IS×鎧武 隻眼の橙武者   作:ふくちか

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今回はヘルヘイム編です。そして…………


第七話『ヘルヘイムでの邂逅』

 

 

 

「セイハーっ!!」

《ソイヤッ!オレンジ・スカッシュ!》

 

来週のクラス対抗マッチに向けた特訓の最中にクラックの発生を察知したので、一夏は今日も鎧武OAに変身して群がるインベスの軍勢を凪ぎ払っていた。

 

「ふぅ…………学園でこれじゃあ、町の方は大丈夫なのかな?」

 

IS学園のみならず、最近は世界各国で謎の空間が広がっているとの報告やニュースでも取り上げられている程に、ヘルヘイムの侵食は進んでいるのだ。

 

「大丈夫、一夏!?」

「ん?…おぉ、簪」

 

一息付いていた所で、鎧武OAに駆け寄ったのは、同じ仲間のアーマードライダー・龍玄。

 

「ごめん、来るのが遅れちゃって…」

「気にすんなって。生徒会の仕事だろ?」

「うん……でも」

「そんな悄気るなって。簪は笑ってる方が良いぞ」

「はうっ///」

 

鎧武OAに頭を撫でられ、変な声を上げてしまう龍玄。

 

「ん?どうしたんだ?」

「な、何でもないよっ!」

「そっか…」

『はぅ~、一夏ったら狡いよ……』

 

内心悶々とする龍玄に特に疑問を抱かず、鎧武OAは帰るように促す。

 

「じゃあ、帰るか。多分また閉じるだろうから」

「うん。あ、一夏」

「うん?」

「クラス対抗マッチ、負けないから」

 

意思強く鎧武OAを見詰める龍玄に、鎧武OAもフッと笑う。

 

「あぁ、お手柔らかにな」

「ふふっ、お姉ちゃんに協力してもらってるんだ」

「えーっ!?俺も千冬姉に頼ろうかな~」

 

等とサクサクヘルヘイムを歩いていると、不意に鎧武OAが立ち止まった。

 

「………………」

「どうしたの、一夏?」

「……誰か、いるッ」

「え?」

 

先を睨み付ける鎧武OAに釣られて龍玄もそちらを向くも、そこには誰もいない。

 

 

『……………………』

 

 

 

 

が、木の影から何者かが這い出て来た。

暗がりなので、何者なのかは分からないが、何か剣らしき物を持っているのは分かる。

 

「だ、誰!?インベス……?」

 

龍玄はブドウ龍砲を咄嗟に構える。

 

「いや、あれは…………!」

 

鎧武OAも無双セイバーを無意識に構えるが、相対している者の腰を見て驚愕する。

 

その腰には、一夏や簪達と同じ、戦極ドライバーが巻かれていた。

 

「え……っ。アーマード、ライダー!?」

「………………お前、誰だ!」

『……………………』

 

だが謎のアーマードライダーは鎧武OAの問いかけには答えず、クラックを開けて去っていった。

 

「あ、オイ!」

 

だが止める間も無く、クラックは閉じてしまった。

 

「……今のは、一夏の知り合いじゃ、ないよね?」

「あぁ……。それに、あんなアーマードライダー、見たこともない」

 

胸のもやもやは消えないものの、鎧武OA達はそこにいても仕方ないか、と切り上げ、IS学園に戻っていった。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

『謎のアーマードライダー?』

「はい。今日ヘルヘイムの森で遭遇したんですけど……」

『…………妙だね。今作ってある戦極ドライバーはヘルヘイムでも生き延びれる様にスーツを登録してな物の筈だ。私はこれ以上ドライバーは製作してないよ』

 

夜、一夏は凌馬にこの事を報告したが、凌馬にも覚えがないそうだ。

 

『…とは言うけど、実はヘルヘイム攻略の為のドライバーは製作中だけどね』

「戦極ドライバーとは違うんですか?」

『あぁ。ヘルヘイム探索用も兼ねた、次世代ドライバーだよ☆』

 

星を飛ばす凌馬を見て、「あぁ、また独創性爆発のドライバーなのかな」と思う一夏。

 

『まぁ兎も角、報告ありがとう一夏君。また此方でも調べてみるよ』

「お願いします」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

次回、IS×鎧武

 

 

一夏がアーマードライダーと遭遇した日から三日後、遂に始まったクラス対抗マッチ。

 

 

その初戦のカードの組み合わせは、

 

 

1組・葛葉一夏VS2組・ティナ・ハミルトン

 

 

一進一退の攻防の最中、乱入する蔦に覆われた謎のIS。

 

味方からの援護も絶たれた一夏。

 

 

 

だがピンチのその時。群青に秘められた力が解き放たれる!

 

 

一夏「アームズチェンジ!オレンジ!」

《オレンジアームズ!花道・オンステージ!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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