やってきたのはBW!   作:エレンシア

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前回のあらすじ!

大乱闘!(4対1)

以上!


第三十三回~ぼくたちがプーさんだったらよかったのかもしれないね~

「……どうして僕はここにいるんだろう……」

 

「~~~♪」

 

みんなにお説教された次の日のお昼……僕は何故かジムの前にいた……何故かって、理由はもう明白なんですけどね?

 

「……トウコさん、一応僕は怪我人なんですよ?」

 

「部屋でポケモンと大暴れしている人間を怪我人とはいいませんよ?」

 

……なんですかその口調は……

 

「ヤナのマネだけど?」

 

「全ッ然似てませんね!」

 

これぽっちも似てません!えぇそれはもう!僕はそんな嫌味な性格じゃないですよ!

 

「似てる似てないはどうでもいいのよ!要はアンタはもう動けるってこと!」

 

んな無茶な……大体、大暴れって、ほとんど一方的にボコスカやられてただけですよ?

 

「そもそも、どうしていつもいつも僕を連れ出すんですか?」

 

「いいじゃない別に、どうせ来る予定だったんでしょ?」

 

ないですよ?来る予定ないですよ?

 

「僕は元よりジム戦に興味がないんですけど……」

 

「アンタねぇ……ジムバッジを集めないとポケモンリーグに出場できないのよ?」

 

知ってますよ?え、なに?僕もリーグ出場するんですか?

 

「あの、トウコさん?僕はリーグに出場したいとは思ってませんよ?」

 

「何言ってんのよ、ポケモントレーナーなら一度は挑戦する目標でしょ?」

 

あぁ……いつかのジョーイさんにも言われた気がするけど……

 

「モノズは臆病ですし……僕自身、そういうのにあまり興味がないというか……」

 

「……なんで私、こんなのに勝てないんだろう……」ボソボソ

 

へ?なんて?

 

「とにかく!アンタもちゃんとバッジ集めておきなさいよ!リーグ出場には最低でも6個のバッジがあればいいんだから」

 

6個って……ポケモンバトルのエキスパートに、後4回も勝つ必要があるんですか?

 

「無理です」

 

「いいから行くわよ!」

 

あぁ……いい加減に一人旅がしたい……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……トウコさん、先に行ってください」

 

「い、嫌よ!ヤナが先に行ってよ!」

 

僕達がジムの扉を開けたその先には……透明感のある粘っこい液体の壁が道を塞いでいた……横の看板に【怖くないから突っ込んで】と書いてある……

 

「「いや怖いから!!?」」

 

僕とトウコさんのツッコミが重なる、それくらい怖い、だっておかしいですよ!?指で突っつくと凄まじい弾力で押し返されるんですよ!?なのに手にはあの粘っこい黄色い液体が……一体何でできているんですか!?

 

「トウコさん言いだしっぺでしょ!?責任とってくださいよ!」

 

「あ、アンタ紳士設定でしょ!?ここは率先して動きなさいよ!」

 

紳士は時として残酷なんですよ!?

 

「いいから行きなさい!」ドン

 

「のわっ!!?」ガシッ

 

トウコさんが僕の背中を思いっきり押す……僕は急のことでバランスが取れずそのまま液体の壁へと突っ込む……驚いて振り向いて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで私の腕掴んでるのよぉぉぉぉぉお!!?」

 

トウコさんの腕を掴んでしまったらしい……僕達はそのまま壁の向こうへと飲み込まれていった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んうん?君たちは確かヤグルマの森の……」

 

「「…………」」

 

僕達を迎えてくれたのは、ヤグルマの森で知り合った芸術家、アーティさんだった……

 

「……アーティさん……ここの責任者はどこに居るんですか……?」

 

「んん?それを聞いてどうするんだい?」

 

「全力で殴ります」

 

アーティさん、思わず苦笑い……しょうがないでしょう?僕達は全身蜂蜜だらけになるという意味不明な罰ゲームを強いられたんですよ?一発ぐらいいいじゃないですか

 

「い、いやぁ、ごめんね?一応ここの責任者は僕なんだけど……」

 

「歯を食いしばってくださいね?」

 

僕はそう宣言して、握りこぶしを作る……トウコさんは無言で拳を固める……

 

「ま、待ってて!ほら!僕は芸術家の仕事をしているだろう!?あれも一つの芸術なのさ!つやのある蜂蜜の壁、蜂の巣をイメージした正六角形の模様、なんだか美しいと思わないかい!?いや悪いとは思ってるんだよ!ちゃんとシャワーも用意してあるから!だからその拳を収め───」

 

───容赦はなかったとだけ言っておきましょう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いてて……酷いなぁ……」

 

「こっちのセリフですよ……」

 

僕とトウコさんはシャワーを借りて、服もアーティさんがわざわざ同じ物を買ってきてくれた……できれば初めからちゃんとしてほしかったんですけど……

 

「んで?君たちは今からジム戦かい?」

 

先ほどの討論で、責任者がアーティさんなのが分かりましたが……つまりそういうことですよね?

 

「アーティさんが……ここのジムリーダーですね?」

 

「そうだね~、ボクがヒウンシティ・ジムリーダー、アーティだよ?」

 

……なんか、今までの人より覇気がないなこの人……

 

「どっちが最初にやるんだい?さすがのボクも二人いっぺんには無理だからね~」

 

「……やっぱり僕ですか?」

 

「……嫌ならいいわよ……」プイ

 

……じゃあなんで怒ってるんですか……まったく……

 

「しょうがないですね、僕からいきますよ?」

 

「……ありがと……」ボソッ

 

どういたしまして……さて、

 

「ヤナ君からかい?じゃあさっそく始めようか?」

 

そういって、僕とアーティさんはフィールドにつく……奥のほうから若い男性が、審判としてやってきた……

 

「これより!ジムリーダー・アーティ対、チャレンジャー、カノコタウンのヤナの試合を始めます!」

 

毎回思うんですけど……僕の名前と出身地はどうやって知ったんでしょうか?

 

「使用ポケモンは3体!先に三体とも戦闘不能になった方の負けとなります!但し、交代はチャレンジャーのみです!」

 

さ、三体ですか……だれをだそうかな……

 

「じゃあジムリーダーとして、ボクから手の内をみせよう!一体目は……出て来い、イシズマイ!」

 

「イッシ……」

 

ヤドカリのようなポケモン、しかし、背負っているのは貝ではなく石……動きは遅そうですが…………よし!

 

「お願いします!モノズ!」

 

「……モノ!」

 

「!?い、いきなりモノズ出すの!?」

 

トウコさんが驚愕していますが、はて?

 

「モノズ、今日の調子はどうですか?」

 

「……モノ……」ガクガク

 

……うん、いつも通りですね……

 

「大丈夫ですよ、モノズは強いから!ね?」

 

「……モノ!」ガクガク

 

返事はいいんですけどね……ま、いっか

 

 

「それでは……バトル開始!」

 

 

「モノズ![かみつく]!」

 

「モノ……!」

 

「イシズマイ避けろ!」

 

モノズの[かみつく]がイシズマイに迫る……が、イシズマイの速さは僕の想像を超えていた……

 

「は、速い……!?」

 

「イシズマイ[シザークロス]!」

 

「バックステップで距離をとって!」

 

「モッノ!」

 

イシズマイが両手を交差させてモノズに切りかかってくる……モノズはすんでのところで回避するが……

 

「追撃しろイシズマイ![がんせきほう]!」

 

「モノズ避けて───」

 

「モノー!!?」

 

僕の指示は届かず、モノズは巨大な岩に吹き飛ばされてしまった……

 

「モノズ!?大丈夫ですか!?」

 

「モ、モノ!」

 

モノズはまだ余裕があるのだろうか、しっかりと返事をしてくれた……先ほどの技の反動なのか、イシズマイは硬直している……!

 

「モノズ![りゅうのいかり]!」

 

「モ……ノ……!」

 

モノズの十八番、エネルギーを球体にして撃ちだす[りゅうのいかり]それは真っ直ぐにイシズマイへと向かった……イシズマイに動く様子はない……そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァアン!!!

 

確かに命中した……今まで幾多の敵を倒してきた、モノズの最高の攻撃……それが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……イッシ」

 

どうして無傷で居られるんでしょう……、




第三十三回終了です!

じ、時間が全然ない……内容が薄い、文章量が少ない……しかも、これが今年度最後の更新になるかも……

シイゼエボオイ・エンドゼエガアル……スピンアトップ・スピンスピン……フエーヤ?フェーヤ……チョッ!もうやだ……

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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