陰陽師の異世界録   作:ザイソン

19 / 28
動き出す者 そしてオマケ

煌焔の都 境界門の上

 

アルビノの少女は魔王を倒してお祭騒ぎの街を眺めている。

 

「いやぁ、魔王の討伐は結構早く終わったもんだね。まぁ、ルーキー魔王はこれが限界か・・・」

 

白い髪を弄びながら面白い出し物を見た後のような表情を浮かべる。

 

「まぁ、ペストじゃ元魔王の玉木は抑えきれなかったか。玉木は元々は四桁相当の魔王だったらしいし当然か。"サラマンドラ"もペストをわざわざ誘き寄せたから満足みたい」

 

少女は立ち上がって煌焔の都に背を向ける。

 

「・・・そろそろ行動に移そうかな。感動の再会の準備をしなくちゃね♪」

 

彼女は境界壁から飛び降りた。

 

「キャハハッ、今度こそ私の勝ちだよ・・・バイバイ♪」

 

安倍陽明にそっくりな少女は建物の影に消えるかのように姿を消した。

 

 

 

 

 

南側 七八五五六外門(南側五桁)

 

大滝の上にそこそこ大きめの屋敷があった。

屋敷の中では二尾の狐が忙しく働いている。

 

そのとある一室で、二人の男が話していた。

 

一人は空手の胴着と眼鏡を着用し、日焼けした肌に黒い短髪の筋肉質のイケメン(10人いたら12人がイケメンと答えるほどイケメン)と、

もう一人は上下黒の和服を着た、白い尻尾と狐耳の男の人だ。

 

「そろそろか?」

 

イケメンがそう言った。

 

「私の占いから予測するとそうだ。あの二人はそろそろ出会う」

 

狐耳の男が答える。

 

「陽明のヤツ、出会い頭に死んだりしねぇよな?」

 

「そのために私も君は"アンダーウッド"に行くんだよ。でも境界門の修繕がまだ終わってないから時間がかかる」

 

つまりギリギリだ。と狐耳の男は喋る。

イケメンは手をバキバキの鳴らした。

 

「最近は不穏な噂も絶えないからな。俺らも出しゃ張るしかないな!」

 

「頑張ってくれよ。私はとある戦いで霊格を封印に使ったからまだ回復してないんだから」

 

「それは仕方ない。いつも通りサポートだな。よろしく頼むぞ、ハルアキ(安倍晴明)

 

「そっちもよろしく、道満」

 

蘆屋道満(イケメン)安倍晴明(狐耳の男)はそう誓い合った。

 

 

 

 

 

これで今回の本編は終わりです。短い?俺もそう思う。

 

纏めとして陽明と玉木のこれまでの設定をどうぞ。ネタバレは無いです。

 

 

《名前》

安倍 陽明(あべの ようめい)

 

《容姿》

身長175cm

美人な女顔(男です)

長めの黒髪

黒い瞳

上が白、下が黒の着物。五芒星の紋がある

 

《ギフト》

・第42代目安倍家当主

高い霊格を示す。狐(リリ的な)に変化して身体能力を上げる。特別な式神(後述)を扱える。

 

・陰陽五行の術師

陰陽師の恩恵。炎、水、木、金属、土と岩を操ったり、霊力の弾を撃ったり、式神使役したりする。

 

・霊格不完全《陽》

魂(霊格)が陰陽の二つに分かれている事を示す。見た目、能力には作用しない。

 

・霊夢奏《隠》

安部一族の当主が代々受け継ぐ刀・・・の隠打ち。真打ちより劣化している。

霊力が流しやすい作り。

 

《使用技》

・爆炎乱舞

螺旋状の爆炎を形成し、敵を飲み込む。

・水龍逆鱗

龍を象った大量の高水圧の水を相手にぶつける。対象者を丸呑みにするほど巨大に形成することもできる。

・圧岩山

巨大な岩で対象を両側から挟み、押し潰す。

・樹海津波

多くの木の根が津波のように相手に襲いかかる。

・剣々轟々

数多の刃物を上から雨のように降らす。

・電瞬斬

相手が間合いを詰めようと体当たりしてきたときに刀を抜き身にして切り裂く。

 

《性格と備考》

安倍晴明の子孫で安倍家の現当主。

女顔だが男。男だ男。

陰陽術を得意とし、剣術、格闘術もかなりのもの。

たいていのことならなんでもこなす万能タイプ。

狐状態は身体能力と術の威力が上がるが疲労しやすい。

基本、ストイックで冷静だが女と間違われると超怒る。怒ると言うか半殺しにされる。いや、半殺しでは無く七割殺し。

 

 

 

《名前》

玉木(たまき)

 

《種族》

九尾の妖狐

 

《容姿》

身長164cm

超美人。とにかく美人

金髪で狐耳。尻尾も金色。

藍色と白を基調とし、藍の花の模様がある着物

スリーサイズはB101W63H82

 

《ギフト》

・白面金毛九尾の妖狐

九尾の恩恵。

 

・古今東西の術師

古今東西を問わずありとあらゆる術を扱う恩恵。例外はある。

最近は生活補助の術ばかり使う。

 

・三分の一《心》

ネタバレ防止につき秘密。何か制約があるわけではない。

 

《使用技》

バイキルト(強撃呪文)

攻撃力を上げる。

ベホイム(治療呪文)

怪我を治療する。

メラゾーマ(業火呪文)

圧縮された炎を飛ばす。

マヒャド(氷結呪文)

小規模なブリザードか氷塊で攻撃。

イオナズン(爆破呪文)

周囲を爆破させて攻撃。

ザラキーマ(滅魂呪文)

自分の血を媒体として発動する即死呪文。かなり避けやすい。

マヌーサ(幻惑呪文)

対象に紫の霧を当てるか目と目を合わせる事で発動。相手に幻覚を見せる幻術の類。

・生活補助の術

ホント何でもある。

 

《性格と備考》

安倍家の当主に代々受け継がれる特別な式神。

日本で有名な玉藻前御本人である。

かつては魔王として箱庭に君臨していた。

経験豊富で陽明に箱庭の事を少し教えていた。

献身的で優しい。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。