戦極ストラトス/アーマードライダーが往く!   作:超大型家族電子計算機

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 祝・原作突入!!

 後でタグも増やさなくちゃ(使命感)

 というわけで第5話、とうぞ


第5話 入学するピーチ

戦極ストラトス 前回のあらすじ

 

桃真、織斑家へ住むことに。

 

 

キン○クリ○ゾン!!

 

 

桃真と一夏、IS学園へ入学。

 

・・・以上

 

千「あらすじをハショるな」

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 2人がIS学園へ入学する、それまでに起こった出来事を説明しよう。

 桃真が織斑家に住み着いてから1年後、千冬がドイツより帰国。それまで一夏と共に行っていた特訓に彼女も加わるようになり、なぜか時々束まで飛び込んでくるようになった。

 それから更に1年後。バイトを終えた桃真は帰る途中、駅前デパートの火災現場に出会した。店員や客達は避難していたが、まだ何人かが中に取り残されているらしい。

 

(マズいな、これじゃあ消防が来る前に燃え広がっちまう・・・しゃあねぇ、こうなったら)

 

「おーい桃真~!」

 

「ん?一夏か」

 

 踏み込もうとしたその時、騒ぎを聞いた一夏が駆けつけてきた。桃真は良いタイミングだと思い、逃げ遅れた人達の救出を行うと一夏に伝える。

 

「た、助けるって、アーマードライダーに変身してか!?だけどお前・・・」

 

「・・・分かってるけどよ、このまま放っておく訳にもいかねぇだろ」

 

桃真はピーチロックシードを手に取り、「それに・・・」と続ける。

 

「俺達のアーマードライダー(この力)は、こういう時にこそ使わねぇとよ・・・」

 

「桃真・・・わかった、行こう!」

 

 この時、一夏は心を打たれた。桃真の言葉とその姿勢が、ヒーローに見えたのだ。本人に言えば「そんなのガラじゃない」と否定するだろうが。

 だからだろう、感極まったあまり冷静さを欠いて・・・

 

「よし、そんじゃあ人目のない場所で───」

 

「変身!」

 

『ソイヤ!オレンジアームズ!花道・オンステージ!』

 

「───って、うぉぉぉい!?なにやってんだぁぁぁぁっっ!!!?」

 

 人前で変身してしまったのは・・・

 

 この事件によってアーマードライダーの存在が世に広まる切っ掛けとなり、念のため行われた検査にて、2人がISの適合者であることが判明した。

 

 

 

『お主は男であるにも関わらずISを動かせたじゃろ?つまりそういうことじゃ☆ by神』

 

 

 

 後に桃真の元へ、件の老人からこのメッセージが届いたという・・・

 

「テメェの仕業かジジィィィィッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

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「あん時は千冬さん、呆れ果ててたよなぁ」

 

「わ、悪かったって・・・」

 

「・・・まぁ、秘密って言ってた俺自身も正体明かしちまったしな。もうなるようになるしかねぇか。しっかしまぁ・・・」

 

 桃真は言葉を区切って、自分達が居るクラス“1年1組”の教室内を見渡した。その場には、IS学園へ普通に入学してきた女子生徒達。そして、特例として入学してきた自分達男子生徒2名。そう、“このクラスには”・・・

 

「まさか本当に見つかるたぁな、“俺達以外”に」

 

「だな、俺と桃真以外は“1クラスに1人ずつ”分けられたってのが残念だぜ。後で会いに行くか?」

 

「まぁ、女だらけに野郎1人じゃあ心細いだろうしなぁ・・・」

 

 2人が男性のIS適合者だと報道された後、男性のIS起動検査が全世界で一斉に行われた。その結果、3名の適合者が見つかったのだ。しかも3人とも、桃真と一夏と同じ“日本人男性”だという。何故かそれ以外の詳細は報道されなかったが・・・

 

「けど、なんで日本人にしか居なかったんだろうな・・・ISを造った束さんが日本人だからか?」

 

「ンな単純な話かよ・・・(確かに妙な話だ。他の3人の事は束さん自身も「知り合いでも何でもない」って言ってたし、あの人が何かしたって訳じゃあない。それにジジィのメッセージにもあった・・・)」

 

 件の老人から来たメッセージには、『お主は男であるにも関わらず───』とあった。『()()()』・・・つまり()()()、“件の老人によってISを動かせるようになった”のだ。だが疑問が残る。ならば一夏や他の3人はどうだというのか?

 

(まさか、一夏達は素で動かせるってのか?)

 

「?どうした、桃真?」

 

「いや、別に・・・周りの視線が鬱陶しくなってきてよ」

 

「あぁ・・・流石にきついよな」

 

 女性にしか起動出来ないとされてきたIS。その操縦者を育成するIS学園の生徒は全員女子、つまりは『女子校』なのだ。そんな女の園に、たった数名の男子生徒。奇異な目を向けられることは避けられないだろう。

 

「ったく、俺達は珍獣かっつーの」

 

「いや、ソコはパンダとかでいいんじゃないか?」

 

「なんで可愛くしたんだよ・・・つーか、どっちにしろ“見世物”に変わりねぇし・・・あ?」

 

「ん?どうした?」

 

 一夏にツッコんでいた桃真は、ふと気づいた。窓際の席に座っているツリ目でポニーテールの女子生徒が、此方を睨みつけているのだ。

 

「なんだぁアイツ?ガン飛ばしやがって」

 

「え?あ、箒・・・」

 

 丁度背を向ける体勢だった一夏はその女子生徒の方へ振り向くと、懐かしむように呟いた。箒と呼ばれたその女子生徒は一夏と目が合った瞬間、慌てて顔を背けてしまった。

 

「なんだよ、知り合いか?」

 

「ん?あぁ・・・箒は───」

 

 一夏が答えようとしたその時、それを遮るかのように教室の扉が開かれ1人の女性が入室してきた。

 

「全員揃ってますね~。それじゃあSHR始めますよ~」

 

(え・・・あの人、先生なのか?見た目が中学生なんですけど・・・)

 

 女性の一言で移動していた女子生徒達が自分の席へと戻っていく中、かなり失礼な事を考えていた桃真であった。

 

「皆さん初めまして。1年1組の副担任を勤めさせていただきます、山田真耶です。1年間よろしくお願いしますね」

 

 展開された空間ディスプレイに自分の名前が記されたのを確認した真耶は、ニッコリと微笑んでクラス全員に挨拶した。

 

「よろしくお願いしまーっす・・・あ?」

 

 シーン・・・

 

 ・・・が、彼女に返事をしたのは桃真だけだった。他の女子生徒は桃真と一夏に視線を集中させていて、一夏もまた、先程まで以上の視線に身を縮こまらせている。桃真はそんなクラスメイト達に呆れながら・・・

 

「よろしくお願いしまぁーすっ!」

 

「「「っ!よ、よろしくお願いします・・・」」」

 

「ったく、最初からちゃんとしろっつーの」

 

 わざとらしく大きな声を上げ、クラス全員に挨拶を促した。

 

「は、はい!よろしくお願いしますっ!」

 

 先程の桃真以外が無反応であったことに狼狽えていた真耶だったが、ちゃんと挨拶が返ってきたことで微笑みを取り戻した。

 

「それでは、出席番号順で自己紹介をお願いします」

 

 進んでいくクラスメイトの自己紹介。順番が一夏へ回ってきたのだが・・・

 

「・・・」

 

「織斑君?織斑く~ん?」

 

「・・・おい、お前の番だぞ」

 

「・・・え?あ、はっはい!」

 

 どうやら考え事をしていたらしく、桃真が声を掛けるまで気づいていなかったようだ。裏返った声を出してしまい、周りからクスクスと笑われる。恥ずかしさに耐えながら、一夏は自己紹介を始めた。

 

「えっと・・・織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

 ・・・それは、あまりにも短すぎる自己紹介だった。それだけじゃあないだろう、もっとあるだろうと、桃真と真耶以外の全員が視線だけで一夏に訴え掛けてきた。

 

(と、桃真ぁぁぁぁっっ!!みんなからのプレッシャーがハンパないんですけどぉぉぉぉっっ!?)

 

(お前の自己紹介が適当過ぎるからだぁぁぁぁっっ!!)

 

 何故かアイコンタクトで語り合う2人。人間、極限状態に陥ると潜在能力が一時的に覚醒するらしいが、2人の場合はギャグの領域に達していた。

 

「(とっとにかく、何か一言だけでも!)・・・い、以上です!」

 

ズコォーッ

 

 これには全員、ズッコケざるを得なかった。

 

「あ、あれ?」

 

「お前はボケに向いてんな、“異常”な程に」

 

 と、桃真が一夏にツッコんだ直後・・・

 

スパァァァンッ

 

「あだっ!?」

 

 一夏の頭へと鋭いツッコミ(物理)が叩き込まれる。頭を抑えながら振り向いた一夏は、そこに居た人物に驚愕した。

 

「げぇっ、関羽!?」

 

スパァァァンッ

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

 再び一夏の頭に叩き込まれた一撃。意外!それは出席簿ッ!!(ジ○ジ○風)

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、山田先生。クラスの挨拶を押しつけてしまってすまなかったな」

 

「いっいえ、副担任ですから。これくらいはしないと・・・」

 

 一夏に出席簿を叩き込んだ張本人・千冬に真耶は、若干熱が籠もった視線を送りながら答えた。しかし千冬の存在に驚いてるのは一夏だけではない。

 

「な、なんでアンタが此処に!?」

 

「む?そういえばお前にも言っていなかったな」

 

 まぁいいと、桃真の問いかけへの答えも兼ねてと教卓へと向かい、こう宣言した。

 

「諸君、私が1年1組の担任・織斑千冬だ。君達新人を1年間で使い物になる操縦者へと育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな?」

 

 その後、教室に響くは困惑のざわめき・・・

 

「キャーーーッ!千冬様!本物の千冬様よーッ!」

 

「ずっとファンでした!」

 

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北関東から!」

 

((言うほど遠くねぇじゃんっ!))

 

 ・・・ではなく、黄色い声援。あの鬼軍曹のような宣言の後だと言うのに、だ。

 

「ハァ・・・よくも毎年、これだけの連中が集まるものだ。まさか私のクラスにだけ、馬鹿共を集中させているんじゃないだろうな・・・」

 

「キャーーーッ!お姉様!もっと叱って罵ってぇ~!」

 

「でも時には優しくして!」

 

「そしてつけあがらないように躾けてくださぁ~い!」

 

(うわぁ~・・・)

 

 一夏は発狂するクラスメイト達の姿を見て、自分達は1年間やっていけるのかと不安になった。

 

「まぁ、そういう訳だ。理解したか?」

 

「・・・チェンジで」

 

 

 

スパァァァンッ

 

 

 

 桃真の頭に叩き込まれた重い一撃は、校舎全体に響き渡ったそうな・・・




 時系列については御容赦下さい。自分でも無理矢理感があると思います・・・orz

 そして新事実!他3名の男子生徒現る!・・・え?転生者?ア、ハイ。正体丸分かりですねw
 彼らとの絡みはちょっと先までお預けしとこうかと思いますはい。



 まぁ、転生者が彼らだけとは限らないけど←

 それでは次回も、気長にお待ちください。
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