それでは始まります!「バケツ頭のオッサン提督の日常」お楽しみください。
マジカル♥ちふリン♪を投稿した後、急に仕事が忙しくなるわ、バケツのオッサンの続きが消えて書き直すことになった逆脚屋です。
ちふリン♪の呪いなのか?
何だかんだ色々ありましたが、無事に港湾棲姫こと港さんの家に着きました。しんどい!なんか1週間ぐらい軽トラに乗ってた気がする。しんどい!
「おぉい!着いたぞ二人共」
「ほら、ほっぽちゃん起きて、着いたよ。」
「ホポ・・ネムイ・・・」
こやつ、寝ていやがった。まあ、仕方ないか、子供はそろそろ昼寝の時間だしな。
「ヲフ、ネムイ・・・」
だが、ヲガタ!テメーはダメだ!よくもまあ、荷物満載の荷台で寝れるもんだな!
「なんでテメーまで、寝てんだ!あぁん!?」
「ヲヲフ・・トーゴ、オチツク。」
「はぁ・・もういい、ほら荷物下ろせ。」
「ヲン、ワカッタ」
ヲガタが荷物とほっぽを何処からともなく持ってきたカートに乗せて、何処かへ行くのを見届ける。
まったく、どうしてこう手が掛かるんだか、とりあえず荷物を下ろして港さんに話を聞くか。
とまあ、このまま港さんに話を聞くだけの平和なお仕事だったんだよ。垣根の角から、こっそりとこちらを窺っている物騒な口と砲が付いた尻尾が見えなきゃね。
尻尾の持ち主は、こちらが気付いたことを悟ると素早く身を隠した。
(くそっ!見失った、何処だ、どこから来る?!)
早く見つけねぇと!
「提督!敵機直上!」
「何だと!」
見上げると、戦闘機が3機こちらに機銃を向け、迫っていた。
「ちぃっ!」
急いで回避すると、先程まで居た位置に弾丸がペチペチと着弾する。
「あっぶね!」
「提督!後ろぉ!」
吹雪君の警告と共に、後ろを振り向くとその戦闘機の持ち主であり、あの長い物騒な尻尾の主である子供が、地面に手を着き、猫のように尻尾をピンとおっ立てて、フリフリと左右へ降りながらとても良い笑顔でこちらを見ていた。
(狙い良し!発射準備完了!ですね、分かりたくありません!)
俺と目があったその瞬間、フードを被った頭がオッサンの腰に着弾しました。
「ぬわああああぁぁぁ!」
「て、提督ー!」
俺の腰に着弾した子供、『戦艦レ級』の『レナ』(洋さん命名)は俺に着弾した後、尻尾を器用に使い、俺にしがみつき猫のように喉をゴロゴロと鳴らし、俺の腹に頭をグリグリと擦り付けてくる。
「レ~レレ~レレ、トーゴレレ~レ」
こんな感じで、このレナは俺と吹雪君にえらくなついている。
いや、なついているのは構わないんだが、何故深海のちびっこ供は俺にロケット頭突きをかましてくるの?
ブームなの?!決まり事なの?!2mのオッサンを見掛けたらロケット頭突きをしましょうってか、町の2mのオッサン逃げて!俺しか居ねぇ!チキショウ!
「ほぉら、レナちゃんこっちおいで~」
「レッ!フブキレッキュ!」
俺から離れて、吹雪君にトテトテと駆け寄る。
あれ?俺と対応違うくね?何この差。
「レ~レ~」
「よしよし、レナちゃん、良い子~」
こうして見ると、姉妹のように見えなくもない。二人とも服装が似てるし、仲も良いしね。
「提督、大丈夫ですか?」
レナを抱っこして頭を撫でながら、吹雪君が聞いてくる。
「ん~?大丈夫大丈夫」
「レッレ、トーゴレッレ!」
「このチビレナ、戦闘機は止めろとあれほど言ったろうが。」
レナの頭をわしゃわしゃと少しだけ荒く撫でる。
「レ!レレレッレ、レッレッレ!」
このレチビ、俺が何しても遊んでくれてると思ってるから、叱ってもあまり効果ないのよ。参ったね、どうも。
余談だが、レ級という固体は他の深海棲艦に比べて小柄らしい、レナはその中で特に小柄らしく吹雪君の半分も無い。こちらの言葉が喋れないのも固体の特性で声帯が未発達らしく、俺と吹雪君の名前を発声していることはレ級としては、とんでもない進化らしいよ。
「さてと、港さんは何処に居るんだろうね?」
「何処に居るんでしょうね?」
「レッレ?」
最近、仕事してない気がするから仕事したいのよね、オッサン。
すると、バタバタと慌ただしい足音が聞こえてきた。
「ポ!フブキ、イタ!」
「ヲ!トーゴ、イタ!」
「どうしたの?ほっぽちゃん。」
「何だよ?ヲガタ。」
「レ~レ?!」
「ポ!『マジカル♥ちふリン♪』ハジマル!イソグ!」
「えっ!もうそんな時間!?」
「ヲ!トーゴモイソグ!」
「何でだよ?」
「コーワンセイキサマガヨンデル!」
「それを早く言え!急ぐぞ、吹雪君・・って、もう居ねぇ!」
「ヲ!イソグ!」
「レ!レッレ!」
ヲガタに案内され、港さんの元へ急ぐ、何故かレナを頭に乗せて。
あっ!こら!髪を引っ張るな!首に尻尾を巻き付けるな!
いかがでしたでしょうか?
実は、この話も二回程書き直しています。何なの!いったい!ちふリン♪に光にされちゃってるの!私はヘル&ヘヴンのほうが好きです!