不思議なシステムが組み込まれている)
そう思い出しつつ、俺達はVRギアをかぶりそれぞれ決めたあった場所に寝転んだ・・・・不思議な感覚に飲み込まれた・・・