ということでスタート!
ラウラ「遅かったな。逃げ出したかと思ったぞ。」
織斑先生との会話の後、アリーナに到着した俺にラウラはそのように言い放った。
始「そんな恥ずかしい真似ができるかよ。これでも俺は結構楽しみにしてたんだぜ。」
俺は若干の笑みを浮かべながらこのように返した。
ラウラ「ふん、つくづく気に入らない奴だ。私は貴様のような奴に長々と付き合ってやるようなお人好しではないのでな。すぐに敗北してもらうぞ。」
そう言うと同時にIS『シュヴァルツェア・レーゲン』を身にまとった。近距離用にプラズマ手刀、中距離用にワイヤーブレード、遠距離用のリボルバーカノンといった多数の武器を備えたそれは威力も高く、何よりラウラ自身の戦闘能力もあり、今までのどの相手よりも強いことが予想される。
始「俺もそう簡単に負けてやる気はねえよ。」
俺もオレンジロックシードを取り出す。
始「ちょっとした約束もあることだしな!」
《オレンジ!ソイヤッ!オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!》
俺も変身を終え、ラウラに飛びかかっていった。
始「(手加減して敵う相手じゃないな)」
そう考えた俺は初めから無双セイバーと大橙丸の二刀で斬りかかる。
しかしラウラはそれを軽々とかわし手刀で俺にカウンターを仕掛ける。
その攻撃を前転で回避すると同時にラウラの後ろに回り込んだ。
しかし後ろにいる俺にワイヤーブレードでの攻撃が飛んでくる。
近づくことができずに俺はバックステップをするが、ラウラは振り向きリボルバーカノンで追撃。
防戦一方になってしまった。
ラウラ「大口を叩く割にはその程度か。」
ラウラの挑発が聞こえるが、乗ってしまえば大ダメージを食らうだろう。
始「だったらこっちも遠距離だ!」
《ブドウ!》
ブドウアームズにチェンジしてブドウ龍砲による連射でラウラを牽制する。
ラウラ「この程度か?ならばこっちから行くぞ!」
ラウラも弾幕が鬱陶しく感じたのか、防御しながら飛びかかってきた。しかしそれを待っていた。
始「かかったなアホが!」
《ブドウスカッシュ!》
ブドウアームズの必殺技『ドラゴンショット』
ラウラ「だからそのような連射は無意味だと言ったろう!」
それはブドウ龍砲による連射の後、
始「だったらこの一撃には耐えれるかな?」
ラウラ「ぐっ⁉︎」
龍型のエネルギー弾で相手を撃ち抜くという強力な技である。
始「俺をなめてたんじゃないか?」
俺はラウラに近寄り声をかける。だがその油断が命取りだった。
ラウラ「その言葉をそっくりそのまま返させてもらおう。」
始「っ⁉︎」
土煙が晴れると、ラウラは少々ダメージを負っているものの、戦闘不能にはなってはいなかった。
俺は危険を察知し逃げようとしたが…
始「な…なんだ?体の動きがに…鈍いぞ。⁉︎ち…違う。動きが鈍いのではない…う…動けんッ!ば…ばかな。」
全く体が動かなかった。
ラウラ「感謝するぞ。自ら射程距離に近づいてきてくれるとはな。」
笑いながらラウラが近づいて来る。
始「AICか…完成していたとはな。」
ラウラ「よくわかったな。貴様はそれなりに知能もあるようだな。戦闘の腕もある。少しは楽しめたが…」
そう言いながらリボルバーカノンを俺に向ける。
ラウラ「もう十分だ。消えろ。」
そしてまさに撃とうとする瞬間!
???「始ぇ!そんな奴に負けんじゃねえ!」
アリーナに誰かの声が響き渡る。俺はその声の主を知っている。
始「わかってるぜ!一夏ァ!」
そうアリーナ内には一夏が来てくれていた。どうして入れたのかはわからないが、こいつは嬉しいね。
ラウラ「織斑…一夏ッ…!」
一方ラウラは一夏に注意がいってしまったらしく、AICが解けていた。俺はその隙に抜け出した。
ラウラ「チッ!」
ラウラは苛立たしげに舌打ちをする。
始「戦闘中に余所見はいけないぜ?」
ラウラ「黙れ!こうなれば織斑一夏の前で貴様に無様な敗北を送ってやろう!」
始「さあ始めようぜ!第二ラウンドをなぁ!」
俺たちはその言葉とともに走り出した。
いかがだったでしょうか?今回は前編、中編、後編と三つに分けての投稿になります。大晦日で忙しくてすいません。では皆様、本年は短い間でしたがありがとうございました!来年も皆様に喜んでいただけるような作品を作っていこうと思いますのでよろしくお願いします!