「どうも、突如王国からパーティーに拉致られた
『異世界からの勇者』ことリョウ・シノザキです
趣味はアマチュア無線、好きな言葉は温故知新です」
「『七つの顔を持つ女』こと、ルイ・サイファーだ
趣味は冒険、好きな言葉は変幻自在だ」
「『情熱と青春の象徴』ことアスラ・ミッドガルズだよ
趣味は料理、好きな言葉は一期一会だね」
「『美食の奉仕者』ことシェーラ・アフガレドです
趣味は食事、好きな言葉は焼肉定食です」
「で、旅に出るのは良いが行き先は聞いてるのか?」
「いや全然、王様にも魔王城どころか
魔界にどうやって行くのかさえ分かんないんだってさ」
「けっ使えないヒゲジジィだ」
「少しは老人を労りな、それなら世界中を旅しながら
魔界の伝承やら行き方の情報を探らなきゃいけないね」
「それなら俺の目的も果たせるしな」
「YAH○O!知恵袋で聞いちゃダメなんですか?」
「「色々と崩壊するからそれは最後の手段にしよう」」
「さて、買い物も済んだことだしさっさと行こう」
「旅か・・・魔物と戦うって緊張するなぁ~・・・」
「あー・・・うん、ソウダネー」「戦えるといいですね♪」
「魔物は魔素しか食べる必要ないから
その片の魔素の篭った草を食べてりゃ生きていけるんだよ」
「えーっと・・・つまり?」
「「「こっちから向かわない限り魔物との戦闘はない」」」
「一気に危機感が薄れてしまった」
「でも野党この大陸以外では野盗なんかも出没するらしいですし
ある程度の緊張感は持っておいた方が良いですよ?」
「野盗かぁ・・・もう少し異世界っぽい敵が欲しいなぁ」
「魔王が居るじゃないか」「ラスボスまで対人戦だけ!?」
「むっ対人戦を甘く見るなよ?
お前と比べればわかるが、この世界の人間は異常にタフネスで
年間に大陸中で多くても3人しか死者が出ないんだ」
「まるでこっちが魔物じゃないか!?」「今更気づいたんですか?」
「はいはい、メタな話だけどもうこれ5話目だよ?
旅立ちまで何時までかけるつもりさ」
「そうだよっ!俺なんかかれこれ2話分も待ちぼうけくらったんだよ!?」
「むっ・・・じゃあこの話はおいおいするとしよう」
「じゃあ、世界に夢と希望を与えるたびへレッツゴー!!」
「「ルーラ」」
ルイとシェーラはルーラを唱えた!!
ザザーン ニャーニャー ザザーン
「こんにちは!ここは船着場だよっ!」
「ちょっと待って!?」
「どうした、忘れ物でもしたのか?」
「違う!!効率的には違わないけど!!
俺たち今フィールドに出ようとしてなかったっけ!?」
「ふっ馬鹿め!既にこの大陸は至る所まで冒険済み!
故に歩いて冒険する必要なんてない!!」
「レベル上げもレベルスターを落とす人って余りいませんからねぇ」
「2週目くらいになったらゆっくり一人旅でもすれば良いさ
今回はあんた以外この大陸は知り尽くしてるから諦めな」
「冒険初めて一日でこれ程の理不尽を味わうハメになるとは・・・」
ザザーン ボーーーー
「まだ見ぬ世界へヨーソロー!」
「所でヨーソローってどう言う意味なんでしょうか?」
「私の見解では『ヨーソロー』→『ユウ ソロ』
ソロは音楽用語で『独奏』、つまり『HEYボッチ!』って意味じゃないかと」
「そんな意味であってたまるか!!」
「・・・・・・・・・・・・」「ん、どうしたんですか勇者さん?」
「新大陸への冒険・・・ルイさんは召喚士・・・この海・・・荒れるぞ・・・!!」
「何を根拠にそんな事を」
「そう言えば掲示板で見ましたけどルイさんって拳闘士じゃなくて召喚士なんですね」
「お前だって武道家じゃなくて魔法少女だろうが
一応召喚魔法も使えるけど闇魔法が便利すぎるのが悪い」
「闇魔法・・・ああ、あの『スタンド』みたいな奴ですか」
「確かにオラオラとか言ったけど敢えて言おう『それ違う』」
「で、勇者はどうしてルイが召喚士だと海が荒れると思うんだい?」
「えふえふⅣを知らないなんて嘆かわしい!!
海に出て新天地へ向かう瞬間!突然の幼女の離脱は定番でしょう!!
おのれリヴァイアサン!!貴様だけは絶対に許さん!!」
「序でに補足すると烈海王とチキン、ローザ姫も離脱するな」
「リヴァイアサン、確か海の王様ですね
そんなとんでもない魔物が現れるわけないじゃないですか」
ザッパーン!!「幼女の召喚士と聞いてすっ飛んできました!!」
「このロリコンどもめ!!」
「俺16歳なんだけど・・・」「合法ロリって奴ですね」「ぶっ飛ばすぞてめー!!」
「はいはい、多分負けイベントだろうけど張り切って行こうねー」
「初戦闘が負けイベントとかヤダこの世界」
「あー、かったりーまぁ幻獣界もそれはそれで面白そうだし良いか」
「私泳げないんですけどねー・・・」
「えっ何でそんなにやる気ないの?」
「「「「うるせぇさっさと始めねぇと三枚におろすぞ!!」」」」「ごめんなさいっ!!!」
シェーラの攻撃!!「今のうちに装備を外しておきますか」ゴソゴソ
シェーラは溺れないように装備を外した
アスラの攻撃!!「はいはい、攻撃攻撃」ペチン
リヴァイアサンに物理属性ダメージ!!リヴァイアサンはダメージを受けなかった!!
ルイの攻撃!!「幻獣界ってどんな所なんだろうなぁ~」
ルイは妄想に耽っている!!
リョウの攻撃!!「びっくりするほどやる気ゼロ!!?」
リョウはツッコミを入れた!!しかし効果はなかった!!
「うおりゃぁーくらえ!!すっごい津波!!」
リヴァイアサンはすっごい津波を起こした!!
全員に1000のダメージ!! 全滅した!!
「うぁーーー!!」「津波だー!!全員何かに掴まれ!!」
「よーしみんな、また会おう」ピョン!! ルイは海に飛び込んだ!!
「やれやれ、じゃっ縁が有ればまた会えるさ!」ピョン!! アスラは海に飛び込んだ!!
「次に会う時までには洗脳されておきますね!」ピョン!! シェーラは海に飛び込んだ!!
「言った本人が言うのもなんだけど、みんな順応早すぎじゃないか?
はぁ・・・次の仲間はガキ二人かぁ・・・」 ザッパァーン!! リョウは流されていった!!
かくして、勇者一行は旅立って1時間も立たない間に壊滅を喫したのだった――
唐突に始まる展開、私も予想外です