ただいま六月の頭の日曜日、俺は一夏と共に五反田食堂という場所に来ていた。此処には一夏の中学での友人、五反田弾という人がいるらしい。なんで俺が来てるかって?一夏に誘われたからだよ。別に断る理由もなかったし、一緒に来させてもらった。
初対面の時、俺が思ったのは何故此処にス○イル(もしくはSA○アバターのクラ○ン)さんがいるのだろうか?と思ったがこの男、とても気のいい奴ですぐ仲良くなれた。
現在は一夏と弾が格ゲーをしていて、俺は横から眺めている。
弾「で?どうなんだよ。」
一夏「何がだよ?」
弾「だから、女の園の話だよ。いい思いしてんだろ?」
一夏「してねえっつの。何回言えばわかるんだよ。」
弾がゲームをしながら話しかけてきた。俺もそう思ってた時期があったけどね。現実って非情だよね。
弾「嘘をつくな嘘を。お前のメール見てるだけでも楽園じゃねえか。何そのヘブン。招待券とかねえの?」
始「あったらあげたいが、胃薬もついてくるぞ。」
弾「どういうことだよ?」
始「ヒントは一夏、性格、女」
弾「おk、把握」
わかってもらえたようで何よりだ。一夏だけがダメージを受けるならまだいいが、俺まで巻き込まれるのだからたまったもんじゃない。最近は危険を察知することができるようになるほどだよ。回避はできないけど。
一夏「まあ、話し相手が少なかったから、鈴が転校してきてくれて助かったよ。」
弾「ああ、鈴か。鈴ねえ...」
弾がニヤニヤとニコニコの中間のような顔で一夏を見ている。こいつも気づいていたか。
始「そのせいで俺の被害まで増えたんだけどな...」
弾「...今日はゆっくりしていけ」
始「ありがたい...」
一夏「?なんの話だ?」
なんて優しさ溢れる言葉だ。やっと俺の胃が救われる場所が見つかったのか。そんなことを考えていると、不意に寒気が走る。これが先ほどの危険の警告である。でも今回は誤作動のようだ。やれやれ...
???「お兄!さっきからお昼出来たって言ってんじゃん!さっさと食べにー」
誰かがドアをどかんと蹴り開ける。発言から察するに弾の妹だろう。兄とは違いしっかりしている気がする。しかし服装がかなりラフだな。俺と一夏は慣れてるから問題ないけど。慣れているのも問題だけど。
一夏「あ、久しぶり。邪魔してる」
???「いっ、一夏...さん⁉︎」
なんだろう。このやり取りだけでわかった気がする。さっきの警鐘は絶対誤作動じゃないな。
弾「蘭、お前なあ、ノックくらいしろよ。恥知らずな女だと思われー」
弾がそんなことを言うと、蘭というらしい女の子は睨みだけでその口を閉じてしまった。こいつの家庭での地位がわかる場面だな。
その後一夏と少し会話をして、蘭は出て行った。
一夏「しかしアレだな。蘭ともかれこれ三年の付き合いになるけど、まだ俺に心を開いてくれてないのかねぇ。」
始・弾「「は?」」
コイツハナニヲイッテイルンダ?
始「ダディバガナゴトイッデンダァ!」
一夏「いや、ほら、だってよそよそしいだろ。今もさっさと部屋から出て行ったし。」
再認識したけれど、こいつはあかん。てかこいつは何故オンドゥル語を解読出来ているんだ?
始「なあ弾。こいつはマジでこんな事を言っているのか?」
弾「俺も時々そんな事を思うが、その後の行動を見てる限りでも、こいつはマジだぜ」
始「/(^o^)\ナンテコッタイ」
俺は頭を抱えてしまう。今更とはいえ、これが天然だったなんて信じたくない。
一夏「俺は昼食ご馳走になるけど、始はどうするんだ?」
始「...俺はそろそろ帰るよ。」
弾「なんだよ。別に遠慮することないんだぜ?」
始「ご馳走になりたいが、このままだと食べた物までリバースしそうだからな。主に一夏が原因で。」
弾「...お前も苦労してるな。」
俺はそろそろ帰るべく支度を始める。これからは弾にこの鈍感野郎の事を相談しよう。
始「手ぶらで来て悪かったな。今度なんか持ってくるよ。あとメアドと携帯番号教えてくれ。」
弾「別にそんな気にすることねぇよ。ほら、終わったぜ。」
俺は弾との連絡手段を手に入れ、五反田食堂を後にした。
相変わらず短くてすいません。次回あたりにあの二人の登場かもしれません。そろそろバナナ出したいけど、出せるようなシーンが見つからない...次回も楽しみにしていてください。
関係ないことですが、ファイズやカブトの加速状態で敵を殴ったらどのくらいのダメージが入るのでしょう?相手が人間ならミンチより酷くてもおかしくないと思うのは私だけですかね?
では今回もありがとうございました!