もう一人の武神   作:ピポゴン

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テスト終わって速攻で仕上げました。へんな点あったら教えてください


惜しいところまでいったのに

 

 

 

 

 

 

夕方、風間ファミリー解散後、和也は百代と一子と共に川神院に来ていた。

 

「ここが川神院か…。思ってたよりでかいな」

(さらに中から質のいい気が感じられる…。あとは格上の気が二つか…)

 

「ここは私の家であって修行僧達を育てる場、まあ、いわば巨大な道場みたいなとこだな」

 

「私とお姉さまはここで川神流の修行をしているのよ!」

 

「ほーん」

(川神流かあ…聞いたことないなあ。んでなんでここに連れてこられたんだ?まさか上質な気の奴らと戦わせてくれんのかな…。とりあえず早く帰りたいなぁ」

 

「おい、途中から思ってたことが声出にてるぞ」

 

「…え?ああ、え?どこから?」

 

「早く帰りたいなぁってとこだ」

 

「…いや気にするな、忘れてください。」

 

「いや無理だろ!まあ時間はとらないつもりだから、とりあえず中に入れ。」

 

「そうよ和也!寄っていきましょ!」

 

「まあ、もとからそのつもりで来たんだし…」

 

和也はそう言いながら百代と一子と一緒に川神院に入る。

 

「百代、一子、お帰り。少し遅かったネ。それで君は和也くんだったネ。どうしたんだイ?」

 

入るとすぐに声がかかる。そこにいたのは川神学園の教師、ルー・イーだった。

 

「ルー先生じゃないですか!まあそんな気はしましたけど。どうしてここにいるんですか?」

 

「ん?ああ、私はここの師範代なんだヨ」

 

普通にそう言ったルーに和也は驚き混じりに言う

「まじぇすか!だからそんなに強いんすね」

 

「ん?わかるのかイ?」

 

「ハハ。そりゃわかりますよ」

 

和也は入った途端驚きの声を漏らす。外から見たとおり中はかなり広く、そこらじゅうで武人たちが修行をしている。その光景を和也はみながら、百代と一子は特に興味を持つこともなく歩いていく

 

「おい!あの人今火出したぞ!」

 

「ああ、川神流だな」

 

「あの人石を凍らせたぞ!」

 

「ああ、私もできるぞ」

 

「あ!結界張ってる!すげえな」

 

「なんだ和也、どれも見るのは初めてか?」

 

「仕方ないわよお姉さま。和也は転校してきたばかりだし、川神みたいな流派がそうそうあるとも思えないわ」

 

「いや、そうじゃなくて、普通の人間があそこまでできるのを見るのが初めてだってだけ。川神流ってすげーんだな」(まあ、あの程度なら俺でもできるし)

 

「ふっ。嬉しいことを言ってくれるな。さっ、着いたぞ」

 

そこまで言って百代は足を止める。そこは道場のような所だった。てか道場だった

 

「上がれ、靴は脱げよ。」

 

「靴のまま道場に上がるわけないでしょ」

和也は呆れながら靴を脱いで道場に上がる。

 

「んじゃあ和也、少し待ってろ。」

 

百代はそう言って一子と道場を出る。

 

「いきなり1人にするなよ…」

残された和也がそう呟く

 

(それにしても道場か…上がるのはいつぶりだろう。思えば奴らに拒絶されてからは人と共に武を習うことをやめたな…)

 

和也はその場で少し構えをとる

(あのときの道場の型はこんな感じだったな。)

 

そして拳を突き出したり、蹴りを放ったりする。

 

(やっぱりすこし非効率的な型だな。俺だったらもっとこう……いや、やめよう。天才には必要ない)

 

和也は拳を下げ、その場で座る。そして目を閉じる

 

 

 

5分ぐらいだったところで和也は目を開ける。その5秒後に道場にかけてくる足音が聞こえる

 

「和也ー!待たせてすまないな。」

 

そしてその場に現れたのは百代だった。百代は見た感じ着替えており、道着に身を包んでいる。

 

「鍛錬でも始めるんすか?」

 

「まあ、そうだな…。……和也…」

 

百代は真剣な表情になり、和也を見つめる

 

「…」

和也も真剣さをさとり、黙って見返す

 

「実はな、隠してたことがあってな」

 

「隠してること?」

和也は不思議そうな顔をするが百代はまだ真剣な表情だ。

 

「ああ」

 

そういって百代は大きく息を吸い

 

「改めて名乗らせてもらう。川神百代、別名、、

"武神"だ!!」

 

「ッッ!!」

和也の表情はまさしく衝撃を受けたという感じだ。だがそれも一瞬。すぐに血に飢えた獣のような獰猛な表情になる

 

「そっかぁ。あんたが武神…。クク…アハハハハ!!こんなにも近くに!これは笑わずにはいられないよな!」

 

「ふふ、ハハハハハハハハハ!!」

 

百代も笑う。

 

「だがまて、俺は武神を最強の称号と聞いたぞ?俺の探知能力がただしけりゃ、お前と同等な奴もいたはずだが。へたすりゃお前より強いやつも見つけたんだが?」

 

「ああ、確かに私より強い人もいないわけではない。さらにここには四天王なんてのもいる。」

 

「つえーのか?」

 

「ああ、かなりな。楽しいぞ」

 

「そうだな、すげえところだな川神」

(とはいっても、要はこいつの実力によるんだがな)

 

和也は期待はしてるものの、基準となる武神の強さがわからないいじょう、他の実力者の実力もわかりかねる。

 

「さあ、話は終わりだ」

 

和也が思考していると百代から声がかかる。見ると構えのようなものを取っている。一瞬何事か考えた和也だったが、目の前にいる百代の次の言葉で瞬時に理解する

 

「じゃあ、やろうか!」

それは気迫のこもった威圧にも似た言葉、だが和也がそんなものに気圧されるわけもなく、超好戦的に

 

「!!ああっ!!望むところだ!」

 

といった。2人はその場で互いの目を見つめあい、しばらくの間沈黙が流れる。その沈黙をさきに消し去ったのは百代のほうだ

 

「いくぞ!!」

 

「こいっ!!」

 

百代は掛け声と同時に駆け出す、常人ならば目で追えないほどのスピード、だが和也は反応する。

そして互いの距離がどんどん近くなる。互いに拳を振りかぶって、和也は百代の腹に、百代は和也の顔面に拳を放つ。

 

「はあああああああああああっっ!!」

 

「らあああああああああああっっ!!」

 

互いの拳が互いにせまり、本当に寸前あたろうとした瞬間

 

「やめぬかあああああああああああ!!」

 

鉄心が現れ2人を気の塊のような巨大な手で叩き潰す。

 

「なにするんだじじい!!これからお楽しみタイムだったのに!」

 

「ちわっす鉄心さん」

 

だが2人は何事もなかったかのように無傷で起き上がる

 

「なにするんだではないぞい!!お主ら道場を壊す気か!!危ないじゃろうが!」

 

「っち!やっと戦えると思ったのに!」

百代が悪態をつく

 

「そりやないっすよ鉄心さん。いやもうマジお願いします。すこし、5分とかでいいんで!いや!このさい3分でも!」

和也が鉄心に懇願する。それもそうだろう。和也は武神のためにここまで来たと言っても過言ではない。その武神をみつけ、今目の前にいるのだ。これは戦いたいはずだ。

 

「心配せんでも近々あるイベントを企画しとるわい。そこで頑張ればモモと戦えるかもしれんぞい」

 

「まじぇすか!絶対ですね!?」

 

「ああ絶対じゃ。それまで楽しみにしとくがいいわい」

 

「まてじじい、私はそんなこと聞いてないが?」

百代は本当に初めて聞いたような様子で鉄心にそう言う。だが、帰ってきたのは至極当たり前のこと。

 

「言ってないからの」

 

「じじいめ!」

 

百代が悪態をつくと鉄心は何か思い出したかのように百代のほうを向く。

 

「それよりモモ!!お主なに修行サボっておるんじゃ!はやく稽古にいかぬか!」

 

「ちぇー。面倒くさいぞ…。和也、また明日な」

 

「はい、先輩」

 

百代は明らかにめんどくさがりながらその場を後にした。

そしてその場所には和也と鉄心だけがのこる。

 

「まったく、孫にも困ったものじゃわい。」

 

鉄心がやれやれといった感じで言う。

だが、和也はその表情から百代への愛を感じ取る。

 

(喧嘩するほど仲がいいってやつか。この2人の場合極端すぎる気がするけどな)

 

和也は心の中でそう思いながら苦笑いする。

 

(…羨ましいな…。そう言う人間が近くにいることが。俺には、いたのかな…。高め合う仲間も、技を教えてくれる師匠もあの時をさかいに一度もできなかったもんな…)

 

和也はそんなことを思考する。だがそこで横にいた鉄心から声がかかる

 

 

 

「なにか考え事かの。和也よ」

 

「いや、何でもないっすよ。」

 

和也はそれに対して冷静に答える

だが鉄心は肩まゆを上げ

 

「昔のことかの?」

と、言い放つ。和也はそれに少し驚いた様子だ

 

「……なんで知って…」

 

「図星かの?」

 

「………」

確信を突かれたであろう和也は沈黙する

 

「ふむ…和也よ。すこし話さぬか?」

 

「いいですけど、何でっすかね」

 

「いやなに、ただの好奇心じゃ。お主のことは小耳に挟んどったからのぉ。"鬼神"どの?」

 

「え?なんで知って……………鍋島あああああ!やっぱりあんたら繋がりあったんだ!おかしいと思ったよ!ここの流派鍋島さんが使うやつにそっくりだったもん!」

和也が頭を抱える。

 

「確かに奴の情報もあるが、噂なら東にも届いておったよ。圧倒的な強さで鬼のように敵を倒す"鬼神"とな」

 

鉄心がそういうと、和也はすこし困ったような顔をする。

 

「あー、それ違いますね」

 

「なに?まさかお主ではないのか!?」

流石の鉄心も和也の意外すぎる一言で目を見開く

 

「いえ、ちゃんと俺っすよ。ただ、今の説明だと鬼の神って字でしょ?それ違います。正しくは帰る神って書いて"帰神"です。」

 

そう、和也が強いということは西では有名だった。それ故下校時にも挑戦者が数多くいたのだ。それを和也は早く帰りたいがために瞬殺してきた。それを見た石田が冗談交じりに帰神と名付けたのだ。それを和也の戦いぶりを見たものたちが鬼のようだと思い、帰を鬼と勘違いしたのだ。

 

 

「ふぉっふぉっふぉ!それはなんとも愉快な話じゃの!こっちでは鬼神の名で知られておるぞ」

 

「まあ、俺はどっちでもいいですけどね。で、話を戻しましょう。俺と話したいことがあるんですよね?」

 

「そうじゃったの。ただのたわいもない話じゃ。ぬし…ある時をさかいにずっと鍛えてないらしいの。」

 

「ある時って、どうせ知ってるんすよね。そっすよ、まあそれを気にして鍛えないとかじゃないんすけどね。」

和也の答えに鉄心はすこしの間をおき

 

「………お主、川神院にこんか?鍋島が言うにはかなりの才能のようじゃが、お主なら師範代も難しくはないと思うが」

 

師範代も難しくない。ここは川神院で、その師範代を目指すものは数多くいる。だが、未だに川神院の師範代は2人。いや、今は1人だけだ。それが指し示すことは、それだけ師範代への道が過酷で遠いということだ。その師範代を鉄心はあろうことか難しくないと言ったのだ。これは和也の勧誘のために吐いた嘘などではなく、真実だ。それほど鉄心は和也という人物のポテンシャルを見抜き、評価しているということだ。

だが和也はそんなことを言われてもどこか考え込んでいる。頷きたいが、ある感情が心で引っかかって頷けないと言った様子だ。

 

「いえ、お話はうれしいんすけど…」

和也は一目見てわかるほどに悩んでいる。

 

「…やはり孤独は嫌か?」

そんな和也に鉄心はピンポイントで悩んでいるとこをつく。

 

「ッッ!?」

 

「…………和也よ。心配せんでも、ここでお主が孤独になることはない。お主についてこれる者もおる。まだ直接手合わせはしてないじゃろうが、モモなどはどうじゃ?あやつもなかなか困ったところはあるが、戦闘に関してだけはなかなかの才をもっておる。」

鉄心は和也にそう言うが、和也はというとその表情は非常に困ったという感じだ。

 

「これから俺が言うことは非常に慢心に聞こえると思うんですが、確かにモモ先輩に才能はある。武神と呼ばれているのもうなづける、モモ先輩だけじゃない、この川神には才能に溢れる実力者がわんさかいる。貴方やヒュームさんなんかもね。でも…、俺から見れば才能があるってだけなんです、天才じゃあない…。俺が鍛えればその他もろもろはついてこれない。」

 

 

(やはりいくら言葉でなにを言われても信用できんか。)

鉄心はそう思い一度瞼を閉じてから言う

 

「ふむ…。まあ、無理強いはせぬ、気が向いたらいつでもきなさい。」

 

「はい、そうします。それと例のイベントの件、楽しみにしてますよ」

 

「念を押さなくてもわかっておるわい。期待して待ってるがよい」

 

「うぃす。じゃあ、俺はこれで」

 

「もう帰るのか?一子やモモ、他の修行僧達の修行風景とか見ていかなくてよいのか?」

 

「いやもう本当に帰りたいです。せめて一子には挨拶してきます」

 

和也はそういい道場をでて一子を探す。

 

(それにしても一子のやつ、川神院にきてから一回もこっちこなかったな。何してんだろ。)

 

和也はそんなことを考えながら特に気を探知することもなくぶらぶら歩く。そして遠くに一子の姿を捉える。

 

「お、いたいた。おーい!かず……」

 

和也はそれを見て一子を呼ぼうとしたが、その途中で和也は口を閉じる。目線の先には薙刀を一心不乱に振る一子がいた。

 

「はあ!やあ!!せいやあ!」

 

その姿を見て和也は一言

「この前と全然ちげえ…。うまく振れてるわ」

 

和也は一子の薙刀の振り方がこの前より全然うまくなってることに気づく。それは和也が教えたことをきちんと実行している証拠だった。

 

「一子…本当は割と筋いいんじゃないか?」

 

そんなことを言いながら和也は一子の元へ再び歩み進める。そして一子のすぐ後ろまで来る

 

「おっす。俺もう帰るからまた明日な。」

 

「せぇい!」

 

「いや、せぇい!じゃなくて」

 

「とおおりゃああ!」

 

「わかったわかった。いったん、いったんやめてみようか」

 

「は!!やあ!!」

 

「一子おおおお!やめなさあああい!強行手段だ!」

 

そういって和也は一子の薙刀に呼吸を合わせ、薙刀を止める。自身の武器が止められたことにより、一子はビクっとして和也の方を見る。

 

「あ、ああ、和也じゃない。どうかしたの?」

 

「いや、もう帰るから挨拶にでもってな」

 

「え!?もう帰るの!?はやくない?だってまだ来てから」

 

「1時間たちました」

 

それを聞いた一子は驚きの表情にかわる

 

「ええ!?私も行こうと思ったのに!ちょっとだけ鍛錬してから行こうと思ったら、1時間ってなによ!」

 

(1時間を気付かずに薙刀ふってるとか、どんな集中力だよ…)

 

「まあ、いいんじゃないか?その集中力は素直に凄いと思うよ」

そう言われ、一子の表情はパァっと明るくなる

 

「そうかしら!うふふ」

 

「とりあえず俺もう帰るから」

 

「あ、じゃあ送ってくわ!」

 

「いいよ別に、鍛錬の邪魔もしたくないし。」

 

「大丈夫よ、少しの休憩がてらよ」

 

「ん?ああそう?んじゃ頼むよ」

 

そういって2人は歩き出す。

「……」

 

「……」

 

特に話すこともないようで、2人は黙って歩き続ける。

だが先にちんもを破ったのは和也。

 

「そういえばさ」

 

「ん?なにかしら」

 

「さっきの薙刀の振り方、よくなってたな。以前とは見間違えるほど上手くなったよ」

 

「本当に!?やったわ!!和也に教えてもらったことを意識しながらやってたの!ありがとう!」

 

「ははは、まあ、天才からの教えだからね」

 

「またそれ言ってる!」

 

「事実だからな!」

 

「はいはい」

 

たわいもない会話をしながら川神院の門まで来る。

 

「じゃあな、また明日」

 

「うん!またね!」

 

別れの挨拶をし和也は川神院の門を出る。

 

「大きかったなー。修行僧たちもいい育て方されてるし、さすが川神だな」

 

歩きながら和也はそんなことをつぶやく。あまり外には出さないが内心割と驚いてる感じだ。

 

「にしてもあの暴力女が武神だったとはな…。ははっ、はやく手合わせしたいなあ。くれぐれも退屈させてくれるなよ、武神」

 

そこまで言って和也は地面をタンッと蹴る。するとその瞬間、タンという音だけ残してその場から和也が消える。

 

「アイエエエ!?キエタ!?キエタナンデ!?」

それを見ていた通行人が奇声を上げるのもしょうがないだろう。

 

「ほう、俺が目で追えないとはな…」

その通行人の中に1人金髪の人外ジジイがいたのもしょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

____________________________

 

ー夜、川神院ー

 

昼間のような修行僧達の活気ある掛け声はなくなり、川神院には月明かりが差し込む。昼間と比べるとまるで別の場所だ。そして昼間和也がいた道場には1人の老人が腰をかけて月を見ている。

 

「よお鉄心。なにか考え事か?」

 

その鉄心のもとに、これまた見た目老人が突然現れる。

 

「ヒュームか、久しいの」

また出たおっさんヒューム。このオッサンと鉄心は昔ライバル同士であり、その実力は今も最強と謳われる。

 

「そうでもないだろう。」

 

「して、何の用じゃ?」

 

「なに、忠告みたいなものだ。」

 

「…………百代のことか…」

 

「そうだ。ここの修行僧達を見せてもらったが、みないい育て方をされている。そこは流石といったところだろう、鉄心よ。だが、少々粗い奴らの制御ができてないのではないか?」

 

「ふむ、耳が痛いのう」

 

「釈迦堂はあの性格ゆえにありふれた才能を腐らせ、今では無様なものになってしまった。そしてもう1人は…」

 

「モモか」

 

「そうだ、奴もその才能に甘えすぎる節がある。瞬間回復などいい例だ。見ていても戦い方に出ているのが十分にわかる。今のまま放っておいたら、いずれ負けるぞ。いや、負けるならまだいい、最悪の事態は腐ってしまうことだ」

 

「ふむ…、確かにモモには敗北も必要かもしれんのお。だが相手がのお…。わしの知る限りは1人くらいしかいないからのお…」

 

「ふっ。対戦相手ならこちらで用意している。して鉄心、さっきの百代に勝てるやつというのはやはり」

 

「うむ。和也ぐらいじゃのう」

 

「あの小僧か。確かに奴程のスピードを出せる奴は俺の知る限りではいないな。だが、奴の実力を見みてもいないのに百代に勝てるというのは少々言い過ぎではないか?」

 

「いや、今日間近で見て気づいたわい。確かに奴の才能は凄まじい、それこそモモ以上に…の。」

 

「ほう…。これは面白くなりそうだな」

 

「そうじゃな。とりあえず久しぶりにあったんじゃ。一杯やっていかんか?ヒュームよ」

 

「いいだろう。」

 

 

 

 

 

こうして川神の夜は更けていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キリのいいところで終わらすのは難しいですね。ちなみに和也と同じ感じで、僕もこの夏に転校してるんですよね
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