IS世界の鎧武者   作:ケバブ

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先ほど厳しく有難い評価を受け取りました。コメントを読んで、その方の言っていることは最もだと考えさせられました。しかし、もしかしたら自分の作品を楽しみにしてくれている方もいるかもしれないので、これからも頑張っていこうと思います。改めまして、よろしくお願いします。


第十話

真耶「では、1年1組の代表は織斑一夏君に決定です。あ、一繋がりでいいですね!」

 

昨日俺が言ったことが通ったらしく、1組の代表は一夏になった。あいつ暗い顔してんな。今白式に乗ったらスゲェ面白そうだ。

 

一夏「先生、質問です。俺は昨日二試合とも負けたのに何でクラス代表になってるんでしょうか?セシリアが辞退したことは知ってますが、だったら始じゃないんですか?」

真耶「剣崎君のISは特殊なので、余り広くに晒すべきではないという学園の判断です。それと剣崎君本人が...」

始「めんどい。」

真耶「...とのことです。」

一夏「ナニイッテンダフジャケルナ‼︎」

 

余りにも理由がくだらないせいか、一夏がオンドゥル語を使い出す。それは名前からして俺の十八番だろ。

 

始「別に出てもよかったんだが初めの理由だけはどうにもならないしな。それにお前も経験を積んで強くなれる。別にいいだろ?」

 

俺が一夏を落ち着かせるように言う。出てもいいというのは嘘だが、一夏の経験になるという考えは本当だ。一週間で少しとはいえ、目に見える成長をしたのだ。このままいけば俺を追い抜く日も近いだろう。そしたら抜き返してやるけど。

 

一夏「おお...確かにそうだな。始ってふざけてるようで結構考えてんだな!」

 

一夏は納得がいったようだ。すると後ろの席でセシリアが立ち上がった。相変わらず腰に手を当てるポーズが似合う奴だ。因みにセシリアは既にみんなに謝ったらしい。よきかなよきかな。

 

セシリア「そのことで《一夏さん》にお話があるのですが...」

 

ん?一夏を名前呼びだと?まさか...俺の予想が間違いだといいが。セシリアの話とはどうやら一夏にISの操縦を教えたいらしい。それは俺としてもありがたいことだった。長距離戦は俺と箒ではどうしても教えにくいところだった。そこにそのエキスパートが来てくれるというのだ。断る理由もないのだが...

 

箒「あいにくだが、一夏の教官は私が直接頼まれたのだ。わざわざ教えてくれなくても結構だ。」

 

やはり箒はそれを許さなかった。お前らそんなに喧嘩すんなよ。てかそれを見て確信したわ。セシリアは確実に一夏に惚れている。一気に一夏の死亡率が上がったな。まだ2人だけだから些細な問題だが。(再びこの言葉を覚えておいてください)そんなやり取りを見ていると、後ろからもはや感じなれたオーラが漂ってきた。俺は某吸血鬼のポーズをとり、叫んだ。

 

始「織斑千冬ッ!貴様、見ているなッ!」(ゴコキッ)

千冬「教師を呼び捨てにするな。お前らもくだらん事をやってないで席につけ。」

 

ちょっと待て、出席簿で叩いたとは思えない音が俺の頭からしたんだが。しかも今回は完全に俺に非があるため何も言えない。何これ痛い。

 

千冬「お前らのランクなど私からしたら平等にひよっこだ。いくら代表候補生といえどそれは同じだ。くだらん揉め事は十代の特権だが、今は私の管轄時間だ。自重しろ。特に剣崎、お前だ」

始「...すいません。」

 

この人強すぎるだろ。この人だったら仮面ライダーシリーズのラスボス全員倒せんじゃねえの?首にトンッてやったらみんな気絶するんじゃないの?

 

バシンバシン!

 

千冬「お前たち何か無礼な事を考えてただろう?」

一夏「滅相もございません。」

始「純粋無垢な僕たちがそんな事を考えるはずないじゃないですか。」

 

バシンバシンバシンバシン!

 

一夏「すいませんでした。」

始「無礼をお許しください。」

千冬「わかればいい。」

 

どうやら世界最強に近づくためには読心術が必要らしい。

 

千冬「クラス代表は織斑一夏。異存はないな?」

 

一夏以外のクラス全員が一丸となって返事した。セシリアも仲良くなるし、団結とは素晴らしいね。...俺にもいいことあればいいな...

 

〜数日後〜

千冬「ではこれよりISの基本的な飛行操縦をしてもらう。織斑、オルコット、剣崎。試しに飛んでみせろ。」

 

もう四月終わりかかってんだな。どうやらIS原作の一巻で既に一月過ぎ去っていたとは...まあそれは置いといて、今日も俺たちはISの基本訓練をしている。俺は残念ながらマゾではないため、叩かれないよう真面目に授業を受けている。一夏も同様だ。

 

千冬「早くしろ。熟練のIS操縦者は展開までに一秒とかからないぞ。」

 

無茶言わんといてください。俺の変身には順序が必要なんすよ。そう心で呟きながら俺は現段階で最も飛行能力のあるイチゴロックシードを選択した。

 

《イチゴ》

 

俺は叩かれぬよう素早くセットし、切った。

 

《ソイヤッ!イチゴアームズ!シュシュっとスパーク!》

 

お決まりの音声が流れ、俺は鎧武・イチゴアームズに変身する。因みにイチゴの鎧が出た時に女子がスゲェ騒いでた。横を見ると一夏もセシリアも既にISを展開していた。

 

千冬「よし、飛べ。」

 

俺とセシリアが同時に上昇する。遅れて一夏が来るがそのスピードは俺たちよりもかなり遅かった。白式って俺らのISよりスペック高いはずなのにな。

 

セシリア「一夏さん、所詮はイメージ。自分のやりやすい方法を探す方が建設的でしてよ」

一夏「そう言われても空を飛ぶ感覚自体あやふやだからなぁ...」

始「一夏、あれだ。ドラ○ンボールみたいな飛行をイメージしろ。難しいこと考えなくてもいい。」

一夏「なるほどな。やってみるよ。」

 

そう言ったと思ったら白式の速度が少し上がった。あいつ飲み込み早いな。一夏とセシリアが何やら会話をしている。特訓についてのようだ。大方二人きりで特訓がしたいということだろうが、相手が悪すぎるな。だって一夏気づいてないもん。箒もいるしな。言ってるそばからまた喧嘩してるし...見かねた織斑先生が俺たちに指示を出した。

 

千冬「織斑、オルコット、剣崎、急降下と完全停止をやってみせろ。目標は地表十センチの距離だ」

セシリア「了解です。では一夏さん、剣崎さん、お先に。」

 

そう言って最初にセシリアが行った。代表候補生とは口だけではなく、うまかった。難なくクリアーしていた。

 

始「次は俺が行く。」

一夏「わかった。気をつけろよ!お前は普通よりダメージが大きいんだからな!」

 

一夏が心配してくれている。最悪の事態が起こらないように、けれど勢いをつけて一気に地面に降りていく。そして地表に近づいて行った時、俺は一回転をして衝撃を殺し、見事地面に着地した。サイズが少し小さい故にできる技だ。

 

千冬「今のは剣崎にしか出来んから真似しないように」

 

織斑先生がみんなに注意している。やっぱ普通にやった方が良かったかな?そんなことを思っていると一夏が降りてくる。ただあれは飛行というよりサ○ヤ人の宇宙船のような...

 

ズドォォンッ‼︎

 

千冬「馬鹿者。誰が地面に激突しろと言った。」

始「誰がサ○ヤ人の乗り物になれと言った。」

一夏「...すいません」

 

しかしISってスゲーな。体へのダメージは守るのに心へのダメージは全く軽減されないんだから。

 

箒「情けないぞ。昨日私が教えてやっただろう。」

 

箒の言ってることは冗談だと信じたい。あんな擬音だけの説明を教えたなんて言っているはずがない。

そんなやり取りの中、セシリアが一夏を心配して近づく。ああ、またか。本日二度目の修羅場だった。これ以上は本当にやめてくれ。一夏がなんか不用意に言わないかすごく怖いんだよ。まあ織斑先生が二人を止めてくれたよかったが。

 

千冬「次は武装の展開だ。三人とも、頼むぞ。」

「「「了解!」」」

 

つっても俺は変身した時点で展開されるから楽だね。通常のISとの戦闘では大きなアドバンテージになるだろう。一夏も雪片弍型を展開し、セシリアもスターライトマークIIIを展開していたが、なんと銃口が横の俺を向いていた。恐ろしい技術だ。裏切られたら即死だな。因みにそのフォームは直すように言われていた。次に近接武器の展開だが慣れていないのか、かなり時間をかけていた。近接戦をする際には有利になるかもしれないから覚えておこう。

 

千冬「今日の授業はここまでだ。織斑、グラウンドを埋めておけ。」

 

その言葉に一夏は俺に助けを求めてくる。俺は当然...

 

始「逃げるんだよォ!」

 

全力で逃走した。あのウサインボルトもびっくりの全力疾走だった。

 

 




いかがでしたでしょうか?無理にネタを詰め込んだ感じはありますが、楽しんで読んでいただければ、私も嬉しいです。そろそろ新ロックシード出ます。
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