バケツ頭のオッサン提督の日常   作:ジト民逆脚屋

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どうも、逆脚屋です。「バケツ頭のオッサン提督の日常」第11話です。前回、ようやく提督もとい変態に会ったようです。彼女は一体何者なのか、何が目的なのか、ご期待ください。
それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください

今回、家の空腹探査棲姫が横須賀でやらかします。

後、家のオッサンのイメージは『ヨルムンガンド』のレームのオッサンをもう少し筋肉質にして、背を伸ばした感じです。
もしくは、ボスドミニク


オッサン、提督に会う その3

「私が!この横須賀鎮守府の提督!『磯谷 穂波』です!」

 

いや、今更そんな勢い良く自己紹介されても困る、俺の中での君に対する評価はマイナスからスタートだから、頑張っても0に少し近付くだけだから。

 

そんな彼女『磯谷 穂波』はとても軍人とは思えない容姿をしている。

どう見ても十代の少女にしか見えない童顔、軍服はズボンをホットパンツ?だったかな、あのスゲー短いズボンを履き、上着は少し袖が余っている為なのか、肘の辺りまで捲っている。短めの髪も相まって、活動的な学生としか見えない。

 

「ちなみに17歳です!」

 

マジで十代かよ!軍人に見えん訳だ、俺も人のこと言えんがね。とりあえず自己紹介だ。

 

「北海鎮守府提督、五百蔵冬悟です。」

 

因みに吹雪君と比叡さんは席をはずしている。目の前の少女、磯谷の要望だ。

 

「歳は、幾つなんです?」

「はい?」

「ですから、お歳は幾つなんです?」

 

何なんだろう、この妖怪抱き枕娘やりづらいにも程がある。何で歳を聞いてくる、なぜそんなに、目をキラキラさせている。つーか、近い!

 

「35だ。」

「ナイスミドルという奴ですね!?」

 

いや?なに?なんなの?この娘、メンドクサ!

 

「いいから離れなさい。」

「ああん、ヒドゥイ」

 

磯谷の頭を掴んで、引き離す。全く、最近の娘ッ子はみんなこうなのかねぇ?どう思います?皆さん

 

「それで、なんで俺達を呼んだんですかね?」

「ああ、理由は簡単です、チェルノ・アルファを生で見たかったらですよ。五百蔵冬悟提督殿」

 

なに?この娘、何故チェルノ・アルファを知っている。もしかして、こいつも俺と同じなのか?

 

「あと、吹雪ちゃんのフニフニホッペを触りたかったから!」

 

モウヤダ、コイツ

 

 

「では、簡単にネタばらしを、私も貴方と同じく神様のミスで転生したんです。」

 

やっぱりか、つーか、神様よ、ミスし過ぎじゃね?

 

「もっと詳しく言うと、土下座が得意なロリ神様がミスして、そのお詫びとして転生しました。」

 

しかも、同じ神様のミスでした。なにやってんだ!あの新米土下座神!!

 

「私としては、ベッドの上でも良かったんですが」

 

モウヤダ、コイツ。色々な意味で濃すぎる、オッサンには荷が重いよ。

その時、執務室の扉が勢い良く開かれた。

 

「提督、大変です!」

 

そう言い飛び込んできたのは、先程の抱き枕に描かれていた女性だった。

 

「どうしたの?榛名ちゃん」

「赤城さんとお客様が、何故か大食い勝負を!」

「え?なんで」

 

嘘だろ!ヤバイ!

 

「磯谷さん、早く止めるぞ!急げ!」

「え?え?どうゆうこと?」

「いいから!急げ!手遅れになる前に!」

 

先程、飛び込んできた女性、榛名さんに先導してもらい食堂に着くと、とんでもない騒ぎになっていた。

 

「遅かったか!」

「ゼエ、ゼエ、いったい・・・ゼエ・・何が?」

 

『まさかまさか!ここでまさかの加賀選手ダウンです!』

 

うわぁ!やりやがった!あのハラペコ娘!なんか聞いてたより人増えてるし!

 

『北海鎮守府の吹雪選手!これで6人抜き達成です!これで空母組は赤城選手のみ!一騎討ちです!さぁ!駆逐艦と正規空母の戦いは、どちらに軍配が挙がるのか!』

 

「一航戦の誇り、こんなところで失なうわけには!」

 

『赤城選手!勝負を決めにきた!対する吹雪選手は!』

 

「おかわりください!特盛で!」

 

なんか凄い良い笑顔でおかわりしてるぅぅぅ!しかも特盛でぇぇぇ!やめてぇぇぇぇ!オッサンのライフはもう0よ!

 

 

「もう、ダ・・・メ」

『赤城選手ダウン!勝者、北海鎮守府吹雪選手!』

 

「おかわりください!特盛で!」

 

『しかも!まだ余裕だぁ!』

「あっ!提督!私、勝ちました!」

「なにやってんの?!君ぃぃぃぃ!」

 

「凄いですね!五百蔵さんとこの吹雪ちゃん」

「この光景を見て、その感想が出る君を尊敬するよ、俺は」

 

さぁ、これからお説教タイムだ!吹雪君?覚悟しなさい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

スマホの調子が悪いので、今回はここまでです。

それではまた次回お会いしましょう!

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