始「(予想はしていたが...これは想像以上に辛いな...)
この世界に来るまでは女子しかいない学園なんて羨ましい限りだと思っていたが、撤回させてもらいたい。クラス中の視線が俺と正面の織斑一夏に集中しているのだ。動物園の動物の気持ちを現在進行形で体験しているのだ。
始「(これからここで三年間も過ごすのか...)」
気が重くなるような話だが、内心俺はこの世界で鎧武の力がどれほど通用するのか内心ワクワクしていた。
⁇?「皆さん、入学おめでとう!」
しばらくすると大きなメガネを掛けた、緑色の髪をした女性が教室に入ってきた。
特筆すべきは、その胸である。でかい、その一言に尽きる。
真耶「私は副担任の山田真耶です!」
どうやらあの先生は山田先生というらしい。正直原作流し読み程度じゃ覚えられんな。そんなことはともかく、皆は2人しかいない男子に注目していて反応もない。可哀想だとは思うが、ここで俺だけ反応しても気まずいだけだし黙っておこう。
そしたら山田先生は少々慌てた様子。失礼ではあるが小動物的な可愛さがそこにはあった。
その後山田先生から少しの学園の説明があった後、自己紹介となった。ついでに言うと、クラスの女子はやはり説明にも反応しなかった。山田先生はどうやら苦労人とみた。
真耶「織斑君。織斑一夏君!」
どうやら彼に順番が回ってきたらしい。彼は現実逃避でもしていたのか、少し遅れて返事をした。クラスから笑いが起こる。
一夏「織斑一夏です。よろしくお願いします。」
彼が自己紹介をする。だがクラス中の『それだけ?』や『もっと聞きたい!』という視線が刺さり、終わるに終われない様子だった。俺も彼には興味がある。次に何を言うか期待していると、彼は大きく息を吸い込み、ハッキリと、言い放った。
一夏「以上です!」
クラス中でずっこける音がする。こいつは芸人か何かに向いてるんじゃないか?クラスの一体感も素晴らしい。是非ニコ厨に見せてやりたい。
すると彼の頭に何かが振り下ろされた。なんかやばい音がした気がするが気のせいだろう。
一夏「げぇ!関羽!」
ん?関羽とな?何故銅鑼の音が鳴らんのだ。
???「誰が関羽だ、馬鹿者。そしてお前も今失礼なことを考えただろう。」
一夏が再び殴られる。その後には俺も殴られた。いくら鍛えていると言ってもこのダメージはやばいよ。頭が割れるレベルって相当じゃね?
その後俺と一夏を殴った女性が自己紹介をする。その女性は織斑千冬というようだ。名前と先ほどの反応から察するに一夏の姉だろう。まだ若い?と思うし。どうやら俺たちの担任らしいが、自己紹介の後クラス中から黄色い歓声である。中には危ない発言をしている女子もいた。
しかし織斑先生は鬱陶しそうにしている。大変だな、あの人も。
千冬「これでは自己紹介は続けられんな。もう1人の男子。最後はお前がしろ。他のものは各々で自由にしておけ。」
どうやら俺で最後にするようだ。俺は深く深呼吸をし、自己紹介を始めた。というか俺のセリフ久々だな。この話初めてじゃないか?
始「剣崎始です。趣味は基本的にトレーニングと研究です。皆さんとは境遇こそ違うものの仲良くしたいと思うので、気軽に話しかけてください。よろしくお願いします。」
簡単な自己紹介であったが、クラスからまた歓声が湧き上がる。正直耳がやばいしさっきから腐った発言をしている奴がいる。本当に大丈夫か?この学園。
その後織斑先生はの本格的な説明があり、怒涛の一時間目は終了した。
いかがだったでしょうか?原作からかなりセリフを削っているのでわかりにくいところがあるかもしれません。なるべく早い更新を心がけますのでこれからもよろしくお願いします。