それと少し、長くなってます。すみません。
この小説は東方projectの二次創作です。
オリキャラの出現、キャラ&世界観崩壊が含まれている場合があります。
ご了承下さい。
謎の場所を歩く3人(+1体)……そこは館…ではあるが明らかに紅魔館とは全く違う。全体深緑色の内装になっている。
トコ……トコ……
3人の足音以外はなく、その足音が館中に響く―――
「んー…紅魔館とは全然違う間取りね。紅魔館ではないっと……。」
咲夜が呆れ混じりでそう言う。そのまま安全を確認しながら二階に上がる。
従者魔物の後をついていき…
「ん………頭が痛くなってきたぜ…。」
魔理沙がそう言った。それは仕方ない事だ。歩いているはずなのにずっと同じ風景しか見ていない。まるで同じところをグルグルと歩き回っているように…。ずっとずっと歩いていると…ある部屋から先が明らかに雰囲気が異なっていた。1階を見てみると2階同様言葉では表せない『何か』が違った。不気味に感じ秋野が後ろを向く。
……だがそこには先程までの深緑色の館はなかった。
「なっ!?これは…」
「チョッ!?魔理沙さん!咲夜さん!後ろも…」
魔理沙と秋野が焦る。が、咲夜は冷静だった…。いや正しく言い直すと冷静でなければなかったのだ。冷静……それは視野を広く見れることを保ち、何かあったらすぐに対処できるようにし、戦闘になるのなら素早くナイフを抜くことをする…。そうしなければ咲夜は死んでしまう……そういう世界で生きてきたのがわかる。その咲夜をみて魔理沙と秋野は冷静になる。
「咲夜さん……これは?」
落ち着いた秋野が咲夜に聞く
「まぁ落ち着きなさい。とりあえず3人で周りを見渡す。敵襲があったら対処するよう―――………来たわね。」
そう言った咲夜の視線の先には…黒のローブを来た者が2人…。それ以外は見ただけではわからない。顔もフードで見えなく、服装もローブが長くて隠れて見えない。だが1つ言えるのは人間ではないと言うこと。先程言った『2人』という描写は正しくないと言える。その『2体』のうちの片方が喋り始める…
「ここかr立ち去れ…貴様…ここにいる…ダメだ。消えろ」
言葉がうまく喋れないようだ。噛む、カタコト、とても日常で使っている者とは言えない。
そうするともう片方が喋った方に…
「おい……そこの3匹を始末しろとの命令だ。ほかの奴らも呼ぶぞ。」
と言った瞬間その2体の奥から数人……いや、数十人がここに来る。
「うわっ・・・マジカヨ……どうする?咲夜、秋野………!?」
魔理沙が見たものは……目を真っ赤にし、完全に『戦闘モード』と言えるような表情をし、殺気も今までの秋野では有り得ない程のものを感じられる。秋野が口を開ける……
「咲夜さん……魔理沙さん……そう言えば私の能力と戦闘方法…言ってませんでしたね?……見ててください。ここで説明しながら…あの野郎どもを殺ってきます…。お2人はお茶でも飲んで待っててください。」
そう言った秋野は2人の前に立つ。
「そうね……お手並み拝見と行きましょう。魔理沙…ここで見てましょうか。」
「あぁ…」
2人が引き下がる。
「フフフ……そこの貴方達…貴方達は私相手に何秒持つかしら?」
そこにはこれまで見たこともない秋野……いや今は狂と言おう。狂は明らかに敵を見た瞬間名前の通り『狂い』出した。魔理沙達がオドオドしていると―――
「さぁ!お二人共!第1の私の能力をお説明致します!………それは『憑依を操る程度の能力』これは憑依霊を操る能力です。憑依……簡単に言えばその霊を自分に取り込んで自己強化することです。私は7つの憑依霊を操ることが出来ます。1つ1つ違う物が強化できます。今は……そうですね。第1の憑依霊…―――…力を貸せ…。」
狂が憑依霊を呼ぶ……が、その憑依霊の名はこの世の言葉ではなく聞き取れない。そして『力を貸せ』と唱えた瞬間……。赤色の謎の『何か』が狂の周りに纏う。そうすると狂から歪な名状し難きオーラが漂う。そう2人が感じ取ると―――
狂が敵の懐に潜り込んでいた。狂の右脚がAの首元に忍び込む、重く捷いキック……明らかに殺すための技だ。それをまともに受けたAは反応もできず首がねじ切られていた。狂の右脚がAの首を飛ばした流れで回り地面に足をつける……と同時に左脚がCの頭の真横にあった。回し蹴りの用量でCの頭が消し飛ぶ。回し蹴りをした狂の体は深く沈み込み、目にも見えない速さで次の敵に近づく。近づいた瞬間狂の右手がDの首を狙い突き抜く。その手がDの首を貫通するとそのまま右に薙ぎ払い、頭を持ちFに勢いよく投げつけた。Fは倒れ込む。倒れ込んだ敵を見逃す訳もなく狂はFの顎を蹴る。蹴られたFは吹っ飛び宙に舞い、宙に舞ったFを空中で物凄い重低音がするほどの威力のエルボで殴りつける。Fの体の中身が出てくるほどの威力であった。空中で舞っている狂はそのままEの肩に乗る。簡単に表すと肩車状態だ。狂はEの頭を持ちそのまま……勢いよくあらぬ方向に回す。
この一連の流れ……コンマ1秒もかからない。
「ん〜?貴方達遅すぎるよ?もっと、鍛えなきゃぁ………ねぇ?」
勿論敵も魔理沙達も反応できない。5つの死体を見た瞬間状況をやっと整理できる。
「「はぁっ!?」」
「……これが第1の憑依霊の効果……まぁ言うならば『接近型』ですかね。接近身体能力が上がります。勿論これを操るにはかなりの修行が必要ですよ……それと―――」
狂の両手手元が光る…。光った後に徐々形が見えてき、1つずつ鉄の塊が出来上がる。この世界では見たこともないものだ。
「あっ…そっか。この世界には存在しないものか…。これは別世界の技術を駆使し作り出した兵器です。これは何種類もありますがこれは『拳銃』と言われる中の『ハンドガン』。鉄の塊を猛スピードで飛ばす物です。ここで疑問が出ると思います。『なんでそんなものがここに?いつの間にそんなものが手に?』って。ここで第2の能力…」
すこし顔が険しくなる…。敵に突っ込むつもりだと体制、目付き、殺気、それぞれが表している。
「『ありとあらゆるモノを創造する程度の能力』です!」
そう言った狂は両手のハンドガンを敵に向ける。その瞬間に爆音がする。狂の持っている銃を発砲したようだ。それも何度も……
そうすると生き残った敵の1体1体の眉間に打ち込む。だがそう命中精度が良いわけでも無い…が、バッタバッタと敵が倒れ込む。狂が銃の弾を入れ替え更に敵に向け連続発砲する。
ハッと我に帰る魔理沙…。気がつくと狂は青の名状し難いオーラに纏われている。発砲する前に狂が「第2の憑依霊……力を貸せ。」と小さな声だが耳を入った。謎の第2の憑依霊の力で銃の命中精度を上げている。
「んー……銃は苦手なんだよなぁ…剣でいっか!」
そう言うと―――
「第1の憑依霊…力を貸せ。」
赤のオーラが狂を纏う。
「はぁ………叫喚獄の深漸剣…創造!…精度40%…」
そう言った狂の右手に実体は無いが紫色の棒状の物が創られていた。
「うん…主力武器は使いやすい…」
その言葉を発した瞬間狂の目に映った9名相手に剣を構える。狂が左足を軸にし1回転し
剣を振り抜く…すると9体全ての体が2つに切れる。
「………モロすぎでしょ…。これ魔理沙とか咲夜さんに対してやっても真っ二つに切れないハズなんだけど……。」
驚いた表情をする。勿論それは狂だけではなく、そこにいた魔理沙、咲夜、従者魔物を通じて見ていたパチュリー…モロモロ。
「す、すげぇな……てかキャラ崩壊しまくったな…。こんなに強かったのかだぜ…」
「秋野さん……てか能力…『憑依』と『創造』だっけ?凄いわね。」
そう2人が秋野に駆け寄る。秋野も2人に歩み寄る。秋野が倒した謎の集団。
「ふう……でもやっぱりこの人(?)達は下っ端ですかね……こんなに多く、さらに弱いですし…」
秋野が2人に話しかけると
背中に敵が…こちらに武器を構え血走った目でこちらを見ていた―――