長いので分けたのにまだ長いという今回のお話……。
分けた後半の方はまた夜に更新します。
時間がある時にオススメですよ〜。
まどろみの中に、ふわりとオレンジ色のカーテンがそよぐ。
それは、まどろみのような夕陽の情景の中で白いカーテンが揺れているだけのことだったけど、温もりに似た色合いは遠くない記憶に何度も感じた。
そこにふわりと小さな身体を翻して現れたのは、さながら羽根のない天使が気まぐれに私の前に舞い降りたようだった。
「ちゃおっス!」
天使がそう言って、微笑んだ。
「――リボーン! いないと思ったらお前何してんだよ!」
少しだけ引かれたカーテンの向こうから誰かが覗いてくる。抑え気味の怒鳴り声を上げたのは、栗色のサイヤ人ヘアが特徴的な沢田さんだった。
カーテン越しからその子の影を捉えて、注意をしたんだろう。
淡い色のかかったカーテンをおずおずと手で引いた向こうに、ボルサリーノのとても幼い男の子の姿と、意識はぼんやりとしながら一応起きていた私と同時に目を合わせると、沢田さんはわたわたと何やらすごく慌て出した。
「あれッ!? 花内さんもう起きてたの!? えぇと…… 身体はもう大丈夫?」
一時は動揺していた彼も、今の状況を見ると落ち着きを取り戻して、そんな心遣いをかけてくれた。彼が慌てている姿を見たら、余計に心配はかけられないと思って、まだ身体の倦怠感はあるけれど相槌を打っておく。
返事を淡々と返した私をじっと見つめて、沢田さんはなんとなくわかっていたのか「そっか……」と妙な違和感を残して、その後は何も言わなかった。
少しの間ぎこちなく流れる沈黙に、声を響かせるのは、1人この状況についていけない寝起きまなこの私だった。
「あの…… この状況は、一体……」
私からの問いかけにハッとしたように沢田さんが口を開こうとするけれど、するとなぜか急に具合が悪いようにもごもごと黙り込む。
思いがけない沢田さんの反応の変化に、フェイントを喰らったように動悸が揺らぐ。
カーテンがまたふわりと揺れて、私の体重と彼の重さで微かにベッドが軋む。
「あん時の記憶がねーのか?」
「……ぼんやりとしか思い出せないんだけど…… ポチの散歩をしていたところに後ろから抑えられて、それからは意識がなくて…… あとのことはあんまり思い出せないの……」
尋ねられることに、ほとんど首を振ることしか出来ない。ただ、とても恐いという漠然とした感覚だけが、記憶の底でどんよりと漂っていた。
それさえも、今は思い出したくないと、そうして無意識に記憶を押し込んでいた。
「花内さ……」
「……でも、あの時、雲雀さんがあの場にいてくれたような気がする……」
たぶん、気のせいだと思うけど…… あの時の微かな温もりを、この身体がちゃんと覚えていた。
あの背中は、たしかに雲雀さんだったのか、よくわからないんだけど……。
自分自身でそんな風に否定したくもなかったんだ……。
「……そうか。ひとまずお前の保身はちゃんと約束してある。安心しろ。医療班を呼んでここまで運んできてもらったからな」
運ばれたのは病院の一室ではなく、普段から通い慣れた並中の保健室のベッドの上だった。
特段珍しい場所でもないけれど、夕暮れ時の学校の保健室は、日中の学校とはまた少し違う趣きを感じられた。真っ白なベッドの空間は少し窮屈だったけど、オレンジ色の光を透したこの空間は直に温もりを感じられた。
そういうところでは、ここに運ばれてきたのは助かるんだけど……。
どうして
「ハ〜イ。まりやちゅあ〜ん。お目覚めはいかがかな? もし目覚めが悪いっていうんならおじさんのキッスで爽やかに起こしてあげるぜ?」
やっぱり、いた。
入学式以来お世話になっている保健医のシャマル先生。学校でドジを踏んだ時に度々彼のところへお邪魔して、今では常連客となりつつある。本来保健室はそんな仕様ではないことは承知している。
前回は大人の諸々の事情で調子が悪かったみたいだけど、今日はやたらノリノリのようだ。
「んなぁー!? 出だしからどさくさに花内さん口説くのやめろよ! シャマル! 混乱しちゃうだろ!?」
「んだと、ボンゴレ坊主。誰に口聞いてんだ。旧友に頼まれて勤務外にここ貸してやってんだぞ」
「サンキューな、シャマル。助かるぞ」
「まあ、患者がまりやちゃんとあっちゃあ、おじさん断れねえからなぁ。まりやちゃんの専属医師として、おじさん今晩のクラブの予定もいとわねーぜ」
ちなみに、あの雲雀さんから『変態保健医』と一目置かれているだけあるから、いち中学生の私にはおじさんの理屈がよくわからないけど、こうしていつも助けてくれることには感謝している。それに本調子のおじさんは、その道のプロフェッショナルとあってとても頼りになる。
どうしてこんな人が並盛の中学校で働いているのか不思議に思う時もある。でも本人がエンジョイしてるならいいと思う。
「シャマル。わりーが少し席を外してくれ」
「へいへい。わーったよ。そんじゃあ、まりやちゃん。何かあったらいつでもおじさんが駆けつけるからね〜」
お礼も言いそびれたまま、おじさんがさっさとカーテンの向こうへ消えていってしまう。
呆然と嵐が去ったのを見届けて、この場に再び私と沢田さんと男の子が残る。嵐が去った後はやけに静かで、沈黙が重い。
意識を研ぎ澄ませば、あの潮の香りはもうしなかった。
改めてここに運んできたと言った男の子の顔をまじまじと覗き込む。
「……あの、それで、すごく今更なんだけど、君どこの子かな?」
「ホントに今更ァーーー!!」
すごくナチュラルに最初からいたけど、よくよく見ると初めましての顔だった。
おしゃぶりを首から提げて、その顔に年相応のあどけない笑みを浮かべている赤ん坊は、けれどその年齢には見合わない格好で、その子のボルサリーノの上に乗るカメレオンの存在感もある種の強い印象を与えていた。
初めて会った気がしないんだけどなぁ……。
沢田さんの横からのツッコミにも気をとめず、目の前にいる彼がこれから話す言葉にじっと耳を傾ける。
「こうしてちゃんとお互いに話すのは初めてだったな。
オレは、ツナの家庭教師のリボーン。ここにいるダメツナを立派なマフィアのボスにするために、遥々イタリアからやって来た超一流のヒットマンだぞ」
そう言って、にんまりと、年相応ながらしたたかな笑みを浮かべる。
ぽかーんとした顔でリボーン君の自己紹介に耳を傾けていた私は、その後の反応にすっかり困ってしまった。
それは、まだ赤ん坊とは思えない流暢な説明口調と、話の節々にある聞き慣れない単語に馬鹿な頭がついていけなくなったから。
「えっ……? 家庭教師? マフィア? ヒットマン……?」
単純に言葉を反復して考えてみても、頭の整理がつかない。
ちんぷんかんぷんだった……。
リボーン君のお隣でリアクションをしている沢田さんを見ると、この場でわかっていないの私だけ!?という謎の焦燥感を覚えてしまった。
沢田さんの反応からしても、この子の冗談とかじゃないみたいだし、今は冗談なんていう空気じゃないし……。
混乱する思考に、さらに追い討ちをかけるように、すると耳を疑いたくなる話が舞い込んだ。
「さっそくだが、花内まりや。
ボンゴレに入らねーか?」
最初は首を傾げる私と、内容を知っていて目玉を剥く沢田さんの正反対な反応が返ってきた。
それも想定内の反応だったのか、たいして驚くこともなく、リボーン君は早く話を進めたいようだった。
「ボンゴレっつーのは、ツナがいるマフィアの組織だ」
「ちょー!! リボーン!! そこでオレの名前出してくるなよぉーーー!!」
慌てて沢田さんが阻止しようとしている。それでもリボーン君の軽い身のこなしに、沢田さんは翻弄されている。これはダメな気がする。
「実は入学式の日から目をつけてたんだぞ。あの日、校舎裏でヒバリの奴にお姫様抱っこされてたところからな」
「えぇーーーッ!? なんでそれ知ってるのぉ!?」
「えぇーーーッ!? そうなのぉ〜〜!?」
リボーン君の口から出たまさかの衝撃発言に、思わず顔から火が出る。いや! あの時のは諸々のことがあってごにょごにょ…… とにかく不本意なんだからっ! 沢田さんの反応を見たら、余計にこっちが気まずくなる。
ジロリと、私は沢田さんの方を睨む。バッチリ目が合うと、血が昇った頭でもうお構いなしに彼に問い詰める。
「ちょっと、沢田さん! どういう冗談ですか!? 弟君に一体どんな教育しているんですかッ!」
「オレ〜〜〜ッ!?」
私も人のことを言えるような弟を持っていないけど、この場合プライバシーを傷つけられたからお構いなしだ!
まだこんなに小さい子に何を教えているんだと、同じ弟を持つ姉として彼に意見すると、しかし彼からは物凄い勢いでブンブンと首を振られる。
この後に及んでまだシラを切るなんて……! 沢田さんへの怒りが込み上げてくるけど、2人の間にするとリボーン君が入ってきた。
「冗談じゃねーぞ。オレはマフィアで、ツナもマフィアのボス候補だ。まだまだボスの威厳もねえがな」
「イデデデデデデッ!!」
お箸もまだ握れない小さな手で、沢田さんの腕を軽々と腕固めしてみせた。沢田さんからは涙の抗議の声が挙がっているも、まるで聞き入れてもらえていない。
その光景を見て、鳩が豆鉄砲を喰らうように言葉が出ない。彼らの上下関係がこうして目に見えても、はいと納得出来ない。常識で考えられない。
マフィアって…… 何あの赤ん坊〜〜〜〜〜!?
いつもの癖で、これは夢じゃないかとテンプレな現実逃避に走るけど、ここでさっき目を覚ましたばかりなのを思い出して、目の前に現実という名の壁が立ち
「ちなみに言っておくが、オレはこいつの家庭教師であって弟じゃねーぞ」
態々こちらへ訂正したかったのか、沢田さんにお構いなくリボーン君はこちらに顔を向けて念押しした。
沢田さんが、今はとてつもなく可哀想に思える。さっきは怒鳴ってごめんなさい……。
しかし、私にもいろいろ否定したい現実みたいなものがあった。
「えっ…… じゃあ、いとこ?」
「……でもねーぞ。オレは最強のヒットマンだ」
「ひ、ヒットマン……?」
「"殺し屋"だぞ」
「こ、ころころ殺し屋〜〜〜!?」
ケロッと言ったよ!? この子!? 後ろの沢田さんもドン引きだよ!?
「…………どうして、赤ん坊なのに?」
「…………まぁ、それはいいとして」
「こいつ、何気にはぐらかしたぞ……」
沢田さんに突きつけられた本物とも偽物ともつかない銃を見せつけられて、さすがにもう否定する言葉が出なかった。
壮大なドッキリだとしても、こんな不憫な沢田さんをもう見てられない……。
リボーン君は銃を直して、ボルサリーノを深く被り直し、改めて私に向き直った。
「えっと…… それで…… 私にそのボンゴレに入れと……?」
「ああ」
「えーと、つまり私マフィアに勧誘されてるの……?」
「そうだぞ」
「い…… どういう風の吹き回しとか神様の八つ当たりとかで……」
正直、嫌だと即答したかったよ。でもあのつぶらな瞳が見透かしてくるようで…… 心なしか空気がピリピリしてるんだよ……。
「お前の生まれ持つ資質が、これからのボンゴレに有利になると判断したからだ。今回の一連の事で確信したぞ」
「生まれ持つ資質……?」
一周りも年下なリボーン君に不覚にも鋭い威厳を感じて、鳥肌が立った。
生まれ持ったものなんて…… 強いて言うなら、このお荷物な体質くらいだし……。
「そうだぞ。その人の目を惹きつけるドジ体質が、オレたちの社会で今後重要になる」
ドキリとした。やっぱり、あの瞳に見透かされているかもしれないと思った。
いや、これは心を読まれているレベル……!?
「一瞬でも人を惹きつけることは、一瞬の隙を作る。戦場において、その一瞬が勝敗を分けることもある。その機会を生み出す可能性を十分に秘めたお前の資質は、有利な武器になる」
悪目立ちする体質だと自覚しているけど…… そんな言い方は買いかぶりすぎじゃないかと思ってしまう。この体質にずっと苦労してきたからこそ、この子の言い草に違和感が残る。
一体何の根拠があってそんなことを言うのかと思っていたけど、ただ自分たちの利益のためにこうして一方的に会話をしているようで、拍子抜けだった。
「お前自身は、まだその価値を見出せていねえようだがな」
まるでわかりきったような物言いに、今まで胸の内に抑えていたものが込み上げてきそうだった。
無茶苦茶なこと言われても、意味わからないよ。
「こんな望んでもいないもの、何の価値があるっていうの。欲しいならあげるよ。何も知らないから…… こんな惨めな気持ち、誰にも言えなくて……」
沢田さんの表情はもう固まっていて、いろんな目に遭っているのに申し訳ないと思う。でも、何を言ってるんだろうと正気になる頃には手遅れで、張り裂けた穴からはいろんなものが溢れていった。
「……いろんな人たちが離れていった。最後には、あの娘もボロボロだった。自分も誰かも傷つけることしか出来なくて、あの頃は何度もこの身体を呪った」
流したくもない感情を流して、この身体が張り裂けそうだった。
それなのに肝心の彼の表情はボルサリーノの下に隠れて、空回りしていくようだった。
「あの時だって、そう。あんな景色を見てしまうくらいなら、最初から死んでいればよかった。どうして、私じゃなかったんだろう…… どうして……」
嫌なことばかり繰り返して、こんなふざけたことにもまだ価値なんて君は語るの? 本当に必要だと言えるの?
初めてだよ、そんな風に言う変わり者は。
「私さえ…… いなければ……」
空虚な言葉が、また内側のヒビに響いた。
「生きることには意味があるんだ」
淡い
「……どんなことにもな。お前が、花内まりやとして生まれたことにも、その厄介な体質を抱えて生まれてきたことにも、意味はあるんだ」
その潜んだ声は、カーテンに囲まれた3人だけの空間によく響いた。
彼の首に提げるおしゃぶりが、伏せた彼の表情の代わりに鋭い眼光を放っているよう。まるで視線のように、この子から射貫かれているようだ。つくづく思うけど、本当に赤ん坊かと一瞬疑うような彼の話には目を剥いて聞き入ってしまう。
「お前だけじゃねえんだ。オレもこの姿になっていろいろあったからな。
1人のお人好しの説教聞いてなけりゃ、オレもお前と同感だ」
何のことを言っているんだろう……? といつしか話がズレていたことに幼子らしく可愛くひとつ咳をして、リボーン君はパッと顔を上げ、先程の空気とは一変して不敵な笑みを向けた。
「まずは、丸ごと自分を受け入れてみろ。何もかも否定するより開き直る方がよっぽど楽だ。心に余裕があれば、気づくこともある」
心がいっぱいいっぱいの私に、リボーン君は明るい調子でその言葉をかけた。一度肩の力を抜いてみろ、とでも暗に言ってくれているのか…… まだ相手は赤ちゃんだし、深読みかな。
ふぅ…… と、不思議と彼に言われた通りに息を吐く。そして、敏感に反応して血が昇りすぎていたと、少し反省する。
「たしかに扱いに困る要素満載だが、お前自身が守られたことや、出会えた奴らがいるんだぞ。よく思い出してみろ」
呼吸も少し落ち着いて、私の意識は自然と言われるままに引き出しの記憶をたどる。
並盛にやって来て、まだひと月数日しかないけれど、入学式のあの日からいろんな出来事があった。
おっかない風紀の鬼とお仲間の人たちに囲まれて戦々恐々だったし、その日にまた物好きな変な娘に絡まれて、カッコ悪い部隊まで結成して、2回も生贄にされるしで、苦い思い出だなぁ。
彼を何度か闘る気にさせてしまうけど、この煩わしい体質が返って薬になって、なんとか起死回生の奇跡を起こせたし……。
そう思えば、彼の言葉がなんとなくわかってくるような気がする。
……そっか。雲雀さんに関わっていなければ、あの日に声をかけられることもなかったかもしれないし、あの出来事がなければ、上級生の彼らとも話す機会なんてありもしない話だったかもしれない。
それに…… 雲雀さんにも、初日から目をつけられなかったかもしれない。
あの時ヘマしなければ、今頃どんな学校生活を送っていたんだろう。
鮮やかな色のかかった天井を仰いで、考えてみた。まだら模様に光の加減を変える様子が不意に視線を奪う。
少しの間でも一緒の時間を過ごして、そんなもしもを考えると切なくなる。寂しいと思った。
「お前を守ってきたそれが、今度は誰かを守るかもしれない。お前の抱え込んできたもので、この世の中の犠牲を減らせるかもしれねえんだ。お前にしか出来ねえことなら、お前だけの運命を受け入れてくれねーか?」
そんな風に考えることが出来なかったから、まして赤ん坊にそのことを言われて、自分の精神年齢が危ういのかと心配になった。
そんなことが、出来るの……?
「お前次第だ」
また大人びた表情で、つぶらな瞳が私を射貫く。
その瞳に問いかけられるほどの意志の強さが、まだ私には足りなくて……。
「……いいのかな。こんな私でも……」
また、弱音が零れた。
それに応えてくれたのは、意外な人の声だった。
「もちろんだよ!」
いきなり響いた大声にびっくりして、声の持ち主に顔を上げてみると、自分の拳をギュッと握り締めた沢田さんが、どこかまだ躊躇いながらも発言した。
「オレなんてダメダメなくせに開き直って、花内さんみたいに向き合おうとしてるっていうか、真剣になることがすごいと思うんだ。だからそんな風にがんばってる自分を否定しないで!」
「沢田さん……」
その言葉が純粋だからこそ、この心に届いた。
きっとわかってくれないって臆病になって最初から遠ざけていたけれど、こんな私の言葉を受け止めて、受け入れようとしている。それだけがただ嬉しくて、自然と顔が綻んでいく。
「たまにはいいこと言うじゃねーか。ダメツナ」
「う、うるさいなぁ!」
ふざけた彼らの会話も、微笑ましく感じる。
「ふふっ……」
「あっ…… わ、笑った!」
「えっ?」
キョトンとすると、また沢田さんはわたわたとしだしたので、彼が落ち着くまでその様子を窺って待っていた。
「まりや。お前のためにも、お前に託した奴らの想いも踏み躙るなよ。お前は、ちゃんと必要とされる奴だぞ」
ボルサリーノの下でにんまりと微笑む表情に、胸がスッと軽くなった。
――少しでも、届いたよ。京子さんが教えてくれたこと。
私は、きっと今日一番の笑顔を咲かせて頷いた。