やってきたのはBW!   作:エレンシア

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前回のあらすじ!

もう二度とドッチボールはしない!

以上!


第三十回~おとめごころはやまのてんき~

「……言い訳をさせてください」

 

「…………///」

 

照れてる場合じゃないんですよベルさん、貴女には今目の前にいる般若が見えていないのですか?

 

「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

おふ、心身ともに弾けて死にそう……僕にはこのプレッシャーに耐えうるほどの耐久力はなかったようです、僕がもっと強ければ……!ちくそう!ちくそう!

 

「…………オイ」

 

あ、現実逃避していたらいつのまにか判決の時が来たようですね、というより、僕はいつも理不尽な理由で怒られている気がします……

 

「……何でアンタはいつもそうなのカナ?そんなに埋葬して欲しいのカナ?お天道様と同じ所にいきたいのカナ?」

 

アッハッハ!……いやほら、怖いときは笑えと、怖いからこそ笑えと、まぁつまりはめっちゃ怖いです誰か助けて

 

「……一つ目、ベルと同じ部屋で寝たこと……」

 

それは僕は悪くないですよね?だって僕はダメだって言ったんですよ?まぁ、それを今のトウコさんに言えば火に油なので、言うつもりはありませんが……

 

「ま、まぁそれは偶々というか……そういえばチェレンくんは……」

 

「ダマレ」

 

はいすみません

 

「……二つ目、私たちを置いて先に進んだこと……」

 

いや、なんで待たにゃならんのですか……僕達は旅をしているんですよ?各々好きに行動しましょうよ?まぁ、それを今のトウコさん言えば火にガソリンなので、言うつもりはありませんが……

 

「あ、あれはアロエさんのところで修行をしていくみたいなことを言ったいたので……そういえばチェレンくんは……」

 

「ダマレ」

 

いやなんかもうほんとすみません

 

「……三つ目、今心の中で言い訳をしたこと……」

 

言わないだけでは不十分だったようです、これからは無心で怒られる必要があるようです、僕みたいに無駄なことを考える人間には難しくないですか?

 

「そして……最後にもう一つ……」

 

まだあるんですか……これ以上は本当に命に関わりそうなんですけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アンタが……ベルと肉体関係を持ったこと!!」

 

「それは死んででも否定しますねっ!!」

 

そんな事実は無い!!一切なかったです!!虚無偽り嘘妄想なく!!真実はいつもひとつなんです!!

 

「うぅ……///」カァ

 

うぅ、じゃないですよちょっとぉ!!?してないですよ!?してないですよね!?実はしてた!?んなわけあるかー!!

 

「ベルさん、お願いですからまじめにしてください、僕が二度とお天道様拝めなくなりますよ?むしろ僕がお天道様になりますよ?土の中はとっても冷たいと思うんですよ、ね?わかってくれますよね?」

 

「……ヤ、ヤナの(ピー)がすごく硬くて……血管とかも……///」カァ

 

ハッ倒しますよ!?あぁそうですね!先にハッ倒されますね!!ってか編集!そこピー音はまずいです!!

 

「弁明の余地なし……ね?」

 

「ありますよ!!ありまくりですよ!!」

 

ベルさんが言いたいのは腕のことですよね!?それ以外にないですよね!?

 

「……ねぇヤナ?ヤナはどうして嘘つくの?別にばれたって何も問題は───」

 

「誰かこのコ止めてくださーい!」

 

「では判決を言い渡します……有罪!!」

 

「はいはいはーい!!意義あり!!証人は嘘をついています!そもそも証拠が不十分であると思います!!」

 

そうです証拠です!証拠なんてないんですよ!だって嘘なんですから!!

 

「証拠ねぇ……アンタとベルが同じ布団で上半身裸で寝ていた、っていうのは証拠にはならないかしら?」

 

なりますよねぇ~、そりゃなりますねぇ~、いやまぁおかしいとは思ったんですよ?なんでベルさんが布団の中に入ってきてるんだろう、とか、なんで上半身裸なんだろう、とか、なんでモノズたちはベッドに移動してるんだろう、とか……あ、詰みましたね

 

「……ムリ、ですか?」

 

「ムリ、死ね」ズガン

 

最後に一言……僕は本当に何もしてません……何かされた記憶も……ありません……

 

「ち、ちょっとトウコ!?いくらなんでもやりすぎだよ!!あ、頭から血がぁ!!?」

 

「しししししししまった!!?ジ、ジョーイさーん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ……さすがに死ぬかと思いました……」

 

いやほんと、モノズとの出会いが頭を過ぎったときにはもうダメかと思いましたよ……

 

「ご、ごめん……ちょっとやりすぎたわ……」

 

つまり、かなりやりすぎていたら確定でお天道様だったわけですね、いやほんとよかったです

 

「で?ベルさん、どういうことですか?」

 

「あはは……実は私もよく知らないうちにあぁなってたの……ヤナの布団に入ったまでは覚えてるんだけど……」

 

なんで入ってくるんですか、やっぱり貴女がことの発端ですよ

 

「……まぁそんなことはもうどうでもいいんだけど、アンタ今日も暇でしょ?」

 

僕の生死はどうでもいいそうです、暇人だと思われてるからですか?無駄に人生を浪費していると思われているわけですか?

 

「……まぁなんとなく言いたいことは分かりますが……ジム戦ですよね?」

 

「そうよ、さ!行くわよ!」

 

あぁ引っ張らないでください、腕が千切れます…………あれ?前に進まない、しかもなぜか両腕が痛い、おかしいなぁってベルさんが引っ張ってたんですかぁって知ってたんですけどね!!

 

「ヤナ……今日こそアイス食べるっていったよね?」

 

「えぇもちろんです!そりゃあもうもちろんです!さぁアイスを買いに行きましょう!というわけでトウコさん申し訳ありません!今日はジムには行けそうにありません!それでは───」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───……やっぱり……迷惑だよね……」

 

…………………は?

 

「私みたいな女の子より……ベルのほうがいいもんね……?」

 

…………あ、あれ~???お、おかしいな???

 

「いつもいつも……勝手に押しかけて、勝手に連れまわして……今日だって怪我させたのに……迷惑に決まってるわよね……」

 

え、この人誰??トウコさん??嘘おっしゃい!!こんなにしおらしいトウコさん、トウコさんじゃない!!

 

「わ、私も素直になれればいいのにね……もっとちゃんと言葉に出来たらいいのに……」ポロポロ

 

え、ちょ、はぁ!!?なんで!??なんで泣くんですか!??トウコさんどうしちゃったんですか!??

 

「ごめんね……?ジムには一人で行くから……本当にごめん、ね?」ポロポロ

 

え、た、立ち去るんですか?そのまま立ち去るんですか?……行っちゃった……

 

「なにしてるのヤナ!?早く追いかけないと!」

 

「え゛?も、元はと言えばベルさんがアイスを買うって……」

 

「アイスとトウコどっちが大切だと思ってるの!!?」

 

あっれぇ!?僕が悪いんですか!!?

 

「は・や・く・い・く!」

 

「わ、わかりましたよ……」

 

うぅ……このモヤモヤ感はなんなんでしょう……とりあえず、ジムに向かいましょうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んぐ、なによ!ベルにばっかりかまって!私だってヤナの幼馴染でしょうが!」ガツガツ

 

えぇ現在僕はファミレスのような場所にいます、ちなみにまだトウコさんに話しかけてません、話しかけるなと、死にたくはないだろう?と、僕のシックスセンスが訴えてきます……というわけで、影からこっそりと声を聞いて様子を伺っていたのでした……

 

「そりゃ私はベルみたいに女の子してるわけじゃないけどさ!それにしたって扱い雑じゃない!?」

 

トウコさん……トウコさんのほうが僕の扱い雑だと思うんですけど……

 

「おっぱいか!おっぱいなのか!それが萌えなのかぁ!!」

 

ベルさんは発育よい方です……トウコさんは……これからですよ!うん!

 

「ベルのが大きすぎるだけよ!私ぐらいが普通よ普通!」

 

トウコさん嘘はよくないです、15歳になっても母親に『え!?アンタはまだブラとかはいらないでしょ!?』と言われていたの、皆知ってるんですよ?

 

「……もう食べられないや……ジム、行こう……」

 

……話しかけるなら今ですね……

 

「……あ、あの、トウコさん……」

 

「…………いつから居たわけ?」

 

あらら~?どうして肩を震わせているのでしょうか?まるで怒っているみたいですね~……どうしましょう……

 

「い、今来たところです!」

 

「すぐに追いかけてきなさいよ!!」バキッ!

 

あぁそっちでしたか!間違えました!

 

「いや本当はずっと前から居ました!それはもうトウコさんがご飯をガツガツ食べていたのもちゃんと見ました!」

 

「追いかけてくるな!!」バキッ!

 

いやもう貴女なんなんですか!?

 

「わかんないわよ!」

 

なにが!?

 

「自分の本音がどっちなのかわかんないのよ!文句あるの!?」

 

ありません、ありませんから、早くお店を出ましょう?視線が痛いんですよ……

 

「ヤナが悪いのよ……ヤナが……」

 

やっぱりトウコさんはトウコさんでした……まぁ、こっちの方がらしいと言えばらしいんですけどね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トウコさん、アレを見てください……どう思いますか?」

 

「どうって……怪しすぎでしょ?」

 

ここはヒウンシティのジム前……なんですが、僕が指差したのはジムのほうではなく、その反対側にある一つのビル……の入り口にたむろする奇抜なファッション集団、プラズマ団だった……

 

「怪しい……ですよね?」

 

「あんなに分かりやすくコソコソしてるのよ?分かり安すぎでしょ?」

 

いやほんと、もうコソコソっていう擬音が聞こえてきそうなほどにコソコソやってます……実に怪しい……

 

「……とりあえず、どうしますか?」

 

「……ぶっつぶすとか?」

 

「……アジトっぽいところを?」

 

「アジトっぽいところを」

 

……う~ん、無理ですね……

 

「数が尋常じゃあないでしょうし、なにより……レンゲさんがいますからね……」

 

「レンゲさん……?って誰よ?」

 

「黒マントですよ」

 

「あぁ~……厳しそうね……」

 

いや、っていうか無理です……実力差がありすぎます、ディオとスピードワゴンぐらいに実力差があります

 

「ん~……じゃあ放っておく?」

 

「……ここのジムリーダーさんい頼めばいいんじゃないでしょうか?」

 

「……それもそうね────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────ドゴォォォォォォォォォォォォォォォオン!!!!

 

 

 

 

先ほどまで見ていたビルが……半壊した……

 

「……ぶっつぶれましたね……」

 

「そ、そうね……」

 

プラズマ団の服……真っ黒焦げですね……

 

「どう思いう?」

 

「……死人がでたら後味悪いですよね……」

 

もともと生きている価値なんてないやつらかもしれませんが……

 

「一応助けに行ってきます、トウコさんはポケモンセンターに行ってジョーイさんたちを呼んできてください!」

 

「だ、そうだから、そこの君お願いね?」

 

いやトウコさん、通行人にお願いしないで自分で行ってくださいよ……

 

「私も行くにきまってるじゃない、アンタ一人でどうにかできると思うわけ?」

 

う~ん……難しいかもです……

 

「……戦闘は極力避けますよ?」

 

「わかってるわよ!」

 

そんなこんなで、僕とトウコさんは、半壊したビルへと足を運んだ……




第三十回終了です!

投稿を初めてもうすぐ二ヶ月ですね……早い物です……
今日でちょうど三十話なわけですが、どうなんでしょうね、更新ペースや内容……だんだんと温くなっている気がします……

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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