バケツ頭のオッサン提督の日常   作:ジト民逆脚屋

22 / 130
どうも、逆脚屋です。「バケツ頭のオッサン提督の日常」第21話です。今回は、調査をするようです。あと、今回は少し、読み辛いかもしれません。

それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください


竜田揚げに何つける?
オッサン
おろし醤油、時々ソース、タルタルソースは少し苦手

吹雪
ケチャップ、オーロラソースは至高の発明!

新米ちゃん
オリジナルのピリ辛ソース



オッサン、調査する

チビスケとアホ空母に案内され、着いた先に有ったものは、巨大な爬虫類と思われる生物の足跡だった。

 

「おいおい、マジか、これ?!」

「提督、この足跡の持ち主、軽く10m超えてますよね?」

「ああ、だがどうやって、ここまで来たんだ?そして、今どこにいるんだ?」

 

もし、この足跡の主がこの付近に居るなら、今すぐに対策をしなければ、被害が出てからでは遅いのだ。

 

「吹雪君、これの主が何処に居るか分かるか?」

 

吹雪君に問うてみると、彼女はヘッドホンを耳に当て、装備の一部を起動し目を閉じ、周囲を探るが、表情を見る限り、少々、苦戦している様だ。

 

「う~ん?この付近には、こんな巨大な生物は居ないみたいですねぇ。」

「そうかい、近くに居ないとなると、どうするかなぁ」

「提督、あと一つ、気になることが・・・」

「気になること?」

「実は、先程、僅かですがヘッドホンにノイズが走ってたんです。」

「ノイズ?何だろうね、鎮守府に戻ったら整備してみようか。」

「そうですね、お願いします。」

 

立ち上がり、チビスケとアホ空母に声を掛ける。

 

「二人共、これの主を見たのか?」

「ヲ?トーゴナニイッテル。コレチガウ。」

「「はい?」」

 

何言ってんの?このアホ。吹雪君と一緒に変な声が出たじゃねぇか。

 

「ポポポポポ!ヤッパリ、トーゴバカ!コレ、フタリガイナイトキニ、ネーチャガヤッツケタヤツ!」

「ヲヲヲヲヲ!バカ!トーゴバカ!ヲヲヲヲヲ!」

 

オッサン、怒りのアイアンクロー!

 

「「アアアアア!ワッワレルゥゥ!」」

「んなもん、俺が知るわけねぇだろうが!」

「「アアアアア!」」

「ああ、やめて、それ以上いけない。」

「(゜_゜)」

 

取り敢えず、二人を解放する。色々聞かなきゃならんからね。

 

「それで?二人共、この足跡は違うんだな?」

「ヲ、ソレ、『コーワンセイキ』サマガヤッツケタヤツ。」

「ネーチャノビンタイッパツデシンダ!ヨワイ!」

 

『コーワンセイキ』とは、ここら辺の深海棲艦の纏め役であり、チビスケの姉だ。漢字で書くと『港湾棲姫』だ。町の住民からは『港』さんと呼ばれ、姉妹揃って親しまれている。あと、男のファンが異常に多い。理由は・・・察してください。

因みに、この辺りの深海棲艦は大体アホだ。とあるお菓子に釣られて戦争してたことを忘れる程度にアホだ。

あっ、港さんは違うからね。あの人、元々、戦争反対派だったらしいから。

 

「ビンタで死んだのか、まあ、港さんのビンタなら納得だ。」

「そうですね、港さんのビンタなら納得です。緑バケツモードの提督が、一発でダウンですから」

 

うん、港さんのビンタはマジで洒落にならない。チェルノ・アルファの装甲がべっこりとあの手の形に凹んだもん

 

「ネーチャノビンタデ、クビガニカイテンシテシンダ!」

「ヲ、マグロタベテソウナカオノトカゲダッタ」

「ヘンナヤツ!セビレアッテ、ヒヲハクマグロタベテソウナカオノデカイトカゲ!ヨワイ!」

「ヲッ、ヨウサンニカラアゲにシテモラッテ、タベタ!ウマイ!」

「ヨウ、アノトカゲ、アットイウマニカラアゲニシタ、スゴイ!ウマイ!」

 

はい!出ました!鮮魚店兼居酒屋『鳳』店主、『鳳 洋』さん!この人にかかれば、アノマロカリスだろうがマグロ喰ってる奴だろうが、何だって安心安全な食材になる。ホント何者なんだろう?

つーか、やっぱりマグロ喰ってる奴はダメなのか、ジラェ・・

 

「二人共、ズルいです!」

 

お次は、我が家の空腹探査棲姫がダイナミックエントリー!今まで、あまり見たことがない速度で、二人に飛びかかったー!

 

「洋さんの唐揚げを!しかも!そんな見たことがない生物の唐揚げを!どんな味だったんですか!?もう無いんですか!?どうなんですか!?」

「ヲヲヲ、フブキ、オ、オチツク!」

「フブキ!ユラス、ダメ!ホッポ、シヌ!」

 

グワングワンと、効果音が付きそうな勢いで二人を揺する吹雪君、あの二人、結構、身長差有るのに器用に揺するもんだね。オッサン、感心するよ。

でもまあ、そろそろ、二人がヤバそうなので止めようか。

 

「よーし、吹雪君、どうどう、落ち着きなさい。」

「提督、でも!」

「そこの二人の顔色が、なんかヤバい方向に突破しそうになってるから、手を離しなさい。」

 

吹雪君を二人から引き剥がし、謝らせて落ち着いてから、話を聞こうとした時だ、彼女が突如、海の方向に振り向いた。

 

「ドウシタ?フブキ」

「何があったのかい?吹雪君」

「いえ、今一瞬ですが、海中で大きな何かが動いた様な気がして」

「海中で?」

「はい、一瞬だけぼんやりとですが、何かが動いた様な気がしたんです。」

 

余談だが、ヲガタの家から海までは、少しだけ距離がある。大体、1kmぐらいかな?測ったこと無いから分からんが、その距離で吹雪君がはっきりと分からんとなると、魚の群れかなんかかなぁ?

 

「それじゃぁ、海の方に行ってみようか?」

「そうですね、何かあってからでは遅いですし」

「チョウドイイカラホッポモイク!」

「ヲ、ワタシモイク!」

「何でだよ?」

「カイジュウ、ウミデミタ!ダカラ、ネーチャニトーゴツレテコイイワレタ!」

「ヲ、コーワンセイキサマニイワレタ」

 

コイツら

 

「何でそれを、早く言わないんだ?!」

「ポポポポ、ナントナク!オモシロソウダカラ!」

「ヲヲヲヲヲ、オモシロソウダカラ!アシアトデアソンデタ!」

 

アホ二人に無言でアイアンクローをかまして、大人しくなったところで、アホ1号(チビスケ)を吹雪君に渡して、アホ2号(空母)を荷台に乗せ、俺も軽トラに乗り込み、エンジンを掛ける。

 

「さて、行こうか・・・」

「そうですね、提督・・・」

 

俺達は、港さんが待っているであろう、彼女の家へ向かう、なにもなければ良いんだが。

まだ、なにも始まってないのに、オッサン疲れたよ。

 




いかがでしたでしょうか?読み辛くなかったでしょうか?

次回も調査回かなぁ?
深海棲艦達に戦争を忘れさせたお菓子の正体とは!
ジラはどんな味なのか!
それは、次回明らかになると良いなぁ。

それではまた次回お会いしましょう!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。