それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください
竜田揚げに何つける?
オッサン
おろし醤油、時々ソース、タルタルソースは少し苦手
吹雪
ケチャップ、オーロラソースは至高の発明!
新米ちゃん
オリジナルのピリ辛ソース
チビスケとアホ空母に案内され、着いた先に有ったものは、巨大な爬虫類と思われる生物の足跡だった。
「おいおい、マジか、これ?!」
「提督、この足跡の持ち主、軽く10m超えてますよね?」
「ああ、だがどうやって、ここまで来たんだ?そして、今どこにいるんだ?」
もし、この足跡の主がこの付近に居るなら、今すぐに対策をしなければ、被害が出てからでは遅いのだ。
「吹雪君、これの主が何処に居るか分かるか?」
吹雪君に問うてみると、彼女はヘッドホンを耳に当て、装備の一部を起動し目を閉じ、周囲を探るが、表情を見る限り、少々、苦戦している様だ。
「う~ん?この付近には、こんな巨大な生物は居ないみたいですねぇ。」
「そうかい、近くに居ないとなると、どうするかなぁ」
「提督、あと一つ、気になることが・・・」
「気になること?」
「実は、先程、僅かですがヘッドホンにノイズが走ってたんです。」
「ノイズ?何だろうね、鎮守府に戻ったら整備してみようか。」
「そうですね、お願いします。」
立ち上がり、チビスケとアホ空母に声を掛ける。
「二人共、これの主を見たのか?」
「ヲ?トーゴナニイッテル。コレチガウ。」
「「はい?」」
何言ってんの?このアホ。吹雪君と一緒に変な声が出たじゃねぇか。
「ポポポポポ!ヤッパリ、トーゴバカ!コレ、フタリガイナイトキニ、ネーチャガヤッツケタヤツ!」
「ヲヲヲヲヲ!バカ!トーゴバカ!ヲヲヲヲヲ!」
オッサン、怒りのアイアンクロー!
「「アアアアア!ワッワレルゥゥ!」」
「んなもん、俺が知るわけねぇだろうが!」
「「アアアアア!」」
「ああ、やめて、それ以上いけない。」
「(゜_゜)」
取り敢えず、二人を解放する。色々聞かなきゃならんからね。
「それで?二人共、この足跡は違うんだな?」
「ヲ、ソレ、『コーワンセイキ』サマガヤッツケタヤツ。」
「ネーチャノビンタイッパツデシンダ!ヨワイ!」
『コーワンセイキ』とは、ここら辺の深海棲艦の纏め役であり、チビスケの姉だ。漢字で書くと『港湾棲姫』だ。町の住民からは『港』さんと呼ばれ、姉妹揃って親しまれている。あと、男のファンが異常に多い。理由は・・・察してください。
因みに、この辺りの深海棲艦は大体アホだ。とあるお菓子に釣られて戦争してたことを忘れる程度にアホだ。
あっ、港さんは違うからね。あの人、元々、戦争反対派だったらしいから。
「ビンタで死んだのか、まあ、港さんのビンタなら納得だ。」
「そうですね、港さんのビンタなら納得です。緑バケツモードの提督が、一発でダウンですから」
うん、港さんのビンタはマジで洒落にならない。チェルノ・アルファの装甲がべっこりとあの手の形に凹んだもん
「ネーチャノビンタデ、クビガニカイテンシテシンダ!」
「ヲ、マグロタベテソウナカオノトカゲダッタ」
「ヘンナヤツ!セビレアッテ、ヒヲハクマグロタベテソウナカオノデカイトカゲ!ヨワイ!」
「ヲッ、ヨウサンニカラアゲにシテモラッテ、タベタ!ウマイ!」
「ヨウ、アノトカゲ、アットイウマニカラアゲニシタ、スゴイ!ウマイ!」
はい!出ました!鮮魚店兼居酒屋『鳳』店主、『鳳 洋』さん!この人にかかれば、アノマロカリスだろうがマグロ喰ってる奴だろうが、何だって安心安全な食材になる。ホント何者なんだろう?
つーか、やっぱりマグロ喰ってる奴はダメなのか、ジラェ・・
「二人共、ズルいです!」
お次は、我が家の空腹探査棲姫がダイナミックエントリー!今まで、あまり見たことがない速度で、二人に飛びかかったー!
「洋さんの唐揚げを!しかも!そんな見たことがない生物の唐揚げを!どんな味だったんですか!?もう無いんですか!?どうなんですか!?」
「ヲヲヲ、フブキ、オ、オチツク!」
「フブキ!ユラス、ダメ!ホッポ、シヌ!」
グワングワンと、効果音が付きそうな勢いで二人を揺する吹雪君、あの二人、結構、身長差有るのに器用に揺するもんだね。オッサン、感心するよ。
でもまあ、そろそろ、二人がヤバそうなので止めようか。
「よーし、吹雪君、どうどう、落ち着きなさい。」
「提督、でも!」
「そこの二人の顔色が、なんかヤバい方向に突破しそうになってるから、手を離しなさい。」
吹雪君を二人から引き剥がし、謝らせて落ち着いてから、話を聞こうとした時だ、彼女が突如、海の方向に振り向いた。
「ドウシタ?フブキ」
「何があったのかい?吹雪君」
「いえ、今一瞬ですが、海中で大きな何かが動いた様な気がして」
「海中で?」
「はい、一瞬だけぼんやりとですが、何かが動いた様な気がしたんです。」
余談だが、ヲガタの家から海までは、少しだけ距離がある。大体、1kmぐらいかな?測ったこと無いから分からんが、その距離で吹雪君がはっきりと分からんとなると、魚の群れかなんかかなぁ?
「それじゃぁ、海の方に行ってみようか?」
「そうですね、何かあってからでは遅いですし」
「チョウドイイカラホッポモイク!」
「ヲ、ワタシモイク!」
「何でだよ?」
「カイジュウ、ウミデミタ!ダカラ、ネーチャニトーゴツレテコイイワレタ!」
「ヲ、コーワンセイキサマニイワレタ」
コイツら
「何でそれを、早く言わないんだ?!」
「ポポポポ、ナントナク!オモシロソウダカラ!」
「ヲヲヲヲヲ、オモシロソウダカラ!アシアトデアソンデタ!」
アホ二人に無言でアイアンクローをかまして、大人しくなったところで、アホ1号(チビスケ)を吹雪君に渡して、アホ2号(空母)を荷台に乗せ、俺も軽トラに乗り込み、エンジンを掛ける。
「さて、行こうか・・・」
「そうですね、提督・・・」
俺達は、港さんが待っているであろう、彼女の家へ向かう、なにもなければ良いんだが。
まだ、なにも始まってないのに、オッサン疲れたよ。
いかがでしたでしょうか?読み辛くなかったでしょうか?
次回も調査回かなぁ?
深海棲艦達に戦争を忘れさせたお菓子の正体とは!
ジラはどんな味なのか!
それは、次回明らかになると良いなぁ。
それではまた次回お会いしましょう!