それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください
後、皆さんお待ちかね?アレが出てきます!
以下友人との会話
友人「ふと、思い付いたんだ。」
逆脚屋「何が?」
友人「次の冬イベでTOKIO 実装」
逆脚屋「・・・」
友人の頭が心配です。
「だからね、ここは家じゃないんだよ?いくらお腹が空いたからって、食べ過ぎだ!いや、家でもダメだけどね!」
「だって、美味しかったんですよ!止まるなんて無理です!家なら良いんですか?!」
「ダメだって言ってるでしょ!」
まったく、この空腹探査駆逐棲姫は食欲まっしぐらにも程がある。流石のオッサンもこれには参ったよ、こうなったら最後の手段だ!
「吹雪君、次、同じ事をやってみなさい。その日から家のカレーは『辛口』になります!」
「ッ!!提督!それは・・・」
「更に!洋さんにもお願いします!」
「提督!人の心を何処に棄てて来たんですか?!」
いや、そんな大事かね?人の心を棄てたって君ね、忘れてないかい、俺も辛いのあんまり得意じゃないってこと
まあ、だから最後の手段なんだけど、だからそんな、この世の終わりみたいな顔しなさんな。
「まあまあ、もういいじゃないですか五百蔵さん、吹雪ちゃんも反省してるみたいだし」
「はぁ、まあ良い、次は無いよ」
「はい・・わかりました・・」
ホントに反省してるみたいだし、お小遣い減額は勘弁してやろう。因みに吹雪君のお小遣いは、月3000円だ。あまり無駄遣いしないよう、言ってある。
「では!気を取り直して、この横須賀鎮守府を私!磯谷 穂波が案内します!」
なんでそんな気合入ってるのかねぇ、なんかどや顔だし、隣の比叡さんは「キャラが被った!」みたいな顔してるし、何故か榛名さんは俺のこと、じっと見てるし、なんなの?
「それでは!いきなりのメインイベント!ドックに行きます!」
「ドック?なんでそれがメインイベントになるのよ?」
まあ、メカはロマンだが、メインイベントというには、ちっとばかし弱くないか?
「あれあれ~?五百蔵さんはもしかして、艦娘寮の方が良かったんですか~?」
「んな訳ないでしょ、ガキンチョに反応するほど、若くねぇよ」
まったく、オッサンからかうなっての。しかしなんで、榛名さんはそんな顔してんのよ?忘れ物でもした?
とにかくだ、俺を反応させたかったら、洋さんクラスを連れて来い!
「まあ、五百蔵さんに見てもらいたいモノが、ドックに有るからメインイベントなんですよ、ここに呼んだのもそれが理由です。」
見てもらいたいモノ?なんだろうね。AC かな?だったら良いなぁ。
ていうか、さっきから吹雪君がえらく周りを警戒してる。なんだ?
「吹雪君、さっきからどうしたのよ?」
「提督、ドックに近付くのに従って、ダクトの中にいるモノが増えてます。」
なにそれ、怖い。マジで石村なの?此処
そんな俺と吹雪君の不安をよそに、磯谷はどんどん進み、ドックに着いた。
「此方が!我が横須賀鎮守府が誇る、巨大ドック『夕石屋』です!」
俺ら二人の冷ややかな反応に対し、比叡さんと榛名さんがささやかな拍手をしていた。
つーか、榛名さんはなんで、俺をずっと見てるの?ちょっと怖いよ?
「さぁ!中へどうぞ!」
なんか嫌な予感がする。さっきから吹雪君が警戒しっぱなしだし、感覚が鋭いってのも大変だね。
「お邪魔しま~す」
「お、お邪魔します」
ドック内は、騒然としていた。いきなりどうしたって?だってねぇ、作業員の皆さんが右へ左へ右往左往しながら逃げ回ってんだもん。あっ、二人こっち来た。
「明石ちゃん!夕張ちゃん!何があったの?!」
「「て、提督!トラブルです!コードレッド発令!!」」
え?なに、何が起きてんの?!
「提督!アレ!アレ!」
吹雪君がドックの奥を指差す、その先にいたモノを俺は知っている。AC シリーズ屈指の存在にして一部の人達のアイドル。その名は
〔アミーー!〕
AMIDA (アミダ)!!
てか、なんか?でかくね?10mくらいあんだけど!
「逃げますよ!早く!!」
榛名さんの号令で全員がその場から逃げ出す。もちろん俺と吹雪君も・・・っていない!!どこ行った!
「あ・・ああ・・・!」
いた!びっくりし過ぎて腰抜かしてる!
〔アミーー(へっへっへ、なかなか可愛いじゃねぇか!ゆっくりと可愛がってやるよ)〕
「い・・嫌・・来ないで・・来ないでよ!・・・助けて提督!!」
「おお!家の娘に何しようとしてんだ!このくそ蟲がぁ!」
ドックに飛び込むと同時に、チェルノ・アルファを起動し、身に纏い吹雪君に迫るAMIDA を殴り付ける。
〔アミャーーー!〕
「吹雪君!大丈夫か!怪我はしてないか!」
「て・・提督!」
良かった、どうやら怪我はしてないよ・・・う・だな!?
恐らく、逃げる時に転んだのであろう。膝を擦りむいていた。もうこれだけで、コイツハユルサレナイ!ムクイヲウケロ!
「このくそ蟲がぁ、嫁入り前の娘に怪我なんかさせやがって、楽に死ねると思うなよ!」
〔アミーー!〕
「うるせぇ!とっとと死ね!」
チェルノ・アルファの腕部に搭載された高圧電流発生装置を起動させ、テスラ・フィストを発動し殴る。
〔アミッ!〕
が避けられる、それと同時にこちらを押し潰そうと、のし掛かってくる。
「ぐぬ!おもてえな!」
だが!
「捕まえたぞ!」
〔アミーー?!〕
AMIDA を両腕でがっしりとホールドし、両肩に搭載されたタービンから噴き出す火炎で焼き殺す。
〔アミャーーー!〕
核兵器でも殺し切れん連中を焼き殺す火炎放射だ。耐えられずに、黒炭になって崩れる。戦闘終了だ!
「吹雪君、終わったよ。」
泣きながら吹雪君が駆け寄ってきた。
「提督!」
「おーおー、怖かったなぁ、ははは」
「ご無事ですか?五百蔵提督!」
装備を装着した榛名さんが声を掛けてくる。
「ええ、無事ですよ、しかしアレはいったい?」
なんでAMIDA がこの世界に居るんだろうねぇ?
それはあそこにいる三人から聞くとしよう。
いかがでしたでしょうか?
少し長くなりそうなのでここで切ります。
AMIDA ファンの皆様、誠に申し訳ございません!
それではまた次回お会いしましょう!