初めての小説投稿で、至らないところが多々あるとおもいます
誤字・脱字等々がございましたらご指摘お願いします
例えば、そう例えばだ、友達の話なんだけど、毎日鬼ごっこをしているらしい
え?別段気にする必要もない?いやね?大変なんだよ?あっ聞いた話なんだけどね?
毎日毎日、自分が子、相手が鬼で二人だけらしい、しかもそれが2時間も続くとなると……分かるよね?あれに慣れなんてないんだ……って言ってたよ、うん
でね?今ちょうどその鬼ごっこをしているところなんだ……
「いいかげんにしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
あ、今のは追いかけている方の叫び声です、僕には全速力で走りながら叫ぶなんて余裕ありません……あ、ないそうです…………いや、もういいです
「……いったい何がですか!?」
あ、今のは僕です、こうやってちゃんと受け答えしないと後が怖いんですよ……
「だ・か・ら!私と甘甘監禁生活か、ラブラブ駆け落ち心中!どっちがいいのよ!」
逃げます、えぇ逃げますとも、人として死ぬか人が死ぬかなんて選びたくないですよ……
あ、ちなみに、捕まったらたぶんほんとになります、監禁or心中です、逃げます
「どちらも丁重にお断りします!」
「だったら!私があんたを殺してその後死んであげるわ!」
時間制限のある選択肢だったようです、選ばなかったらBの心中コースらしいです、おかしいな?Cのお断りを選択したはずなのに……
「僕なにかしましたか!?」
「私の心を奪ったわ!ちなみにその質問は今日だけで4回、通算294回目よ!」
数えてたんだーすごーい……だったら僕に分かるような回答を一度ぐらい返してください……
「……っく!?そろそろ、キツイ……!」
まぁ、キツクても止まれないんですけどね?
「優男のくせに体力だけはあるんだから…………って危ない!」
「え─────────────?」
───あれ?僕どうしたんだっけ……?
…………あぁそうだ、彼女から早く逃げないと……監禁も心中もゴメンですよ……
「ハァ……!ハァ……!夜奈!?夜奈!!」
あぁ……追いつかれてしまいました……あぁそうでした、自己紹介がまだでしたね
僕の名前は佐野 夜奈(さの やな)です、女の子みたいな名前なのでちょっとアレなんですけど、まぁそれなりに気に入っている名前です
「夜奈!ねぇ夜奈!!返事してよ!夜奈!」
で、そんなちょっと恥ずかしい名前を連呼しているのが、僕の幼馴染でちょっと夢見がちな少女、佐倉 真琴(さくら まこと)です……というより、やめて?恥ずかしいよ
…………おかしいな?声が出ないよ、今気づいたけど体も動かないよ
「夜奈!待って!行かないで!!」
行かないでもなにも、体が動かないから行きようがないよ、困り果ててるよ、僕は……
「…………ま、まこと……さん……」
「!?夜奈!?しっかり!」
ようやく声が出せたので、僕は言いたいことをさっさと言うことにした
「……か、監禁も……心中も……勘弁、して……」
「…………夜奈……?夜奈!?嘘でしょ!?ねぇ!」
あぁもうだめだ、なんもやる気しない、あぁ意識もだんだんと…………─────
「────せめて私に殺されなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおぉぉ!!!!」
薄れ逝く意識の中、僕が最後に聞いたのは、幼馴染のそんな叫びだった……
とりあえず、生前の話はこれで終わりです
読んでくださった方々ありがとうございました