バケツ頭のオッサン提督の日常   作:ジト民逆脚屋

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どうも、逆脚屋です。「バケツ頭のオッサン提督の日常」第19話です。今回は番外編「吹雪の食べ歩き紀行」になります。

それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」番外編「吹雪の食べ歩き紀行」お楽しみください

ここで、突然の北海鎮守府の二人の持ち物紹介

五百蔵 冬悟
ボールペン
手帳
車の鍵
携帯電話
財布
ペンライト

レザーマンナイフ

吹雪
携帯電話
原付の鍵
財布
ヘッドホン
カトラリーセット
お菓子



番外編 吹雪の食べ歩き紀行

吹雪は、町を歩いていた。今日は仕事も訓練も休みで、丸一日暇なのだ。

オッサンは何してるんだって?あのオッサンは、書類と格闘中だよ。

何でも、横須賀から送られてくる『ロミオ・ブルー』の仕様書に、鎮守府で1人頭を悩ませているとか、いないとか

 

なので、吹雪は1人町を歩いている。片手に肉マンが山盛りに入った紙袋を抱え、口いっぱいにその肉マンを頬張りながら、町を歩いていた。

 

「んぐ・・ふぅ、あの新しく出来た屋台、なかなか良いですね。」

 

食べやすい一口サイズでありながら、フワフワの生地の中には餡がたっぷりと詰まっている。口に放り込み、一度噛み締めると野菜のスープが混じった肉汁が溢れだし、肉のぷりぷりとした食感と野菜のシャキシャキとした歯応えが肉汁スープと共に口の中で踊る。

 

「ムフー、堪りません。次は、別のメニューを試してみましょう。」

 

肉マンを頬張りながら、歩みを進めると正午を報せる鐘が鳴った。

 

「あら?お昼ですか、通りでお腹が空くわけですね。」

 

お前、肉マン食ってるじゃねぇか!というツッコミはここの吹雪には無意味である。

残り少なくなった肉マンを口に放り込み歩みを進める、昼食を食べる店を探す為に、自らの空腹を満たすために町を歩く。

 

「どうしましょうか、和食?中華?洋食?ファーストフードもありですね。迷います、どうしましょう?」

 

迷いますね、中華は・・肉マンが被りますね、和食なら、居酒屋『鳳』ですが、まだ開店してません。洋食は・・・あっ、牛串3本ください。ふふ、醤油ダレですか、良いですね。はっ!いけない、お昼御飯です!どこで食べましょうか?

すいませーん!この焼きドーナツを6つ、ええ、ハニー&カスタードクリームでお願いします。

 

「はっ!そうだ!この間出来たサンドイッチ専門店に行きましょう!」

 

そうと決まれば早速行きましょう、その前に・・・そのたこ焼きください!四皿お願いします!

 

 

やって来ました、サンドイッチ専門店『ジョン・モンタギュー』です!

ふふふ、良いじゃないですか。外観もレトロで落ち着きがあって、パンは自家製なのか、先程から、パンの焼ける良い匂いが漂ってます!

 

「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

「はい」

「それでは、こちらのお席へどうぞ」

 

指定された窓際の席に腰掛ける。

 

「では、ご注文が決まりましたら、お声をお掛けください。」

 

店員さんが離れたので、メニュー表を見る

 

「おお!これは!」

 

書いてあったのは、サンドイッチの種類ではなく、パン、それに挟む具材とソースが写真と簡単な解説付きで書いてありました。

 

「良いですね、良いですね、良いですよ!これは!」

 

まさか、こんな手で来るとは!ふふふふ!

ここはやはり、基本のBLT サンドでいきましょう、もちろん、ベーコンは厚切りで、セットでカフェオレとポテトも頼みましょう。

 

「すいませーん!」

「ハーイ!」

「厚切りベーコンのBLT サンドを2つと、カフェオレとポテトをください!」

「はい、パンとソースの種類はどれにしますか?」

「ライ麦パンでケチャップソースでお願いします」

「かしこまりました、少々、お待ちください。」

 

楽しみです!まだかな~まだかな~、おお!具を挟む前に、パンを軽く焼いています!なるほど、外に漂うあの匂いのもとは、これだったんですね!

ああ~、完成が待ち遠しいです!

 

 

「お待たせしました、BLT サンドセットです」

「わあ!」

「ごゆっくりどうぞ」

「いただきます!」

 

早速サンドイッチにかぶりつくと、カリッとした歯応えとパンの香ばしい香りと、ベーコンの脂と塩気、レタスの瑞々しさ、トマトとケチャップの程よい酸味が口いっぱいに広がります。これは!

 

「これは、堪りません!」

 

手が止まりません!ポテトはどうでしょう?

 

「おほ!」

 

アツアツのカリカリでホクホクです!味付けも塩だけではなく、バジルも使っている贅沢仕様!最高ですね!

 

「ホフホフ!ンクッ、さてさて、カフェオレはどうなのかな~?」

 

ストローをくわえて、カフェオレを飲む。

 

「んふふ~、良いですね良いですね!」

 

優しい甘みの中に、珈琲のキリッとした苦味があって、とても飲みやすいカフェオレだ。

 

「ふふふ!良い!良いですよ!ふふふふ!」

 

彼女は知らない、外から通行人が自分のことを見ていることを

幸せそうに、サンドイッチとポテトを頬張り、カフェオレを飲む少女を見て、自分もと、『ジョン・モンタギュー』に次々と客として来店していることに

 

「あれあれ?なんだか混んできましたね、時間も良い感じですし、帰りましょうか。」

 

席を立ち、レジで勘定をし、店を出る。

 

「ふふ、今日は良い日です!さぁ!帰りましょう、今からなら、ちょうど晩御飯の時間です!」

 

少女の食欲は止まらない、今日も明日も、美味しい料理を求めて町を食べ歩くことだろう。

 

また、彼女は知らない話だが、彼女が訪れた店は必ず繁盛するというジンクスがある、その為、町の飲食店は彼女の気を引こうと毎日必死になっていることを、彼女は知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

突然の番外編でしたが、大丈夫ですかね?
次回は、オッサンの話です。
次回「オッサン対怪獣王?」お楽しみに!

それではまた次回お会いしましょう!

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