バケツ頭のオッサン提督の日常   作:ジト民逆脚屋

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どうも逆脚屋です。「バケツ頭のオッサン提督の日常」第4話です。
まずは、お詫びを、前回第3話におきまして次回は戦闘回と予告しましたが、予想以上に煮詰まりまして日常回を挟んで次回を戦闘回にすることとなりました。
戦闘回を楽しみにしていた方には申し訳ございません。
それでは!「バケツ頭のオッサン提督の日常」第4話!始まります!


オッサン、仕事をする

俺がこの世界に転生し、北海鎮守府に着任してから早くも一ヶ月が過ぎた。その間特にこれといった騒動も無く平和な時間が過ぎていった。

 

「平和だねぇ、吹雪君」

「そうですね提督、平和ですね」

 

本当に平和だ、戦争やってるとはとても思えん。

吹雪君と執務室で茶を飲みながら最近本部から送られてくるようになった書類を片付けていた。

 

「しかし、本部の連中は暇なのかね?」

「どういうことです、提督?」

 

俺の呟きに吹雪君が疑問を投げ掛けてくる。

 

「いやさぁ、今片付けてる書類の事なんだけど、どう見ても指令とか業務連絡とかの類いじゃないんだよねぇ」

「というと?」

「最初は軍の秘密の暗号文かと疑ったんだけどねぇ、これどう見てもそんな立派なもんじゃないよ」

「ちなみに、どんな内容なんです?」

 

俺の言葉に好奇心が刺激されたのか、吹雪君が妙にキラキラした目でこちらを見てきた。可愛い

 

「ん~、そうだねぇ。百聞は一見にしかず、実際に見た方が早いか、はいどうぞ」

 

処理と言う名の流し読みが終わった書類を手渡す。

 

「どれどれ?どんなこ・・と・・・が」

 

書類を読んだ吹雪君が固まった、まあ仕方ないね内容が内容だし、ちなみにどんな内容かというと

 

『家の嫁が可愛すぎてツライ』

『まな板にしようぜ!』

『ワレアオバ!ワレアオバ!』

『ミッドウェー海域にて妖怪「ボーキおいてけ」出現』

『アイエエエ!ケンペイ!ケンペイ!ナンデ!!』

『アオバァ、ミチャイマシタァ』

『これ凄いまな板だよ!さすが軽空母のお嬢さん!!』

『まあ、そうなるな』

 

等様々な内容もへったくれ無い書類が送られてくるようになったのだ。これが全部じゃないんだけど、吹雪君が見ても問題無い内容の書類は全体の半分もない、そんな書類を俺が処理しないといけない、しかもちゃんと判を押してサインをし、本部に再送しないといけない。ナニコレいじめ?新人いびりかなんかなの?なんなのもう!

 

すると、隣で紙の落ちる音が聞こえたのでそちらに目を向けると、顔を真っ赤にした吹雪君が書類を持った状態で、なにかを呟きながら固まっていた。

 

「えーと、吹雪君?」

「ハダカ、ハダカが バインバインノハダカガガガガ」

「うわぁ」

 

駄目だ、完全にショートしてる。しかし裸って、いったい何が書いてあったんだ?

 

「どっこらしょっと」

 

とりあえず、書類を拾って内容を確認してみる。

 

「Oh !モーレツ!!てか?喧しいわ!」

 

そこには、『うちの嫁がエロ過ぎて毎日が充実です!!』の一文とえらい巨乳の金髪の姉ちゃんがほぼ全裸でこれまたえらくエロいポーズで写った写真が載っていた。なんだこれ、ただの自慢じゃねぇか!?

 

「お前ら、ナニやってんだ!?仕事しろ!」

「ハダカカカカガガガ」

 

おおぅ、初々しい反応だこと、オッサンもあと十年若かったらこんな反応だったかもな、てかこんなこと考えてる場合じゃねぇ!

 

「うわぁ!吹雪君帰ってきなさい!」

「バババインバインノノノノハハハダカガガガガ!オ・ノーレ!!チチデカガーーー!!!」

「吹雪君ーーー!!」

 

とりあえず、この日は吹雪君の復旧で終わった。

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?北海鎮守府の仕事風景は?
だいたい事務仕事はこんな感じです。ホントこの世界の本部はナニやってるんでしょうね。
それでは!また次回お会いしましょう!
次回こそ戦闘回です!!
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