鬼ごっこ→死亡
以上!
「…………知らない天井だ」
一度は言ってみたかったこのセリフ、でも残念です、天井なんてありませんでした……
よく見ると、天井どころか壁も、床も、色も、体もない………………ん?体?
「おぉ、ようやく目を覚ましたか」
……?誰でしょうか、僕の目の前……と言っても体はないのですが、視界に入るところに割かし若い男性が僕に話しかけてきた
「誰って……お前らが言うところの神様だが?」
へぇ……神様なんですか……
「いや違うけど」
どっちなんですか!?っていうより、心読めるんですね……
「おまえら人間が勝手に俺を神様と崇めているだけで、俺は救世主でもなければ、創造主でもない、あと心が読めるのはお前に肉体がないからだ」
あ、ご丁寧にどうも、じゃあ貴方は何なんですか?
「神様だが?」
いい加減にしないと僕でも怒りますよ?
「いや、ん~なんていうか……物の見方ってやつだ、ほらよくいるだろ?友達同士でもお互いをほめるときやたら神っていう奴」
あぁ、いますね、「おまえマジ神だwww」とかね、クラスに一人はいるねそういう人、たいていはバカだと思いますけど……
「まぁそういう奴ら、ってのはお前ら人間のことだけど、にとっては俺は神様なんだよ」
なるほどなるほど……で?なんで僕はこんなわけの分からないところに来てるんですか?
「あぁ、うん、そうだな、やっぱり説明要るよな、うん」
いや言葉濁しすぎでしょ!?
「とりあえず、お前死んだ、OK?」
……ん、OKOK
「死因は交通事故だ、お前が飛び出して死んだことになっている、OK?」
…………あぁ、OKOK
「だけど本当は、俺のくしゃみでお前の命の火が消えちゃった、OK?」
………………ん?NONO、NOだよそれ、消えちゃったじゃないよ、何してくれてんですか
「めんご」
軽すぎますね、許しましょう
「サンキュー」
軽すぎますね、訂正したい
「いや、本当に悪かった、完全にこちらのミスだ」
軽くなかったので本当に許しましょう
「……なんか、お前の方が軽くないか?」
いや、自暴自棄です……もう死んでますし、今更何言っても仕方ないでしょう?生き返るわけでもあるまいし……
「ん?できるぞ?」
…………ゑ?
「って言っても、別の世界に転生するってことだけどな」
て、転生?どういうことですか?女神○生しかでてこないですよ?
~~説明中~~
「……と言うわけだ」
はぁ、僕の知っている世界で第二の人生を、ですか……
「そそ、例えば……ONE PIECEとか!」
いやですよ、何回死にそうになると思ってるんですか?
「あら?大体の人は二つ返事なのにな……んじゃあネギま!はどうだ?」
いや、原作知らないですから、特に心惹かれたりはしませんね……
「そっち方面でもない……じゃあポケモンはどうだ?」
あ、もうそこでいいです
「……お前もうどうでもよくなってない?」
仕方ないじゃないですか、元いた世界に帰れないんじゃあ、どこだって大体同じですよ……死ぬ確率が低ければ……
「はぁ……もういいや、世界観はBWでいいか?」
おまかせします
「……えぇと……これで…………ん、準備できたぞ」
いよいよ転生ですか、もう鬼ごっこしないと考えると、ちょっと感慨深いですね
「まぁ、あんな経験滅多にできるもんじゃないからな」カチッカチッ
……なにしてるんですか?
「いや、お前のロウソクに火をだな・・・」カチッカチッ
ライターって……ライターって……
「……おぉついたついた…………ってもういないか」
火がついたとたん、僕は……落ちた
ようやく転生です、次からお話がはじまり・・・・・ます?
読んでくださった方々、ありがとうございました!