それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください!
リザァ、ナンデデナインディスカァ!コトブキヤサァン!
どうも、五百蔵冬悟です。只今私は、横須賀鎮守府にて建造された最新型イエーガー『ストライカー・エウレカ』との演習中です。
なのですが、何て言えば良いんですかね?苦戦するもんだと思っていたんですよ、こっちは第一世代で、向こうは第五世代、明らかに向こうの方が性能が上で、もしかしたら何も出来ずに負けるかもと、心の何処かで思っていた時期が私にもありました。
「え~、嘘やん?」
演習開始直後、磯谷嬢が真っ直ぐ行って、右ストレートでぶっ飛ばす!と言わんがばかりに突っ込んで来たので、それに合わせて左アッパーを打ち込む、加速速度や機体の反応速度から、回避されること前提の一撃なので、本命は同時に構えた右ストレートだ。
ここで、計算違いが起きた、磯谷嬢が回避するそぶりを見せないのだ。
(もしかしてこの子、攻撃することしか考えてない?)
そんなまさかと思った瞬間、こちらのアッパーが見事にクリーンヒット、綺麗に磯谷嬢の顎が跳ね上がる、そしておまけの右ストレートを、ついうっかり打ち込んでしまった。ハンマーパワー付きで
いやね、まさかねこんなことになるなんて思わないって、だってさ、あのストライカー・エウレカがあっさりとカウンターの右ストレート喰らって、後方に一回転して倒れて、1度は立ち上がったけど「フッ」てなんか体から大事なものが全部抜けていく様な息を吐いたと思ったら、顔面から海面に突っ込んで尻を突き上げる様な体制でダウンしてるなんて、ねぇ?
「「て、提督ー!」」
おおぅ、いつの間に来たんだ変態技術者1号2号、つーか、大丈夫か?さっきから動かないけど、生きてる?
「おーい!磯谷嬢、生きてるか!」
「・・・・」
反応が無い、ただの屍のようだ。じゃねーよ!なんか沈み始めてる!
「二人共手伝え!」
「「はい!提督しっかりしてください!」」
その時だ
「提督、何があったんですか?!」
吹雪君と少し遅れて榛名さんが駆け寄ってきた。
「提督、何の音なんです!って、五百蔵提督!」
「あー、二人共説明は後で、今は磯谷嬢の救助が先だ!」
ストライカー・エウレカから磯谷嬢を引きずり出し、医務室へ運び、診断結果を待つ。結果は、頭に強い衝撃を受けたことによる脳震盪で、命に別状は無いとのこと、なお、暫くすれば目覚めるらしい。
「榛名さん、夕張さん、明石さん、この度は誠に申し訳ございません。」
演習とはいえ、この様な事態になったのだ、謝罪はしなければいけない。すると、榛名さんが口を開く
「今回の事は、五百蔵提督の責任ではありません。どちらかと言うと、こちらに非がありますので」
「はい?それはどういう事なんでしょうか?」
「「それは我々から説明します。」」
変態1号2号の説明によると、単純な機体の調整ミスとのこと、その結果、磯谷嬢の想定を超えた速度で機体が稼働し、避けることも出来ずにそのままカウンターの2連撃を喰らった。
これが、今回の事態の真相だが、何か引っ掛かる、目の前の二人、明石と夕張は変態だが、自分の作品に手抜きをするような人物ではないと、会って間もない俺にも分かる。
なので、今回の事態の真相をもっと詳しく説明するとこうなる、磯谷嬢が勝手に機体の設定を弄り、自分から自爆した。もう、なんだろうね、オッサン此処へ来てから、凄く疲れたよ。
全部、この小娘が悪い!ほら見ろ、さっきまで真面目な顔してた吹雪君を!何とも言えない顔になってるじゃん!
「とりあえず、磯谷嬢は目覚めたら説教しといてください。」
「「「はい!」」」
何とも締まらない展開だ
いかがでしたでしょうか?次回で横須賀編が終了します。
ストライカー・エウレカファンの皆様、申し訳ございません。許してください!
それではまた次回お会いしましょう!