この作品は色々おかしいとこがあると思いますが、それでも読んで頂けるのならありがたいです!
それではどうぞ!
幻想郷。
そこは、外部から結界によって遮断された世界。そこには人間はもちろん、妖怪、妖精、神といった様々な種族が住んでいる。
そんな幻想郷の中で人間が安心して住める人里から近すぎず遠すぎないところにそのカフェはあった。
周りが森に囲まれ、洒落た造りになっているそのカフェは今は準備中の看板が掲げてあり、中ではその店のマスターらしき青年が開店の準備をしていた。
?「こんにちは〜♪」
突然、青年の目の前の空間が開き、中から金髪の女性が出できた。それを見た青年はいかにも不機嫌そうな顔をした。
?「あら?お客さんが来たのにその顔はなぁに?」
青年「開店前に、しかも不法侵入してきた妖怪を客と呼べるか。二度と勝手に開店前に来るなと何回言えばいいんだ、紫。」
そう言われたのは、八雲紫。幻想郷の創始者であり、妖怪の賢者である。
紫「あら冷たいわね。とりあえず、コーヒーを一つちょうだい。」
青年「こいつ人の話を…。」
と言いつつ青年はコーヒーを淹れ始めた。どうせ言っても無駄なので早いとこ飲ませて帰らせることに決めた。
青年「ほれ。代金はいいからそれ飲んだらとっとと帰れ。」
紫「他の客にもその口調なの?」
青年「いや。そんな図々しい客はお前しかいないからな。」
紫「てことは私だけ?きゃー嬉しい♪」
青年「………。」
紫「ごめんなさい悪ノリし過ぎたわ。だからそんな怖い顔はしないで?ね?」
青年「お前は前の異変の後始末がまだなんだろ?早くそれを済ませにいけ。」
前の異変。それは、一部の妖怪達によって引き起こされたクーデターのことである。これによって人間と妖怪の間に亀裂が入りかけたかつてない異変であった。その影響はまだあり、紫はその後始末に追われていた。
紫「その異変なんだけどさ、あなたは平気だったの?ここも狙われたんでしょ?」
青年「まあな。でも返り討ちにした。」
紫「さすが、
青年「それは関係ないだろ。」
紫「とりあえず、ごちそうさま。じゃあね〜。」
紫はスキマを開いて帰っていった。
それを見届けた青年はカップを片付ける。先ほど紫が言っていた通り、彼には妹がいる。その妹は普段は巫女をしているが、時々異変を解決にいっている。本来なら彼も異変解決に向かうべきなのだが、正直面倒臭く、よっぽど重大な異変でない限り手伝いにはいかないようにしている。
カフェを経営している今はそれを全うしている。
開店まであと少しなので、青年は最後の確認を始めた。
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開店はしたものの、店がカフェなので、午前はほぼ暇である。客が来るとしたら午後くらいがピークである。それでも午前に来る客もいるので、一応午前営業もしているのだ。
?「おーい来たのぜー!」
カランコロンと扉の鐘を鳴らして入ってきたのは、金髪に大きな三角帽子が特徴の少女であった。その後ろには巫女服を着た二人の少女がいた。一人は黒髪、もう一人は緑の髪をしていた。
青年「ああ魔理沙か。二人も今日はどうしたんだ?」
魔「今日は三人でお茶飲みながら話でもしようってなってな。だから来たんだぜ。えっと注文は…。」
青年「わかってる。魔理沙はオリジナルブレンド、早苗はカフェラテ。霊夢は緑茶だよな。」
ここではコーヒー類だけでなく、紅茶や緑茶もある。
話に出てきたが、金髪の少女は霧雨魔理沙。魔法使いをしている少女だ。黒髪の少女は博麗霊夢。そして緑の髪の少女は東風谷早苗。二人共巫女をしているが、霊夢は博麗神社、早苗は守矢神社でそれぞれ巫女をしている。
魔「おお、よく覚えてるな。」
青年「何度も来てれば覚えるさ。」
霊「あ、今日は私魔理沙と同じでいいわ。」
青年「りょーかい。」
青年は注文の飲み物を淹れ始める。
その途中、青年は魔理沙に尋ねた。
青年「一応聞くが、金はもってきてるんだろうな?」
魔「今日は私のおごりだからな。「なら良い。」その上でツケてくれ。」
その言葉に青年は驚きを隠せなかった。
青年「はぁっ⁉︎何だそりゃ⁉︎おごりでツケるって聞いたことないぞ!」
魔「なら初めて聞いたな。別にいいだろツケで?」
青年「駄目にきまってるだろ!お前これで今月ちょうど二十回目のツケだぞ!」
魔「そんな細かいことまで覚えているかよ…。」
青年「全然細かくない!はぁ、まぁもう淹れ始めてるし、これ飲んだらゆっくり話をしよう。」
魔「どうしたら代金をタダにするかの話だろ?」
さらっと言ったその台詞にさらにその青年は驚く。
青年「ツケどころかタダにしろというかお前は!図々しいのは紫だけで充分だっつの!」
そのやりとりを見ていた早苗が霊夢に、
早「大変ですね。ーーー
霊夢さんのお兄さん。」
霊「ま、兄さんが細かいのはいつものことだし。」
青年の名は博麗
まぁ、大体こんな感じで話を書いていくつもりです。
この作品はもう一つの作品である『東方追憶録』の合間に書いているので、字数は少なめです。さらに言うと追憶録に手間取るとこの作品の投稿が遅くなる可能性もありますが、なるべく早めに投稿しますので気軽に読んでください。
翔夢「どうも博麗翔夢です。こんな作者ですが、何卒お願いします。」
それでは次回まで、
翔夢「ゆっくりしていってね!」