暗殺教室 グリザイアの戦士達   作:戦鬼

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球技大会編の前に早めにこれを出しておこうと思いました
ある人物に雄二のことが…
番外なので短いです


番外の時間・2時限目

梅雨が明けた。太陽の光が一層眩しく感じ、暑さが少しずつ強まっていく。

 

「頭が痛いわ」

 

そんな中、吐き出しそうな顔でJBは言う

 

「クーラーが効いていてかつ、空気清浄機で環境もいいデスクワークで仕事してるのに体調を崩すってことはよっぽどだな。何か嫌なことでもあるなら聞くぞ」

 

「ええそうね‼︎あんたには色々と言いたい事が山のようにあるからね‼︎」

 

バンバンと机を叩いて大声を出す。感情変化がまるでジェットコースターのようである。

 

「イトナの件は話しただろ。あいつじゃどの道失敗した」

 

「ええそうね‼︎あなたからの報告と烏間から聞いた報告と照らし合わせてあなたの評価は正しいわ‼︎けど、「君は犬のしつけも出来ないのかな?」って言われる私の身にもなりなさいよ‼︎だいたいあなたの担当が出来るのが私だってことにもちょっとくらい感情しなさい‼︎」

 

早口言葉のように怒りをぶちまけるJBに対してひたすら「面倒くせぇ」と思う雄二。そもそもここに彼がいるのは2つの報告があったからである。

 

「で、話しってなんなの?」

 

ようやく落ち着いてきたJBを見て本題を話し出す

 

「まず、クラスメイトに俺の仕事の重大なことは知られるなってことなんだが…」

 

「なに、もしかしてバレちゃったとか」

 

この時、JBはここから何かしらの話に飛ぶか、あるいはそれに近いことが起こってしまったと考えた。風見雄二はいくらなんでもボロは自分の口からは出さないし、見せないようにするくらいはする。『事故死』はしたくないから…そう思っていた。

 

「そうだ」

 

「………は」

 

思考が止まる。そしてすぐに戻し

 

「雄二、冗談でも許されないわよ?」

 

「冗談で言ってるとでも?正確に言えば、隠しきれなくなったと言うべきだな」

 

JBの顔が冷ややかなものになる。

 

「雄二、一応言っておくけどそうなったらどうなるかわかるわよね」

 

「だから、そいつを連れて来た」

 

「………は?」

 

再び思考が一瞬停止する。そいつとは知ってしまった人物のことだろうがこんなところに雄二以外のそれも一般人が来たら必ず報告が来る。雄二が連れてきたとなれば尚更だ。なのに報告が来ていない。

 

「えーと、やっぱり新手の冗談?」

 

そう考えてしまうのも一理ある。

 

「JBに紹介するのは初めてだな、挨拶してくれ」

 

と雄二はそれを出す

 

「初めまして春寺さん。自 律(おのずか りつ)ですです!」

 

室内の時計の音だけが響く。

 

「ちょっとごめんなさい、落ち着かせて」

 

深呼吸を数回してJBは落ち着いた

 

「まず、これは何?」

 

「クラスメイトをこれ扱いするなよ。というか、聞こえなかったのか自己紹介?」

 

「すみません、聞き取れない声で」

 

「律は悪くないこいつが難聴なだけだ」

 

「勝手に障害扱いしないで‼︎なんなのこれは⁉︎この状態は⁉︎」

 

そしてまた落ち着くまで待った。

 

「つまり、あなたを含めた全員の携帯にそのAiの端末がダウンロードされて、しかもプライベート用ならまだしも仕事用にまで入ってたからもう隠しきれなくなったてこと?」

 

「そうだ。ガラケーとは言えスマホが発売する直前のもだった為か律も入ってこれた」

 

「あーもう」

 

頭を抱えて今年1番確実のため息が出る。

 

「で、結局どうなる?」

 

「あぁ、大丈夫よ」

 

雄二は心配してはいたがJBが出したものは意外なものであった。

 

「いいのか?」

 

「ええ。それの管理下というより今の持ち主は私でもあるもの」

 

とここで雄二も驚く発言であった。

 

「そうなのか?」

 

「不本意よ。弁償として払った金額はいくらかはあえて言わないけど、そのおかげで報告書を毎回出すことでそれの管理者をしてるわ。仮だけど」

 

だから、彼女が雄二の秘密を守るという命令も下せる。が

 

「端末が入ってたのはもう少し前なんですけどね」

 

「………」

 

「大丈夫ですよ。私は口が固いです。『事故死』はしたくありませんし」

 

「本当に大丈夫なの?」

 

彼女の心配はもっともである。

 

「ご心配でしたらこれをどうぞ」

 

律がそう言うとJBのプライベートの携帯にアプリがダウンロードされていた

 

「NGワードアプリ?」

 

「それは私の本体とも繋がっていますので言われたくない情報をそこに記載すれば私はそのアプリが消去されるまで言えません」

 

「ついでに今回の件は烏間も知っている。そのアプリが信用ならないなら調べるなり…」

 

「あーもうわかったわよ」

 

諦めたようにそう言いながらアプリを消した(・・・)

 

「いいのか?」

 

「いいも何もよく考えてたら秘密が他の人に知られているならとっくに知られてるでしょう?」

 

「……春寺さんはいい人なんですね」

 

「お人好しなだけだ」

 

「いい加減、あなた処遇を考えておいた方がいいかしら?」

 

ビキビキと青筋が立つ

 

「春寺さんの携帯にも、私の端末を入れておきますね」

 

「いいけど、プライベート用だけにしてね」

 

「あと、お義母さんとよんでも?」

 

「なんでよ?」

 

「仮のマスターということで」

 

「やめて。というか、このAiは冗談をいう機能がついてるの?」

 

殺せんせーが改良した成果である。

 

「だいぶ疲れたんだけど、まだあるのよね?」

 

これ以上いくと心臓に穴が空くと心配になるJBであった。

 

「近いうちに球技大会がある。そこで、E組を勝たせたい」

 




モバイ律をどうしようと思い書きました。これはさすがに隠せないと思いこうしましたが
こんな感じでいいのかなぁといつも以上に心配です。

だってさ、普通に信じられるかって問題ですかねJBが律を

ちなみに1
自律(おのずか りつ)という名前は期末テストの時の相互順位にあった律の名前を何て読むのだろうと考えてこうしました

ちなみに2
JBが出している報告書は毎回律がどう暗殺しているかという9割が嘘のものでバレないよう必死です

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